 |
2006.01.19
韓国、DViCOのMobile Multimedia Jukebox
TViX mini C-2000Uです。
2005年秋頃にDViCOの韓国語サイトで発表され、
2005年12月に日本代理店1社に絞って受注開始。
漸く出荷されました。
機能は2005年8月に発売されたTViX C-3000Uと同等。
対応ハードディスクが3.5inchから2.5inchに変更され、
冷却ファンがなくなり、サイズが大幅に小さくなりました。
2.5inchのHDは、モバイル用としての性格が強いので、
3.5inchと比べ、速度は劣るものの、消費電力が少なく、
耐衝撃性が格段に高いのが魅力です。
現時点でのこの機種の日本販売代理店は株式会社 アスクのみ。
他機種はゲートで扱っています。 |
 |
2006.06.24 情報追加
ゲートでも全機種を扱うようになったようです。
シガージャック電源アダプタ、A/V Dongleケーブル、
リモートレシーバ等のオプションが掲載されていました。
リモートレシーバがあれば、本体をラゲッジルームに
移設できそうです。
早速、発注しました。 |
 |
2006.01.19
ハードディスクは自分で付けなければなりません。
3.5inchの場合は750GBの物もありますが、
2.5inchはサイズが小さいので大きな容量は望めません。
東芝のMK1233GAS (120GB 4200rpm)を付けました。
現時点で市販されている最大容量のものです。
5400rpmの物もありますが、速度が速く、キャッシュは大きいものの、
発熱量が多く、こういう用途にはあまり向いていないと思います。
フォーマットは、FAT32でもNTFSでも速度差がないとの
DViCOのコメントがあるので、OTGは使えなくなりますが、
データ消失に対して少しでも安全なNTFSにしました。 |
 |
2006.09.28
ハードディスクを換えてみました。
左が従来の物、右が新しい物です。
SeagateのMomentus 5400.3 ST9160821A
(160GB 5400rpm) にしてみました。
137GBの壁にはぶつかりませんでしたが、160GBの
ハードディスクには4200rpmの物がありません。
省電力が売りの商品ですが、発熱量は4200rpmの物と
比べると大きいようなので、充分な放熱対策を
していないと寿命が短くなりそうです。
日立のTravelstar 5K160 HTS541616J9AT00
(160GB 5400rpm) の方が消費電力が少なく、
平均シークタイムも短いようなので
こちらの方が良かったかもしれません。 |
 |
反対側の面(表側)にはメインになるメディアプロセッサ
Sigma Designs EM8511があります。
スイッチに蓄光材を使ったリモコンが付属しています。
家で試していて、松下(Panasonic)のテレビの音量を
ポンポンと「上」「下」したら、このTViXの電源が落ちてしまいました。
テレビのリモコンと信号が同じタイミングになっちゃうみたいで、
上下の時間を0.5秒以上空ければ問題無いようです。
手持ちのCDとDVDを無圧縮でリッピングしてみたので、
ぼちぼち試してみます。
USBでパソコンからデータを転送できますが、使われている
プログラムがLinuxなので、日本語があまり上手ではありません。
日本語のコードシフトに問題があり、中点「・」や括弧等の記号、
半角カタカナで文字化けするので、問題の出ない文字で
ファイル名やフォルダ名を付ける必要があります。 |
 |
これが、Sigma DesignsのMedia Prosessor
Real Magic EM8511です。
対応するコーデック等は新しいEM8620 Seriesと比べると
大分見劣りするものの、まだ搭載した商品がありません。
音質は贅沢を言わなければ充分なのですが、
プレミアムサウンドシステムのイコライザの
周波数特性とはあまり相性が良くないようで、
下手に低音・高音を強調すると変な音になります。
同じ曲をCDと比較しながら聞くと随分音質が違います。
ちょっと音量が小さめかな。TViX側でボリュームを大きくすると
歪みます。WAVEで50%、MP3で65%位が無難だと思います。
MP3では問題ないのですが、WAVEだと、曲間でノイズが出るのは
ご愛嬌か? 容量は充分にあるので、音質を考えると、出来れば
圧縮したくなかったんですけどねぇ。OGGは音は良いのですが、
CPU負荷が大きいので、MP3、320kbpsで使っています。 |
 |
2006.01.30
C-2000U用オプションの購入ルートがまだ無く、
リアの100V電源から、付属のACアダプタ経由で使って
いましたが、エンジンを切ると電気も切れちゃうのが
欠点で、アクセサリ電源から電気をもらうことにしました。
名古屋の大須、第二アメ横で、
車載用に5Vの電源を用意しました。
使用したのは、イーター電機工業のスイッチング電源、
Power Patch OBR05SC1224です。
入力8〜32V 出力5V1A 効率約80%
29×45×15mmと小型な電源ユニットです。
この電源のシリーズは、入力電圧を高めで使うよりも、低め
(1224なら12V)で使った方が良い出力特性が得られるようです。
効率が良いので発熱は殆どありません。 |
 |
2006.02.04
耐熱ケースに電解コンデンサとスイッチング電源、
フェライトコアを入れ、シガープラグと、TViXの電源と同じ
内径1.4mmの電源プラグを付けました。
TViXとハードディスクの起動時の電力変動をカバーする
為に、電解コンデンサは出力側に16V 4700μF 105℃を
2個並列に接続しています。安定して動作しています。
色々と安価な電源も試したのですが、
TViXは電源電圧が高くても低くても動作が不安定になるので、
安定して5V、確実に1A以上を供給できる電源が必要です。
TViXを助手席とコンソールの間に挟んで使っていますが
結構発熱します。
使用したハードディスクは動作時に耐熱55℃、耐衝撃325Gの
物なので、ちょっと不安。
残る課題はTViXの設置場所、放熱と振動対策です。 |
 |
2006.02.26
日本販売代理店のアスクから、3.5インチハードディスク
でEM-8621を使用したTViX HD M-5000Uが発表に
なりました。サイズも大きく、車載するには無理もあるか?
C-2000U用のオプションもようやく発表されていました。
AV OUTケーブル 型番61511-0032-1 JAN 4537694049757
車載用電源 型番61411-0021-1 JAN4537694049740
今日迄にCD:119枚:13.4GBと、DVD:4枚:19.4GBが、
入りました。DVDは車で観ることはないと思うので、
これ以上増やしても意味がないのですが、CDは
家にあるDiscを全て入れても充分に余裕がありそうです。
左のジャケットを見ると、世代が判っちゃいますね。
レコードも山程あるのですが・・・ |
 |
これが、再生中の画面です。
フォルダ毎に背景を変えることが出来るので、
全てのアルバムのジャケットをスキャナで読み込み、
Photoshopで補正し、作っておいたフォームにジャケットの
画像とテキストを入れてから最高品質でJPEG形式に
保存し、各アルバムのフォルダに入れてあります。
左の写真の上の黄色と黄緑の2行は画像データです。
これならば、表現できない文字はありません。
尚、JPEGはプログレッシブには対応していません。 |
 |
2006.03.06
適当なサイズに切り、角を気長に丸く研磨した
3mmのアルミ板と古いPentium4用クーラを
高熱伝導タイプのαGel(λGel COH-4000)で挟み、
リアのアームレストの上にマジックバンドで止めました。
電源はリアのシガソケットからです。
操作はリモコンで全てできます。
耐振性は多分OK。
自然空冷ですが、表面積が思いっきり増えたので放熱は
充分だと思います。ちょっと大きすぎるか?
冷却部分の体積が本体の3倍位になっています。
今のところ邪魔でないので、夏を無事に過ごせたら、
少しずつヒートシンクの高さを削ってみます。 |
|
2006.12.31
DViCOからTViXシリーズの新しいFirmwareが出ました。
C-2000U用は1.9.3から2.0.0になり、
WAVの曲間ノイズ等、色々と改良されているようです。
今回が最終版との記載が気に入らないのですが、
前のバージョンでも、使えない程大きな問題は
なかったので、それだけ完成されたということでしょう。
2007.02.10
Firmuare 2.0.2 が出ていました。
機能追加なし、BUG修正だそうです。 |