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Taarabu ( ターラブ )
東アフリカにおいて、スワヒリ語を話す人たちの結婚式の音楽として広まった。地域によって多少性格が異なるが、だいたいはゆったりとしたミディアム・テンポの曲。
Tie ( タイ )
同じ高さの2つ以上の音をつなぐ為の弧線。つないだ音は切れ目なく演奏される。
Township jazz ( タウンシップ ジャズ )
1920年代〜1930年代の東アフリカにおいてタウンシップと呼ばれる、黒人が法的に住む事を強制されたスラム街で演奏された黒人の音楽。
ジャズと言うよりはダンス・ミュージック色の方が濃かった。シンプルなコード進行が特徴。
Taqsim ( タクシーム )
アラブの
インストゥルメンタル即興演奏。聴衆の盛り上がりと比例して即興も盛り上がるので、聴衆のレベルの高さも要求される音楽。
Taqtuqah ( タクトゥーカハ )
20世紀前半のアラブの軽ポピュラー音楽。口語で歌われる有節歌曲。

Dub ( ダブ )
レゲエから生まれた、リミックス・テクニックの一種。あらかじめ録音されていた音に、ディレイやリヴァーブなどのエフェクトをかける事によって、前衛的な音響効果が生まれる。

TAB譜 ( タブフ )
タブとはTablature( タブラチュア )の略で、ギターやベース専用の
スコアの事。15〜17世紀まではリュートなどの古典的な弦楽器のスコアとして用いられていた。

Tamle ( タムレ )
民族楽器を中心に、太鼓などを加えた打楽器をメインとするタヒチの音楽。ポリネシアン・ダンスのバック・ミュージックとして使われる。
Tarantella ( タランテラ )
8分の6拍子の速いテンポの、イタリアはナポリの舞曲。イタリア南部のタランテラと言う地名からその名が付いたと言う説と、毒グモのタランチュラに噛まれた時にこの踊りを踊ると治ると言う伝説があるからと言う説とがある。

Tarling ( タルリン )
ジャワ島の西部の町、チルボンで演奏されていた管楽器を使った民俗音楽

Tango ( タンゴ )
ブエノスアイレスで生まれた音楽。リズムは4分の2拍子で、情熱的でインパクトのあるリズムが特徴的。オリジナルのタンゴを特にアルゼンチン・タンゴと言うが、これがヨーロッパに渡ったものをコンチネンタル・タンゴと呼ぶ。
Dance band highlife ( ダンス バンド ハイライフ )
ナイジェリア南西部のイボ人が作り出した、
ジュジュに管楽器を加えた音楽。
Dance hall reggae ( ダンス ホール レゲエ )
1980年代後半に
レゲエから派生したジャンル。従来のレゲエに、打ち込みのリズムとシンセベースを取り入れたスタイル。ジャバランクスなどが有名。
Danzon ( ダンソン )
キューバで生まれた、
コントラダンサから派生したジャンル。8小節を2回繰り返すイントロと、16小節のフレーズを2〜3個とをロンド風につなげた形式を持つ。
Dangdut ( ダンドゥット )
スマトラ島の音楽様式に、インドの
ポップスや現代的な輸入音楽の要素を取り入れた、 クロンチョンよりもより大衆的な音楽。

Chip tune ( チップ チューン )
1980年代以降に発売されたゲーム機やPCなどによるコンピューター・ゲームのBGMに触発された世代が、それらを芸術として再評価した事から生まれたジャンル。使用される音源はファミコンやMSXなど様々で、広義にはテクノに分類される。

Cifte telli ( チフテ テッリ )
トルコのジプシーによる即興音楽。アップ・テンポで4拍子。イスタンブールで生まれ、西アジアからバルカン半島にまで広まった。

Cifte telli gazeli ( チフテ テッリ ガゼリ )
カゼリは
ガザルの事で、それを取り入れたチフテ・テッリの事。
Chimurenga ( チムレンガ )
ジンバブエがまだ白人の支配下にあった頃、黒人開放運動の一環として放送していたアンダーグラウンド的なラジオ放送でのみ流れていた、戦いを鼓舞する歌。レコード発売はもちろん禁止されていた。 内容は
ロック調で、以外と踊れる音楽だったらしい。

Charleston ( チャールストン )
1920年代に流行したツー・ビート・ジャズの変形リズム、またはそれに合わせた踊りの事。50年代の映画で
リヴァイヴァルした。

Csardas ( チャールダーシュ )
ジプシーに由来する4分の2拍子のハンガリーの舞曲。緩やかな同入部のラッシューと、急速な主部のフリッシュからなる。
Cha Cha Cha ( チャ チャ チャ )
ダンソンに、ソンサルサの盛り上がり部分のモントゥーノを組み合わせた音楽をチャ・チャ・チャと呼ぶ。キューバのエンリケ・ホリンと言う人が生み出した。ちなみに名前の由来は、踊る時に鳴る靴底がすれる音からだそうです。
Chant ( チャント )
古代ハワイより伝わる、抑揚のついた祈りや詠唱の事。ハワイ語には音楽と言う単語は存在せず、歌と呼ぶには旋律的ではないが、非常に独自性を持った立派な音楽の一種である。

Tuning ( チューニング )
音叉チューニング・メーターなどを用いて、楽器の調律を行なう事。

Turku ( チュルキュ )
トルコの田舎の民俗音楽。1950年代から
ポップスにも取り入れられている。
Twist ( ツイスト )
1960年代初頭に大流行したダンス、およびリズムのこと。チャビー・チェッカーが大ヒットさせた『 ザ・ツイスト 』がブームのきっかけ。
DTM ( ディーティーエム )
Desk Top Music( デスク トップ ミュージック )の略。パソコン上で作られた音楽の事。
Divertimento ( ディヴェルティメント )
別名、嬉遊曲。4〜10の短めの楽章からなる、比較的自由な形式の器楽組曲。
Dixieland jazz ( ディキシーランド ジャズ )
1910年代にニュー・オリンズで生まれた、主に白人の演奏による初期の
ジャズ。4分の4拍子を4分の2拍子の様に演奏する事から、 ツー・ビート・ジャズとも呼ばれた。

Disco garba ( ディスコ ガルバ )
西洋的な旋律や踊りを取り入れて現代化された
ガルバ

Distortion ( ディストーション )
音を歪ませることができる
エフェクトギターにかける事が多い。 ロックなどでよく聞かれる「 ギュィィーン 」と言う音がそれ。
Tickey dreei ( ティッキー ドラーイ )
アフリカーナ( ヨーロッパからの移民の子孫 )によるフォーク・ダンスを、白人と黒人の混血の人たちがギター中心のポップなダンス・ミュージックに作り上げた。

Techno ( テクノ )
いわゆる電子音楽。中でもドイツはテクノ王国と呼ばれ、数多くの才能あるテクノアーティストを生み出して来た。 最近では様々なジャンルに派生し、どれが基本のテクノなのかわからなくなってしまった。代表的なアーティストは、クラフトワークなど。日本ではケン・イシイなどが有名。

テクノ歌謡 ( テクノカヨウ )
テクノ・ポップを応用した歌謡曲。沢田研二『 TOKIO 』や、イモ欽トリオ『 ハイスクール・ララバイ 』など。
Techno pop ( テクノ ポップ )
テクノポップさを加えたジャンル。代表的なのはYMOなど。
Digital rock ( デジタル ロック )
テクノ寄りの硬質なサウンドとダンサブルなロックのリズムが特徴。 プロディジーなどが有名。略してデジ・ロックとも呼ぶ。

Death metal ( デス メタル )
ヘヴィー・メタルから派生したジャンル。激しいサウンドと、俗に言うデス声と呼ばれる独特の発声法が特徴のジャンル。ちなみにデス声と言うのは、メロディーをまったく無視したリズムだけのハスキーな低音の声のことである。

Tex mex ( テックス メックス )
テキサスのメキシコ系アメリカ人による音楽。メキシコ北部の民謡と関わりが深く、2拍子が多い。アコーディオンと12弦ベースのバホセストが使用される。
Tenor ( テノール )
男声の高音域パートの事。テナーとも呼ばれ、テナー・サックスの略称としても用いられる。
Duet ( デュエット )
二重奏二重唱
Delta blues ( デルタ ブルース )
アメリカのミシシッピー川とヤズー川にはさまれた三角州( デルタ )地帯で生まれたジャンル。オーソドックスな
ブルースよりも荒っぽくてリズミカルなカントリー・ブルースの一種。

Theremin ( テルミン )
1926年にレオン・テルミン博士によって開発された、初期の電子楽器の代表。楽器自体には一切手を触れず、アンテナに手を近づけたり遠ざけたりして音を鳴らす。

転調 ( テンチョウ )
曲の途中で、それまでの調から別の調に移る事。例えばハ長調 → ホ長調など。一時的転調本格的転調がある。

Tempo ( テンポ )
曲の速さ。速さの指定は速度記号、メトロノーム数などによって行う。

2 step ( トゥー ステップ )
1990年代後半にイギリスで生まれた、
ガラージから派生したジャンル。4つ打ちのリズムの代わりに、1小節内にアクセントを置いた拍を2つ挿入する為こう呼ばれた。ドラムンベースジャングルとは違って、基本的にブレイクビーツはほとんど使用しない。 MJ Cole( エムジェー コール )を創始者とし、日本ではテイ・トウワモンド・グロッソなどが代表的。
童謡 ( ドウヨウ )
古くはわざうたと読み、時代を風刺する様な流行歌を指した。大正時代の童謡運動までは、
童歌など子供の遊び歌を指したが、後に創作童謡の事を指す様になった。
Tula n'divile ( トゥラ ンディヴィーレ )
東アフリカのホサと呼ばれる民族の伝統的な民謡のメロディーをキーボードで弾いたもの。これにアメリカの
ラグタイムを統合し、1920年代頃にヨハネスバーグ近郊で生まれた音楽。
Doo-wap ( ドゥーワップ )
1950年代に流行した
R&Bの一種。リード・ヴォーカルに、ハミング風のコーラスが絡むのが特徴。

Torch song ( トーチ ソング )
失恋や片思いなどを感傷的に歌った
バラードの総称。

Toccata ( トッカータ )
ピアノやオルガンの演奏技術を他人に示す為の即興曲( そっきょうきょく )。

Dodecaphony ( ドデカフォニー )
調性における主音、属音の様な中心音を持たず、1
オクターヴの12音すべてに平等な価値を与える作曲技法を使った音楽。この作曲技法を12音技法と呼び、この事から12音音楽と呼ばれる。1912年にオーストリアの作曲家、シェーンベルクが提唱し、弟子のベルクウェーベルンと共に広めた。
Trad jazz ( トラッド ジャズ )
トラッドとはtraditional( トラディショナル )の略で、「 伝統的な 」と言う意味。
ニュー・オリンズ・ジャズや、ディキシーランド・ジャズ、あるいは1940年代後半にイギリスで起こったそれらのリヴァイヴァル現象を指す。

Drum ( ドラム )
太鼓。そのままやん(笑)。

Drum'n bass ( ドラムン ベース )
Drum & Bass( ドラム アンド ベース )の略。イギリスのクラブで誕生した、高速で
ブレイクビーツを用いたリズムが特徴。よく似たジャンルにジャングルと言うのがあるが、こちらの方がどちらかと言うと都会的な印象を受ける。ジャズとの相性が良く、しばしばクラブで一緒にプレイされる。代表的なアーティストは、ゴールディーエイジャン・ダブ・ファウンデーションなど。

Trance ( トランス )
トランスとは覚醒などの意味を持つ。
テクノから派生したジャンルだが、文字通り覚醒してしまいそうな幻惑的なサウンドが特徴。 いわゆるサイケデリック・サウンドと言う奴ですね。ちなみにサイケデリックとは、LSDマリファナなどの幻覚状態を表す造語で、( psycho )がおいしい( delicious )、サイコ・デリシャスから来ていると言う。サイケデリックは、1960年代のヒッピー・ムーヴメントを象徴するキーワードの1つでもあります。

Trio ( トリオ )
三重奏三重唱
Trio sonata ( トリオ ソナタ )
バロック時代の最も重要な室内楽曲。三声部からなる
ソナタと言う意味。

Trip hop ( トリップ ホップ )
ヒップホップから派生したジャンル。ブレイクビーツ を取り入れ、その名の通りトリップしそうな幻惑的なメロディーを特徴に持つ。イギリスで生まれたこのジャンルは、そのアブストラクトなサウンドから、アブストラクト・ヒップホップとも呼ばれる。

Drill'n bass ( ドリルン ベース )
ドラムンベースよりも速く、あまりの速さにドラムが連続してまるでドリルの様に聞こえる為こう呼ばれる。BPMはだいたい200前後。

Trova ( トローヴァ )
吟遊詩人と言う意味のトロヴァドールと言う言葉が由来。19世紀末のカリブ海で、ヨーロッパの影響を受けて生まれたセンティメンタルな
バラードの総称。

Tropical ( トロピカル )
カリブ海地域のポピュラー・ダンス・ミュージックの総称。


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