東京都でブルーベリー狩り

ブルーベリーの花(ピンク色がかわいいらしい。品種はブラッデン)
都内の主な産地は、八王子市、日野市、国分寺市、小平市、日の出町、多摩市です。
ブルーベリー狩りのできる農園は、比較的簡単に開園できることもあって、急激に増えています。
23区内では練馬区が観光農園を推進しており、ブルーベリー狩りのできる農園は年々増えて2019年では30個所もあり、栽培面積は都内でも有数です。
小平市は「ブルーベリー栽培発祥の地」(1968年栽培開始)として知られ、花小金井駅南口ロータリー内に「ブルーベリー栽培発祥の地こだいら」の標柱が建てられています。小平産ブルーベリーを地域ブランドとして確立するため、「ブルーベリーまつり」で生果が販売され、10月には「小平ブルーベリーワインまつり」でワインや菓子が販売されています。摘み取りは8農園(2018年現在)でできます。ブルーベリーの品種は、東京の気候に適しており、収穫量も多いラピットアイ系がほとんどですが、ハイブッシュ系も栽培されています。
料金は、入園料は無料のところが多いようですが、有料のこともあります。ブルーベリー果実の持ち帰り料は、100グラム当たり、200円程度が多いようです。
新規開園情報
・府中市 爺ヤンのブルーベリー畑 2019年
ブルーベリー狩りのできる農園一覧
あきる野市
稲城市
青梅市
葛飾区
清瀬市
国分寺市
小平市
立川市
調布市
練馬区
八王子市
東久留米市
東村山市
日野市
日の出町
府中市
町田市
三鷹市
武蔵野市
練馬区(ねりまく)
6月下旬〜9月
練馬区内では約30個所(2019年現在)でブルーベリー摘みができます。食べ放題ではなく、入園無料で、摘み取り価格は全園共通で100グラム200円です。ブルーベリーのパック詰め販売がある場合は1パック300円です。
開園日や時間は各農園で異なっています。
練馬区では、観光農業として防鳥ネットや注水設備の整備費を補助したのでブルーベリー観光農園が年々増えています。2007年には8園でしたが、2008年に新たに8園がオープンし、2009年には約1万2千人が訪れました。
・練馬区のブルーベリー農園一覧
全農園の問合せ先や開園時間などの情報が記載されています
・やまはち農園
毎年7月下旬〜8月下旬に開園、15種類約290本全て無農薬で栽培。なお、ハーブ園もあり見学無料で、摘み取ったハーブの量り売りを行なっている。
・白石農園 ブログ
約360本栽培、農薬不使用。
・みやもとファーム
予約不要、時間制限1時間。品種はラビットアイ系の「ティフブルー」が多く、7種類300本栽培。2001年開園
・永井観光農園ブルーベリーの里
6月下旬〜8月中旬(水・土・日曜日)。8種類栽培。
・村田農園
7月中旬〜8月下旬まで。6品種栽培。なお、夏野菜とぬか漬け(きゅうり)も販売している。
葛飾区(かつしかく)
・ブルーベリー観光農園
7月上旬頃〜8月下旬頃、毎週土曜日・日曜日のみ雨天中止
摘み取った実は100g300円の量り売りです(食べ放題ではありません)。
品種はハイブッシュ系3種、ラビットアイ系6種
葛飾区は、産学公連携事業の一環として、千葉大学園芸学部と区内農家との連携によりブルーベリーの栽培をしていて、平成21年より一般に開園しています。収穫できるのは柴田観光農園と細谷観光農園の2箇所です。
小平市(こだいらし)
数軒の摘み取りができるブルーベリー農園がある他、直売している農園もあります。小平市には、日本で最初にブルーベリーの経済栽培を始めた島村ブルーベリー園があります。
→直売や摘み取りができる農園一覧
・島村ブルーベリー園
7月20日過ぎ〜8月末(火・木・土・日のみ)。入園料なしで1パック(300g程度)1000円。予約制
・BEN’S FARM(ベンズファーム)(深谷園)
7月下旬〜8月中旬、入園料は大人200円、100g200円で計量。花や野菜の直売もしている。
・中村園:7月中旬〜8月上旬(摘取りは不定期開催 ※要予約)。カゴいっぱい(約1キロ)で2000円(最低料金は大人2000円)。品種は、ブライトウェル、ティフブルー、バルドウィン。野菜、花、ブドウの直売もしている。
・青木(茂)園
摘取り:500g 1,250円〜。カブトムシ、クワガタ無料プレゼント(数に限りあり)
・美園フルーツファーム: 摘取り:1kg 2,000円(入園料300円)
・小林(幸)園
・石川園
・野中(洋)園
国分寺市(こくぶんじし)
・ナイトウ果樹園(内藤農園)
時間制限なしで摘取り:100g 240円(入園料込み)。4品種約500本を無農薬栽培。ブドウ狩りもしている。
(私のブルーベリー狩り体験記 2004年)
・松本園芸: 摘取り100g 210円、800本栽培。
・木下農園: 摘取りは要予約、摘取り100g200円
・原園芸: 7月下旬〜8月下旬(期間中無休)、摘取り100g200円
・ブルーベリーガーデンHIRANO: 摘取りは要予約、摘取り100g240円
・森田果樹園: 直売・摘取り:480g 1,000円
・野中農園
武蔵野市(むさしのし)
・橋ブルーベリー園
6月中旬〜9月上旬の土曜日、摘取り:100g 250円
・パープルファーム武蔵野
7月中旬から8月中旬。入園料金(農園維持管理費)3才以上1名200円、ブルーベリー摘み取り料金100g/300円。無農薬栽培。
・Kenchan farm
7月中旬〜9月上旬(火・木・土曜 開園 天候によって変更あり)、直売・摘取り:100g 300円
三鷹市(みたかし)
・吉野果樹園
6月中旬〜8月下旬(第1農園:水曜 第2農園:日・木曜 第3農園:土曜)、午前8時〜12時開園(実が無くなり次第閉園)、入園料300円、持帰り100g/250円。農薬不使用。約70品種栽培
・岡本園
7月のみ(火曜日と土曜日の午前中)、100g/250円、入園無料
・板橋果樹園
7月中旬〜8月中旬(土曜日か日曜日どちらかの開園。午前7時〜10時頃の予定)、100g/250円、入園無料
・清水農園
7月上旬〜8月上旬、100g/200円、入園無料
・ファームたかはし
7月中旬〜8月上旬(水・日曜の午前中開園、雨天の時は翌日)、100g/200円、入園無料。なお、ぶどうのもぎ取り販売は例年8月下旬の2日間。
・吉野壽夫さんの農園
7月上旬〜8月上旬、100g/250円、入園無料
・石井農園
8月〜9月上旬(定休日:月・火曜)、100g/200円
(参考)直売も含めた三鷹市内のブルーベリー販売農家 一覧
調布市(ちょうふし)
・調布柴崎 ブルーベリー農園
8月上旬〜9月上旬、入園無料、100グラムあたり200円(2018年現在)。無農薬。
・篠宮果樹園
7月上旬〜8月中旬(なくなり次第終了)
・中村園
7月中旬〜8月下旬(なくなり次第終了)、調布市飛田給2-43-1、042-498-6212
府中市(ふちゅうし)
・爺ヤンのブルーベリー畑
7月末までの月・木・土・日曜日の8時〜17時に営業(雨天中止)。120分間食べ放題摘み取り(要予約)中学生以上2000円。持ち帰りは100g/350円。ベビーカー・車いす可。ハイブッシュ系品種を中心にハウス300株・露地300株を栽培
・ブルーベリーファーム田中
毎年7月中旬から8月下旬(完全予約制)。入園料無料で指定容器1杯(1kg以上入る)2,000円。品種はラビットアイ系のホームベル、ティフブルー、バルドウィンの3種類。ブルーベリー狩りは平成元年から開始。なお、ブルーベリー開園日には朝採り野菜の販売もしている。
・菊正ファーム
7月下旬〜8月下旬、入園無料、100グラム150円(2017年現在)。品種は主にティフブルーで無農薬栽培。
・寿々喜ブルーベリー園
7月上旬〜8月末頃まで、府中市是政1丁目10-10、042-361-8991
・おがつ農園(小勝)
7月15日頃〜8月下旬予定
・鹿島農園
7月中旬〜8月下旬、府中市白糸台4丁目25-5、042-361-8457
・ブルーベリーランド原田
7月下旬〜8月中旬、府中市押立町2丁目26、042-361-9902
稲城市(いなぎし)
・石黒ブルーベリー農園
7月中旬〜8月下旬、入園無料、1キロ1,500円(2018年現在)
・伊勢川農園
・
東久留米市(ひがしくるめし)
・奈良山園
7月中旬〜9月初旬(午前中に2回の入替え制)、完全予約制、ブルーベリーの種類はティフとホームベル。入園料は無料で、量り売りティフが180円/100g、ホームべル130円/100g、最低の利用料金は一人300円。無農薬で1000本栽培。なお、トマトのつみとりは7月中旬〜8月初旬。
立川市(たちかわし)
・萬田ブルーベリー農園
500グラム1000円、他に入園料がかかります(摘み取り量によっては入園無料となる)。要予約。農薬・除草剤不使用。15種類、約200本栽培
・間野果樹園:7月上旬〜8月上旬、1,000円/500g。予約制
・鳴島園:7月上旬〜8月上旬、1,000円/500g。
・梅田フルーツ:8月(時間は電話で調整)、2,000円/1kg。
・しみず果樹園:7月中旬〜8月上旬、200円/100g。
・東京立川ブルーベリーの郷・馬場農園
7月上旬〜8月下旬頃。料金100g200円(入園無料)
日野市
日野市内にはブルーベリー摘みのできる農園は、13戸あり、6月から摘み取りできる農園もありますが、多くは7月中旬から摘み取りが始まり、8月が最盛期となり、9月上旬頃まで摘み取りできる農園もあります。
料金は市内のどの園でも入園料は無料で、共通価格で、摘取ったブルーベリーは100g200円です。
・農園一覧:観光協会
・石坂ファームハウス
7月14日(土)〜8月中旬(なくなり次第終了)、1人500g以上の摘みとりをお願いされる(2018年現在)。体験農業で有名な農園
・由木農場
7月中旬〜9月上旬頃(13:00〜17:00受付は16:30まで)。ハイブッシュ系収穫時期6月上旬〜7月上旬、ラビットアイ系7月上旬〜9月上旬。1500坪で栽培。農場のブルーベリーを使用したジェラートも販売している。
・和田ブルーベリー園
毎年7月中旬〜8月末(定休日火曜)。ラビットアイ系ブルーベリーを約600本栽培
・ブルーベリー福島
7月27日〜9月3日(火・木・土・日曜日開園)(2018年現在)
・岩沢ブルーベリー園
7月11日ごろ〜8月下旬(水・木・金・土・日曜日)(2018年現在)
・日清園
7月15日〜8月20日(火・水・金・土・日曜日)(2018年現在)
・阿川園
6月中旬〜8月中旬(月・金曜日休園)(2018年現在)
・石坂園芸
7月21日〜9月初旬ころ(土曜日のみ開園)(2018年現在)
・丸東園
7月21日〜8月末日(水・木・土・日曜日)(2018年現在)
・土方農園
7月15日ごろ〜9月2日ごろ(水・土・日曜日)(2018年現在)
・石坂農園
7月22日〜9月10日(水・木・金・土・日曜日)(2018年現在)
・日向園(石坂果樹園)
7月20日〜9月10日(無休)(2018年現在)
町田市(まちだし)
・小山田ブルーベリー園
7月上旬〜8月上旬(火・木・土・日曜日営業)。ラビットアイ13種類約200本。無農薬。入園料中学生以上500円、摘み取り料金100g200円。自家採蜜はちみつも販売している。
・友井ブルーベリーガーデン
7月上旬頃〜8月下旬頃、摘み取り量り売り200円/100g、予約制。大粒品種ブルーベリーを無農薬栽培。併設されたカフェでブルーベリースムージーを提供。
・相原ブルーベリー農園
予約制。入園料なし、量り売り2000円(ラビットアイ)〜2600円(大粒ハイブッシュ)/kg、最小摘み取り量は大人1人500g以上。横浜線相原駅から徒歩20分〜25分。ブルーベリー畑は町田市立相原中央公園の隣にある。夏野菜は採れた時のみ販売している。
・南町田ブルーベリー園
ラビットアイ系7月中旬〜8月下旬、完全予約制。10品種400本栽培。ブルーベリー摘み取りをした人限定で野菜収穫体験コーナーもある。東急田園都市線南町田駅より徒歩10分
・町田里山ベリー園
摘み取り期間6月中旬頃〜8月下旬頃、要予約。ハイブッシュ系10種類、ラビットアイ系10種類、その他5種類で1000本栽培。入園料は食べ放題をしない場合が小学生以上500円、食べ放題をする場合が小学生以上800円。持ち帰り料金は、ネット内のハイブッシュ品種(大粒)300円/100g、ネット外のハイブッシュ品種(中粒)250円/100g、ラビットアイ品種(小粒)200円/100g(2017年現在)
・浅沼ブルーベリー農園
摘み取り料金2000円/s・摘み取りは500gから。入園無料。20品種1000本。栽培歴40年以上。
・小野路(おのじ)ブルーベリー園
6月下旬〜8月下旬ごろ。摘み取り料金は最低料金800円(400g以下)・100g200円、入園無料。約500本栽培
・Bfactory
7月初旬から8月中旬、完全予約制。入場料500円(1人収穫量500g以上で無料)。100g/200円 (計り売り)。環境に配慮したサステナブル(持続可能)な無農薬栽培。防草シートを敷いているためヒール入園禁止。
・町田ダリア園 ブルーベリー畑
・ななくに農園榎本
所在地:野津田2209
八王子市(はちおうじし)
恩方・小津地区で、平成11年から平成15年の5か年でブルーベリー里作りを行ったので、多くの摘み取り農園があります。八王子市には恩方・小津地区以外にも摘み取り農園があります。
【恩方・小津地区】
→恩方・小津地区の農園一覧(2016年:八王子市HP)
・草木農園
入場料¥500(200g付)、200g以上の摘みとり100g¥180〜。ラビットアイ系4種栽培。
・番場農園
7月下旬〜8月下旬(平日12:00〜休日9:00〜)(2016年現在)
・中村農園
7月下旬〜9月上旬(8:00〜16:00、定休火曜日)(2016年現在)。無農薬で約800本栽培、ラビットアイ系4種
・野沢農園
7月下旬〜9月上旬(9:00〜16:00、定休水曜日)(2016年現在)
・西野農園
7月下旬〜9月上旬(8:00〜16:00、定休月曜日)(2016年現在)
【恩方・小津地区 以外】
・山田農園
7月下旬〜8月下旬、要予約、料金は500g 1000円。時間制限なし。
・澤田園
8月第1日曜から開園(8時〜12時)(2017年現在)。所在地:八王子市館町207
清瀬市(きよせし)
・坂間園芸
7月中旬〜。電話予約制。値段:100g 200円(時間無し)。品種はビットアイ系のティフブルー、ホームベルなど。
・中里ブルーベリー園
7月20日〜お盆頃(8月15日頃予定)まで、午前8時〜12時、午後14時〜17時。入園無料で大人600円(約300g入るカップ)(2018年現在)
東村山市(ひがしむらやまし)
・寿々木(すずき)園
7月中旬から8月中旬
あきる野市(あきるのし)
・遠藤農園
7月下旬〜9月上旬頃(水・土・日)、入園料無料(持ち帰り500g以上)、持ち帰り100g/210円(2015年現在
日の出町(ひのでまち)
・青木農園
2018年7月21日から9月2日(水曜日、土曜日、日曜日、祝日)、午前9時から午後4時まで。入園料無料、持ち帰り分は100gあたり200円(1人につき最低200gの持ち帰りが必要)
青梅市(おうめし)
・吉野園
入園料大人500円(2kg以上摘み取りの場合300円)。ブルーベリー価格1kg 1000円。品種はティフブルー、ウッタード、ホームベル等500本。
・久保田農園
6月下旬〜ハイブッシュ系、7月上旬〜8月上旬ラビットアイ系、入園料大人200円、100g 250円で計量販売。定休日は火曜・水曜、営業時間10:00〜16:00
・スモールフルーツランド ベリーコテージ
7月中旬〜8月、要予約、入園料大人500円、量り売り100g 200円。ハイブッシュ・サザンハイブッシュ・ラビットアイ約1400本栽培
関連リンク 東京都のイチゴ狩り