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お城関連参考書籍

いろいろな目線からカテゴリーに分け、その範疇にはいる城を一冊で多数の城を扱った書籍を紹介します。観光案内的なものから少し専門的なものまであります。

多くのお城に親しむ本 一覧

古くなった本 [ 上記の20冊以前(1992年以前の発行)、簡略表示 ]

復元図譜 日本の城 日本城郭事典

ビジュアル日本史1000城

著 名 ビジュアル日本史1000城
監修者 三浦 正幸
発 行 2012年10月5日 初版 第1刷
発行所 株式会社 世界文化社
備 考 「全国の城の数は5万程度され、そのほとんどが山城。天守や高石垣を持つ近世城郭はは全体の1%にも満たず、豊臣秀吉の天下統一から江戸初期までの15年間が築城ラッシュ」(この本に拠る)。その内取り上げた城は1000城。著名な城は鑑賞のポイントなど詳しく、他の城は概略が簡潔に要領よく説明されわかりやすい。文章はルビが多くふられ読みにくい城郭用語や人名もすらすら読め初心者、子供にも興味をもってもらえそうです。ベテランには新たな発見、隠れた城がみつかるかも。「城主ストーリー」、「城を知る」など所々に散りばめられた話も興味深いです。

別冊太陽 今むかし日本の名城 88(東日本編・西日本編)

表 紙
著 名 別冊太陽 今むかし日本の名城 88
東日本編 西日本編
執筆者 加藤 理文 訓原 重保 中井 均 三浦 正幸
発 行 2012年6月25日 初版弟1刷 2012年6月25日 初版弟1刷
発行所 株式会社 平凡社
備 考 下の方で紹介している 日本の城郭を歩く 古写真が語る名城50 と同じように現在の写真と古写真、解説で構成されています。東日本・西日本編各88、計176もの城が扱われています。本のサイズもA4と大きく現在と古写真を比べて見るのも楽しい。

あやしい天守閣

著 名 あやしい天守閣
執 筆 稲泉 知 他
発 行 2011年10月30日 第1刷
発行所 イカロス出版株式会社
備 考 日本全国にある天守(あえて天守閣)。鉄筋コンクリートの天守閣が非常に多いのですが、写真を撮り始めた時は形状は再現していると思っていました。今では知ってしまいましたが模擬天守といってそうでもないものが多々あります。この本では90近くの天守閣についてどこがどうなのかを解説しています。一読の価値あり。『どこがどう史実と異なるかを知ってお城を観賞するのもまた楽し』、『あやさしさもまた楽し』です。

現存12天守閣

著 名 現存12天守閣
著 者 山下 景子
発 行 2011年1月30日 第1刷
発行所 株式会社 幻冬舎
備 考 もはや現存天守は12城だけになってしまいました。この12城について各城の歴史やエピソード、見所が述べられています。登城前に読んでおけばよりいっそう興味が持て、登城・見学の際におもしろさも倍増すると思います。

三津五郎城めぐり

著 名 三津五郎城めぐり
著 者 坂東 三津五郎
発 行 2011年1月23日 初版第2刷
発行所 三月書房
備 考 歌舞伎役者坂東三津五郎さんがJALグループ機内誌「スカイワード」に連載した城めぐりエッセイの単行本化です。三津五郎さんBS朝日に《坂東三津五郎がいく 日本の城 ミステリー紀行》という番組を持つほどの城好きです。その彼が著した観光案内本とは一味ちがった城の案内(エッセイ)で一気に読めます。『城めぐり12の現存天守』として12のお城、および『城めぐり町ものがたり』として江戸城をはじめとして12のお城を扱っています。

図説 国宝の城

著 名 歴史群像シリーズ特別編集
«決定版»図説 国宝の城
現国宝・旧国宝全25城完全収録
執 筆 加藤 理文 他
発 行 2010年9月30日 第1刷
発行所 株式会社 学研パブリッシング
備 考 その城の歴史や構成、縄張り、国宝指定の経緯・内容などが各城ごとに記述されています。古写真も多く古い時代の城も楽しめます。また、立面図、断面図、実測図等もちりばめられており、写真にはない魅力も感じとれます。

戦国廃城紀行 敗者の城を探る

著 名 戦国廃城紀行 敗者の城を探る
著 者 澤宮 優
発 行 2010年1月30日 第1刷
発行所 株式会社 河出書房新社
備 考 「歴史は勝者の物語」といわれるように敗者は悪人にされたり事跡が抹消されたりします。戦いに敗れた城も埋められたり破壊されたりし、過去を消されることも多々あります。そんななか発掘調査などで姿を現した廃城を巡った登城記です。城主のことや戦いのエピソードなど観る城とは一味違った面白さがあります。廃城でも石垣が残っていたりしてこれらを観るのも一興かなと思います。この本に記された廃城で日帰り圏内にあるものもあり、出かけてみようかなと思わせます。
この本で扱われた廃城は十二将十三城です。「関ヶ原の敗者たちの城」で石田三成の佐和山城など五城、「信長に敗れた知将の城」で六角親子の観音寺城など三城、「秀吉に敗れた名門武将の城」で豊臣秀次の八幡山城など三城、「勝者も敗者に転じた豪将の城」で加藤清正の鷹ノ原城が記されています。

日本の城郭 名将のプライド

著 名 ヴィジュアル新発見
日本の城郭 名将のプライド
著 者 西野 博道
発 行 2009年12月10日 第1刷
発行所 柏書房株式会社
備 考 北海道の松前城から沖縄の首里城まで日本の100城の特徴、見所などが書かれており、お城めぐりには参考になります。

城郭絵図面付き 日本の名城

著 名 別冊宝島 1650号
城郭絵図面付き 日本の名城
監修・執筆 西ヶ谷 恭弘
発 行 2009年11月13日
発行所 株式会社 宝島社
備 考 100の名城について『歴史』、『地理』、『構造』の3項目についてまとめられています。多くの城で城絵図が添えられており、絵図をたよりにかってのお城を想像するのも楽しいものです。ちっちゃなコラム『ココが必見!』には見所には簡潔に1ポイント紹介されおもしろくもあり役立つものです。

透視&断面イラスト 日本の城

著 名 透視&断面イラスト
日本の城
監修・文 西ヶ谷 恭弘
発 行 2009年6月5日 第1刷
発行所 株式会社 世界文化社
備 考 知られざる築城の歴史と構造[古代〜戦国]編、完成された城郭の構造[戦国〜江戸]編 の二部構成で、各編とも主だった城には数ページをついやし透視図、断面図、鳥瞰図などでイラスト再現、写真などで詳しく解説されています。[古代〜戦国]編では安土城など22ヶ所を詳説、55ヶ所を概説。[戦国〜江戸]編では姫路城など23ヶ所を詳説、55ヶ所を概説。イラスト表現にはわかり易さと温かみを感じます。

日本名城紀行 東日本編 西日本編

表 紙
著 名 日本名城紀行 東日本編 日本名城紀行 西日本編
著 者 小林 祐一
発 行 2008年7月20日 第一版 第一刷 2008年7月20日 第一版 第一刷
発行所 メイツ出版株式会社
備 考 東日本編では「蝦夷地と奥州の城」で17、「関東と周辺の城」で16、「東海地方の城」で16、「甲信越と周辺の城」で13、西日本編では「近畿の城」で21、「北陸の城」で5、「中国の城」で11、「四国の城」で8、「九州・沖縄の城」で18の城が紹介されています。城に関する写真や解説で見所はおさえられており、また、地域別都道府県の地図ではおよその位置を確認でき、城下町探訪として城の周辺地図や観光情報も載っているので城めぐりの観光には便利です。

[決定版] 図説 江戸三百藩 城と陣屋 総覧

表 紙
著 名 [決定版] 図説 江戸三百藩 城と陣屋 総覧 (歴史群像シリーズ)
東国編 西国編
著 者 三浦 正幸
発 行 2006年7月29日 第一刷 2006年7月29日 第一刷
発行所 株式会社 学習研究社
備 考 東国編では、近畿以東の182城、西国編では、近畿以西の153城、計335城ものお城が紹介されています。陣屋まで扱っているのは珍しく、自分の近辺にどんなのがあるか見るのに便利かと思い紹介します。扱っている内容は家紋、歴代領主、年表、アクセス、解説等々。写真や古図/絵図も豊富でみていても楽しい。

名城発見

著 名 戦国武将たちの知られざる城盗り物語 名城発見
著 者 井沢 元彦
発 行 2005年12月15日 初版弟1刷
発行所 KKベストセラーズ
備 考 著者は独特の視点から日本史の著書も多い作家の井沢元彦さん。彼が自ら訪れた城を
第1章 織田信長が天下制覇の夢をかけた名城
第2章 豊臣秀吉時代の古式を伝える有力大名の名城の秘密
など6章に章分けし、全29城についてその城の解説と言うよりもその城か係わった歴史をおもしろく語ってくれます。

名城の日本地図

著 名 名城の日本地図
著 者 西ヶ谷 恭弘、日(ひび)貞夫
発 行 2005年3月20日 弟1刷
発行所 文藝春秋
備 考 北海道の松前城から沖縄の首里城まで日本の100城の特徴、見所などが書かれており、お城めぐりには参考になります。

復元模型で見る日本の城(上・下)

表 紙
著 名 復元模型で見る日本の城(上) 復元模型で見る日本の城(下)
編 者 織豊期城郭研究会 編
発 行 2004年2月7日 弟1刷 2004年3月6日 弟1刷
発行所 株式会社 学習研究社
備 考

被写体としてお城を見ていた私には模型はなんとなくフィットしなかったのですが、少し勉強を始めると、全体を俯瞰できる模型もなかなか面白いものがあります。始めは「本丸」、「二の丸」などあまりイメージがわかなかったのが今ではなくなった建物などを当時の状況で再現した模型を見るとよくわかります。

(上)では五稜郭から和歌山城までの東日本の17の城の模型写真があります。特集として雛型の写真がありますが、骨格がわかりおもしろいです。

(下)では大阪城や熊本城など西日本の18の城の模型写真があります。

日本の城を復元する

著 名 日本の城を復元する
著 者 平井 聖
発 行 2002年12月16日 弟1刷
発行所 株式会社 学習研究社
備 考 -

地図で歩く 城と城下町100選

著 名 地図で歩く 城と城下町100選
著 者  
発 行 2001年7月24日 初刷第1刷
発行所 株式会社 平凡社
備 考 城と城下町の観光案内的な本。城の概説・みどころなどや周辺の詳細な地図もあるガイドブック。お城を見て近くを観光、観光のついでにお城も、どちらでも使えます。天守の高さのデータを参考にしましたので 少々古いのですが紹介します。

日本の城郭を歩く 古写真が語る名城50

著 名 日本の城郭を歩く
古写真が語る名城50
著 者 西ヶ谷 恭弘
発 行 2001年7月1日 初刷
発行所 JTB
備 考 明治から昭和にかけての古い写真や縄張地形図は結構面白いものがあります。版の違いか? 私の読んだものと表紙の写真が少し異なります。

図説 日本の名城

著 名 図説 日本の名城
著 者 平井 聖 小室栄一
発 行 2001年1月20日 新装改訂版初版
発行所 河出書房新社
備 考 比較的大きな写真に簡潔な説明。「現存天守のある城」、「復元・外観復興天守のある城」、「模擬として天守・櫓のある城」、「天守以外の建物が現存、または復元されている城」、「石垣または土塁が残っている城」の計90城が収録されています。登城の際参考になれば!!

日本名城の旅 上巻 / 下巻

表 紙
著 名 日本名城の旅 上巻 日本名城の旅 下巻
編 者 井上 宗和
発 行 1994年5月 -
発行所 日地出版株式会社
備 考 上巻は関西以西の99ヶ所、下巻は関西以北の102ヶ所が紹介されています。各城の歴史や特徴、城内図のイラストマップや近辺の地図、お城の簡単なデータをもありお城めぐりには便利な1冊です。

古くなった本 (上記の20冊以前の発行)

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著 名 / 著 者 復原図譜 日本の城 / 西ヶ谷 恭弘
発行所 / 発行 理工学社 / 1992年1月30日 弟1版 弟1刷
備 考  
著 名 / 監 修 日本城郭事典 (1970年) / 大類 伸
発行所 / 発行 株式会社 秋田書店 / 昭和50年7月20日 4版
備 考 600ちかい城が県別に編集され、それぞれの城にていての歴史等が記されいます。私の写真集での別名は主にこの本に拠っています。現在ではフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等で簡単に調べられますが、Web普及以前は大変重宝しました。

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