デッドニング




ACCORD WAGON
インテリア
デッドニング
リアドア
ひょんなことからリアドアの内装を外すことがあったので、デッドニングをしてみました。

2006.11.01
右後ろのドアの内装を外したので、助手席ドアと同様にXETORO吸音シートを貼りました。


2005.09.17
ディーラーで、左右のリアドアの内装を外す機会が
あったので、外したままにしてもらいました。
とってもスパルタン?

左右同時に作業を進めます。
2005.09.18
当分の間、雨が降らないことを祈りつつ、作業開始です。
ホールシールをそーっと取りました。
ホールシール側に入った水は下の横長の穴から外に
流れるようになっているので、この状態で雨が降ると
車内に侵水してしまう可能性があります。

サイドインパクトバーって昔と違ってこんなに下の方に
ついているんですね。スピーカの奥にあります。
大きなマグネットのスピーカは付けられそうにありません。
奥行き90ミリです。ガラスは小さいので干渉しません。

あちこちの穴が大きいので作業は楽そうです。
本来は、トタン屋根の表側(上側)に使う塗料を
使ってみます。
用途柄、耐候性は高いと思います。
カチカチに固まるものではなく、厚塗りできるので
制振効果を期待できます。

トタン屋根用のアスファルト系塗料に合成ファイバーの
入った塗料です。下塗りに使います。

アサヒペン 補修材 屋根・屋上用防水材 黒色 D027
3kg 2-3u 3,129円でした。
安売りされていた刷毛で薄目に下塗りしました。
塗りにくい程粘度が高く、真っ黒です。
お陰で、垂れる心配は殆どありません。
薄めと言っても約0.5〜1mmの厚さになります。

日東電工のレジェトレックス等の貼り付ける物と違い、
隅まで処理できることと、表面の仕上がりが平滑に
ならないので、共鳴しにくくなるのが利点です。
レジェトレックスとは機序が違い、双方に特長があるので
併用するのも良いかもしれません。

刷毛はコテコテになるので上塗り後は
廃棄するつもりです。

左右リアドアで塗料は1/6程使用しました。
上記アスファルト系塗料にアルミ粉と合成ファイバーの
入った塗料です。上塗りに使います。

アサヒペン 補修材 屋根用断熱防水材 銀色 D029
3kg 2-3u 6,804円でした。

2005.09.24
問題発覚!!
この塗料、可塑剤を多く含んだ樹脂の上に塗ると、
滲出した可塑剤が溶剤と置換されて乾かなくなります。
なんと塗料が洗剤で溶けてしまうようになっちゃいました。
ドア外板と補強材の間に充填されている、
ゴム状(スポンジ状)の樹脂の上に塗ってしまいました。
仕方がないので水がかからないように、その部分を
レジェトレックスでカバーしました。
上塗りを2回しました。写真は、1回目のものです。

アスファルト系とは思えないような銀色です。
粘度が高く、垂れない程ネトネトです。
厚さは約3mm位あると思います。
乾燥後にどの位の厚さになるのかわかりませんが、
乾燥に1週間位はかかると思います。
アスファルト特有の臭いが車内にこもっています。
まぁ、シンナー系の臭いじゃないので職務質問に遭っても
問題ないとは思います。

2005.09.19
3回目の上塗りをしました。

左右リアドアで塗料は1/2弱使用しました。
2005.09.21
塗料は大分乾きましたが、多少「ぷにぷに」しています。
日の当たる側が少し早く固まってきているようです。
今日は車を逆向きに止めます。
屋外の契約駐車場では、ドアを開けっ放しに
出来ないので溶剤がなかなか抜けません。
走行時は外気導入、風量最大にしています。
ドア外板を叩いたときの音は
響きの少ない、固い低音に変わってきました。
完全に硬化した時の音が楽しみです。

プレミアムサウンドシステムが付いているから
共振周波数が下がって変な音になるかなぁ?
2005.09.24
スピーカのマウンタを付け、接合部に上記の黒い防水材を
使って目地埋めしました。

2005.09.29
スピーカを取り付けました。
添付のクロスオーバーネットワーク(ディバイダ)は
使っていません。
まだ、セットのTWEETERも使っていません。
2005.09.25
内装材に日東電工のレジェトレックスを貼りました。

1m×50cm×1.5mm厚 6枚 12,160円(送料・税込)


レジェトレックスって、
小さく切ると効果がなくなってきますが、
端っこを上記の防水材で縁取って止めると
制振効果が格段に良くなることがわかりました。


レジェトレックスは銀クルさんのWebSiteから
宅配代引きで購入しました。
何度か購入しましたが、いつも安価に速く送ってくれます。
2005.09.28
コニシの耐油型の接着剤を使って内装材に
ニードルフェルトを貼っていきます。

ニードルフェルトは、住宅用で絨毯(カーペット)の下に敷く
ためのものです。
前の車(CF2)をいじった時の余り物(熟成された8年物?)
です。
過去に、とんでもないことになったことがあるので、
袋詰めにして、ダニ用の燻蒸材(バルサン)で燻蒸して、
そのまま10日位放置してから使いました。
この材料、切ったり曲げたりした時に細かい糸埃が
モワモワ出るので、ハウスダストにアレルギーの
ある人には禁忌です。

厚さ1cm、90cm幅で、1m 280円程度です。
これで貼りました。

この接着剤は接着力がとても強いニトリルゴム系の
ものですが、普通のクロロプレンゴム系ものとは
溶剤も違うため、充分な換気が必要です。
さもないと、(@〜@)ヘロヘロになれます。

ちなみに、この接着剤は可塑剤にも強いそうです。
2005.09.29
配線にはこれを巻きました。

物は薄手のエプトシーラーそのものです。
粘着材は強くありません。
これを販売しているニトムズは、エプトシーラーを
製造している日東電工の子会社です。

サービスホールは一切塞ぎません。
ある程度固い物で塞げば効果が絶大なのは解りますが
何かあったときに大変でしょ?
例えば、ガラスを割られたり、凹んだりしたら
ここから手を入れて修理する必要があるものねぇ。

ホールシールを元の位置に戻しました。
2005.09.30
取っ手(インナードアグリップ)のカバーを付けて
いませんが、ほぼ完成です。

外板は「コンコン」という、鉄板とは思えないような
音になっています。

スピーカからの音は、
フロントは、なにもしていないので「ボヨンボヨン」した音。
リアは締まりのある音になりましたが・・・?

やはり、リヤの方が音が小さめです。
フロントも換えればバランスがとれると思います。
2005.10.04
リアからの中高音部がラディカルな感じがするので、
十数年ぶりにオッシレータ(低周波発振器)の出番です。
なんと、リアドアスピーカって低音を出していません。
プレミアムサウンドシステムの特徴だと思います。
これじゃあ、全部のスピーカを交換してからじゃないと
どんな音になるのか判らなくなりました。
前後左右の音量を同じにして、現状では45Hzと340Hzに
共振部があります。
45Hzは、リアのスーパーウーファからのようで、車体
外板との共鳴のようにも聞こえます。ここも、やらなきゃ。
ファーストアイドル時の排気音も、この周波数付近の音が
リアの方からボワーンという共鳴したこもり音として
聞こえてきます。こもり音の原因もここか?

次はフロントを弄ります。
2006.11.01
高速道路で斜めになっている段差を乗り越えたときに
右後方からピチッという結構大きな音が出ているのが
気になり、右後ろのドアの内装を外してみました。
ホールシールを外して、配線やクリップ等をブチルゴムで
止めましたが、音の原因はここじゃあないようです。
折角外したので、助手席ドアと同様にイイダ産業
XETORO吸音シートを外板に貼ってみました。
シートを4枚使用しています。
フロントと違い、リアのホールシールは、2005年秋の
MCでは変更されていませんので、そのまま戻しました。
フロントと同様に外周の端にブチルゴム(矢印)を
付けました。

2006.11.15
左リアドアにも同様の作業をしました。