デッドニング




ACCORD WAGON
インテリア
デッドニング
ルーフ
普通の雨ではあまり気になりませんが、
大雨の日の雨音や、雨の日に電線や樹木から滴る水滴がルーフに当たる音が気になり、
デッドニングしたかったのですが、外さないといけない部品が多く、
なかなか辿り着きませんでした。

2007.02.04
ディーラーのサービスに手伝ってもらい、遂にルーフの内装を外しました。
レジェトレックス・XETORO吸音シート・フェルトを貼って、隙間にはポリエステル綿を
詰め込んでいます。

2007.03.04
一通りの作業が完了したのでルーフライニングと周辺の部品を戻しました。

2007.03.07
雨の日と、高速走行共に静かになったのが歴然と判ります。こりゃ凄い!!


2007.02.04
周辺の内装が全て外れていないと外せない部分で
部品が大きすぎるので保管にも困る物でしたが
周辺の内装は、今までの作業で殆ど外れたままに
なっているので、後はルームライト・ルーフコンソール・
グラブレール・サンバイザ等を外し、ルーフの内装を
前後のヘッドレストに乗っけておいて、内装側に
貼られている配線を剥がして、テールゲートから
ずるずると引きずり出し、遂にルーフライニングを
外しました。

サンルーフやサイドカーテンエアバッグが無いので
作業はそれなりに簡単ですが、汚したり
変形させてしまう可能性があるので、
2人以上で作業されることをお薦めします。
上の写真はフロントからリア、
左の写真はテールゲートからフロントを撮影しています。

赤矢印の部分は硬いマジックテープの様な部品で
止まっているので、バリッと引き下げると外れます。

作業に時間がかかるので、ルームライトやグラブレール、
サンバイザ等は元に戻し、配線は布テープで止めて
おきました。
これが、その部品。
一部、頭の丸い部分を欠損させてしまっているので、
発注しておいた方がいいかな?



この部品(ファスナー)が4個届きました。
2007.02.05
全ての袋状になっている部分には、
ポリエステル綿を詰め込みました。
6袋も入っちゃいました。

グラブレールの右側にある黒い部品は純正オプションの
セパレーションネット用のフックです。
セパレーションネットは購入していませんが、
標準で内装の裏側にひっそりと隠れていました。
サンルーフ付きの車両には初めから内装に
フックカバーが付いているようですが、サンルーフが無い
この車にはこんな所にこんな物が隠れていることも
判りませんでした。
ルーフの内装を保持する部分を増やす為に、
フックカバー(08U35-SED-010A)を付けようと思います。
2007.02.07
青矢印はレジェトレックスを貼った状態、
赤矢印はレジェトレックスを貼ってXETORO吸音シートを
貼った状態です。

ルーフには全面にレジェトレックスを貼って、その上に
XETORO吸音シートを貼る予定です。

この、中途半端なままで高速道路を60km程度走行
しましたが、ルーフライニングがあった時よりも
排気音等が減少しているのを感じられました。
排気音が車室内に入って、ルーフと共鳴していたのが
抑えられたのではないかと思われます。
2007.02.09
ルーフ全面にレジェトレックスとXETORO吸音シートを
貼りました。材質柄、とってもゴム臭い・・・
車外からルーフを叩いてみると、ダンピングの効いた
重厚な音になっているのですが、車内からルーフの
中央付近(ルームライトの後ろ30cm位)を叩いたときに
ボゥンという共鳴音が聞こえます。
レジェトレックスで、ルーフの共振周波数が随分下がった
のですが、原理的に強度が上がった訳ではないので、
中央部の最も振動し易い部分で共鳴しているのだと
思われます。
2007.02.10
この上に白い3mm厚のフェルトを貼り始めていますが、
ここはルーフの内装で押さえられる部分になるので、
あまり気にしなくてもいいのかもしれません。
2007.02.11
サイドカーテンエアバッグの代わりに入っている、
ルーフサイドパッドには空間にフェルトをチマチマと
張り付けて共鳴しないようにします。
車体に取り付けた後、中にはポリエステル綿を詰め込む
予定です。
2007.02.15
毎晩、3日かけて6本あるルーフサイドパッド全てに
フェルトを貼ったので、右側から取り付けてみます。

上から、右前・右中央・右後・左後・左中央・左前です。
右側のルーフサイドパッドを付け、車体との隙間を
ブチルゴムで押さえました。
ルーフにはフェルトをほぼ、貼り終わりましたが、
前後左右の端の方(ルーフサイドパッドの上側等)には
もっと入りそうです。
調子に乗ってパンパンに詰めて内装が戻せなく
なっちゃうと大変ですが、ここ迄内装を外せるチャンスは
二度とないと思うので、何とかぎりぎり迄吸音材を
詰めたいと思っています。
究極の案としては、外してあるルーフライニングを
30cm位の幅で横に短冊に切って、1個ずつルーフに当て
隙間を確認しながら吸音材を貼っていく方法なのですが、
ルーフの内装って4万円近くするんですよねぇ。
これ、切っちゃうの? 新品の内装になるけど・・・
ゲージとして使ったら後はゴミだよ。うーん・・・
2007.02.18
とうとうルーフライニングを30cm幅の短冊に
カッターナイフでザクザクと切っちゃいました。

純正で、ふわふわの吸音材が貼られていますが、
カッターナイフでは切りにくく、手でちぎりました。
この吸音材は、一見安い不織布風ですが
3Mシンサレートという化学繊維の高性能な
吸音材です。

上がフロント側です。

前端の雨滴センサ配線用の切欠き部分が弱いので、
内装を戻す時には右前部分を変形させないように
気をつけないと亀裂を入れてしまいそうです。
あーあ 切っちゃったよ・・・ヽ(´_`;
各グラブレールを跨ぐように切って、全部で7分割。
これなら、前方の4つはグラブレールで仮止め出来ます。

ルーフに当てて見ると、
まるでMRIの断層画像みたいな感じ。

やはり、端の方10cm位はスカスカ。
中央部は既にギリギリで、ルームライトより後ろは
後から貼ったフェルトを剥がさないと浮いちゃって、
ファスナー(黒い四角部分)で止められなくなりそうです。
後端は高さ5cm以上空いています。
この部分の左側はパワーテールゲート仕様にはモータが
入るので、左右の構造が違います。

左側にある発泡スチロールのパッドは内装が捩じれると
接着剤が端の方からペキペキと剥がれてくるので、
内装を戻す時には捩じれないように細心の注意が
必要です。
2007.02.19
左側のルーフサイドパッドも付け、車体との隙間を
ブチルゴムで押さえました。

2007.02.20
内装に干渉しそうな中央部のフェルトを剥がし、
側面と後端のルーフライニングとの隙間に
フェルトを貼り直しました。
2007.02.27
左右の隙間になりそうな空間にポリエステル綿を
挟み込んでいます。
高速道路を走ったりしても、綿の繊維同士が絡み合って
いるようで、意外と落ちてきません。
なんだか、クリスマスの雪の飾り付けみたいな感じです。

2007.02.28
作業の目処がついたので、
ルーフライニングASSY. 83200-SED-961ZAと、
後端を止めるクリップを発注しました。

クォータピラーガーニッシュとルーフエンドガーニッシュの
裏側には、ルーフサイドパッドと同様に凹んだ所全てに
フェルトを貼っておきました。
2007.03.03
ご参考までに、これが、ルーフライニングの切断面です。
下が室内側で、

1:室内色の、とても伸縮性がある布
2:厚さ3ミリ程度の柔らかいスポンジ
3:硬い発泡プラスチック(材質不明)
4:何かの繊維混じりのプラスチック
5:ルーフ鋼板との間に貼られた、吸音材(シンサレート)

となっています。

4番目のプラスチック層が最も強度があり、
次いで3番目の発泡プラスチック層だと思われますが、
この層は厚さが一定ではありません。
2007.03.04
ルーフとラゲッジルーム上側の内装を戻しました。
変形させてしまいそうだったので、後方・左右前方を
分担して3人で支えながら、作業しました。
これでも人員不足で、グラブレールやサンバイザは
両手で足りずに頭まで動員して固定してもらっています。

2007.03.05
翌日は、試して!!と言いたげな雨の日。おおぅ!!静かだ。
フロントガラスを叩く雨の音がうるさく聞こえるゾ!!
ガラスも全面フェルトで覆うか?
周りが全然見えなくなるけど、もっと静かになるゾ? ヽヽ(´▽`)/

2007.03.07
東名高速で名古屋・岡崎間を往復しました。
うーん、静かだ!! 排気音も凄く小さくなっているゾ!!
2007.03.09
ルーフライニングの固定箇所を増やす為に、
フックカバー(08U35-SED-010A)を4か所付けました。
写真は、左前側です。


内装色によって型番が違います。