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5月9日(水)

朝7時には起床。朝食はあまり美味しくない。パン・ヨーグルト・サラダ等の簡単な内容だ。8時過ぎには旧市街に向けて歩き出した。いよいよ、エルサレム観光のスタートである。

最初の目的地はもちろん「嘆きの壁」である。旧市街まではほぼ一本道なので迷う事はない。旧市街の城壁を見ながら、ヤッフオ門に到着。ヤッフォ門を入ると、何となく雰囲気が違う。

地図を見ながら真直ぐに歩いていった。ここの入り口は大勢の観光客が通る関係で、両側にはアラブ人のお店が並んでいる。今までに味わったことの無い雰囲気だ。

石畳を歩きながら、嘆きの壁へと向かっていった。途中、何箇所かの路地があるのだが、薄暗いのでよく判らない。人も大勢通っており、本当に独特の雰囲気を出している。カタコトの日本語で「コンニチワ」等と声を掛けてくるのも何人かいた。

<ヤッフォ門付近> <旧市街内>


途中の道を右折、左折して目的地の方向に向かった。しばらく直進し、どこかで右に曲がれば嘆きの壁に行けそうなのだが、何処で曲がるのか判らなかった。適当な所で曲がってみると、嘆きの壁が見渡せるエリアに出てしまった(Topページの写真は此処で撮影)

「これがそうなの?」

想像していたよりも、小さく感じられた。この壁の問題により、何千年も争っているとは思えない物だった。しかしながら、長年のお祈りによってつけられた「手垢」の後は、くっきりと残っていた。この高台からは、人の動きも含めて色々なものが観察できる。何故か良く判らないが兵隊が大勢いるのが判る。

<嘆きの壁>

男性用が向かって左、女性用が右側になっている。

<男性側> <女性側>

しばらくこの場所でぼんやり眺めていたが、嘆きの壁に向かっていった。入り口の前にはセキリティチェックが有り、手荷物のX線チェックを受けた。数名の兵隊が検査に立ち会っており、警備の厳重さを知った。無事にチェックが終了し、壁に向かって行った。

左が男性用で、右が女性用になっている。
帽子をかぶる必要が有るのだが、持ってない場合は入り口にて紙製の帽子を貸してもらえる。熱心なユダヤ教徒だと思うが、壁の前でお祈りを続けていた。

しばらくこの近くでくつろぎ、次に黄金のドームに行った。しかしながら、イスラム教以外は入れないようになっていた。2000年9月の事件により、このような事になったそうだ。

ここの入り口付近には警察官らしき人物がいたのだが、日本から来たと告げると「カラテは出きるのか?」と聞いてきた。日本人はみんな空手が出来ると信じているようだ。

<黄金のドーム>

次に向かったのは、キリストの墓が有るとされる教会に向かった。旧市街の町を迷いながら、何とか辿り着けた。ハッキリ言って、図りにくい場所に有る。

<墓への入り口> <墓の反対側>

中に入ると、非常に独特の雰囲気を出している。入り口正面にはキリストの絵が書かれてい。キリストのお墓に辿り着いた。中は非常に狭い。お墓の裏側に回ると、小さな祭壇が有った。神父様が座っており、手招きしてくれた。左下奥にある岩に触れと言っている。

日本人が珍しいのか、色々と話しかけてきた。話を聞いてみると、非常に日本人は珍しいとの。
次にダマスカス門に向かった。ダマスカス門に近づくにつれ、活気に溢れているのが
よく分かる。物凄い人ごみだ。

ダマスカス門に到着。昨日着いた場所に戻ってきた。
ここで一休みし、再び旧市街に戻っていった。

この日は、旧市街を適当に歩き回った一日だった。


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