ACCORD WAGON
インテリア
自動防眩ミラー
海外のHONDAやACURAのサイトを見ていて気がついたのですが、
アコード(ACURA TSX)に自動防眩ミラーの付いたものがあるんですよねぇ。
もしやと思い、国内を見てみたら、あるじゃないですか。インスパイア。
これは?と思い、パーツリストを見ると何となく付きそうな?何だかちょっと違うような?
安いから頼んじゃえっということで注文したところ、これがピッタリ!
インスパイア アバンツァーレ(MC前)用の自動防眩ミラーをポン付け出来ました。

ミラーベースの形状が違うので、HIDS装着車には着けられないと思います。

最近発売された車種(オデッセイ、エリシオン、エアウェイブ、ステップワゴン等)は、ミラー
ベースの形状が同じように見受けられますので、取り付けられる可能性が高いと思います。

2007.05.29
マイナー後のインスパイア アバンツァーレをディーラーで見つけたので写真を撮りました。


2005.06.06
標準ミラーを外します。

ミラーベースにポン付けします。
付属のトルクスネジで留めればOK。

ところで、これ、衝撃で脱落してくれるのかしらん?
しっかりと着いちゃっているような気がするんだけど?
この部品です。

Made in U.S.A.だって。
電源及びリバース信号を配線します。

コネクタは普通のICピッチのものが使えます。

ホンダ車のコネクタに共通した緑色の7ピンコネクタ
が使えるので、ディーラーのサービスに頼んで、
ごみ箱に捨てたハーネスから探してもらってもいいかも。
お隣さんの雨滴センサから電源(+−)をもらいました。

雨滴センサのカバーは爪が奥にあり,外し難いので注意。
後退時には機能を停止するようにヒューズボックス横の
ハーネスから後退信号をもらいます。

この線は後退灯に接続されています。

後退時に、防眩機能を停止させ、普通の色に戻します。

どうしても必要な機能ではありませんが、
夜、白い壁に向かって後退する時、
自分の後退灯の明かりでセンサーが反応しちゃって
ミラーで後ろが見えなくなっちゃうのも嫌だもの。
ヒューズボックス手前のコネクタです。

後退信号はこの緑の線から分岐しました。
配線は熱収縮チューブでカバーしています。

右側には、誤配線防止用にダミーのコネクタを
入れておきました。


ミラーの前側のCDS(硫化カドミウムセル)と後ろ側の
CDSの受光量の差でElectro-Chromic(注1)への
制御信号を出しているようです。
ミラーの支持が2つのピボットで、アームが長いので
標準ミラーよりも運転手に近くでき、後方視界が広がり、
位置調整の自由度も高いのが特長です。

青緑色にミラー面の色が変わる動作はスムーズで
非常に効果的です。

ディーラーでの価格は、標準ミラーと比較してびっくり。
どちらも5,000円(税別)。同じ値段なんです。
価格設定時のミスかな?

2005.11のマイナーチェンジ後のインスパイアは
自動防眩ミラーを少し角張った物に変更していますが、
ミラーベースは多分、変わらないと思います。
MC後は76400-SEC-A11 29,000円(税別)になりました。
MC前は76400-SEC-A01 価格変更されていません。
色々と調べましたのでご参考までに、

この部品はGENTEXのSmart Visionという商品です。

個人向け販売代理店のLUCKでは20,580円(税込)で
販売されていますが、ミラーベースが合うかどうかは
わかりません。


同じ動作原理で、特殊な電池式(1〜3年の寿命)の
村上開明堂の商品がトヨタ純正として15,000円(税別)で
トヨタ系ディーラーにて販売されています。
トヨタ用品番号08643-21010-C0のものは
アコードのミラーベースに合うそうです。
2007.05.29
MC後のインスパイアです。
ディーラーで見つけたので写真を撮らせて貰いました。

ミラーの上にあるもっこりした物はHiDSのカメラです。
下から。

HiDSのカメラが右にあるので、
雨滴センサが左側にあります。
右側面から。

純正でも、ミラーへの配線は宙に浮いていますが、
こうやって見ない限りは気がつきません。
前から。

コネクタの位置がMC前のミラーよりも
目立たない場所にあります。

(注1)
Electro-Chromicとは、アルミ層と透明電極間に
充填された薄膜層(EC層)に電圧が加えられると
電気化学的な酸化還元反応が起こり、
EC層が青色に色変化するものをいいます。

この色変化がミラーの反射率を70%から10%に
変化させることを可能にします。
なお、EC層に逆電圧が加えられると逆の反応が起き、
EC層が消色して元の状態に戻ります。

色変化時にのみ電流を流せば良いので、従来の液晶と
比べ、極めて消費電力が少ないのが特長だそうです。