見れば判るけど、今回はカメラじゃありません。セコニックの露出計です。 ちなみに上記は正式な製品名ではないかも知れません。 裏側のセレンを開けた所に AUTO-LEADER model 38 と書かれているので… これ物心が付いた時にはすでに家にありました。 恐らく 1960年頃の製品であろうと思いますが検索してもあまり情報がないようです。 子供の頃コレを持って 「転送!」 とか言いながら宇宙大作戦ごっこをした記憶があります (笑) ■ 発掘 ここ最近実家に帰る度、この露出計がある筈と探してたんですが自力で発見できず。 その話をしているとふと母が席を外し 「これじゃない?」 と出してくれました。 実家には既に露出計無しのカメラは存在しないため、コレはありがたく頂くことに。 早速チェックしてみますが無事指針が明暗に応じて振れています。 機械的な可動部分にも支障がない事を確認。 残念ながらストラップは紛失し皮製ケースもその部分が破れています。 ■ 検証 個人的にはモノクロがメインなんで勘で撮ってても特に大きな問題になることはない。 ただ、日向と日陰が混じる等ちょっと複雑な条件時に一つの指標として使いたいだけです。 という訳でさほど精度は求めません。 どうせ、そういう時は条件を変えて2,3枚撮っちゃうしね。 そうは言いつつも、現在どの程度の精度が残されているのか検証しておく必要はあります。 早速 EOS 1000QD 片手に露出計の検証開始。 結果は OK の時もあるけど結構大きな差異を出すこともあります。 TTL1眼の場合、装着しているレンズの画角の関係による差異も結構あるようです。 GIII と比べてみると差異は大分少なくなります。 裏面のネジで微調整できるようですが、なかなかコレで良しという妥協点が見えてきません。 私の使い方であれば実用可能ですが、他人へは勧められない状態ですね。 ■ 試写? 露出計無しの OLYMPUS ACE で試写 って言えるかな? しかし、カメラ使って露出計の検証してる姿は本末転倒ですね (笑) |