シャッター幕汚れによるトラブルで有名な旧 EOS シリーズです。 いつもなら見かけても見て見ぬふりなんですが、問題なく動きそうな雰囲気がプンプン。 つい雰囲気に流されて、恐ろしく安っぽい純正ズームと一緒に購入しちゃいました。 ■ 状況 外観は汚れてますが特に問題なし。 しかし、定番のシャッター幕を見てみると黒いネバネバが付いてます。 重症ではないですが持病のダンパーの劣化による汚れの付着が発生しています。 ただし、動作そのものに問題を起こす程ではありません。 同時に確保したレンズ 35〜80mm (付属販売?) ですが1枚目の裏側が駄目な様子。 一応前玉だけ外してみたんですが問題の箇所へはアクセスできなかったので断念です。 試写してみる気さえ起こらない状態でした ■ 問題のシャッター幕 色々な所で報告されていますが、原因は矢印近辺に存在するゴムダンパーの経年劣化です。 まずはジッポオイルと綿棒でシャッター幕に付いた汚れを除去。 その後は問題の箇所に残っている汚れを除去します。 シャッターを切っては付いてくる汚れを洗浄を繰返しほぼ大丈夫になったようです。 メーカーが必要と判断して付けた部品が無い、あるいは磨耗した状態になっています。 長期的な使用で問題が発生する可能性もあります。 本来はメーカーにて、きっちり修理をしてもらうべきでしょう。 ■ レンズ 同時確保のレンズが使えなければ試写すらできません。 今回たまたまシグマのレンズがジャンクで転がってたんで購入。 αって書かれてるけど EF マウントの 35-130mm のズームです (笑) これも埃とカビがあったんですが、こっちは微妙な曇り以外はなんとか除去できました。 ■ 使う 試写しようにも操作方法が判らない。 ここまで機能てんこ盛りのカメラになると、なにがなんだかさっぱり判りません。 フィルムの途中巻戻しなんか、 1.レンズを外す 2.ダイヤルを ISO (フィルム感度) に合わせる 3.裏面右側の2個あるボタンを同時押し こんな操作がいるんですよ! これじゃあ、ほとんどゲームの裏技です。 あっ、そういえばこのカメラ、ストロボ内蔵なんですね。 ストロボ内蔵っていう発想がなかったんで、ペンタ部がパカッと開いて驚いちゃった。 このレンズ使いにくいっていうか私のリズムには合わないです。 最短撮影距離が 1.8m でそれより寄るときはテレ端で MF オンリーだって。 それなら最初っから MF だけで使いたいけど、そうすると非常に扱いにくいです。 スクリーンもなんか合焦が確認しにくいし… やはり 35mm ぐらいの単焦点でぐっと寄れる明るいレンズの方が使いやすいですね。 |