ブルーベリーの花を訪れるミツバチ。ブルーベリーの花は4月中旬〜5月中旬に見られます。

埼玉県でブルーベリー狩り

 埼玉県美里町は、ブルーベリーの植栽面積が40ヘクタールもあり日本一の産地として有名で、ブルーベリー狩りのできる農園も30以上あります。なお、美里町は、うめ・あんず・プルーン・ブルーベリーの4種類の果樹を奨励し、「フルーツの里」としてPRしています。また、観光果樹園が盛んな秩父市でも、下吉田地区に計3.2ヘクタールのブルーベリー園があります。
 埼玉県では、早生種のブルーベリーが6月中旬頃から、晩生種のブルーベリーが7月下旬〜8月下旬頃まで収穫できます。




ブルーベリー狩りの期間は、気候状況によって前後することもあります。また、料金や栽培品種等は変更されることがありますので、各農園にご確認ください。
春日部市(かすかべし)
森田ブルーベリー園
 ブルーベリー狩りは、6月下旬〜9月上旬頃、食べ放題。無農薬栽培でハイブッシュ系とラヴィットアイ系が250本。

美里町(みさとまち)
 ブルーベリー狩りのできる農園は21あり、料金は共通で、入園料小学生以上300円です。持帰り料金は、6月上旬〜7月中旬の早生種ブルーベリー農園が1kgあたり1,800円で、7月下旬〜9月上旬の晩生種ブルーベリー農園が1kgあたり1,400円となっています。
※なお、組合に入っていない農園もあるようで、料金の異なる農園もあります。

美里町のブルーベリー農園一覧と地図:観光協会のホームページに、割引券(500g以上の摘み取りのかたに限り、割引券1枚につき1人200円を割引)があります。

JR八高線松久駅の徒歩圏内(20分以内)の農園は、大木農園、ブルーベリーヒル・ワケス、池田ブルーベリー園、徳世農園、ブルーベリー深沢農園、うさぎのブルーベリー園。

塩原農園:6月中旬から9月上旬、無農薬
ファームてんとうむし:6月上旬から9月上旬。開園20年。500本栽培
ファーム田村:6月下旬から9月上旬。化学肥料や農薬を使用せず栽培
うさぎのブルーベリー園:農薬不使用。ブラックベリー試食自由 ブログ
ブルーベリーヒル ワケス
ベリーベリー7月中旬〜8月下旬。畑にはバーク(木の皮)が敷きつめてある
あんのファーム
飯野果樹園
大木農園
小林農園:農薬化学肥料不使用
徳世農園:無農薬・無化学肥料栽培
中島農園:無農薬・無化学肥料栽培
のぐちブルーベリー園:化学肥料や農薬を使用せず栽培。チップの代わりにわらを敷いてある
ブルーベリー園「青空」:車いす可
ブルーベリー深沢農園:無農薬・無化学肥料栽培
みのり農園:無農薬、無化学肥料栽培。ステビア農法(葉面散布)。草生栽培
村上園:ティフブルーを多く栽培
茂木ブルーベリー園
もちだブルーベリー園
池田ブルーベリー園:無農薬・無化学肥料栽培。雑木林で虫捕りもできます。
果実の里さくらい

堀内ファーム
 入園料は、1kg以上摘み取りで無料、1kg未満は300円。持ち帰り100g100円。食べ放題は30分間で中学生以上1,000円。無農薬・無化学肥料栽培。予約制

所沢市(ところざわし)
陽子ファーム
 6月下旬〜8月上旬、1,080円(入園料+ブルーベリー狩り1パック分)。35年以上無農薬・無化学肥料栽培。JR武蔵野線「東所沢駅」下車 徒歩25分

狭山市(さやまし)
狭山ベリーランド
 6月中旬〜9月中旬、30分間食べ放題、小学生以上1500円。約50品種栽培。バリアフリー完備。オリジナル商品のブルーベリー麺なども販売。

さいたま市

ブルーベリープラザ浦和  【緑区】
 6月中旬〜8月下旬、園内時間制限なし食べ放題、入園料500円、持ち帰り150円/100g。ブルーベリー園は3ヘクタールあり、ハイブッシュ系が18種類とラビットアイ系が7品種。
緑区大崎526番地付近(大崎クリーンセンター西側)大崎公園の近く

西形ブルーベリー園  【緑区】
 7月中旬〜8月中旬、入園料500円、持ち帰り100g150円。無農薬栽培。

見川果樹園  【西区】
 7月中旬〜8月、入園料大人500円、持ち帰り150円/100g。併設レストランで手作りジャムも販売。

野原観光農園  【西区】
 6月中旬〜8月下旬

白子果樹園  【見沼区】
 7月中旬〜8月、入園料大人500円、持ち帰り150円/100g。
 8月中旬頃から梨狩りもあります

尾島農園  【見沼区】
 入園料中学生以上500円、閉園時間までなら制限時間なしで園内で食べ放題。、持ち帰り150円/100g

中野バラ園  【見沼区】
 7月中旬〜8月上旬、入園料500円、持ち帰り100g150円

上尾市(あげおし)

テイカ園 町田
入園料:無料。持ち帰りは、7月15日(月)まで100グラム160円、7月16日(火)以降100グラム140円(2019年現在)。55品種以上300株以上栽培。

越谷市(こしがやし)
越谷ストロベリー:7月中旬から。3歳以上800円、30分食べ放題。

宮代町(みやしろまち)
新しい村:7月下旬から9月上旬、1時間食べ放題高校生以上1000円。

鶴ヶ島市(つるがしまし)
青い星印果樹園(あおいほしじるし)
 ハイブッシュ系は6月中旬から、ラビットアイ系は9月初旬まで。入園料中学生以上500円(園内試食自由)。20種類以上600本栽培。「ベリー畑カフェ」を併設
(テレビ朝日人生の楽園2012年8月11日に放送)

加須市(かぞし)
むさしの村:ブルーベリー狩りは7月中旬〜9月初旬、30分食べ放題。遊園地に併設された農園。

鴻巣市(こうのすし)
BlueberryFarmかわさと:ブルーベリー摘みは、ハイブッシュ系が6月中旬〜7月下旬、食べ放題、大人800円。ラビットアイ系が7月中旬〜9月初旬、食べ放題、大人800円。

熊谷市(くまがやし)
(江南地区)
志村農園:7月中旬〜8月末、入園料200円、1kg=1,200円前後

羽生市(はにゅうし)
ブルーベリーの森:7月中旬〜8月下旬、入園料500円で摘みながら食べられます。テイクアウトは、北部ハイブッシュ系が7月上旬〜下旬 150円/100g、ラビットアイ系が8月上旬〜下旬120円/100g。ブルーベリー以外に、「バラとハーブの森」も運営しています。

滑川町(なめがわまち)
なめがわ森林ファーム ブルーベリーの里:5月下旬から9月上旬、食べ放題コースは、大人1,000円。約1000本栽培、農薬不使用。
Hilltop-farm(ヒルトップファーム):6月上旬〜9月下旬

毛呂山町(もろやままち)
ミルティーユ毛呂山:7月下旬〜8月中旬

日高市(ひだかし)
ベリーズファーム(松浦 農園):7月上旬〜9月上旬、入場料小学生以上300円で圃場内での試食は自由。持ち帰り料金100gあたり200円。50種1200本栽培
秋葉果樹園:ハイブッシュ系6月下旬〜7月中旬、ラビットアイ系7月中旬〜8月中旬。40分食べ放題、大人1000円
日高果樹園:ブルーベリー摘み取りは、6月中旬〜7月中旬、30分間食べ放題、中学生以上1000円

秩父市(ちちぶし)
みどりの森ブルーベリー組合」は、秩父市下吉田地区の8軒の農園で、3.2ヘクタールで52品種約4200本(2012年)栽培しています。ブルーベリー畑は点在しているので、ブルーベリーのマスコットキャラクターの「秩父エコベリー」ののぼり旗を掲げて目印にしているそうです。

統一料金
6月中旬〜7月末、30分食べ放題、大人1200円
8月〜、30分食べ放題、大人1000円

・よっちゃんFarm
・わたや農園
・みのちゃんファーム
・ふなちゃんファーム
・ビッグファーム
高野ブルーベリーファーム:300本栽培
・ブルーベリーゆかり園
ブルーベリーガーデン鶴巻

ブルーベリー農園 楽園:ブルーベリー狩りは、7月中旬〜8月中旬、入園料200円、摘み取り1500円/kg。ラビットアイ系を中心に栽培
将門園:7月〜8月

関連リンク 埼玉県のイチゴ狩り

ブルーベリー農園の背景

美里町
 かつては養蚕の盛んな地域でしたが、養蚕が衰退したことで、桑園が利用されなくなり放置される状況になりました。放置された桑園では、桑が大木になってしまい他の作物に転換することが困難な状況になってしまいました。そこで、遊休農地解消のために、平成11年からの5年計画で「観光果樹園100町歩構想」を掲げ、桑等を抜根整地し、苗木(うめ、あんず、プルーン、ブルーベリー)の植栽し、特産品作りと観光化を図りました。抜根整地、苗木代、植栽、土壌改良まで町の負担。
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