デッドニング




ACCORD WAGON
インテリア
デッドニング
ラゲッジルーム
2006.08.03
ラゲッジルームに山のように入っていた荷物を出し、納車以来見た事のないテンパータイヤ
を外し、漸く作業開始です。
2008.05.14
配線等も含めて時間がかかりましたが、内装を元に戻しました。
2008.12.11
床板の共振を抑えるように裏側にステーを付けてみています。
構造を工夫しないと逆効果になるようです。


2006.08.03
まるで、ドラえもんポケットの様に色々な物で塞がっていた
ラゲッジルームの荷物を出し、床板を外しました。

あちこちにレジェトレックスを貼りました。
ドアにも使ったアサヒペンの補修材、屋根用防水材
を下塗りしました。
2006.08.04
ポリエステル綿を赤矢印部分に詰め込みました。
ボディ後端部分は外見以上に深く大きな空間で、
6袋使いました。
排気音を抑えることができました。

屋根用断熱防水材を塗りました。
乾くまで数日待つつもりです。

数回重ね塗りしたら、
ポリエステル繊維の厚手のフェルトを貼り、
その上にフェルトを貼る予定です。
2006.09.18
屋根用断熱防水材を何度か重ね塗りした後、
10mm厚ポリエステル繊維のキルト綿を貼りました。
2006.08.10
テールゲート床部分のリアパネルライニングを外し、
ステンレス板とプラスチックの間にシリコンの
コーキング材を充填しました。
ステンレス板を触ると出ていたペケペケした音が
抑えられました。

ライニングの裏側にはフェルトを貼りました。
充填に使用したコーキング材です。
硬化後に収縮しないことと、適度な弾性があるので
便利なのですが、当然ながら、使用量が多すぎると
はみ出します。
2006.08.22
右側の内装を外しました。
袋状になっている部分にはポリエステル綿を詰め込み、
ボディ外板にレジェトレックスを貼りはじめましたが、
タイヤハウスより前方は手が入れられる程の
大きな穴が無く、ボディ外板には手が届きません。
どうしよう?

2006.08.26
何とか、チューナユニットの上の方から手を伸ばして
腕を入れていき、前の方にもレジェトレックスを貼り、
XETORO吸音シートを貼ってからポリエステルの毛布を
チューナユニットより前方にしっかりと押し込み、
隙間にはポリエステル綿を入れました。こちら側は、
余り目一杯に詰めるとウーファのエンクロージャとしての
役割に支障が出るので、この位でやめておきます。
2006.09.04
左側の内装も外しました。
とりあえず、貼りやすい所からレジェトレックスを貼って
いきました。
奥の方に手を伸ばす必要がある辺りは、
アルミの切端で怪我をする可能性があるので、
貼っていません。
こっち側はもっと狭いぞ!!
給油口が・・・
でも、この構造のお陰で振動は少ないのかもしれません。
2006.09.07
こちら側も、給油部分の上から何とか手を入れて
レジェトレックスを貼れました。

左の写真は後方。
リアバンパー上端辺りの裏側。

右の写真は前方。
下にタイヤハウスが見え、左側に見えるのはボディ外板。
正面下端のモコモコした物は、後席側から入れた
ポリエステル綿。

給油口から前をフェルトで覆ってポリエステル繊維の
キルト綿を詰め込み、隙間にはポリエステル綿を
入れました。
2006.09.09
タイヤハウス室内側に被せられている、
ゴムが被覆されているウレタンの防音材と、ボディが
擦れたときにキュッキュッという音を立てることが
あったので、薄いニードルフェルトで覆いました。
三河高浜のホームセンターで見つけたニードルフェルト。

厚さ1mm、幅45cm、1m辺り980円×5m購入しました。

薄手で繊維の密度が高く、擦れても繊維がほぐれにくい
フェルトって、結構価格が高いんだねぇ。
2006.09.22
15年程前にスポーツシビック(EG6)用にと東急ハンズで
購入してそのままになっていたケブラー繊維の布。
もったいないけど他に使い道がないからボディサイドと
タイヤハウスの後方に屋根用断熱防水材の缶に浸して
ぺったんこと貼りました。

この、カーボン繊維よりも数倍高価で、
強靱で軽く、綺麗な透明感のある金色の繊維は、
本来はボディ表面に使われ、存在を強く主張している
筈なのに、裏側に使われ、しかも銀色の塗料に塗り込め
られてしまい、二度とそこに存在していることを
主張できないという可哀相な運命を辿りました。
これは、左側。
下塗りに黒い屋根用防水材を薄く塗り、
銀色の屋根用断熱防水材を塗りました。
この上に、上記のケブラー繊維の布を貼り、
屋根用断熱防水材を何回か上塗りしました。

この部分のバンパー辺りやタイヤハウス後方の床面は
軽く叩くとボコボコと柔らかい音がしているので、
ある程度以上の対処が必要だと思っています。
塗料が乾く前に10mm厚ポリエステル繊維のキルト綿を
貼りました。
ここまでできると、随分静かになります。
2006.09.27
バンパー左横のエアアウトレットの周りに
ポリエステル繊維のキルト綿を充填しました。

内装と、室内の排気に邪魔にならない範囲で
ギリギリまで充填します。
2008.04.25
ラゲッジルームであちこちに配線をしていたので、
1年半程の間、内装が無いままになっていたのですが、
そろそろ戻していきたいと思います。

困った事に、何処にどんな向きで付いていた
部品だったのか、すっかり忘れています。

これはタイヤハウス後ろにある
R・L リアカーゴフロアサポートです。
裏側にはXETORO吸音シートを貼りました。
ちょっと詰め込み気味です。
ラゲッジルーム左右後端の
R・L リッドサポートブラケットです。
鉄板にはレジェトレックスが効果的です。
爪で弾くとキンキンと響いていたこの部品は
コンコンという音になりました。
垂直な面にはXETORO吸音シートも貼りましたが、
効果は無いかもしれません。
2008.05.06
床面に薄手(1mm)のフェルトを敷いて
左右のリアカーゴフロアサポートと
リッドサポートブラケットを戻しました。
これなら、アスファルト系の塗装面が
べたつくこともありません。
写真は右側です。

2008.05.07
左側の内装を戻しました。
2008.05.13
右側の内装も戻しました。
内装と車体との間にはポリエステル綿を詰めて
隙間を塞いでおきました。
2008.05.14
床の蓋を元に戻して完成。

ラゲッジルームの内装が無い状態でも随分と静かに
なっていたのですが、内装を戻す事により、
無限のエギゾーストに起因する低音のこもり音が
随分と低減されました。
内装材自体の遮音効果も大きいと思います。
2008.12.11
床板が排気音やサスペンションの振動に共振した時に
室内全体に及ぶ低音のこもり音の原因の一つに
なっているようです。
裏側にアルミステーとステンレスの板を入れて
ネジで固定してみました。
真上から見るとこんな状態です。
ステンレスの取付け金具の厚さと
アルミステーの大きさ、
固定するネジの場所、数で共振の状況が変わります。
これは初期の状態。
1.5mm厚、15mm幅、10mm高のアルミステーでしたが、
現在は2mm厚、15mm幅、20mm高に変更。
ほぼ30cm間隔だったネジ固定も約半分の間隔で
固定するようにしました。

重量増加に伴い却って振動しやすくなる可能性も
あるので、加減が難しそうですが
ぼちぼち調整してみています。
使用したネジは接面が大きく出っ張りの少ない
トラスネジの頭をヤスリで平らに削りました。
サイズは6mm×25mm ステンレス製です。

これで荷物等が擦れても
ネジ頭で傷を付けずに済みます。

左が削る前。
右が削った後です。
ラゲッジの床板は
芯材が10mm厚のパーチィクルボードなので
ネジを締めると板が変形してしまい、
しっかりと止められません。
強度不足を補う為には
広い面積で固定する必要があります。

使用するワッシャーは
直径が出来るだけ大きな物を選びました。
厚さも2mmありますので、強度も強い物です。
裏側は、
ネジを締めるとアルミだけでは変形してしまうので、
エーモン工業の取付金具をアルミステーの
凹み部分に入れて補強していますが、
2〜3個重ねた方が効果的でした。
材質的には鉄よりもステンレスの方が硬いので
同じサイズなら多少価格が高くてもステンレスを
選択しています。