・・・・・・・・・・ ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行


Art core ( アート コア )
情感に溢れ芸術的なメロディーを持つ事からこの名がつけられた。テンポは遅めで、主旋律を主にシンセサイザーが奏でる。ベースやドラムは目立たず、たまにソウルフルなヴォーカルが入る事もある。落ち着いた大人の雰囲気を持つ為、女性に人気がある。L.T.J.ブケムがその第一人者。

Urban blues ( アーバン ブルース )
第一次世界大戦での黒人の北米移住に伴って北上した
ブルースが、ジャズアレンジによって都会的に洗練されたもの。

R&R ( アール アンド アール )
Rock'n Roll( ロックンロール )の略。コード進行のごくごくシンプルな
ロック。革ジャンにリーゼント、合い言葉は「 酒、女、ロック 」(笑)。

R&B ( アール アンド ビー )
Rhythm & Blues ( リズム アンド ブルース )の略。最近の日本の音楽シーンに影響を与えたジャンル。
ブルースよりもリズム重視でダンサブルなのが特徴。

合いの手 ( アイノテ )
三味線音楽などの曲中で、唄が休止して次の唄までの間をつなぐ、楽器のみで奏する短い間奏。

Auftact ( アウフタクト )
メロディーが、その曲の最初の小節よりも前から始まる曲の事。日本語では弱起( じゃっき )と呼ばれる。
A capella ( ア ・ カペラ )
楽器を用いずに、自分たちの声だけで曲を演奏するスタイル。ドラムやベースなどすべてのパートを声だけで演奏する。美しいハーモニーが特徴的。

Acid jazz ( アシッド ジャズ )
acidとは毒っ気のあると言う意味で、その名の通り少しクセのある感じの
ジャズ。一番有名なのはおそらくJamiroquai( ジャミロクワイ )かな。ちなみに『 Jamiroquai 』とは、ジャム・セッション『 Jam 』と、インディアンの種族名『 Iroquai 』を合わせた造語だそうです。

Acid house ( アシッド ハウス )
ハウスから派生したジャンル。エクスタシーと言うドラッグと、電子音楽の融合による意識の拡張を目的としたサウンドが特徴。ドラッグ・カルチャーサイケデリックへの回帰がキーワードとなっている。もともとacidには『 麻薬 』と言う意味もあり、麻薬を投与した時の効果を音楽に表現しようとするなど、ドラッグ・カルチャーを表す音楽形態にはこの名が付けられる。

Adaha ( アダハ )
ブラス・バンドの
マーチにアフリカ的要素を加えたもの。後にニュー・オリンズの黒人の葬式にブラス・バンドが演奏するジャズの元になったと言う説もある。

Ad lib. ( アド リブ )
ラテン語のad libitumの略。本来は自由にと言う意味で、一般的には自由に即興演奏をする事。
Adowa ( アドワ )
西アフリカのアシャンティ人の打楽器とヴォーカルによる音楽。もともとは葬式の時に演奏する音楽だったが、現在は他の行事やお祭りなどでも演奏される。
Apala ( アパラ )
フジに良く似たジャンルだけど、こちらは40年代に流行った音楽。ジュジュよりもテンポが早く、パーカッションにアクセントが置かれている。

Abstract ( アブストラクト )
一般的には
ヒップホップを基本に、様々な実験的要素を加えた抽象的音楽スタイルフリー・ジャズ系のDJが好んで使う事が多いが、アンビエント系のテクノや、ハウスジャングルなどでも用いられる事もある。

Abstract hiphop ( アブストラクト ヒップホップ )
トリップ・ホップの別名。

Afro cuban ( アフロ キューバン )
スペインの情熱的なメロディーにアフリカのパーカッシブなリズムが融合した、ラテン・アメリカの混血文化を代表する音楽の総称。

Ameriachi ( アメリアッチ )
アメリカの
ディキシーランド・ジャズマリアッチを合わせたジャンル。異国情緒溢れたイージー・リスニング

American rock ( アメリカン ロック )
R&Bブルースカントリーなど、その名の通りアメリカの伝統的な音楽の要素を取り入れたロックの事。7thコードを多用した泥臭さが特徴。スタンダードなロックより、軽快で明るい感じ。ドゥービー・ブラザーズなどが有名。
Arabesk ( アラベスク )
アラブ風歌謡曲。トルコでよく聞かれる
ポップスの事で、大衆性の強い国民音楽。

Aria ( アリア )
元々はイタリア語で空気とか雰囲気と言う意味で、詠唱と訳す。
オペラオラトリオなどの中に歌われる、器楽伴奏付きの旋律的な独唱曲レチタティーヴォと対を成すもの。

Alto ( アルト )
女声の低音域パートの事。

Arpeggio ( アルペジオ )
コードを一音一音分けて弾く奏法。ちょっと物悲しい雰囲気が出るので、バラードなどで効果的に使われる事が多い。

Allemande ( アルマンド )
フランス語でドイツのと言う意味。16世紀頃に現れた、2拍子系のドイツの舞曲。古典組曲の最初に置かれ、主に4分の4拍子で短い
アウフタクトを持つ。
Arrange ( アレンジ )
arrangement( アレンジメント )の略。一般的に編曲と言う意味で使われている。既存の曲をアレンジし直して、全く別のジャンルに生まれ変わることも少なくない。こうした仕事をする人をアレンジャーと呼び、1曲に複数のアレンジャーが参加する事もある。

Anthem ( アンセム )
英国国教会の礼拝式で歌われる宗教的合唱曲。歌詞は全て英語で、
ア・カペラによるフル・アンセムと、オルガンの伴奏が入るヴァース・アンセムとがある。

Ambient ( アンビエント )
ブライアン・イーノが提唱したジャンル。彼が事故で入院中、友人がかけたハープのレコードがかなり小さな音量だった。しかたなくベッドで聴いている時に、窓の外の雨音とハープの音が合わさって新しい音楽の形を見出したのが始まり。もともとの語源はAmbiance ( アンビエンス )と言う言葉から来ている。Ambianceとは環境と言う意味で、景色と言う意味のLandscape( ランドスケープ )と言うキーワードと共に、Soundscape ( サウンドスケープ )と形容される事もある。環境音楽とはまた違うんだけど、もともとは
テクノから派生したジャンル。テンポはかなり遅めで、パッド系のシンセとかがモワワ〜ンってずっと繰り返して鳴ってて、普通に聞くにはかなり退屈な音楽(笑)。ただ、ハマるとこれが逆にいい感じになるらしい。ちなみに、Windowsの起動音を作曲したのもブライアン・イーノ氏である。

Ambient house ( アンビエント ハウス )
ハウスから派生したジャンル。環境音楽的要素が強い、踊らせないハウスである。

Impromptu ( アンプロンプテュ )
即興曲。19世紀ロマン派の性格的小品の一種。何気ない楽想を自由な書法でまとめた、即興的な雰囲気の楽曲。

Easy listening ( イージー リスニング )
BGMとして聴き流す事の出来る、聴き心地重視の軽音楽。
Equalizer ( イコライザー )
日本語では等化器と訳され、よくEQ( イー キュー )と略される。音の周波数を調節する機器のこと。音の高さは主に低音域中音域高音域と分けられるが、それぞれを強調したり弱めたりする事が出来る。機能の違いによってグラフィック・イコライザーパラメトリック・イコライザーなどの様々な種類に分類される。

Insergeant country ( インサージェント カントリー )
カントリーパンクの精神を組み合わせたスタイル。

Inst ( インスト )
instrumental( インストゥルメンタル )の略。ヴォーカルパートのない楽器のみの曲の事。

Indies ( インディーズ )
いわゆるメジャーデビューをしていないアーティスト、またはそのCDの事。自主制作盤を指す事が多い。その語源はindependent( インディペンデント )から来ている。
Intelligent ( インテリジェント )
ニュー・ウェイヴジャズの影響を受けた、ジャングルの一種。アート・コアにも似た叙情的な大人の雰囲気を持つが、こちらの方がベース重視のサウンドになっている。

Intermezzo ( インテルメッツォ )
オペラなどの幕間に演奏される器楽曲、または幕間劇間奏曲。単に独立した短い器楽曲の事を指す場合もある。

Huayno ( ウァイノ )
インカ帝国の伝統を受け継いだペルーのダンス・ミュージック4分の2拍子で、5音音階なのが特徴。

Vallenato ( ヴァジェナート )
コロンビア北東部の、アコーディオンとヴォーカル中心の民族的ポピュラー音楽。

Variation ( ヴァリエーション )
変奏曲。主題を元にしてそれに変化を加える技法を変奏と言い、主題といくつかの変奏からなる曲を言う。

V.A. ( ヴイ エー )
Various Artists( ヴァリアス アーティスツ )の略。企画ものなどによく見られる、1つのコンセプトに対して複数のアーティストが参加すること。またはオムニバスとも言う。

Vibrato ( ヴィブラート )
声や楽器の音を震わせること。1秒間に4〜8回震わせるのが一般的なのだそうだ。
Wiener walzer ( ウィンナ ワルツ )
19世紀始め、ヨハン・シュトラウス親子らによって確立されたウィーン風
ワルツ『 美しく青きドナウ 』の様に、小ワルツをつなげた構成が特徴。

West coast jazz ( ウェスト コースト ジャズ )
1950年代初めに、アメリカ西海岸の若手白人ミュージシャンによって広められた、
アレンジに重点を置いたジャズジェリー・マリガンチェット・ベイカーアート・ペッパーなどが有名。

West coast rock ( ウェスト コースト ロック )
1960年代後半、フラワー・チルドレンに代表されるヒッピー・
ムーヴメントをきっかけに注目され始めた、アメリカ西海岸のロック。ここからさらにサイケデリックサーフ・ミュージック系、カントリー・ロック系などに別れる。
Velocity ( ヴェロシティ )
鍵盤を押す速さの事。弱く打鍵するのと強く打鍵するのとでは音のヴォリュームなどが異なる様に、この数値が高いほどその音のヴォリュームが大きくなる。要するに、これである程度のヴォリュームを調節すると認識しておいてもいいと思う。
Walking bass ( ウォーキング ベース )
4ビートの
ジャズなどで、ベーシストが4分音符を中心にして歩く様に演奏する事。
Vong co ( ヴォン コ )
1900年代初頭にヴェトナムで流行した都市芸術曲の1つ。

Ughniyah ( ウグニーヤハ )
口語アラビア語によるラヴ・ソングで、アラブの
ポップスの総称。

8 beat ( エイト ビート )
4分の4拍子において、1小節を8つに分けた時に出来る8分音符を1つの単位とするリズムのこと。
ロックの基本的なリズムで、この言葉自体がロックを指す場合もある。ちなみにこの言葉は和製英語で、本当は8th note rock feel( エイス ノート ロック フィール )と言う。

AOR ( エー オー アール )
Adult Oriented Rock ( アダルト オリエンテッド ロック )の略で、大人向けの
ロックと言う意味。1970年代半ば、FMリスナーの急増により20代後半から30代前半をターゲットにした、落ち着いた雰囲気のロックに人気が集まった。この事で、ティーンエイジャー向けのロックとの差別化を図るべく作られた言葉。

Air ( エール )
イタリア語の
アリアと同源。17世紀から18世紀にかけてのフランスのオペラバレエなどで、舞踏の伴奏の為に用いられた声楽または器楽曲。

絵描き歌 ( エカキウタ )
アニメやマンガなどのキャラクターを描く為に歌われる歌の総称。♪丸書いてチョン♪など。

Expression ( エクスプレッション )
音のヴォリュームなどをコントロールして抑揚をつける為の
エフェクト

SE ( エス イー )
Sound Effect( サウンド エフェクト )の略。映画などに挿入する効果音や音楽の事。

Etude ( エチュード )
練習曲と言う意味。テクニックを上げる為に作られた曲の事。

Effect ( エフェクト )
音にかける特殊効果の事。歪ましたり、厚みを出したりすることができる。
コーラスリバーブなど。
MOR ( エム オー アール )
ロックジャズなどの枠にとらわれない、わかりやすい音楽。AORイージー・リスニングフュージョンなどがその例。
ちなみにMORとはMiddle Of the Roadの略で、中道と言う意味。
MC ( エム シー )
Master of Ceremonies( マスター オブ セレモニーズ )の略。司会進行役の事。またはライブなどの曲と曲の間に入る雑談の事。
MTV ( エム ティー ヴィー )
1981年にアメリカで24時間の音楽番組専門チャンネルとして誕生したテレビ番組。84年からは毎年優れたビデオ・クリップを表彰するMTVミュージック・アワードを開催。92年にはMTV Japanもスタートした。
Emotional hard core ( エモーショナル ハード コア )
ハード・コアから派生したジャンル。略してエモコアとも呼ぶ。ハード・コアと違ってがなる事はなく、ヴォーカルが切なく優しいのが特徴。日本ではASIAN KUNG-FU GENERATION( アジアン カンフー ジェネレーション )やレミオロメンなどが有名。
Electro ( エレクトロ )
ヒップホップの父と呼ばれるアフリカ・バンバータによって広められた、ファンクの進化形とでも言えるサウンド。聞いた感じはテクノとヒップホップの融合と言った感じ。ヒップホップのリズムに電子楽器を足したって感じかな。テクノ・ポップにも多少通ずる所もある、80年代前後のディスコ・ミュージック
Elegy ( エレジー )
悲しみに満ちた歌の事。哀歌悲歌
Overture ( オーヴァーチュア )
序曲
オペラオラトリオなどの開幕前に演奏され、導入的な役割を果たす管弦楽曲フランス風序曲イタリア風序曲がある。
Organic soul ( オーガニック ソウル )
70年代風のジャジーな
R&Bの事をこう呼ぶ。
Orchestra ( オーケストラ )
管楽器、弦楽器、打楽器を使って演奏される音楽の総称。管弦楽、または管弦楽団の事。
Audience ( オーディエンス )
観客の事。
Oldies ( オールディーズ )
1950〜1960年代初期にかけての
R&RR&Bポップスの総称。
Octave ( オクターヴ )
専門的な言い方をすれば完全8度の音程の別名。早い話、その音に対して1つ高い位置にある同じ音の事。
Octet ( オクテット
八重奏八重唱

音の三要素 ( オトノサンヨウソ )
音の高さ音の大きさ音色

Opera ( オペラ )
劇に音楽と舞踊を加え、それを歌手が衣装をまとって演じる舞台劇
Opera comique ( オペラ コミック )
18世紀に成立した、セリフと歌によるフランス風の
オペラ。初期は喜劇的な内容のものが多かったが、19世紀後半にはビゼー『 カルメン 』の様な悲劇的結末の物も現れた。
Opera seria ( オペラ セリア )
オペラ・ブッファとは反対に、非常にまじめな内容を持つオペラ。オペラ・ブッファと同じく、18世紀のナポリ楽派の時代に栄えた。
Opera buffa ( オペラ ブッファ )
18世紀から19世紀始めまで栄えた、イタリアの喜劇的
オペラbuffa( ブッファ )の語源はこっけいなと言う意味のbuffo( ブッフォ )で、文字通り単純明快で笑いに満ち、庶民的な内容のものである。元々はオペラ・セリアインテルメッツォとして上演されていたが、後に独立していった。

Operetta ( オペレッタ )
喜劇曲。上流階級の貴族だけの娯楽だった
オペラをより庶民的な軽い娯楽にしようとした、言わばオペラの大衆版。

Oratorio ( オラトリオ )
聖譚曲( せいたんきょく )とも言う。宗教的な題材による演奏会形式の大規模な叙情的楽曲。ヘンデル『 メサイヤ 』ハイドン『 天地創造 』などを古典的オラトリオと呼び、ショスタコービッチ『 森の歌 』などを世俗的オラトリオと呼ぶ。
Orkes melayu ( オルケス ムラーユ )
マレーシアに伝わる複合音楽。インドの映画音楽やアラブの都市音楽などの要素を統合した音楽の形式。
Orquesta tipica ( オルケスタ ティピカ )
スペイン語で典型的な楽団と言う意味で、植民地時代に社交舞踏に用いられた管弦楽の様式の事。キューバの
ダンソンアルゼンチン・タンゴの楽団の編成を指す。

Alternative country ( オルタネイティブ カントリー )
カントリーの新しい形として、パンクR&Rを取り入れたサウンドが特徴。ジョン・ラングフォードハンク・ペニーなどが所属する、BLOODSHOT( ブラッドショット )と言うオルタナ・カントリー専門レーベルが有名。

Alternative rock ( オルタネイティブ ロック )
オルタネイティブとは既存のものにとって代わるものと言う意味。1970年代後半に流行した
ニュー・ウェイブロックムーヴメントの総称。
音楽の三要素 (オンガクノサンヨウソ )
メロディーリズムハーモニー


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