Burgher highlife( バーガー ハイライフ ) ソウルやディスコ・ミュージックの流行によって衰退していったハイ・ライフを復活させようと、ジョージ・ダルコと言う人が逆にソウルやディスコ・ミュージックをハイライフに取り入れて作った、ドイツ生まれのダンス・ミュージック。
Hard core ( ハード コア ) パンクから派生したジャンルで、正式にはハード・コア・パンクと言う。パンクよりもさらに激しい曲調と、反社会的な内容が特徴。
Hard salsa ( ハード サルサ ) 90年代後半に確立された、サルサから派生したジャンル。サルサ・ドゥーラ、またはティンバとも呼ばれる。サルサよりもダンサブルで、スピード感のあるサウンドが特徴。歌詞も皮肉たっぷりのアグレッシブな内容となっている。チャランガ・アバネラ、バンボレオなどが代表的なアーティスト。
Hard techno ( ハード テクノ ) テクノの国、ドイツ生まれの激しく重いリズムと時折刺激的なメロディーが特徴のジャンル。ドンドンドンとお腹に響く様なバスドラが、聞いていて心地よい。
Hard rock ( ハード ロック ) ロックをより激しくしたジャンル。パワーコードと呼ばれる2本の指で弾くギターコードを多用する為、重々しいサウンドが特徴的。レッド ・ツェッペリン、ディープ・パープルなどが代表的。
Baiao ( バイヨン ) ブラジルのバイア州の奥地に伝わるダンスのリズムを、都会的にアレンジしたもの。2拍子の軽快なリズムが特徴で、50年代にはイタリア映画のサントラにも多く使われた。
Highlife ( ハイライフ ) ガーナ、ナイジェリアなどの西アフリカの英語圏で1940年代に流行した、のどかな洋風音楽。パーム・ワイン・ミュージックから派生したジャンル。少しラテン色もあり、ここからジュジュが生まれた。
Bhajan ( バジャン ) ヒンドゥー教徒の宗教音楽で、神への絶対的な帰依、献身を誓う歌。
Pasodoble ( パソドブレ ) 古くから闘牛場の音楽として伝えられて来た、スペインの代表的な大衆音楽。
Happy hard core ( ハッピー ハード コア ) ハードコアと名が付いてるが全然男前なジャンルではなく、むしろ女の子受けバリバリのクラブサウンド。楽しげでバカっぽいフレーズを聴けば、ハッピーと名付けられた事に納得するだろう。名前からの印象とは裏腹に、結構激しめのリズムが特徴的。
Power pop ( パワー ポップ ) 70年代後半、パンクの流行と時を同じくしてイギリスやアメリカで生まれたニュー・ウェーブの1つ。R&RやR&Bを取り入れた正統派のロックのビートを強調したもの。
Hungarian dance ( ハンガリアン ダンス ) ハンガリーの民族舞曲。テンポに緩急のあるチャールダーシュのリズムと、ジプシー音階が特徴。
Pan-pot ( パン ポット ) 普通は略してパンと呼ぶ。ミキサーなどに付いている機能の事で、ステレオの左右のチャンネルに音を振り分けるボリュームの事。
BPM ( ビーピーエム ) Beats per minute( ビーツ パー ミニット )の略。1分間に四分音符が何個入るかと言う意味で、つまりその曲の速さの事。例えばBPM = 120だったら、1分間に四分音符が120個入る速さと言う事。数が多いほど四分音符がたくさん入るので、その分曲の速さも早くなると言う訳です。ちなみに、俳優ジョン・トラボルタ氏はきっかり120BPMで歩くと言う。その為、映画『 サタデー・ナイト・フィーバー 』で使用された曲は、すべて120BPMである。
Big Band ( ビッグ バンド ) 大編成の管楽器を中心とした、ゴージャスできらびやかなジャズの演奏スタイル。デューク・エリントンやカウント・ベイシーなどが有名。
Big beat ( ビッグ ビート ) よくデジタル・ロックと間違われがちだが、こちらはブレイク・ビーツを多用した明るめのサウンドが特徴。ファットボーイ・スリムことノーマン・クック氏が作り出したジャンル。
Hymn ( ヒム ) キリスト教の教会で歌われる、神や聖人などへの賛美歌。『 きよしこのよる 』や『 もろびとこぞりて 』などが有名。
Fado ( ファド ) ポルトガルで唯一の独自の音楽。民族音楽的ルーツは持っているが、どちらかと言うと都会的なポップスである。
Falsetto ( ファルセット ) いわゆる裏声って奴のことです。仮声とも言う。
Fantasia ( ファンタジア ) 空想的な内容を持つ、自由な楽曲形式。幻想曲( げんそうきょく )とも言う。
Fandango ( ファンダンゴ ) スペイン南部のアンダルシア地方に伝わる舞曲。フラメンコ音楽の代表的なもので、3拍子のやや肉感的な激しい曲調である。
Filin ( フィーリン ) ジャズ・ヴォーカルの影響を受け、ヴォーカルの表現方法をよりロマンティックに追求したその先にあるのが、 このフィーリンです。代表的なアーティストと言えば、60年代にフィーリンの恋人と称された、キューバのオマーラ・ポルトゥオンドが挙げられるでしょう。ちなみに彼女は99年から2000年にかけて日本でもブレイクした、映画『 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 』にも参加しています。
Fuga ( フーガ ) 演奏形式の1つ。ある1つのメロディーを、後から来る他のパートが次々に追いかけるように展開する形式。遁走曲( とんそうきょく )とも言う。
Folk ( フォーク ) 本来の意味は民族音楽だけど、日本では1970年代に流行ったアコースティックギターによる伴奏が特徴の音楽の事。かぐや姫や吉田拓郎氏などが有名。
Fortissimo ( フォルテッシモ ) 『 ごく強く 』と言う意味の強弱記号。ff と表記する。同じ種類に、『 極めて強く 』と言う意味のフォルテッシッシモ( fff )、『 強く 』と言う意味のフォルテ( f )、『 やや強く 』と言う意味のメゾフォルテ( mf )がある。
Fuji( フジ ) アインデ・バリスターが80年代に作った、ナイジェリアのダンス・ミュージック。イスラム的なヴォーカルとトーキング・ドラムだけで構成される。ジュジュから派生したジャンルで、名前の由来は富士山からである。
Blast beat ( ブラスト ビート ) ハード・コア系のグラインド・コアやファースト・コア、 ヘヴィー・メタル系のデス・メタルやブラック・メタルなどで頻繁に使用されるビートの事で、スネア、ハイハット、バスドラムの3つを可能な限り早く叩く手法。その音が爆風に似ている為、この名が付いた。人間が叩く事が出来る速さの限界に挑戦する為かなりのテクニックが必要であるが、イギリスのグラインド・コア・バンド、ナパーム・デスが最初に完成させ楽曲として発表したと言われている。
Black contemporary ( ブラック コンテンポラリー ) ニュー・ソウルの流れを汲む、黒人による現代的な音楽の事。ダンス・ミュージック色の濃い、ソウルフルなサウンドが特徴。ブラコンとよく略されて呼ばれる。
Flat ( フラット ) 五線譜上で用いる記号の1つ。♭と表記する。これの付いた音符を半音下げる効果がある。よく半音下げるのか上げるのか間違える人が多いですが、簡単な覚え方としては、貧血でフラッとしてテンション下がるので半音も下げると覚えましょう(爆)。
Blue eyed soul ( ブルー アイド ソウル ) 直訳すると、青い瞳のソウル。黒人音楽であるソウルを白人歌手が模倣して歌った事から、その音楽をまとめてこう呼ぶ。
Blue note ( ブルー ノート ) ブルースの特徴となる音。長音階の第3音と第5音、第7音を半音ずつ下げたもの。
Breath ( ブレス ) 演奏中、または歌っている最中に、必要なだけ息継ぎをすること。または息継ぎする場所を指示する記号の事。Vや ' で示す。
Protest song ( プロテスト ソング ) ベトナム反戦を掲げたフォーク・ソングから生まれた。ジャンルにとらわれず、政治的なメッセージを打ち出した曲の総称。
Beni( ベニ ) タンザニアに住むアスカリス人たちが、ブラス・バンドを模倣して作った音楽。
Bossa nova ( ボサ ノヴァ ) ボサ・ノヴァとはポルトガル語で「 新しい傾向 」と言う意味で、サンバの独特のリズムとジャズの和声を融合させて誕生した。1958年にブラジルで、作編曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンとギタリストのジョアン・ジルベルトが編み出したとされている。
Jota ( ホタ ) スペインの民族舞曲。3拍子の速いリズムで、激しい跳躍を伴う踊りが特徴。アラゴン地方のものが最も有名。
Pops ( ポップス ) 大衆受けしやすい、最もポピュラーなジャンル。一般的には明るい曲調のものが多いが、最も応用のきくジャンルではないかと思う。ジャンルの多様化にともない、最近では様々なジャンルの要素を取り入れた曲が発表されているが、特に日本の流行曲のことをJ-POP ( ジェー ポップ )と呼ぶ事もある。代表的なのはDreams come true( ドリームズ カム トゥルー )、Southern all stars( サザン オール スターズ )など。
Horo ( ホロ ) バルカン半島の民族舞踊。腕を組みながら列になって数名で踊るのが特徴。リズムは早く、2拍子または4拍子である。
Polonaise ( ポロネーズ ) ポーランドのと言う意味の通り、ポーランドの代表的な舞踊。対になった男女が輪を描いて踊る、壮大な3拍子の舞曲。
Bomba ( ボンバ ) プエルトリコの黒人地区で演奏されて来た、アフリカ色の強い音楽。ちなみにボンバとは爆弾と言う意味。