お城関連参考書籍
天守や石落、狭間、破風(はふ)など知らない言葉も多くあります。天守の歴史、石垣の積み方など興味深いこともたくさんあります。そんなお城の知識を拡げる本を紹介します。
お城の知識を拡げる本 一覧
城めぐり しおり
イラスト図解 城
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著 名 |
イラスト図解 城 |
監 修 |
小和田 哲男 |
発 行 |
2010年11月25日 初版第1刷 |
発行所 |
日東書院本社 |
備 考 |
普請( 石垣や堀などの土木工事 )、作事( 天守や櫓などの建築工事 )を写真やイラストを使って解説してくれます。城の始まりの弥生時代から戦国時代、江戸時代にいたる城の変遷、城の攻防、138城のガイドなどもあり、お城全般について簡潔にわかりやすく書かれています。初めて城に興味を持たれた方の入門書に最適です。 |
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【イラスト図解】お城の見方・歩き方
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著 名 |
知っておけば10倍楽しめる! 【イラスト図解】お城の見方・歩き方 |
監 修 |
小和田 哲男 |
発 行 |
2010年9月24日 第1版第1刷 |
発行所 |
株式会社PHPエディターズ・グループ |
備 考 |
お城を見てまわりたい方の入門書・ハウツー本として最適。今では私が自然に行っていることの多くがこの本に書かれています。例えば古写真の話。現在各地で再建されている天守も古とは外観的に異なることが多々あります。古写真で古と現在を比べるのもおもしろいものです。航空写真を見ることも薦めています。航空写真は全体を俯瞰できて古の大きさや環境を推測でき楽しいものです。数年前は一部見れない所もありましたが、現在ではGoogleやYahooの地図で簡単に見ることができます。そのほか参考になることが多々あります。 |
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図解 日本の城
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著 名 |
図解 日本の城 |
著 者 |
中西 良昭 |
発 行 |
2010年1月5日 |
発行所 |
株式会社 西東社 |
備 考 |
歴史がおもしろいシリーズ! の一冊。「城の基本と歴史」「城の構造と戦略」「城にまつわる人物と伝説」「代表的な城」「東日本の城」「西日本の城」の6章から成り、城についてのことが網羅されており、説明もわかり易い。「代表的な城」「東日本の城」「西日本の城」では合計46の城が紹介されており、全てに縄張りが記載されているのはうれしい。 |
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すぐわかる日本の城 歴史・建築・土木・城下町
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著 名 |
すぐわかる日本の城 歴史・建築・土木・城下町 |
監 修 |
三浦 正幸 |
発 行 |
平成21年10月20日 初版第1刷 |
発行所 |
株式会社 東京美術 |
備 考 |
タイトルにあるように歴史・建築・土木・城下町と城に関することを網羅し、詳しく説明しています。歴史編として一編を割き、『安土城築城』、『一国一城令』、『明治の廃城』など上代・古代の城から明治の廃城の推移のなかでエポックメーキングなことも取り扱われ「流れ」がよくわかります。 |
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知識ゼロからの日本の城入門
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著 名 |
知識ゼロからの日本の城入門 |
著 者 |
小和田 哲男 |
発 行 |
2009年6月25日 第1刷 |
発行所 |
株式会社 幻冬舎 |
備 考 |
本のタイトル『知識ゼロから』にあるように超初心者向けの入門書。22城の見所や解説、たびたび出くわすような城関連用語の説明、籠城など城での戦い方、有名武将の城に関するエピソードなどが非常に解りやすく書かれています。全く白の状態で理解できるわかりやすい本です。 東45、西47の全国おすすめ城マップも参考になります。 |
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日本の城郭 鑑賞のコツ65
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著 名 |
日本の城郭 鑑賞のコツ65 |
著 者 |
中井 均 |
発 行 |
2009年6月10日 |
発行所 |
メイツ出版株式会社 |
備 考 |
城に興味を持ち始めた人には打ってつけの本です。鑑賞のコツとはなっていますが、[基礎編]城郭を「知る」、[構造編]城郭を「見る」、[応用編]城郭を「楽しむ」 の3編より成り、それぞれ、10、45、10の項目が取り上げられています。説明・解説もわかりやすく、関連する城の写真がポイントを付けて説明され理解しやすいです。 |
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城郭の見方・調べ方ハンドブック
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著 名 |
城郭の見方・調べ方ハンドブック |
編著者 |
西ヶ谷 恭弘 |
発 行 |
2008年6月30日 初版 |
発行所 |
東京堂出版 |
備 考 |
いろいろな項目を詳しく説明してくれていますが、所々に見どころ、お勧めポイントが記されており、訪問前に一読しておくと、見落としもなく見学の楽しみも倍増すると思います。 |
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戦国の城
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著 名 |
戦国の城 |
著 者 |
小和田 哲男 |
発 行 |
2007年7月11日 弟2刷 |
発行所 |
株式会社 学習研究社 |
備 考 |
被写体としての「城」が興味の発端でどうしても「天守」、「石垣」、「堀」の三点に目が向くのですが、この本はタイトルのとおり主に戦国の城を扱っています。戦国の城は攻防に於いてまさに戦の拠点そのもので、書かれている内容は城の攻防や、築城 (普請・作事) など多岐にわたっており、本来の城の機能・役割、変遷など城への理解が深まります。 |
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[決定版] 図説・城造りのすべて
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著 名 |
歴史群像シリーズ特別編集 [決定版]図説・城造りのすべて |
監 修 |
三浦 正幸 |
発 行 |
2006年12月1日 弟1刷 |
発行所 |
株式会社 学習研究社 |
備 考 |
普請(土木工事)と作事(建築工事)の2章で構成されています。写真や図が豊富に使われ大変わかりやく、縄張りなど古図も多く古いことが知れおもしろいです。大いに参考にさせてもらっています。 |
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城のつくり方図典
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著 名 |
城のつくり方図典 |
著 者 |
三浦 正幸 |
発 行 |
2005年6月10日 初版 第三刷 |
発行所 |
株式会社 小学館 |
備 考 |
「城をつくる」すべてがわかる と帯にあるように縄張から城下町まで書かれています。私にとっては城の美しさは石垣や天守にありますが、これらの記事も多く、写真や図版も多数使われてわかりやすく、大いに参考になり、新たな知識も増えました。 |
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日本の美術 第404号 城と天守
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著 名 |
日本の美術 第404号 城と天守 |
著 者 |
中村 雅治 |
発 行 |
2000年1月15日 |
発行所 |
至文堂 |
備 考 |
『天守』について詳しく解説したおもしろい本です。写真や図も多く観ていても楽しく、古写真も多数あり興味を引きます。『現存する天守』の章では現存12天守の詳しい説明・解説もあります。 |
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戦国の城 (総説編)
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日本の城の基礎知識
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著 名 |
日本の城の基礎知識 |
著 者 |
井上 宗和 |
発 行 |
平成2年1月20日 |
発行所 |
雄山閣出版株式会社 |
備 考 |
「城」と言えば戦国武将や大名が建てた建造物をイメージしますが、本書は「城とは人によって住居・軍事・政治目的をもって選ばれた一区画の土地と、そこに設けられた防御的建造物をいう」と定義し、古代からの城の発展史や分類などを行っており、新たな目が開かされます。 |
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