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記事一覧

プランク、黒体輻射の量子論を発表

(1900)

原子モデル相次ぎ発表される

(1903〜4)

電子を発見したトムソン(イギリス)、ブドウ・パンモデル(プラス電荷を持つ粒子がパンで電子がその中に点々と散らばる)を発表

長岡半太郎 (1904)太陽系モデルを発表

エーテルの存在、否定される

(1905)

アインシュタイン(1879〜1955)、「運動する物体の電気力学」のと題する論文を発表し、光速度不変の原理を提唱、エーテルの存在を否定しました。特殊相対性原理のさきがけとなりました。

>> 解説を読む

[2007/08/02 内容追記]

エネルギーと質量が等価であることがわかる!!

(1905)

アインシュタインは、引き続き、「物質の質量はエネルギー含有量のものさしである」と結論する論文を発表しました。これは、特殊相対性原理の第2弾をなすもので、質量とエネルギーの間には本質的な差はないことを意味し、この関係は E = mc で表されることを示した。

[2007/08/02 内容追記]

オランダのカメルリン・オンネス ヘリウムを液体する。

(1908)

大陸移動説が発表される。

(191?)

ドイツのアルフレッド・ウェゲナー (1880〜1930) は、地図をみていて南北アメリカとヨーロッパ、アフリカの海岸線ががぴいたり合うことを見出し、大陸移動説を提唱

[2006/08/02 内容追記]

カメルリン・オンネス 超電導現象を発見。

(1911)

ラザフォード、太陽系モデルに軍配。

(1911)

イギリスの物理学者、アーネスト・ラザフォード(1871〜1937)はアルファ線を金箔に照射する実験で原子の構造は長岡半太郎の太陽系モデルを支持。


一般相対性原理が発表される

(1916)

フリードマン、一般相対論の解に膨張宇宙があることを示す。

(1922)

距離に比例する速度で遠ざかっている観測結果を得、波長が伸びるのは銀河が私たちから遠ざかる運動(ドプラー効果)によるとの解釈から宇宙が膨張しているとのアイデアを得る。


エドウィン・ハップル、宇宙の観測結果を発表

(1924)

多くの銀河について光の波長が伸びる傾向にあると発表


ハイゼンベルグ、量子力学を確立

(1925)

ハイゼンベルグ、不確定性関係を提唱

(1928)

ハイゼンベルグ、パウリと波動場の量子論を発表

(1929)

ハップル、宇宙が膨張していると発表

(1929)

距離に比例する速度で遠ざかっている観測結果を得、波長が伸びるのは銀河が私たちから遠ざかる運動(ドプラー効果)によるとの解釈から宇宙が膨張しているとのアイデアを得る。


原子核が陽子と中性子からできていることが判明

(1932)

マンハッタン計画スタート

(1941)

リレーを使った計算機できる

(1944)

ハワード・エイケン(アメリカ)がリレー約3000個を使って計算機を作成。


電子計算機が作られる。

(1946)

アメリカのペンシルベニア大学でエッカート、モークレーらを中心にして電子計算機エニアックが開発さられる。重さ30トン、消費電力120kW、18800本の真空管、1500個のリレーが使われる。弾道計算に使用された。


プログラム内臓型の電子計算機が作られる。

(1947)

アメリカのプリンストン大学のフォン・ノイマン、プログラム内臓型の電子計算機が作る。

ガモフ、「ビッグバン宇宙モデル」を発表

(1948)

ワトソン、クリック、DNAが遺伝情報になっていることを発表

(1953)

ソ連、人口衛星を打ち上げ

(1957)

ソ連、10月にスオウートニック1号を打ち上げ、人類が作った初めての人工的な衛星となる。


ソ連、スオウートニック2号を打ち上げ

(1957)

ソ連、11月に犬を乗せたスオウートニック2号を打ち上げ。


アメリカ海軍、人工衛星の打ち上げに失敗

(1957)

12月に人工衛星の打ち上げ実験をしたが、推進力不足で失敗。


アメリカ、あいついで人工衛星を打ち上げ

(1958)

1月、ドイツから亡命したフォン・ブラウンらがアメリカ初の人工衛星エクスプローラ1号を打ち上げ。続いて、3月には海軍がバンガード1号を打ち上げ。いずれも、ソ連の人口衛星の1/10以下の重量


アメリカ、NASAを発足

(1958)

10月、アイゼンハワー大統領、宇宙開発を研究する機関、アメリカ航空宇宙局を発足させる。


ソ連、ルナ1、2、3号を相次いで打ち上げ

(1959)

1月、1号が太陽の周りをまわる世界で初の人口惑星になる。9月には2号が月面に命中。10月には3号が月をまわる軌道に乗り裏面の写真を撮る。


ソ連、有人宇宙飛行に成功

(1961)

4月、ガガーリンの乗った有人宇宙船ボストーク1号が地球を1周する。


ケネディー、アポロ計画を宣言

(1961)

「1960年代の終わりまでに人間を月に着陸させ無事に帰還させる」と演説し、アポロ計画がスタート。


アポロ計画、事故発生

(1967)

アポロ宇宙船の操縦訓練中に事故が発生、宇宙飛行士3人は焼死、計画の進行が1年ほど遅れる。


アポロ11号、月面に着陸

(1969)

アームストロング船長、オルドリン飛行士が月面に着陸。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては巨大な飛躍だ」の言葉を残す。


マリナ9号、火星の衛星となる

(1971)

アポロ計画終了

(1972)

アポロ17号をもって最後となりアポロ計画が終了する。

パイオニア1、2号太陽系外へ

(1972)

マリナ10号、水星を探査

(1973)

バイキング1、2号、火星を探査

(1975)

8、9月に打ち上げられたバイキング1、2号が火星に軟着陸。火星に生物がいないことが確認される。


パイオニア・ビーナス1、2号金星に向かう

(1978)

5月に打ち上げられた1号は金星の人工衛星なり、2号は大気圏に突入し、観測データを送ってきた。


ボイジャー1、2号太陽系外へ

(1978)

スペースシャトル1号、打ち上げ

(1981)

地上と宇宙を往復する有人宇宙郵送が可能に。


スペースシャトル、チャレンジャー号、打ち上げで爆発事故

(1986)

ローマ法王、ガリレイ裁判は間違っていたと謝罪

(1989)

フェルーマの定理が証明される

(1995)

「X+Y=Zはnが2より大きいとき、自然数の解を持たない」というフェルーマの最終定理がやっと証明されました。書籍紹介( 右欄 )で紹介している「天才数学者がたち挑んだ最大の疑問」には詳しく経緯が書かれています。

[2006/07/02 内容追記]


[ 更新履歴 ]

[2006/08/2 一部内容追記]

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忙中閑話

書 籍 紹 介

天才数学者がたち挑んだ
最大の疑問

フェルマーの最終定理が解明されるまでをつづった本


著者 :アミール・D・アクゼル

訳者 :吉永 良正

発行日:1999年

発行所:早川書房

100年の難問はなぜ解けたのか
天才数学者の光と影

ポアンカレ予想を解決した数学者の奇妙な行動をつづった本


著者 :春日 真人

発行日:2008年

発行所:日本放送出版協会

人 物 短 評

ハイゼンベルグ

(1901〜1976)


ガモフ

(1904〜1968)


Gamow, G. アメリカ