おすすめCD紹介

メイン

プロフィール

更新履歴

今日の一言

お勧めCD紹介

音楽用語辞典

自作曲紹介

日記

リンク

掲示板

 



ROCK/POPS
『 1962-1966 』 / The Beatles『 1962-1966 』 / The Beatles

高校の頃はThe Beatles( ザ ビートルズ )と共に過ごし、男子校だった為にビートルズが青春時代と言っても過言ではないほどハマり、少なからず僕の曲にもビートルズの影響が見受けられます。それ以前に彼らの音楽は、ジャンルを越えた様々なアーティストたちに影響を与え続けています。そのメロディーセンス音楽性ファッションカリスマ性。どれをとっても他の追随を許さぬもので、その突出した天賦の才は明らかに当時の最先端でした。そんな彼らの初期の名曲を集めたベスト盤、いわゆる赤盤です。デビュー曲『 Love me do 』に始まり、13枚目のシングル『 Yellow submarine 』までの2枚組全26曲を収録。僕がビートルズの中で最も好きな『 In my life 』も入ってます。彼らが一番輝いていた頃の名曲ばかりを集めたこの赤盤、ビートルズ初心者のあなたもとりあえずこの1枚だけで十分にその世界を堪能出来ます。

『 1967-1970 』 / The Beatles『 1967-1970 』 / The Beatles

こちらはThe Beatles( ザ ビートルズ )後期の名曲を集めた、俗に青盤と呼ばれるベスト盤です。ジョンとポールの個性の差が出始め、サウンド面でも赤盤とは全然違うと言っても過言ではないほど。イントロに国歌をサンプリングした『 All you need is love 』など、実験的な要素が多く見られます。その中でも僕が最も推す曲は、『 Strawberry fields forever 』『 OB-LA-DI,OB-LA-DA 』『 Come together 』、かのエリック・クラプトン氏が情感溢れる見事な泣きのギターを披露している『 While my guitar gently weeps 』の4曲。そして何故かここに来てシンプルに戻った『 Let it be 』『 The long and winding road 』などの解散直前の名曲など、赤青揃って必聴の名盤です。ちなみに赤と青と言うのは、彼らの出身地イギリスはリヴァプールの2つのサッカーチームのそれぞれのチームカラーだそうです。

『 ア・ラ・カペラ 』 / シャイ&ムーニー+エイジ&テツ『 ア・ラ・カペラ 』 / シャイ&ムーニー+エイジ&テツ

このCDは、僕が中学生の頃発売されたインディーズもので、もう廃盤になっていると思います。歌ってるのはシャイ&ムーニー+エイジ&テツと言い、元々はシャイ&ムーニーエイジ&テツと言う2つのユニットだったのが、このアルバムの為だけに合体した企画ものです。僕が小6の頃から高校卒業くらいまでだったと思いますが、KBS京都ラジオ『 はいぱぁナイト 』と言う番組の火曜日のパーソナリティーをエイジ&テツの杉原徹( すぎはら てつ )氏が担当されていました。京都の有名なCD店JEUGIA( ジュージヤ )では、1ヶ月ぐらい1位をキープしていたほど京都地区限定でかなり売れたみたいです。曲のジャンルはア・カペラですが、ア・カペラってこんなにもカッコイイものだったのかって、初めて聞いた時はホント感動しました。もし見つけた時は、ぜひ。

『 A PopCALYPSE NOW 』 / BEAT CRUSADERS『 A PopCALYPSE NOW 』 / BEAT CRUSADERS

お面バンドBEAT CRUSADERS( ビート クルセイダーズ )、略してビークルです。初めて彼らのライブを観た時は、色んな意味で衝撃を受けました。今まで数多くのパンク・バンドを見聞きして来たけれど、こんなにPOPなのがあっただろうかと言う衝撃。あとはライブのMCでヴォーカルのヒダカトオル氏が、普通に女性器の名称を連呼していたと言う衝撃(笑)。そんな親しみの持てる彼らなんですが、これがメジャーデビューアルバム。今までは長い間インディーズで活動していたんですが、紆余曲折あり解散。ヴォーカル以外のメンバーを総入れ替えして、2004年夏にメジャーデビューと相成った訳です。コテコテの男臭い感じはあまりしないので、これは普段あまりロックやらパンクやらを聴かない方にもおすすめの1枚。ちなみに歌詞の中には下ネタは出て来ませんので、安心して聴いて下さい(笑)。

『 HAPPY TOWN 』 / JILL SOBULE『 HAPPY TOWN 』 / JILL SOBULE

97年に発売されたアメリカの女性ヴォーカリストのCDなんですが、ジャケ買いなので彼女の詳細はよくわかりません(笑)。ジャケットからイメージしてたのはパンクっぽい感じだったんですが、いい意味で裏切られました。軽くフォークロアをにおわせる様なアレンジバラードや、アコギをフィーチャーしたブルースがあったり、結構サウンド面では多彩なアルバムとなっています。何より、ハスキー過ぎない叙情的なヴォーカルにやられました。

『 THE DIRTY BOOGIE 』 / THE BRIAN SETZER ORCHESTRA『 THE DIRTY BOOGIE 』 / THE BRIAN SETZER ORCHESTRA

THEE MICHELLE GUN ELLEPHANT( ザ ミッシェル ガン エレファント )のベーシスト、ウエノコウジ氏もご推薦。その昔、STRAY CATS( ストレイ キャッツ )と言うネオ・ロカビリー・バンドでも名を轟かせた、BRIAN SETZER( ブライアン セッツァー )氏の率いるビッグ・バンドです。ジャンル的にもビッグ・バンドっぽいジャジーなアレンジになっていて、ちょっと古臭い所が逆に新しいって感じ。ときにジャズっぽかったり、ときにスウィング・ロックっぽかったり。しかも、ホーンを録るなら世界でこれ以上ないってぐらいの場所機材レコーディングされてるらしいです。みなさんもこれを聞いて、一緒にカッコイイ不良中年になりましょう。

 

TECHNO/BREAKBEATS
『 FOR YOUR EARS ONLY 』 / BENTLEY RHYTHM ACE『 FOR YOUR EARS ONLY 』 / BENTLEY RHYTHM ACE

ビッグ・ビートの雄、BENTLEY RHYTHM ACE( ベントレー リズム エース )です。ブレイクビーツ全開で、サウンドも陽気でちょっとバカっぽい所がまたいい。ダサかっこいい、かなりご機嫌なサウンドになっております。ジャンルは基本的にビッグ・ビートですが、13曲目は途中でスカっぽいアレンジに変わります。輸入盤と日本語盤があって、日本語盤には2曲ボーナス・トラックが収録されてます。かっこいいんで、ぜひ日本語盤をおすすめします。全15曲で、僕のおすすめは3曲目と13曲目。あと、PVもバカっぽいので、機会があったらぜひ観て下さい。

『 OK 』 / Talvin Singh『 OK 』 / Talvin Singh
ブリティッシュ系インド人2世のアーティスト、Talvin Singh( タルヴィン シン )。ジャンルはテクノとかゴア・トランスですけど、ドラムンベースっぽいのもあります。 必聴すべきは、沖縄のネーネーズと言うアーティストが参加しているタイトル曲『 OK 』。その中で、沖縄の方言で合いの手が飛び交うのですが、意味が全然わかんないのでニセ日本語の様に聞こえます(笑)。それはもう渡辺徹のニセ関西弁よりひどいです(笑)。そして曲の最後にはっきりと『 ミサワ・セラミックホーム・沖縄 』って、本気で意味がわかりません(笑)。
『 SINCERE 』 / MJ COLE『 SINCERE 』 / MJ COLE

2ステップの創始者、MJ COLE( エムジェー コール )の1stアルバムです。もう発売されて何年も経ちますけど、いまだに我が家のヘヴィーローテーションの1つになっている程、僕に多大な衝撃と影響を与えてくれた名盤中の名盤。今まで4つ打ちが当たり前だったU.K.のクラブ・シーンに、初めて2ステップと言うジャンルをもたらした彼の功績は素晴らしいと思います。当たり前を覆した訳ですから、よほどのクオリティーとセンスとテクニックがないとあり得ません。躍らせるサウンドには間違いないのですが、全体的に漂うこの余裕さや落ち着き、そしてどこかほのかに香る癒し。今まで4つ打ちばかりに慣れて来たロンドンのクラバーたちをも唸らせた2ステップ、とくとご堪能あれ。

 

JAZZ/LOUNGE/WORLD
『 COWBOY BEBOP 』 / THE Seatbelts『 COWBOY BEBOP 』 / The Seatbelts

そのクールなカッコよさからアニメファン以外のファンも獲得してしまった問題作、『 COWBOY BEBOP 』サントラ第1弾。アニメのサントラと思ってバカにする事なかれ。クオリティーはハンパじゃないです。作曲したのはThe Seatbelts( ザ シートベルツ )を率いる菅野よう子と言う女性ですが、この人の作曲とアレンジのセンスは天才的。ちなみにこの方、『 ア・ラ・カペラ 』杉原徹氏が昔組んでた、てつ100%と言うバンドのメンバーでもあります。サウンドは全体的にジャジーな感じ。タイトル通りビバップと言う種類のジャズがほとんどです。特におすすめは1曲目の『 Tank! 』と2曲目の『 RUSH 』。僕自身アニメの方はまだ観た事ないんで、そんな方にもおすすめの大人な1枚です。

『 Prego 』 / V.A.『 Prego Special Edition 』 / V.A.

有名インテリア・ショップACTUS( アクタス )にて購入した、人気コンピPrego( プレーゴ )のベスト盤とも言える1枚。 クラブ・ジャズやらサンバやらボサ・ノヴァやら、サウンドはいわゆるラウンジ系。マニアックなアーティストがほとんどですが、有名な所ではKYOTO JAZZ MASSIVE( キョウト ジャズ マッシヴ )も参加しています。とにかく、この充実の内容で\1,000と言うのがお得ですな。

『 BLACK JAZZ 』 / THE Seatbelts『 THE STORY OF BLACK JAZZ 』 / NEO

マルセイユのジャズ・レーベル『 BLACK JAZZ 』の看板アーティストでもあり、ジャズ・ピアニストでもあるNEO( ネオ )の1stアルバム。サウンド的には非常にシンプルで、ピアノ、サックス、ドラムなどの基本的なジャズ・セットに、邪魔にならない程度のリズムが絡んで来る感じ。ただ、ヴォーカルにサンプリングを使っているので、クラブ寄りのエレクトロ・ジャズに仕上がっています。決してジャズの即興性は失わず、見事にジャズとエレクトロをクロス・オーヴァーさせた傑作であります。

『 WAVE 』 / Antonio Carlos Jobim『 WAVE 』 / Antonio Carlos Jobim

ボサ・ノヴァの父、Antonio Carlos Jobin( アントニオ カルロス ジョビン )の代表的なアルバムです。Joao Gilberto( ジョアン ジルベルト )と共にボサ・ノヴァと言うジャンルを生み出した彼の奏でるボサ・ノヴァは、まさしく正統派。ボサ・ノヴァ初心者にピッタリの、名盤中の名盤。2003年に生誕45周年を迎えたボサ・ノヴァ。その人気は今や下火ではありますが、ぜひ一度これを聞いて、あなたもボサ・ノヴァの世界にのめり込んでみては?

 

R&B/SOUL/BLACK
『 Inside an Outsider 』 / Lady Lynette『 Inside an Outsider 』 / Lady Lynette

とりあえずジャケ買いしてみたCDなんですが、彼女が誰で、どこの国のアーティストなのかとかいまだに全然不明です(笑)。ジャケットの雰囲気からカーディガンズみたいなスウェディッシュ・ポップ的なサウンドをイメージしてたんですが、意外とソウルフルなヴォーカル。全体的にR&Bが多いですが、ジャズっぽいアレンジバラードもあります。とにかくブラックな雰囲気がフガフガ漂って来る、黒人音楽が好きな人にはおすすめの1枚です。

 

V.A.
『 BARK AT THE SUN! 』 / V.A.『 BARK AT THE SUN! 』 / V.A.
ドラマ『 太陽にほえろ! 』リミックス盤です。日本でドラムンベースと言えばこの人、ram jam world( ラム ジャム ワールド )の朝本浩文氏も参加しております。3曲目の『 マカロニ刑事のテーマ - Ram Jam Drum'n Bass Mix 』が最高です。東京スカパラダイスオーケストラ冷牟田竜之氏がリミックスした11曲目のスカや、バラードビッグ・ビートと、全体的に世代を問わない硬派なアレンジに仕上がっております。もちろんドラマを見た事ない方々にもぜひオススメの名盤です。
『 PUNCH THE MONKEY! 』 / V.A.『 PUNCH THE MONKEY! 』 / V.A.

ルパン三世リミックスものです。小西康陽氏や松浦俊夫氏、FPM( ファンタスティック プラスティック マシーン )こと田中知之氏などが手がけた、ルパン好き以外をもうならせる名コンピ盤です。ジャンルはボサ・ノヴァジャズロックなど多彩で、全部で11曲入ってます。原曲を知らなくても伝わるほどの完成度の高さが素晴らしいです。では最後にこのCDを聞いた感想を映画『 カリオストロの城 』より、銭形のとっつぁんとクラリスの会話から。

「 くっそぉ・・・一足遅かったか。ルパンめ、まんまと盗みよって。 」
「 いいえ。あの方は何も盗らなかったわ。私の為に戦って下さったの。 」
「 いや!奴はとんでもないものを盗んで行きました。・・・・・あなたの心です。

『 PUNCH THE MONKEY!2 』 / V.A.『 PUNCH THE MONKEY!2 』 / V.A.

ルパン三世リミックス盤第2段です。参加アーティストは、小西康陽氏、東京スカパラダイスオーケストラPOLYSICS( ポリシックス )、マンデイ満ちる、そしてなんとザ・ベンチャーズ!かなりの豪華キャストです。CDをかけると、1曲目でいきなりガツンと鈍器で後頭部を殴打された様な鈍い衝撃。本気で鳥肌もん、スカパラによる気持ち言いぐらいのスカです。あとはジャズに、マンボ、そして御大ザ・ベンチャーズが、ルパンの主題歌をテケテケテケテケって弾いてます。あとはマンディ満ちるによるエンディング・テーマ『 ラブ・スコール 』リミックスの、ボサ・ノヴァドラムンベースって感じの絶妙なアレンジが聴き所です。

『 PUNCH THE MONKEY!3 』 / V.A.『 PUNCH THE MONKEY!3 』 / V.A.

国民的名作コンピ『 PUNCH THE MONKEY! 』の第3段です。参加アーティストは、常連の小西康陽氏、ダンス☆マンザ・バンドマン、クラバーなら知らぬ人なしのサイケアウツオリジナル・ラヴのヴォーカル田島貴男氏、MURO( ムロ )氏など。2曲目のジ・オレンジャーズと言う謎のユニットがアレンジした、故山田康男氏の声をサンプリングしたハウスがなかなかの傑作。 フレンチ・テイスト満載の3曲目はもちろん小西康陽氏。そして必聴は6曲目、田島貴男氏ヴォーカルによる『 ルパンV世 愛のテーマ 』。彼の為の曲って感じのハマり具合は、ぜひ聴いて確かめてみて下さい。

『 Inside an Outsider 』 / Lady Lynette『 探偵物語 Remix 〜これにて一件落着〜 』 / V.A.

言わずもがな、ドラマ『 探偵物語 』サントラリミックス盤です。全9曲と若干物足りない気もしますが、そこは内容でカバー。小西康陽氏、Sunaga t' Experience's( スナガット エクスペリエンシズ )こと須永辰夫氏、Mansfield( マンスフィールド )こと池田正典氏の大御所3名に加え、スケボーキングSHIGEO( シゲオ )、smorgas( スモーガス )のアイニサワサキヨシヒロ氏などの豪華ラインナップ。ジャンルもドラムンベースゴア・トランスなど、クラバー受けする通なアレンジとなっております。量より質の濃いサウンドを、ぜひご堪能あれ。

『 TOKYO 』 / THE Seatbelts『 TOKYO The Sex. The City. The Music. 』 / V.A.
タイトルがズバリ『 TOKYO 』。おそらく東京( 日本 )で活躍するアーティストたちのコンピレーション・アルバムと言う事だと思います。サウンド的には70年代風のモンド・ミュージックっぽいのが多く、他には4つ打ちバリバリの曲やダブ実験音楽的なものまで、どちらかと言うと通好みの選曲になっている様です。参加アーティストも豪華で、CORNELIUS( コーネリアス )、FPM( ファンタスティック プラスティック マシーン )、MONDO GROSSO( モンド グロッソ )、砂原"マリン"良徳氏、石野卓球氏、福富幸宏氏など。発売は2002年ですが、今の音楽シーンにおける日本代表選手と言える人たちばかりではないでしょうか。こんなに凄いアルバムなのに当時ほとんど騒がれなかったのは何故かと言うと、実は日本ではなくオーストラリアで発売されたCDなんですね。文字通り、日本代表アルバムと言えるでしょう。


Copyright(c) 2000-2004 Uetch. All rights reserved.
konkondo@col.hi-ho.ne.jp