ACCORD WAGON
エクステリア
リアフォグライト
街中で点灯している馬鹿?には迷惑を被っていますが、夏に霧の多い山道を走る時、
多少不安があり、大雨の高速道路でも使えそうなので作ってみようと思いました。
一年にほんの数回の為に手間をかけるのもなぁ?とは思いますが・・・

合法にするにはフロントのフォグライトが点灯していないとリアフォグを点灯出来ないように
しなければなりませんし、高さが地上25cm以上1m以下の場所に取り付ける必要があります。
後、左右対象に2個か、中央、右側の何れかの配置でなければなりません。
制動灯と後方霧灯の中心(電球)から中心(電球)の距離が10cm以上という条件もあります。
制動灯よりも明るい必要もあるようなのですがこれは何とも言えません。
フォグライトが装備されていない場合にはヘッドライトが点灯している事をリアフォグの点灯条件に出来ます。


UK(イギリス)のサイトにあるアコードワゴンのお・し・り。

右の後退灯部分がリアフォグになっています。

ディーラーに確認したところ、
点灯条件さえクリアすればこのおしりでも
車検は通るそうです。

下記のドイツ仕様のリアフォグも付けちゃって、
左右共リアフォグにしてしまっても、規定の明るさと
配置がなされた後退灯を増設すれば車検が通る事も
確認しました。
ドイツのサイトにあるアコードワゴンのおしり。

左の後退灯部分がリアフォグになっています。

運転席が右にあるか左にあるかで違います。
よって、これ単体(左側のみ)では左側通行の日本では
車検は通らない可能性が高いそうです。

国内でもレガシーワゴン等にはリアフォグの付いている
モデルがあるのですが、後退灯が片方だけになると
とても暗いらしいので、このスタイルは採用せず、
バンパーに穴をあけて追加しようと思っています。
これ、日産の旧型ADバン(Y11)
英字ではADVAN。うーん何処かで聞いたことが・・・
ウイングロードがベースのモデルです。

この後退灯、みっともない取付けネジも出ていなく、
中にLEDを入れたら使えそうですが、
どういう構造で取り付けられているんだろう?

これより古いと、後退灯はホンダのパートナーの様に
外側からネジ止めする構造になり、発光面積が減ります。

これより新しいと左側の後退灯がコストダウンされ、
右側のみとなります。

どうせ、そのままでは使わないので
左右どちらでも関係ないのですが。
こちらは新型のADバン(Y12)
これも新型のウイングロードがベースのモデルです。
リアドア辺りからテールゲート迄のルーフラインが
何とも微妙なデザインだと思いますが・・・
新型のADバンは後退灯の意匠が変わり、
キラキラ感があります。

本当はこの部品が欲しかったけれども、
誰も身近に乗っていないので部品発注しづらいのです。

発注時には車体番号まで聞かれましたから。


2個入手出来ました。
CBE-VFY11-70****の後退灯ASSY(右側)です。
ホンダカーズ経由で2個5,522円。
後ろから。

本来はテールゲートの中に付けられる物なので、
周りにはパッキングがあり
電球のソケットは防水ではありません。

リフレクタは、
光軸が下向きになるように作られています。

電球は18Wが付属しています。
横から。

後述の鉄製カバーが付属し、
それに黒いネジ1個で固定されます。
2008.02.03
LEDを入れる為に穴を開けました。
付属する鉄製のカバー。
前面と側面。
カバーというよりも固定金具ですね。
上面。

右の部品はレンズ内に入っていた電球の熱を
遮断するための鉄板です。
嵌めてみました。
後ろのネジを締めると車体に前後から固定されます。
取付け面は少し曲面になっています。
中に入れる為にギリギリのサイズに切った
ガラスエポキシ基板に
耐久性を重視して東芝製超高輝度LEDを88個、
10mAのCRDを58個、整流用ダイオードを1個ハンダ付け。
1個作るのに丸一日がかりです。

日が暮れると途端に焦点が合わなくなり
作業がはかどりません。
老眼が進行しつつあるのを痛感します。
数年前までは自分自身がこんな情けない事に
なるなんて考えもしませんでした。
中に入れるとこんな感じ。
裏側はCRD(定電流ダイオード)がショートしない程度に
宙を舞っているので綺麗じゃありません。

この穴はシリコンのコーキング材で埋めます。
2008.02.08
リアバンパーに2×11cmの穴を2つ開けました。
必要な奥行きは8cm位なので充分に余裕があります。

リフレクタの真上位に付けたかったのですが、
すぐ脇にフレームが出ていて、
これ以上外側には付けられません。

配線は、普通ならこの奥のメクラ蓋を使えば
通せるのですがデッドニングで隙間を埋めちゃったので
他の所を使う予定です。
嵌めてみるとこんな感じ。

リフレクタが光っているのはストロボを使ったからです。

以前、リアフォグに出来ないかと思って、
このリフレクタにLEDを入れてみた事が
あるのですが、反射材なだけに、
裏側からの光も屈折してしまって、
綺麗に光ってくれず、諦めた事があります。
赤い透明な樹脂を削ってしまい、
リフレクタとしての性能を犠牲にするのであれば
出来るのですが、そこまでの価値はないと思います。

詳細は「リアリフレクタ」をご覧下さい。
全体ではこんな感じ。

一寸、内側気味ですね。

まだ、配線が全然出来ていないので、
点灯出来ません。
真上から。
この位外向きになっているけど問題ないかな?

上からだと、如何にも後付けらしく
ぽっこりと飛び出しています。
名古屋、大須の部品屋さんで買ってきたスイッチ。

ミヤマ電器のDS-060K-S-LR

一寸押し難そうな枠に囲まれているので
誤操作しにくいと思います。
赤色のLEDが付いています。
直径2cmの穴をあければ付けられるので、
メータ近辺に付けようと思っています。
これも大須の部品屋さんで買ってきたスイッチ。

日本開閉器工業のLP01-25CCKSS1R

指触りの良い形状と、軽いクリック感のある
モーメンタリー動作(押している間だけON)の
プッシュスイッチです。
17mmの丸穴で取付けられます。

禁断のパッシングスイッチに採用。
2008.02.18
リアフォグを合法に点灯させる為にはフォグライトが
点灯していなければならないそうなので、
エンジンルーム内のフォグライトリレー配線から
電源を貰おうと思います。

赤矢印の小さな箱にフォグライトリレーとヒューズが
入っています。
リレーやヒューズは手で簡単に蓋を開けられますが、
今回はリレーではなく、その下の配線を引っ張り出したい
のでこの部分にマイナスドライバーを入れ、
爪を外して引っ張り上げます。
下半身は左の様なカバーが付いているので、
4箇所の爪を外して引き抜きます。
裏返すとこんな感じ。
赤矢印の線(青/黄)がフォグライトユニットへの+側です。

これに線をハンダ付け。
2008.02.22
エンジンルームから室内への配線はディーラーの
サービスの推奨もあり、ここを通しました。
こちら側から硬めの線をグリグリと押し込むと・・・


ディーラーのサービスから、
追加した線と元々ある線の周りにブチルゴム等を
奥までしっかりと押し込んで塞いでおかないと、
大雨の時に助手席の足元に池が出来る
可能性があるとの注意を受けております。

それから、追加した線を水が伝って
ここまで流れて来ない様に
配線は手前が下がる形状に
しておいた方が安全です。

この写真はブチルゴム充填前に撮影したものです。
助手席足元のエアコンユニットの辺りから生えてきます。
2008.03.17
リアから線を引っ張ってきて、仮点灯してみたら、
思ったよりも暗い。

フォグライト電球の抵抗が低いので、
電圧降下しているみたいです。
ボンネットの中からリアまで配線した線の抵抗もあるんだ
から馬鹿にならないのかもしれません。

仕方無いのでホームセンターで買ってきた
リレーを介入させ、常時電源から電源を取りました。
2008.03.18
まだ、スイッチの設置が出来ていませんが、
フォグに連動させて仮点灯しました。
なんだか灯火類が全体に内側に寄り過ぎ?

車幅灯よりは明らかに明るく、制動灯並の明るさです。

元々後退灯ですから、光を拡散させる為にレンズ部分が
細かな凸レンズになっているので、リアフォグにしては
結構広角に光が拡散しています
バンパーが垂直ではないので、微妙に下向きに照射され
ています。
設置場所が結構下の方にあることで、近くよりも
離れて見た方が明るく感じられました。
2008.03.23
行きつけのタイヤ屋さんで話をしたら
この部品、入手出来るとのことで、2個発注しました。



DBF-VY12の後退灯です。
2個で12,800円。
Y11用後退灯と比べて二倍以上の金額。
Y11用とは随分と構造が違います。

取付け面が左右的にも上下的にも湾曲していないので、
アコードのバンパーに取り付けるには無理があります。

裏側から止める金具はありません。
左のネジを外して引っ掛ける構造になっています。
右側はどうやって留めてあるんだろう?
LEDを入れるにあたっても中の構造に
曲面が多用してあるので削る範囲を見極めるのが
難しそうです。

そのまま、差し替えられそうにないので、
仕舞っておきます。
また使途の無い在庫が増えちゃった。
2008.04.07
スイッチはここに付けました。
リアフォグ点灯時にはスイッチの赤いLEDが点灯します。
禁断のパッシングスイッチは手前側に設置。
目立ち過ぎか?