喜多川歌麿の自画像

写楽の項で紹介した「これが写楽だ 池田満寿夫推理ドキュメント」で「画家は自作のなかにかならず自画像を描くものである。」ということを前提に話が進められています。本当に浮世絵師が自画像を残しているのだろうかと気になっていましたが、「別冊 太陽 浮世絵師列伝」の記事で歌麿が何点か自画像を残していることを知りました。その一つが「見立忠臣蔵十一だんめ」です。男の羽織に「歌」「麿」の紋が入っています。下図は「別冊 太陽 浮世絵師列伝」より引用、解かり易くするため少し画像処理をしています。

歌麿自画像(全体図) 歌麿自画像(拡大図)

(2006/2/18)

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