一つのお城を極める本
数多くある城のなかでひとつの城にしぼりこんで、その城を歴史や特徴、分析やエピソードなど深くつっこんだ城の話をあつかった本を紹介します。
著 名 | 信長の城 | |
著 者 | 千田 嘉博 | |
発 行 | 2013年2月15日 弟2刷 | |
発行所 | 株式会社 岩波書店 | |
備 考 |
著 名 | 歴史群像シリーズ 特別編集 [決定版]図説 江戸城 その歴史としくみ |
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監 修 | 平井 聖 | |
発 行 | 2008年4月28日 弟1刷 | |
発行所 | 株式会社 学習研究社 | |
備 考 | 全7章の構成。第1章「城の仕組み 〜縄張と建築〜」では天守や櫓などハード的な話、第7章「江戸城を歩く」は現在の江戸城の楽しみ方を。他の章は御殿が話題で城が日常の場でどのように使われたかなどを解説。CGによる再現やイラストも豊富、大名と旗本の装束、大奥の服装など関連する話もおもしろく歴史に興味のある人にも楽しい一冊です。 |
著 名 | 現状比較 地図と写真で見る 幕末明治の江戸城 | |
執 筆 | 平井 聖 , 浅野 伸子 | |
発 行 | 2003年6月24日 | |
発行所 | 株式会社 学習研究社 | |
備 考 | 『旧江戸城写真帖』を主にした古写真約60枚についてその説明や地図上での撮影位置、同じ場所からの現在の写真などが掲載されており楽しく・面白く見れ(読め)ます。個人的には古地図には興味は薄いのですが、『五千分一東京図』(明治17年)の地図と現在の地図を比べた解説・説明がなされています。 『旧江戸城写真帖』は お城 リンク集 の古写真が閲覧できるサイト、または 城百科:江戸城 - 江戸城に関する古図・絵図、障壁画、古写真など を参照ください。 |
著 名 | 大坂城の謎 | |
執 筆 | 村川 行弘 | |
発 行 | 2002年5月30日 | |
発行所 | 株式会社 學生社 | |
備 考 | 1959(昭和34)年の大坂城総合調査での石垣調査などが詳述されています。この調査で見つかった刻印石の分析や地下に石垣が見つかり、それが秀吉時代のものであったことなどから太閤・豊臣秀吉のお城は徳川氏により修築されたものと考えられていたが実態は修築ではなく旧城は埋め尽くされ、徳川氏の新たな築城といえるものであることが実証されたことがよくわかります。1970年刊の改訂新版です。 |
著 名 | 信長の夢「安土城」発掘 NHKスペシャル「安土城」プロジェクト |
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執 筆 | 辻 泰明 | |
発 行 | 2001年7月30日 | |
発行所 | 日本放送出版協会 | |
備 考 | 唯一、生活空間として使われたと言われる安土城天守、その天守に通じる4本の道、遺跡を通じて信長の考えに迫ろうとし、近世の城の起源が推測され面白いです。 |
著 名 | 歴史群像 名城シリーズ 名古屋城 尾張を守護する金の鯱 |
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執筆者 | 三浦 正幸 他4名 | |
発 行 | 2000年6月8日 弟1刷 | |
発行所 | 株式会社 学習研究社 | |
備 考 | 最初の約1/3は古い絵図、それを基にした本丸や二の丸などのイラストでの復元図、本丸御殿の障壁画などがカラーで掲載され美しく楽しい。また、本丸御殿と二の丸御殿や三の丸東照宮など江戸の将軍家と名古屋徳川家の関係などが知れ面白い。 |
著 名 | 歴史群像 名城シリーズ 大坂城 天下人二人の武略燦然 |
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執筆者 | 内田 九州男 他5名 | |
発 行 | 2000年4月20日 弟1刷 | |
発行所 | 株式会社 学習研究社 | |
備 考 | 大阪城は秀吉が築城し大阪夏の陣で消失。元和六年(1620年)より徳川幕府により改築・復旧されましたが現存するものは大手口の多聞櫓など少ししかありません。この本では最初の1/3ほどを豊臣、徳川の大阪城を古書画をもとにイラスト再現で当時がしのばれ楽しめます。内容も多岐にわたりフロイスや大友宗麟の見聞記録の記事などは当時の状況が垣間見れて興味深いものがあります。 |
著 名 | 歴史群像 名城シリーズ 江戸城 四海をしろしめす天下の府城 |
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執筆者 | 伊藤 龍一 他6名 | |
発 行 | 2000年4月20日 弟1刷 | |
発行所 | 株式会社 学習研究社 | |
備 考 | - |