謎の絵師 東洲斎写楽

写楽は謎の浮世絵師です。元々写楽の浮世絵は好きでしたが、謎があるとは思ってもいませんでした。何年か前にNHKで写楽のなぞ解きの番組(多分、下記の書籍の紹介にする、NHK特集「池田満寿夫推理ドキュメント・謎の絵師=写楽」1974年放映と思われる)を観て以来、おおいに興味をそそられました。

写楽は僅か10ケ月の間に約150の作品を蔦屋から刊行し、忽然と消えてしまいました。この前後に写楽の痕跡が何も見当たりません。このため、写楽は浮世絵とは関係のない別世界の人間が何らかの理由により10ヶ月のみ作画活動したのではないかと推測させます。多くの人が果敢に取り組み、色々な写楽別人説が現れました。

この写楽の謎についていろいろな本が出版されています。私も何冊も読んでみました。私が読んだ本をについて私の観点からみたコメント、および内容(目次)を纏めてみました。興味のある書名をクリックしてみてください。


これらの本を読んでいて私も一度調べてみたいと考えていました。いよいよ挑戦、新しいページ私の写楽論を開設しました。調べ、考える過程をそのまま掲載しますので、体系的に整備されないまま、また、途中で内容的にも変化・変更も起こ可能性大です。最終的にまとめ直そうと思っています。

(2000/9/1   2004/9/22 改定)

書 名 著 者 発行年
これが写楽だ 池田満寿夫推理ドキュメント 池田 満寿夫、NHK取材班 川竹 文夫 1974
太陽浮世絵シリーズ 写楽 山口 桂三郎(監修) 1975
写楽殺人事件 高橋 克彦 1983
写楽はやっぱり京伝だ 谷 峯蔵 1985
写楽 仮名の悲劇 梅原 猛 1987
東洲斎写楽 渡辺 保 1987
写楽は歌磨である 土淵 正一郎 1987
歌川家の伝承が明かす
「写楽の実像」を 六代・豊国が検証した
歌川 豊国 1988
写楽が現れた 定村 忠士 1989
東洲斎写楽はもういない 明石 散人、佐々木 幹雄 1990
謎の絵師 写楽の世界 高橋 克彦 1992
写楽失踪事件 内田 千鶴子 1995
写楽 その隠れた真相 田中 穣 1995
新説・写楽は四人いた 村中 陽一 2000
実証 写楽は北斎である 田中 英道 2000

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