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地球の時代区分


地層の重なりやそこに含まれる化石、岩石などにより区分した地球の年代を地質時代といい、おおむね4つの時代に区分されます。46〜40億年前を「宴王代」とよびます。これは地球上の岩石や地層に記録がまったく残っていないという意味です。40〜25億年前を「太古代」、25〜6億年前を「原生代」、最後の6億年を「顕生代」とよびます。宴王代以降を地質時代と総称することもあります。また、顕生代以前を先カンブリア時代と呼ぶこともあります。

顕生代はさらに階層的に細分化されています。古生代 ( 6〜2.4億年前 )、中生代 ( 2.4億〜6400年前 )、

新生代 ( 6400年以降 ) に三分されています。この区分は古い生物の消滅と新しい出現が根拠になっています。ちなみに恐竜の絶滅は中生代末 ( 6500万年前 )です。

古生代になると化石の種類と数が爆発的に増加し、詳細に区分されています。下図を参照してください。

新生代は第三紀、四紀に区分されますが、18世紀には第一、二、三紀に分けられていましたが、第一、二は岩石の硬さなど本当の古さとは関係なかったので廃止され第三紀だけ残りました。第四紀は19世紀に追加されました。新生代の第三、四紀もさらに細分化されています

[2006/08/23][2006/09/24 増補]

地質時代の区分

    46   40   25   6   億年
地球誕生   冥王代   太古代   原生代   顕生代   現在

顕生代の細分

6   5   4   3   2   1    
    古生代   中生代   新生代  
      カンブリア紀       オルドビス紀       シルル紀       デボン紀       石炭紀       ペルム紀       三畳紀        ジュラ紀       白亜紀       第三紀     第四紀

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