直線上に配置

4月29日(金)

いよいよ出発日です。しかし、空港に行くのにちょっとした勘違いをしてしまいました。8時35分発の福岡行きフライトに乗るため、何時もどおり家を出ました。いつも8時30分発の飛行機で東京に行くのが多いので、時間的にはほぼ同じです。ところが祝日の為にダイヤが異なっており、少々あせりました。

とはいえ、多少の余裕が有るのは間違いないので、1本後の電車で向かい無事に空港に到着。GW初日ということも有るので、空港内は混雑しています。海外旅行と思われる方々も大勢居ます。

JGPの特典を生かし、スーパーシート用のカウンターでチェックイン。混雑していたわりにはスムーズに終了(5分程度)。但し、国際線の部分は福岡空港で手続きしてくれとの事です。何時もはスターバックスに行って朝食を食べますが、時間の関係上食べれなかったのが残念。アイスココアとシュガードーナツの組合せが定番です。

さて、いよいよ出発です。まず、福岡空港に向かいます。ほぼ定刻に福岡に到着。朝ごはんとして空港内で福岡ラーメンを食べました。味はそこそこ美味かったです。

その後、国際線ターミナルへ向かいます。。国際線ターミナルへは無料のシャトルバスが出ていますので、これに乗って移動。とても綺麗なターミナルでした。やはりチェックインカウンターは混雑していましたが、JGP特典を利用してビジネスクラスカウンターでチェックイン。誰も並んでいません。無事にテルアビブまでのバッケージスルーも行いました。

JALのサクララウンジで時間を潰します。その後、搭乗ゲートに向かいます。今回の飛行機はタイ航空運行のコードシェア便。搭乗ゲート部分でJALの係員が1枚ずつ機械に通しています。「いつもご利用有難う御座います」と挨拶されると何となく気持ちが良いですね。

飛行機の中に入ると既に隣の座席に人が座っています。同じ年代の男性だったのですが、シートポケットに入れていた本が「ゴーマニズム宣言」だったので、一瞬引いてしまいました。
定刻を若干遅れて出発。隣の男性は「ゴーマニズム宣言」を読んでいます。本を読み終えた頃に声を掛けてみました。バンコクには何度も来ているらしく、かなりのバンコク通らしい。しばらく雑談しお互いの旅行の事を話して時間を潰します。

この男性、バンコク到着時に「あの飛行機はA330-300ですよ」等と飛行機の型番を即座に答えていたので、結構なマニアに違いないと思った。

定刻過ぎにバンコクに到着。テルアビブ行きの飛行機は翌日1時過ぎに出発なので半日程度時間が有ります。とはいえ、セキュリティチェックの為に、22時には戻ってこなければならないのだが・・・。

7時間少々色々とバンコク市内を回り、タイマッサージ等を受けたりしながら時間を潰します。タイマッサージはとても気持ちが良いのですが、思いっきり力を入れられると痛いですね。でも、回数を重ねるうちにコツが判ってきます。

22時前に空港に戻ってきてエルアル航空のチェックインカウンターに向かいます。以前、ミラノでの苦い経験が有ったので早めにチェックインを行うようにしました。(ミラノの時は乗せてくれなかった・・・)

ここからが難問です。他の航空会社とチェックイン方法は異なり、非常に厳重なチェックイン方式が待ち受けています。


1.エルアル航空の一角はパーテーションで区切られており、イスラエル人と外国人で入り口が 
  分けられている。
2.入り口にて航空券とパスポートを見せる。
3.エルアル航空の係員から様々な質問を受ける。当然、英語での質問。
4.シリア、レバノン、イエメンの入国スタンプを見つけられ、行った理由をしつこく質問される。質
  問の内容として、
  エルアル 「何故、イエメン等を旅行をしたのか?」
  自分    「遺跡を見にいくため」
  エルアル 「何故、遺跡を見に行くのか?」
  自分    「写真を撮りたいから」
  エルアル 「何故、写真を撮るのか?」
  自分    「写真が趣味だから」
  エルアル 「何故、写真が趣味なのか?」
  こういった質問攻めに遭ってしまいます。(いい加減にしろ!)
5.質問終了後、X線チェックでバックの中をチェック。
6.更にバックを開けさされ、中身のチェックを行う。
7.飲料については、一口飲んでみろと言われる。
8.福岡で預けたバックについては、チェックを行うのでキーを預けされる。

ここまでに所要した時間は1時間ほど。ちなみに、イスラエル国籍の場合にはそれほど複雑なチェックをしてないようです。チェックを行っていると、エルアル航空の係員から日本語で話しかけられた。少し前まで、何ヶ月か日本に居たらしい。この係員が搭乗手続きを行ってくれました。

更にこの係員に先導され、出国審査場に向かいます。厳重ですね。
審査場は多少混雑していたが、一般用の出国審査場ではなくクルー用のカウンターに向かいます。当然、誰も並んでいない。係員も手馴れたもので、すぐに出国審査完了。エルアル航空の係員とともに搭乗ゲートに向います。

搭乗ゲートの一角が区切られ、その中で待機させられます。
搭乗時刻の1時間半前になると、再びチェックが始まります。

1.エルアル航空の社員がゲート前で自前の金属探知機ゲート、薬物反応機?
  を組み立て始める
2.手荷物をゲートの一角に集めさせられる
3.男性の場合は金属探知機ゲートは使用せず、パーティションで区切られた一
  角でハンド用金属 探知機で調べられる。反応が無くても、体中を触られ何か隠し持ってない
  かを調べられる
4.女性の場合は金属探知機ゲートに反応した場合、パーティションの一角で調
  べられる
5.人間が調べられている間に手荷物を開いて、薬物反応が出ないかをチェック。
  (棒の先に紙を取り付け、荷物の中をゴシゴシさせる。この紙を機械に掛けると、印刷された
   紙が出てくるようになっている。恐らく、火薬反応機だと思う)
  当然、ベルトのバックルは反応するので、バックルを分解して何か隠してないのかまで調べ 
  ます。 靴は金属反応しなくても、紙でゴシゴシされて薬物反応機のチェックを受けます。

この検査の内容に比べれば、他の空港での検査は生ぬるいと思います。
無事にチェック終了。定刻より少し遅れて出発。

これから10時間のフライトになります。
<エルアル航空機内>


トップ アイコン

トップページへもどる

直線上に配置