Mersey
beat ( マージー ビート )
1960年代始めにイギリスのリヴァプールを流れるマージー川の周辺で発生した、R&R系のサウンド。
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March
( マーチ )
軍楽隊の演奏を起源に持つ行進曲。スネアにアクセントを置いたリズムが特徴的。
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Minor
chord ( マイナー コード )
メジャー・コードに対して暗い印象のコード。バラードなどに多く使われる。
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Makossa
( マコッサ )
カメルーンのロック調のダンス・ミュージック。伝統音楽にラテン音楽、ハイ・ライフなどを融合して生まれた。サックス奏者のマヌ・ディバンゴなどが有名。 |
Maxixi
( マシーシ )
19世紀、ブラジルの都市部で主流だった4分の2拍子のダンス・ミュージック。ポルカやショティッシュの要素も取り入れてある。 |
Mazurka
( マズルカ )
ポーランドで生まれた、3拍子でミディアム・テンポのダンス・ミュージック。18世紀にヨーロッパで流行した。
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Marabi
( マラービ )
1920年代~1930年代にかけてヨハネスバーグで出現したポップス。ジャズを手本にし、ペディ人やツワーナ人と呼ばれる民族のブラス・バンド音楽、ラグタイム、トゥラ・ンディヴィーレ、ティッキー・ドラーイ、などを取り入れたダンス・ミュージック。 |
Malaguena
( マラゲーニャ )
スペイン南部のマラガに伝わるダンスと民謡の形式。リズムは3拍子。ラテン諸国にも影響を与えたので、メキシコ民謡にも同名のものがある。 |
Mariachi
( マリアッチ )
トランペット、バイオリン、ギター、小型の5弦ギターのビウェラ、低音ギターのギタロンからなる編成を持った、メキシコの民族音楽。
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Marcha
( マルシャ )
カーニヴァルの行進に用いられる、ブラジル独特のマーチ。サンバと同じパーカッションが入るので、ヨーロッパのマーチと全然雰囲気が違うのが特徴。 |
Mambo
( マンボ )
キューバン・ミュージックと呼ばれる、キューバ独特の音楽のひとつ。ソンの曲間の盛り上がり部分に当たるモントゥーノを
発展させたリズムが特徴。日本においてマンボと言ったら『 Mambo No.5 』 ( マンボ ナンバー ファイブ )のヒットが挙げられるが、その作曲者であるダマソ・ペレス・プラード氏が、ジャズから影響を受けてブラスやサックスなどを取り入れ、マンボは1940年代に世界中で大流行した。 |
Mizik
rasin ( ミジック ラシーン )
ゾンビで有名なヴードゥー教で演奏される伝統音楽をロック、ジャズなどの手法を取り入れて演奏されたハイチの音楽ムーヴメント。
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Mixture
rock ( ミクスチャー ロック )
アメリカ西海岸を中心に80年代に生まれた、ハード・ロック、パンク、ヒップホップなどの様々なジャンルを融合したロック。レッド・ホット・チリペッパーズなどが代表的。 |
Missa
( ミサ )
カトリック教会で最も重要なキリストの死と復活を記念して行われる典礼。そこで用いられる声楽曲をミサ曲と言う。
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MIDI
( ミディ )
Musical Instrument Digital Interface(
ミュージカル インストゥルメント ディジタル インターフェイス )の略。異なる種類の電子楽器同士、または電子楽器とコンピューター間のMIDIメッセージと呼ばれる様々な情報がやりとりできる様に、メーカー間で決められた世界的な統一規格の事。アメリカのデイブ・スミスと言う人が開発した。
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Mini
jazz ( ミニ ジャズ )
ミニ・スカートの流行で、ミニはファッショナブルと言う形容語になったのでこの名が付けられたと言う説がある。エレキ・ギターを使った小編成のコンパの事。 |
Minimal
Techno ( ミニマル テクノ )
minimalとは「 細かい断片の繰り返し 」と言う意味。その名の通り、短いフレーズを少しずつ変化させながら繰り返して行くジャンル。テクノの中でもなかなか玄人向きなジャンル。ループサウンドなので、初心者には退屈でしょうな。代表的なアーティストは、ジェフ・ミルズ氏など。 |
Musical
( ミュージカル )
音楽劇、歌劇の総称。オペラ、レビュー、ボードビルなどの種類がある。 |
Musique
concrete ( ミュージック コンクレート )
別名、具体音楽とも言われる。人のざわめき、動物の鳴き声、鉄道の音など実際にある具体的な音をサンプリングして録音した音楽。1948年にフランスのピエール・シェフェールが生み出した。
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Musette
( ミュゼット )
1920年代にパリで流行した、アコーディオンの演奏するダンス音楽。 |
Munich
sound ( ミュンヘン サウンド )
ドイツのミュンヘンで、プロデューサーのジョルジオ・モロダー氏を中心として生み出されたディスコ・サウンド。機械的なリズムと金属的なシンセの音が特徴。70年代末に大流行し、ここからユーロ・ビートへと発展して行った。 |
Milo
jazz ( ミロ ジャズ )
西アフリカはシオラ・レオーネに伝わる伝統的なストリート音楽の事。
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Mironga
( ミロンガ )
アルゼンチンにおいてタンゴと呼ばれる以前の2拍子の音楽。
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Minstrel
show ( ミンストレル ショウ )
19世紀半ばから1910年代にかけて、アメリカで盛んに上演された独特のミュージカル。白人歌手が黒人に扮し、黒人音楽を披露するのが特徴。現在のレビューのルーツにもなっている。 |
民謡
( ミンヨウ )
大衆に歌い継がれて来た、地方色豊かな小謡の事。日本では労作歌、祝賀歌、踊歌などに分けられる。 |
Movement
( ムーヴメント )
音楽、広くは芸術における潮流の事。
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Mood
music ( ムード ミュージック )
主に夜向きのBGMとして作られた叙情的イージー・リスニング。
映画音楽やポップスなどを大編成のオーケストラによってリメイクしたものが多い。 |
無言歌
( ムゴンカ )
19世紀、メンデルスゾーンが歌曲風のピアノ曲に対して用い始めた名称。 |
Mega
mix ( メガ ミックス )
既存の楽曲をサンプリングしてメドレーにする手法。80年代に、ヒップホップ・ムーヴメントの1つとしてニューヨークで流行した。
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Major
chord ( メジャー コード )
マイナー・コードに対して、明るい印象のコード。 |
Mezzo
soprano ( メゾ ソプラノ )
女声の中音域パートの事。アルトに近いソプラノを指す。
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Medley
( メドレー )
接続曲。よく知られた曲やメロディーをつなぎ合わせて、1曲にしたもの。
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Menuetto
( メヌエット )
フランスで生まれた、3拍子の舞踏曲の事。 |
Meringue
( メラング )
ハイチの民俗的な歌と踊りに、ヨーロッパ的なテイストを加えたもの。 |
Merecumbe
( メレクンベ )
コロンビアのパチョ・ガランが作ったダンス・リズム。クンビアのゆったりした4拍子2小節パターンの最後に
メレンゲ式のフィル・インを加えた様なスタイル。
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Merengue
( メレンゲ )
ドミニカに伝わる4分の2拍子の民族音楽。典型的なラテンのリズムを持った舞曲。 |
Melo
core ( メロ コア )
melodic hard core( メロディック ハード コア )の略。ハードコアよりもメロディー重視でキャッチーな感じ。日本で有名なのは、Hi-STANDARD(
ハイスタンダード )など。 |
Melodious
( メロディアス )
旋律的なと言う意味。
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Melo
death ( メロ デス )
melodic death metal( メロディック デス メタル )の略。サウンドはデス・メタルだが、比較的メロディアスなものをこう呼ぶ。 |
Mento
( メント )
ジャマイカ民謡の一種で、後にスカやレゲエにも影響を与えたとされている。 |
Motown
sound ( モータウン サウンド )
世界的に有名なソウルの専門レーベル、モータウンから出た音楽の総称。中でも特に、60年代に発表されたものを一般的にこう呼ぶ。 |
Mode
jazz ( モード ジャズ )
コード進行が非常に少なく、1つ1つのコードが長いジャズのスタイル。コードと言うよりは音階として演奏される。
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Modinha
( モジーニャ )
18~19世紀のブラジルで演奏されたサロン風のバラード。ギターやピアノの伴奏で、歌詞はセンティメンタルな内容。 |
Modern
jazz ( モダン ジャズ )
ビバップ以降に発生したジャズの総称。
それまでのジャズがダンス・ミュージック的要素が強かった事に対し、ビバップ以降のジャズは鑑賞音楽として発展した。 |
Modern
folk ( モダン フォーク )
1950年代に、ハリー・ベラフォンテらによって新しい運動として進められた。60年代に入ってポピュラー音楽として定着し、ボブ・ディランらがベトナム反戦を掲げたギター伴奏の歌を歌ってさらに広まった。メッセージ性の強い、ギター伴奏主体の素朴な歌を指す。 |
Mods
( モッズ )
1960年代前半のファッションスタイルの1つで、サイドベンツで3つボタンのスーツにナロータイが基本スタイル。モッズ・スタイルやモッズ・ルックとも言い、モッズ・スタイルでヴェスパなどの改造スクーターを乗り回す集団を総称してモッズと呼んだ。または、彼らに支持された音楽性の総称でもあるが、非常に曖昧な概念の為、音楽性はそれぞれ異なる。 |
Motetto
( モテット )
元々は聖書の言葉を歌詞とする中世の無伴奏多声部合唱曲。バロック後期以降は、バッハに代表されるポリフォニーによる短い宗教的合唱曲を指す様になった。
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Moments
musicaux ( モマン ミュジコー )
日本語で楽興の時と訳される。シューベルトが初めて使用した言葉で、ロマン的で叙情的なピアノ小品をこう呼んだ。 |
Mondo
music ( モンド ミュージック )
世界中の様々な珍しい風習や気持ち悪い映像をかき集めた、好奇心だけで見る暇潰しな悪趣味すきる映画の事をモンド映画と呼び、Gazette4が著した『モンド・ミュージック』の中で、ムード・ミュージックやノベルティ・ソングなどいかがわしいB級音楽を総称してこう呼ぶ様になった。 |