・・・・・・・・・・ ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行


Girl pop ( ガール ポップ )
若い女性がヴォーカルの
ポップスロックの総称。 曲調も女の子っぽいかわいらしいものである。JUDY AND MARY( ジュディー アンド マリー )などが有名。

Gaita ( ガイタ )
ベネズエラ西部のスリア地方の祝祭音楽。

階名 ( カイメイ )
音階上の各音の名称の事。通常はイタリア語でド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シと呼ぶ。
Cover ( カヴァー )
ある既存の曲を、別のアーティストが自分なりの
アレンジを加えて演奏する事。
Gavotte ( ガヴォット )
アルプスの山に住む人と言う意味。17世紀頃に広まった、アルプス地方発祥のフランスの舞曲。2分の2拍子のリズムに4分音符2つ分の
アウフタクトを持つ。

雅楽 ( ガガク )
中世より日本における宮中、社寺などで行われている古典音楽の総称。雅楽と現代音楽を融合して新しい音楽を作り出した、東儀秀樹( とうぎ ひでき )氏が有名。

神楽 ( カグラ )
御神楽( みかぐら )と里神楽( さとかぐら )の2種類がある。御神楽は、宮中賢所( きゅうちゅうかしこどころ )で古くから行われている神儀の為の楽舞。里神楽は、神を呼び寄せて祭る為の楽舞。おかぐらとも言う。
Ghazal ( ガザル )
インドやトルコなどにおいて、ガザルと呼ばれる詩型に基づいた音楽のこと。芸術音楽とポピュラー音楽の中間に位置する為、ライト・
クラシックと分類される。

Qasidah ( カシーダハ )
古典アラブ語の長く、真面目な内容の詩に基づいた音楽。

Cadence ( カダンス )
コンパによく似た、ハイチの複合ポピュラー音楽。
Qawwali ( カッワーリ )
パキスタンやインドにおけるイスラム神秘主義の事をスーフィズムと呼ぶ。このスーフィズムをもとに作られた宗教音楽カッワーリと言う。カッワーリ専門の音楽家をカッワールと呼び、代々世襲制で受け継がれている。

Canon ( カノン )
最初に来るメロディーを、後の別のパートが全く同じメロディーで間隔を空けて追いかけるように演奏される形式。または、追走曲( ついそうきょく )とも呼ばれる。

歌舞伎 ( カブキ )
江戸時代の庶民の間で生まれた総合芸術。出雲の阿国( おくに )の歌舞伎踊りが起源とされている。遊女歌舞伎若衆歌舞伎野郎歌舞伎と変遷し、元禄期に演劇的な発展を遂げた。
Kaffrinna ( カフリンナ )
バイラの元になった音楽と言われている。リズムはバイラと同じ8分の6拍子だが、バイラほど粘りがなく、アコースティックである。

Capriccio ( カプリチオ )
空想的で、変化に富んだ楽曲形式。または狂想曲( きょうそうきょく )。

Gamelan ( ガムラン )
インドネシアの民族音楽。打楽器に加え、旋律打楽器、弦楽器、男女コーラスで構成される。ガムランには超音波が含まれているらしいが、これを人間が浴びる、つまり聞く事によって、脳の中のα波が通常より増幅されて気持ちをリラックスさせる効果があるらしいです。
Gamelan jegog ( ガムラン ジェゴグ )
パリ島の西部に位置するジュンブラナ県にだけ伝わる、巨大な竹を使った
ガムランの最低音域のものをこう呼ぶ。迫力ある重低音が特徴。
Garage ( ガラージ )
ハウスから派生し、ニューヨークで生まれたジャンル。ニューヨークの『 パラダイス・ガラージ 』と言うクラブで、ラリー・レバンと言うDJが独特の選曲をしていた事から、そのサウンド・スタイルをガラージと呼ぶ様になった。

Calypso ( カリプソ )
トリニダードで生まれた、黒人文化を強く反映したジャンル。日常生活に風刺をきかせて歌う為か、労働歌をルーツに持つと言う説もある。

Karsilama ( カルシュラーマ )
トルコに伝わるジプシーの踊りと歌の形式。リズムは9拍子。

Quartette ( カルテット )
四重奏四重唱

Garba ( ガルバ )
インドのグジャラート州に古くから伝わる民謡や民族舞踊の総称。グジャラーティー語の映画の
サントラにも多く使われた。
Kansas City jazz ( カンザス シティー ジャズ )
カウント・ベイシーに代表される、
ビッグ・バンドスタイルのスウィング・ジャズ。 1930年前後のアメリカはミズーリ州、カンザス・シティーを中心にして流行した。

Cancion ( カンシォーン )
スペイン語での意。ダンスを伴わないセンティメンタルなスロー・テンポの歌曲の事。

Cancion ranchera ( カンシォーン ランチェーラ )
メキシコの大衆歌謡。歌唱テクニックの点で言えば
ソンと共通性を持つが、あちらが民俗的なルーツを持つのに対し、こちらはプロの歌手用に作られた言わば商業的な音楽である。そう言った意味で言うと、日本の演歌調の歌謡曲をイメージするのが近い。もちろんサウンドは全然違うけど。
Cantata ( カンタータ )
器楽曲を
ソナタと呼ぶのに対し、声楽曲をカンタータと呼ぶ。17世紀のイタリアに生まれ、アリアレチタティーヴォ、重唱、合唱などからなる声楽作品の1つ。歌詞の内容が宗教的なものを教会カンタータ、世俗的なものを世俗カンタータと呼ぶ。

Canzone ( カンツォーネ )
イタリア語での意。歌謡曲の一種で、イタリア独特の雰囲気を持った曲のこと。

Country & Western ( カントリー アンド ウエスタン )
アメリカ南部を発祥とするバンジョーなどの弦楽器が特徴的な音楽。C&W( シー アンド ダブリュー )と略される場合もある。アメリカに渡って来たヨーロッパ移民によって、ヨーロッパ民謡とアメリカの風土を合わせて作られた。マウンテン・ミュージックカウボーイ・ソングウエスタン・ヨーデルなどもこの一種。
Country blues ( カントリー ブルース )
その名の通り、アメリカ南部の田舎で発達した
ブルース。ギターの弾き語りが一般的。

Country rock ( カントリー ロック )
C&Wの要素を加えたロックの事。1970年代に流行したイーグルスポコなどが有名。

Candonbe ( カンドンベ )
アルゼンチンに古くから伝わる舞曲。黒人奴隷の子孫たちが伝えたとされる祭典行列の音楽。
ハバネラミロンガとともにタンゴに吸収された。
Cambouley ( カンブレイ )
トリニダードの古い行列の踊りと音楽。農園の消火訓練を模して行われる。

Gig ( ギグ )
小会場での演奏会の事。

Guitar pop ( ギター ポップ )
ギターを
フィーチャーしたポップスの総称。
義太夫節 ( ギダユウブシ )
17世紀に大阪で成立した人形浄瑠璃の音楽だが、
歌舞伎でも用いられる。

Galop ( ギャロップ )
本来は馬の駆け足の意味。19世紀中頃に流行った、急速な躍動的舞曲。のちにバレエや
オペラにも取り入れられる様になった。

京劇 ( キョウゲキ )
いわゆるチャイニーズ・
オペラ。華やかな衣装を身にまとった役者たちが、舞台狭しとバク転やバク宙を披露。アクロバティックな印象が強い。
狂言 ( キョウゲン )
セリフ、演技中心の写実的でユーモラスな演劇。
と能の間に演じられる独立した劇としてのものを本狂言と言い、能の中で狂言方が演じるものを間狂言( あいきょうげん )と呼ぶ。
Kiliwali ( キリワーリ )
アフガニスタンの都市ポピュラー音楽。1978年の軍事クーデター以後、国全体の宗教色が一掃され、ラジオの発達と共に流行した。
Guaguanco ( グァグァンコー )
ルンバにスペインの伝統的な要素を加えて作られた。これをさらに進化させたものにYambu( ヤンブー )がある。

Guajira ( グァヒーラ )
キューバに古くから伝わる音楽。初期のグァヒーラは8分の6拍子と4分の3拍子の混合リズムだったが、のちに
ソンなどの影響により4分の2拍子になった。

Guaracha ( グァラーチャ )
ソンがハバナに伝わってベース、ブラスなどが加えられたもの。キューバだけでなく、プエルトリコでも流行した。

Guaracha son ( グァラーチャ ソン )
イグナシオ・ピニエイロと言う人が、農民音楽に
ソンを混ぜて作ったもの。
Quintet ( クィンテット )
五重奏五重唱

Kwela ( クウェーラ )
マラービから派生し、東アフリカを中心に1950年代に流行ったダンス・ミュージックシャッフルスウィング調のリズムが特徴。

偶然性の音楽 ( グウゼンセイノオンガク )
別名、チャンス・オペレーション。作曲や演奏に偶然性を取り入れた現代音楽の1つ。1951年にアメリカのジョン・ケージが提唱した。五線譜は用いず、図形楽譜を使う事も多い。
Cool jazz ( クール ジャズ )
ホットな演奏の
ビバップに対するアンチテーゼとして生まれた、1940年代後半の知的で洗練されたジャズ

Cueca ( クェーカ )
チリの代表的な民族音楽的ダンス・ミュージック。発祥地はペルー。ギターで刻む8分の6拍子が特徴。

Ketuk tilu ( クトゥック ティル )
クトゥックと呼ばれる打楽器を含む小編成
ガムランを伴奏にした舞踊。
Grind core ( グラインド コア )
ハード・コアから派生したジャンルで、ブラスト・ビートと呼ばれる極限のリズムを用いて、徹底的に速さを追求した音楽の総称。BPM700を超えている曲や、1秒の曲などが存在する。イギリスのナパーム・デスが作り出したとされている。また、その音楽性や歌詞などの違いによって、ゴア・グラインドクラスティー・グラインドショート・グラインドグラインド・デスグラインド・ノイズグラインド・ロックポルノ・グラインドなどさらに細かく分類されるが、実際の定義は曖昧で、人によって解釈の仕方に違いがある。
Ground beat ( グラウンド ビート )
SOUL U SOUL ( ソウル トゥー ソウル )の『 Keep on movin'n 』( キープ オン ムーヴィン )のヒットで広まったリズム。
ゴー・ゴー風のミディアム・テンポではねるリズムに、レゲエ的なベースのうねりを組み合わせたもの。

Classic ( クラシック )
古典音楽。音楽室に必ず貼ってあるのがその作曲家たち。ヴェートーベンバッハなどが有名。

Glam rock ( グラム ロック )
glamourous rock( グラマラス ロック )の略。イギリスで生まれたジャンル。派手な衣装とメイクで歌われる。デヴィッド・ボウイT−レックスなどが有名。

Grange ( グランジ )
シアトルの
インディーズ・シーンから生まれたムーヴメント。グランジとは足の指のアカと言う意味があり、 転じて一見汚くラフでノイジーなロックを指す。

Courante ( クラント )
走るとか流れると言った意味を持つフランス語。16世紀のフランスに現れ、17世紀には古典組曲の一つとなった速い3拍子の舞曲。クラントとはフランス風の事で、2分の3拍子か4分の6拍子、または2つが交互に入れ替わる舞曲。イタリア風になるとコレンテと呼ばれ、4分の3拍子か8分の3拍子の速い曲調になる。
Groove jazz ( グルーヴ ジャズ )
60年代後半に発生した新しい
ジャズ。当時のジャズ界からは軽視されていたものの、80〜90年代のポップスに多大な影響を与えて再評価されたジャンル。 従来のジャズとは違い、R&Bロックラテンなどのリズムを導入し、オルガンなどの電子楽器を当時から早々と使っていた。当時からすると時代の先を行き過ぎた感も否めないが、逆に考えると今聴いても全然古さを感じさせないサウンドである。昨今のクラブ・カルチャーにも多少なりとも影響を与えていると思う。
Group sounds ( グループ サウンズ )
1960年代、ビートルズローリング・ストーンズらに影響を受けた和製
ロック・グループの総称。略してGS( ジーエス )とも言う。ザ・タイガースザ・スパイダースなどが有名。

Gregorian chant ( グレゴリアン チャント )
グレゴリオ聖歌と呼ばれている、ローマ・カトリック教会で中世以来継承されている単旋律の典礼聖歌教皇グレゴリウスT世が、教会によってバラバラだった聖歌を整理して発展した。主にラテン語で書かれている。

Klezmer ( クレズマー )
東欧系ユダヤ人アシュケナジムたちの民謡をルーツに持つ音楽。ときにスピーディーで激しいダンス・ミュージックだったり、ときにゆったりしたテンポの
バラードだったりと様々だが、ほとんどにクラリネットとヴァイオリンが入っている。もっとも有名な曲は『 ドナドナ 』であろう。
Cross over ( クロス オーバー )
ジャズロックを融合させたジャンル。 70年代に発生し、ここから後にフュージョンが生まれた。フュージョンよりもジャズ色が強い。
Kroncong ( クロンチョン )
インドネシアに伝わる、外来音楽とポルトガルの文化を融合させた伝統的な
ポップス
Kroncong asli ( クロンチョン アスリ )
アスリとはアラビア語でオリジナルなと言う意味。28小節から成る決まった様式を持つ正統派の古風な
クロンチョン

Kroncong betawi ( クロンチョン ブターウィ )
ガンバン・クロモンと呼ばれる中国風の音楽と、
クロンチョンが融合した音楽。

Kroncong madura ( クロンチョン マドゥーラ )
ジャワ島の北東部に位置するマドゥーラ島に伝わる素朴な民謡風の
クロンチョン
Cumbia ( クンビア )
コロンビアの海岸沿いに伝わった、4分の2拍子の黒人系ダンス ・ ミュージック。

Cajun music ( ケイジャン ミュージック )
アメリカのルイジアナで盛んな音楽。フランス語による
C&W風の音楽である。

Kecak ( ケチャ )
インドネシアのバリ島の民族音楽。「 チャチャ 」などの言葉が複雑に入り乱れ、独特のリズムの中での舞踊が特徴的。
Goa trance ( ゴア トランス )
テクノから派生したトランスの一種。 ゴアとはインド西海岸にあるリゾート地の名前。1960年代にヒッピー・ムーヴメントが起こってから、ヒッピーの聖地として崇められたことで知られる。もともとはジャーマン・トランス系のDJがこのゴアでプレイしていたことから生まれた。インド独特のリズムと旋律による、よりサイケデリックなサウンドが特徴。
Go go ( ゴー ゴー )
1980年代半ばに流行したワシントンDC発祥の黒人音楽。
レゲエにも通じるファンキーなグルーブが特徴。ニュー・ジャック・スウィングの元になった音楽。チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズトラブル・ファンクなどが有名。またゴー・ゴーは1960年代半ばに大流行したダンス・ミュージックの総称としても用いられる。ツイストモンキースイムリンボーなどをまとめてゴー・ゴーと呼んだ。
Chord ( コード )
和音の事。曲を生成する上で欠かす事の出来ないもの。
Chorus ( コーラス )
合唱と言う意味もあるが、ここでは
エフェクトの一種の事。原音に音高を上下させたエフェクト音を加える事により、音に厚みと温かみを加える効果がある。

Gospel ( ゴスペル )
1920年代に
ニグロ・スピリチュアルズと呼ばれる黒人霊歌から派生した、讃美歌の一種。ソウルフルな曲調と、新約聖書にインスパイアされた歌詞が特徴的。R&Bソウルなどに大きく影響を与えたジャンル。

こぶし ( コブシ )
五線譜では表現出来ないメロディーの抑揚を、歌手のアドリブで表情豊かに表現する歌唱テクニックの1つ。
Choral ( コラール )
ドイツ・プロテスタント教会の讃美歌。宗教改革者のマルティン・ルターが推進して広まった。

Coladera ( コラデーラ )
西アフリカのカーボ・ヴェルデ諸島で発生した、速い2拍子の
ポップス

Colombianas ( コロンビアーナス )
南米のコロンビアに伝わる民謡を取り入れた、スペインの
フラメンコの一種。
Conga ( コンガ )
アフリカからラテン・アメリカに伝わった舞曲。手で直接叩く打楽器に同名の物もあるが、起源は別。

Gong kebyar ( ゴング クビャル )
非常にテンポの早い、バリの
ガムラン音楽。ドラムンベースよりも早いらしいです。

Konkomba( コンコンバ )
アダハのブラス・バンドの代わりに、簡素な笛や地元の民俗楽器や人間の声などで代用したもの。1920年代〜1940年代にガーナで流行し、後にナイジェリアのジュジュに影響を与えた。
Conductor ( コンダクター )
オーケストラなど複数の演奏者による合奏、合唱の指揮者。

Concerto ( コンチェルト )
独奏楽器とオーケストラによって演奏される形式。協奏曲( きょうそうきょく )とも呼ばれる。

Concerto grosso ( コンチェルト グロッソ )
合奏協奏曲バロック時代の協奏曲の最も重要な形式。独奏楽器群
オーケストラによる対比を特色とする。

Contemporary jazz ( コンテンポラリー ジャズ )
コード進行が予測できず、しかも普段あまり使われない様なコードが使われるジャズのスタイルの1つ。
Contradanza ( コントラダンサ )
17世紀にイギリスで流行ったカントリー・ダンスがフランス語に訳され、黒人的テイストを加えて8分の6拍子から4分の2拍子に変化したもの。
Compas ( コンパ )
ヌムール・ジャン・バチストと言う人が、モダン化した
メラングに、キューバン・ミュージックザイール・ポップスなどの要素を加えたもの。
Compilation ( コンピレーション )
リミックスされたCDの事。または1つのコンセプトのもと、それに沿った既存の曲を新たにリミックスした曲。コンピものって言う言い方もしたりする。
Combo ( コンボ )
小編成の
ジャズ・バンド。人数的な制限は特になく、大編成のフル・バンドとの対比で使われる。


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