緊急IT化対応訓練事業委託訓練 全コース

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緊急IT化対応訓練事業委託訓練 全コースの概要

 私が受けた2002年1月当時のコースについてです。

緊急IT化対応訓練事業委託訓練とは

目的 この訓練は、厳しい雇用情勢のもとで、IT能力等のミスマッチによる失業を解消するため、求職者の方が短期間(3ヵ月)の訓練で、IT能力等を身に付けて、再就職すること。
コース 2002年1月開始のコースには、下のように4つありました。
応募資格 ハローワークに求職申込をした離職者で、年齢が、受講開始日において65歳未満であること
申し込み 住所地のハローワークで行います。その際には、「受講生募集のご案内」に綴じ込まれている「委託訓練受講申込書」に必要事項を記入し、必ず写真を貼ります。他のコース(1ヵ月コース、2ヶ月コース)とは併願できません。
選考 応募書類審査によります。応募者多数の場合は、非自発的離職者が優先されます。筆記試験、学力検査、面接はありません。
合格辞退 合格後に辞退すると、他の訓練に申し込みできなくなるようです。
訓練場所 民間の専門学校に通う(都立技術専門校が管轄し、民間に委託する)
受講料 受講料、教科書代は無料
授業時間 コースによって異なるが、おおむね午前9時から午後5時頃まで。
休みは、土、日、祝日
保険 任意で加入できます。訓練期間中、通校途上などで、偶然な事故によりケガをされた場合などに、保険金が支給されます。保険料は、3ヵ月間で1,800円

 
シスアド・ネットワーク基礎科
対象・受講要件:Windows操作のできる方

訓練目標:
  • 情報システム部門に対して、担当する業務のシステム化要請や意見が提案できる。
  • ネットワークの基礎を理解し、システム利用環境を整備し,運用ができる。
  • システム開発部門に対して、設計・開発・テストの支援ができる。
訓練内容:
 情報システム構築支援,エンドユーザコンピューティング、ハードウェアとソフトウェア、Word、Excel、Accsess、PowerPoint、情報システム運用と整備、文書化、発表技術、ネットワーク基礎(TCP/IP、DNSとメールサーバ、セキュリティ管理)、ホームページ作成とマルチメディア等

仕上がり像:
 ISP(インターネットサービスプロバイダ)や情報システム部門と連携がとれ、システムアドミニストレータとして、担当する業務の情報化を推進できる。。

終了後受験可能な資格等:
 初級システムアドミニストレータ資格、インターネット実務検定2級

 
シスアドWebマスター養成科
対象・受講要件:キーボード操作経験のある方

訓練目標:
 実社会において情報化推進の補助を行うことができるよう、主要アプリケーションソフトの使い方、パソコン、ネットワーク、サーバー、インターネットの仕組み及び、ホームページの制作から運用まで幅広い技術を習得する。

訓練内容:
 システムアドミニストレータ概論、Webマスター概論、自己啓発の実践(転職、自己開発など)、IT・コンピュータ基礎、Word、Excel、Accsess、PowerPointの基礎と応用、ネットワークの基礎、LAN構築の基礎、サーバーの構築基礎、サイトの立上げ基礎、ホームページ制作基礎、情報処理システムの導入基礎等

カリキュラム:
 普通学科36時間、専門学科及び実技264時間、合計300時間
 →カリキュラム詳細・使用する教科書

仕上がり像:
 パソコン、Webの利用、運用方法を熟知しエンドユーザー(利用者)の立場から職場の情報化推進の補助ができる。

終了後受験可能な資格等:
 初級システムアドミニストレータ資格

 
ビジネスパソコン活用科
対象・受講要件:キーボード操作経験のある方

訓練目標:
  • 高度情報化社会の発展に対応するために、OAシステムの基礎技術及び関連知識を習得する。
  • ワープロ(Word)、表計算(Excel)において、MOUS一般試験レベルのスキル習得を目指す。
  • インターネットでホームページの閲覧やEメールの送受信ができるようになる。
訓練内容:
 OA化と情報処理、パソコン概要(パソコンの仕組み)、Word、Excel2000概要、インターネットの概要、MOUS試験対策、パソコン基本操作、Word基礎・応用、EXCEL基礎・応用、インターネット活用、MOUS資格取得対策等

仕上がり像:
  • パソコンを利用したデータ処理及び管理ができる。(MOUS一般合格レベル)
  • 表現力のある資料制作ができる。(MOUS一般合格レベル)
  • インターネットを使って情報収集ができ、Eメールが活用できる。

終了後受験可能な資格等:
 MOUS(一般レベル)資格

 
シスアド・MOUS科
対象・受講要件:キーボード操作経験のある方

訓練目標:
 IT化社会において仕事の上で役立つように、実践的な実習を行いながらパソコン操作を習得する。目標はシステムアドミニストレータ(初級)やMOUS認定試験(WORD、EXCEL一般)合格レベルの知識・技能習得を目指す。また、PowerPoint・インターネット・電子メール・ホームページ作成についても学習する。

訓練内容:
 システムアドミニストレータ概論、システムアドミニストレータ試験t無い作、MOUS試験の概要、パソコン基礎、日本語入力、Word操作・試験対策、Excel操作・試験対策、PowerPoint・インターネット活用、ホームページ作成等

仕上がり像:
 システムアドミニストレータ(初級)やMOUS認定試験(Word・Excel一般)合格レベル

終了後受験可能な資格等:
 MOUS(一般レベル)・初級システムアドミニストレータ資格


失業者のための 職業訓練ひろば  by 日出 智法(ひでとものり)
できるだけ間違いのないように注意していますが、なにぶん素人のため間違いがあるかもしれません。
最終的には、ご自身で確認するようお願いします。