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2006.04.11
リアドアの下の内装を外し、クリップ穴からサイドシルに
手芸用の発泡ポリスチレン(発泡スチロール)のビーズを
入れてみました。
一袋100gですが、2リットルのペットボトル3個分位の
容量です。
発泡ポリスチレン(発泡スチロール)について
軽量で断熱性・耐水性に優れ、振動・衝撃を吸収する。
欠点は、有機溶剤に溶け易い。熱に弱い。
製造過程は、スチレンモノマーに発泡剤を混ぜて、
100℃位で30〜60倍に発泡、成形して
製造されているので熱に弱く、80℃程度で軟化する。 |
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直径4〜7mmのビーズです。
これなら、隅々まで転がって入って行ってくれそうです。
車体右側に一袋入れて、走ってみましたが、
コロコロとか、ガサガサした音は聞こえません。
走行時に、ビーズを入れる前より静かになっているか
どうかもよく判りません。もう一袋入れてみるつもりです。 |
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2006.04.21
ディーラでリフトで上げた時、後席下辺りから、足元に
数個のビーズがコロコロと落ちてきました。
良く見ると、写真のようなフロントタイヤハウスの下や
リアドア下等、あちこちに排水用と思われる穴も含めて
5〜6mm位の穴や隙間が数箇所空いていて、ビーズが
顔を覗かせていました。
簡単にバラバラと落ちてくる程のサイズの穴では
ありませんが、入れ始めてから10日間、少しずつ
ビーズを撒きながら走っていたようです。
片側7箇所の大きな穴はブチルゴムで塞ぎました。
排水できる程度の穴はそのままにしてあります。
2006.04.30
まだ漏れているので、合計28箇所の穴を塞ぎました。 |
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2006.05.06
左右合計で6袋入れましたが、まだ随分空間が
空いています。
サイドシルと、それに繋がっている空間は、
左右で24リットル程度あるものと思われます。
ビーズが移動できないように、ここからは、
フロントドア下の内装も外して、ポリエステルの綿を
追加していきます。 |
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2006.05.09
各クリップ穴から、竹串でポリエステル綿を
これ以上入らない位、パンパンに押し込みました。
左右で4袋、約8リットル程度になると思います。
ロードノイズが随分減ったのが判るようになりました。
効果絶大です。ビーズの転がる音はありません。 |
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2006.05.16
後席横のモールを外すと、リアのホイールアーチへの
立ち上がり部分にも隙間がありました。
中を覗くと、ビーズがあるのが見えます。
ここにも、ポリエステル綿を詰めていきます。
片側で一袋入りました。 |
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3ミリ×20ミリ程度の隙間が7箇所ずつ作られています。
モールの隙間から空気を逃がすためのものだと思われ
ますが、その下の空間はリアフェンダーのすぐ上なので、
遮音性を優先して事実上、塞いじゃいました。
ドアの開閉等には今のところ影響していません。 |
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2006.05.21
前のフェンダー側の内装も外してクリップ穴等数箇所と
外側にあるドアへの配線の下のサービスホールから
ポリエステル綿を入れました。
こちらは助手席側です。上にTLSユニットがありました。
内装を外したときに足元にポリスチレンのビーズが数十粒
溢れ出ました。 |
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運転席側です。上にヒューズボックスがあります。
足元なので、作業性は最悪です。
その上、駐車場で逆さまになって作業しているので、
傍目には異様な光景だと思います。
こちらも、ポリエステル綿が片側で1袋入りました。 |
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2006.05.25
外した内装材の裏側には、レジェトレックスを貼り、
その上から3mm厚のフェルトを貼りました。
セメダインのA4サイズのフェルトに使われている粘着材は
結構強力なのでこういった場所に貼るのに適しています。 |
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2006.11.04 情報追加
上記、セメダインの製品は現在製造していないらしく、
代替としてカーマホームセンターで株式会社イントラの
製品を見つけました。
こちらも羊毛60%であることや、サイズ20×30センチ、
厚さ3ミリ等、ほぼ同等です。
価格は5百円代と、セメダインの製品よりも3百円程度
安いのですが、粘着材の強度は不明です。 |
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助手席側の内装です。
右側が前の部品です。
順に後ろの部品になるように並べました。
フェルトの色が何色かあるのは、
単にお店の在庫がこの色しかなかったからです。
車体と同様に、白い方が断熱性が高いかもしれません。
各クリップには、ブチルゴムを巻き、
カタカタと音をたてないようにしました。
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こちらは、運転席側です。
同様に、左側が前の部品です。 |
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2006.05.28
車体と配線の間にもフェルトを貼りました。
ドアを開け放して作業する場所がなかったので、
近所の平和公園の駐車場で作業していたら、
レジェンドのかずさんに遭遇しました。
彼は、いきなり車を隣に止めたかと思ったら
ジャッキアップし始め、車に土下座をした後、
リアフェンダーに頭を突っ込んでいました。
そういえば、ここは彼の縄張りだったっけ。 |
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2006.06.14
フロントのサイドガーニッシュカバーを外してみたら、
まだ隙間が空いていました。
この部品は、上に引っ張れば簡単に外せます。
ポリエステル綿を押し込みました。
片側で、2袋弱入りました。
穴が大きいので作業は楽です。
割り箸で奥の方まで入れることができました。
雨水が入る場所なので、戻す時には穴の周囲を
ブチルゴムか、シリコンのコーキング材で
防水しなければなりません。 |
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2006.06.17
こちらは、リアです。
フロントよりも内部の構造が複雑なようで、
外側にはポリスチレンのビーズが殆ど入っていません。
ここにもポリエステル綿を入れました。
片側で一袋入りました。 |
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穴の中はこんな感じで、内部構造が二重化されていたり、
縦横に仕切りがあったりして、結構複雑に
作られていました。
当然、狭い方の空間にも綿を入れました。 |
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2006.06.24
サイドガーニッシュカバーのステンレス板の爪を立てて、
樹脂と分離し、間にシリコンのコーキング材を入れました。
裏側は、爪の部分にはシリコンのコーキング材(青矢印)
クリップ部分はブチルゴム(赤矢印)を盛り、防水しました。
取付け時には、サイドガーニッシュカバーの外周部にも
ブチルゴムを付けています。 |
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2006.08.30
ラゲッジルームの内装を外した時にリアドアと
リアホイールハウスとの間にホールシールで塞がれた
穴を多数見つけました。
ここにも、奥の方までポリエステル綿を一袋入れました。
中央道等の非常に荒れた路面からのザーっという
ロードノイズには、ここにポリエステル綿を入れることと、
ラゲッジルーム側からタイヤハウスへの
XETORO吸音シートの貼り付けが効果的です。 |