Dub ( ダブ ) レゲエから生まれた、リミックス・テクニックの一種。あらかじめ録音されていた音に、ディレイやリヴァーブなどのエフェクトをかける事によって、前衛的な音響効果が生まれる。
TAB譜 ( タブフ ) タブとはTablature( タブラチュア )の略で、ギターやベース専用のスコアの事。15〜17世紀まではリュートなどの古典的な弦楽器のスコアとして用いられていた。
Tarling ( タルリン ) ジャワ島の西部の町、チルボンで演奏されていた管楽器を使った民俗音楽。
Chip tune ( チップ チューン ) 1980年代以降に発売されたゲーム機やPCなどによるコンピューター・ゲームのBGMに触発された世代が、それらを芸術として再評価した事から生まれたジャンル。使用される音源はファミコンやMSXなど様々で、広義にはテクノに分類される。
Cifte telli ( チフテ テッリ ) トルコのジプシーによる即興音楽。アップ・テンポで4拍子。イスタンブールで生まれ、西アジアからバルカン半島にまで広まった。
Charleston ( チャールストン ) 1920年代に流行したツー・ビート・ジャズの変形リズム、またはそれに合わせた踊りの事。50年代の映画でリヴァイヴァルした。
Tuning ( チューニング ) 音叉やチューニング・メーターなどを用いて、楽器の調律を行なう事。
Disco garba ( ディスコ ガルバ ) 西洋的な旋律や踊りを取り入れて現代化されたガルバ。
Techno ( テクノ ) いわゆる電子音楽。中でもドイツはテクノ王国と呼ばれ、数多くの才能あるテクノアーティストを生み出して来た。 最近では様々なジャンルに派生し、どれが基本のテクノなのかわからなくなってしまった。代表的なアーティストは、クラフトワークなど。日本ではケン・イシイなどが有名。
Death metal ( デス メタル ) ヘヴィー・メタルから派生したジャンル。激しいサウンドと、俗に言うデス声と呼ばれる独特の発声法が特徴のジャンル。ちなみにデス声と言うのは、メロディーをまったく無視したリズムだけのハスキーな低音の声のことである。
Theremin ( テルミン ) 1926年にレオン・テルミン博士によって開発された、初期の電子楽器の代表。楽器自体には一切手を触れず、アンテナに手を近づけたり遠ざけたりして音を鳴らす。
Tempo ( テンポ ) 曲の速さ。速さの指定は速度記号、メトロノーム数などによって行う。
Torch song ( トーチ ソング ) 失恋や片思いなどを感傷的に歌ったバラードの総称。
Toccata ( トッカータ ) ピアノやオルガンの演奏技術を他人に示す為の即興曲( そっきょうきょく )。
Drum ( ドラム ) 太鼓。そのままやん(笑)。
Trance ( トランス ) トランスとは覚醒などの意味を持つ。テクノから派生したジャンルだが、文字通り覚醒してしまいそうな幻惑的なサウンドが特徴。 いわゆるサイケデリック・サウンドと言う奴ですね。ちなみにサイケデリックとは、LSDやマリファナなどの幻覚状態を表す造語で、脳( psycho )がおいしい( delicious )、サイコ・デリシャスから来ていると言う。サイケデリックは、1960年代のヒッピー・ムーヴメントを象徴するキーワードの1つでもあります。
Trip hop ( トリップ ホップ ) ヒップホップから派生したジャンル。ブレイクビーツ を取り入れ、その名の通りトリップしそうな幻惑的なメロディーを特徴に持つ。イギリスで生まれたこのジャンルは、そのアブストラクトなサウンドから、アブストラクト・ヒップホップとも呼ばれる。
Drill'n bass ( ドリルン ベース ) ドラムンベースよりも速く、あまりの速さにドラムが連続してまるでドリルの様に聞こえる為こう呼ばれる。BPMはだいたい200前後。
Trova ( トローヴァ ) 吟遊詩人と言う意味のトロヴァドールと言う言葉が由来。19世紀末のカリブ海で、ヨーロッパの影響を受けて生まれたセンティメンタルなバラードの総称。
Tropical ( トロピカル ) カリブ海地域のポピュラー・ダンス・ミュージックの総称。