日本でも1990年代から流行が始まったパナマ共和国のクナ族(KUNA)が起源となるモラ手芸(MOLA)についての総合情報です。 モラ教室の特徴、モラ購入の注意点、各地のモラ展示会情報などを紹介しています。

パナマフェア2023
パナマの植物や輸出品、モラなどがパネル展示されている。
ミニ講演会や宮崎ツヤ子モラ教室の作品展もある。

■ ミニ講演会
 11月25日(土)、12月9日(土)
 「パナマのラン」講演者:明智洸一朗
 「パナマ運河」講演者:長沼明久
 参加費:無料(入館料別途)
 詳細:夢の島熱帯植物館

■宮崎ツヤ子モラ教室
 詳細:夢の島熱帯植物館

会期:2023年11月21日(火)〜12月17日(日)
会場:夢の島熱帯植物館(東京都)
詳細:夢の島熱帯植物館

川口康子モラ教室作品展
会期:2023.12.1(金)-12.6(水)
   10:00-17:00 (最終日15:00まで)
会場:しずぎんギャラリー四季
 →詳細
講師オリジナル作品と受講生27名の作品を展示

世界の美しい染めと織り〜アジア・アフリカ・中南米 巧藝舎の民藝テキスタイル・コレクション
2023年12月出版
 アフリカ、中南米、アジアから、衣服や寝具、祭具や装飾、結納や葬儀など、それぞれ民族の人生の節目を彩ってきた布を、染織技法や文化的背景とともに450点紹介。モラは2ページだけ記載のようです。 著者:巧藝舎、384ページ

MOLAから伝わる世界展
 リトグラフ作家の久我通世さんの作品展。久我さんのリトグラフ四十余点、パナマで譲り受けた民族手芸のモラ三十四点を展示。
なお、久我さんは、絵本「みんなまつりモラモラ」を出版している。
また、期間中、参加費二千円でモラの制作体験ができる
場所:LaLaLa INA(長野県伊那市)
期間:2023年8月27日まで
参考記事

「ラテンアメリカの民衆芸術」大阪の国立民族学博物館
ラテンアメリカ各地の手工芸品が約400点展示され、モラもいくつか含まれているようです
期間:2023年3月9日〜5月30日
詳細→特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」国立民族学博物館で、古代〜現代の作品約400点から文化の多様性に迫る
参考→アイエム読者レポート

掲示板が新しくなりました
掲示板は、20年間も使用していたのですが、仕様が変更されてしまって、利用できなくなっていました。
そこで新しく作りましたので、ご自由にお使いください(^o^)
新しい掲示板

魂の刺繍「モラ展」
パナマで集めた1000枚を展示
会場:サザコーヒー本店(茨城県ひたちなか市)
期間:2022年3月16日〜21日
詳細

モラ展示会
神田永美子さんとその生徒によるモラの展示会
2022年2月25日迄
会場:神奈川県横浜市都筑区「中川地域ケアプラザ」
詳細

川口康子モラ教室作品展
会期:2021.12. 3(金)-12. 8(水)
   10:00-17:00 (最終日15:00まで)
会場:しずぎんギャラリー四季
 →詳細

みんなまつりモラモラ 絵本原画展
中米パナマ・サンブラス諸島の生活を描いた絵本「みんなまつりモラモラ」の原画と現地モラを35作品を展示。
絵本は久我通世さんが1987年にサンブラス諸島を訪れたことをきっかけに作られ、1990年に出版されたもの。
期間:2021/5/1〜5/9
場所:東京都立川市柴崎町4-3-2 アーティスティックスタジオLaLaLa
展示会の詳細
【アマゾン】みんなまつりモラモラ

タヌキのカナモノヤ 著者 下田陽子

モラ手芸による絵本。2020年8月発売
出版社による紹介『全然もうからない「タヌキのカナモノヤ」がうんともうかる「タヌキのフロヤ」に生まれ変わるまでのお話が、さまざまな生きものたちをとおして、生き生きと、ユーモラスに描かれています』

「どうなってるの?モラ作り」 小林早苗 著

 オリジナルデザイン。教材として用意したものなど大小350点の写真集。104ページ。2019年9月発刊
【著者からの紹介文】
 『1980年アンティークショップで初めて見たモラ。ボロボロに傷んだ布、不思議な色合い、不思議な作り方。《どうなつてるの?》がきっかけでモラ作り探求の旅が始まりました。 以後、フリーハンドとオリジナルデザインにこだわりながら制作。不思議に思えたモラ作りを解明した達成感に満足して、2004年にモラ作りを卒業。 令和元年、古稀という節目を迎え集大成として本にまとめました。』



パナマモラ オンライン専門店「モランズショップ」
「当店のモラは質・量ともに自信を持っております。また、価格も適正に設定し、ブログ等も始め、現在進行形でまじめに頑張っているつもりです」とのことです。

ナイキがモラのデザインを無断使用し、スニーカーが発売中止となる
モラのデザインを許可なく使用しており、知的財産権の侵害と抗議。[2019/5/22]→参考 AFPBB News →問題となったスニーカー

2017年1月出版
宮崎ツヤ子コレクション モラのカラー図鑑 〜パナマの先住民アート〜
宮崎ツヤ子著, 丸地貞男著, 宮崎理絵著、242ページ、大型本
モチーフ別に分類し、データ・説明とともに収録した日本初のモラ図鑑。伝統模様から斬新なオリジナルまで、1,800枚のモラをオールカラーで紹介。

2017年1月出版
旅するモラ 中山富美子の世界
中山富美子著、72ページ、大型本
「宇宙」テーマにした作品を中心に60点に及ぶ作品写真を掲載。巻末には5種類のクッションの図案と実寸大型紙が付いています



2016年10月出版
Molas : Dress, Identity, Culture
Diana Marks著、254ページ
著者は、オーストラリア人のモラ研究家。20世紀初頭のモラの起源、発展、モラがクナの女性になぜ着られるようになったかなど。


2016年6月出版
Mola Designs : Patterns from Panama Coloring Book
48ページ
コメント:モラ22作品の塗り絵(Coloring Book)。塗り絵のページの裏側は白紙になっているので切り取って利用できます。「Museum of International Folk Art」の収蔵品のようです


2011年7月出版
The Mola: Traditional Kuna Textile Art
英語、251ページ

 890以上の図(数百のモラ、地図、歴史的写真、図面など)。モラのデザインの進化についての考察、モラ収集のヒント、モラの保存について、モラに込められたクナ族女性の物語やシンボルの意味など。
目次より
第1章 Panama and the Kuna
第2章 The Kuna People
第3章 Introduction to Molas and Molitas
第4章 Design Sources and Cultural Influences
第5章 Variations of Mola Design Themes
第6章 Mola Aesthetics
第7章 Fabrication Techniques
第8章 Collecting Molas

パナマのモラです

皆さんのモラ作品です