ACCORD WAGON
エクステリア
リアリフレクタ
リアのリフレクタにLEDを入れてみました。

リフレクタとしての機能はクリアしているのですが、
車検時、検査員によってはここの部分が光っているとNGとする方もみえるようですので、ご注意下さい。
この車が2007年末に車検を受けた際には点灯したままでOKでした。


リアのリフレクタの樹脂接合部分をダイヤモンドディスクで
切断して分解しました。

中心から10mm間隔、
両端は裏側の構造が邪魔になるので15mmで
3mmの穴を開けました。

奥行きがあまりないので
5mmのLEDでは頭がぶつかってしまいます。
3mmのLEDを使用する予定です。
正面から
中央部に5mm幅の線があったので位置決めは楽です。



左右のリアリフレクタです。
定価1,800円(税別)/個
リフレクタ部分の切断に使用した
ダイヤモンドディスクです。

使い方に気を付けないと怪我をします。
事故等でバンパーを外さなければならなくなった場合に
リフレクタを外しやすいように
防水コネクタで結線しておきます。

水が浸入しないようにコネクタ部分と線に
パッキングが入っています。

オートバックスで購入しました。
在庫が無くても発注すれば取り寄せてくれるのですが、
メーカーはオートバックスに送料まで請求してくる様で、
送料がそのまま客に転嫁されます。
ある程度の数量じゃないと
送料の方が高くなっちゃうので、
僕は10個単位で発注しています。
2008.08.02 追加
裏側に配線をする為には
出っ張っている部分が3箇所邪魔になります。

まず、1箇所目。

2個の穴を空ければLEDへの配線が通せます。
2008.08.02 追加
そして、2箇所目。

ここも、2個の穴を空ければLEDへの配線が通せます。

リアリフレクタを固定している金具はこの段階で
既に邪魔なので外しています。
LEDの穴空け、ハンダ付け、接着剤での封入段階まで
邪魔になるので、全て完成してから、
バンパーに取り付ける直前に戻す事になります。
2008.08.02 追加
真ん中が3箇所目。

ここには配線が3本以上通るので
横に広い穴を空ける必要があります。

それから、下記の様に電線を固定する為の穴も
空けておきます。
2008.08.02 追加
このようにして、結束帯で固定して、
穴を通してからハンダ付けすれば
線が引っ張られてもLED等が外れてしまう懸念が
無くなります。
2008.05.29 追加
裏側の配線に関してご質問がありましたので
ほぼ等倍の実体配線図を用意しました。

必要な方はここをクリックして下さい。
綺麗とは言えませんが、こんな風にハンダ付けしました。
部品や配線はこの凹みの中に何とか収まりました。
ハンダ付け時、
CRDはガラス封入ですので結構耐熱性がありますが、
LEDはアクリルモールドなので熱を掛け過ぎない様に
気を付けなければなりません。

上下に平行している線は+12Vと−です。
茶色い部品が2個並列に接続されていますが、
これはCRD(定電流ダイオード)です。

使用したLEDは3mmでは珍しい25000mcdの
超高輝度タイプです。
名古屋、大須の第二アメ横にある部品屋さんで
購入したんだけれど信頼性は?
これ、意外と発熱します。
点灯試験も問題なかったので後は
リフレクタの接合と配線部分の防水処理です。

セメダインの弾性接着剤を使用しました。
接着剤を3ミリ位にゅーっと出して爪楊枝に付け、
この部分に塗っていきます。
こんな風に全周塗れたらリフレクタを被せて
しっかり押さえておけばそのうちに固まります。

空気中の水分を吸収して固まるタイプなので
時間の掛かる作業は温度と湿度の低い場所の方が
固まりにくくて良いかもしれません。

はみ出した接着剤は固まる前に厚紙の角等で
適当に取ってやればいいと思います。
あまり綺麗にしようとしたり、
使用量が少なすぎたりしても
隙間が開いてしまっては本末転倒です。
ま、取り付ければ隠れる場所なので適当に・・・
3mm超高輝度LEDを15個。
リフレクタが無い状態では
非常に明るかったのですが、
リフレクタを付けたら
正面から見てもあまり明るくありません。

どうも、リフレクタが思いっきり拡散させているようです。
紙の上に置いて、上から見ると左右約55°に
屈折しているのがよく見えます。
これ、リフレクタ面から約1mの白い壁面に投影した状態。
中心部には殆ど光が到達していないことと、
リフレクタの6角形のパターン通りに屈折していることが
良くわかります。

綺麗といえば綺麗ですが、真後ろに対しては
光っているのがわかる程度なので
リアフォグ代わりにはなり得ません。

配線は車幅灯に接続しようと思います。
リフレクタ側から出る線は振動の影響を受けると
接着部分が剥離する可能性があるので周囲を
ブチルゴムで確実に防水してからテープで
止めておきます。
テープを巻き過ぎるとリフレクタをバンパーに戻す時に
中に入らなくなっちゃいます。
中に入れられるギリギリの量にするとバンパー側と
リフレクタの両方からもこの部分を押さえられるので
強度的にも都合が良いと思います。
車に実装して、ストロボ無しで写真を撮ると
こんな風に撮れます。
実際に目で見ると4つ上の写真のように
15個の粒々に見えます。

ほら、地面に向かって照射しているでしょ?

水平方向も斜め後ろに明るく見える角度があります。

上方向へは、信号待ちで車間が詰まった時に
ミニバンやトラックから見ると眩しく見えるかもしれません。
2008.08.02 追加
リアアンダースポイラーを装着してみえる方からの
ご質問がありましたので、写真を掲載しました。

尚、外してあるバンパーで撮影していますので、
現実には見ることが出来ない角度の写真もあります。

リアバンパーを裏側から覗くと、
赤矢印の先の、この金属が見えると思います。
リアリフレクタはこれで引っ掛かっているだけですので、
標準のバンパーの内側から
マイナスドライバーを入れて外せます。

ちなみに、左右とも車体中央側で引っ掛かっています。
2008.08.02 追加
標準バンパー内側からの写真です。
この奥にリアリフレクタの引っ掛かっている爪があります。
2008.08.02 追加
真裏からの写真です。

リアアンダースポイラーに付いている
リアリフレクタが見えますね。

引っ掛かっている爪はこれです。

指では無理だと思うので、
マイナスドライバーを真っ直ぐに入れて
矢印方向にぎゅっと押し出してやれば外れます。