写楽が現れた

本の概要

著名 写楽が現れた
著者 定村 忠士
発行 1989年6月20日 第1刷
発行所 二見書房

表紙画像を掲載するのはよくないようなのでAmazonさんへのリンクに変更しました。

残念ながら、画像はないようです。

写楽は誰か?

特定はしていません
但し、写楽別人説の候補の一人、中村此蔵は寛政六年十一月十七日に本所回向院に行けない。 (その他の項を参照)との理由により写楽ではありえないとしています。


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浮世絵類考について

特別な考証はありません。


わずか10ヶ月の活動期間について

特別な考証はありません。


蔦屋重三郎との関係について

人物を特定してませんので、記述はありません。


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本の内容(目次)

北斎の裏から写楽が現れた

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十人の関取に刻まれた写楽の足跡

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写楽別人説へのおおいなる疑問

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職人絵師「写楽」の存在証明

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その他

「大童山土俵入り」の三枚つづきに十人の力士が描かれています。寛政六年の十一月場所で、この十人が揃うのは二日目 十一月十七日だけしかないことを実証しています。この日、写楽は相撲が開催された本所回向院へ行ったはず としています。

また、関東大震災で焼失してしまいましたが、写楽の作画と言われている相撲版下絵に描かれている十八人の力士も揃うのは二日目 十一月十七日だけしかい と前記の内容をさらに裏付けしています。

中村此蔵に関しては、十一月十七日は歌舞伎が開演中で、本所回向院行けないことを考証しています。

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