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5月8日(火)

いよいよイスラエルに旅立つ朝が来た。期待と不安が交差しており、少しばかり恐怖心が有る。
インターネット等で事前に情報収集していたのだが、情勢が情勢だけに非常に不安だ。

とりあえず、ホテルを出発する事にした。
チェックアウトするためにフロントに行くと、何処に行くのかを聞かれた。イスラエルとの国境に行くと告げると、タクシーを呼んでやると言ってきた。朝7時という事も有るのだが、何人かに電話をしているがなかなかOKが出ないようだ。それでも何とか、タクシーの手配が付いたようだ。

しばらくして、タクシーはやってきた。1時間ほどで目的地に到着。何故だが、建物の少し手前(50M程)で止まった。10JDという話をフロントで付けていたのだが、タクシーのオヤジと料金のトラブルになった。15JDだと言ってきた。乗ったときに確認してなかったのがミスだった。

歩いて建物の近くにいると、警察官(兵隊?)が10名位が建物入り口近くに居る。
少し恐怖感があったが、近づくと向こうから話しかけてきた。

「何処から来た?」
「1人で旅行か?」
「日本人か?」

次々と色々な質問が出てくる。どうやら、日本人が珍しいようだ。
建物の外でしばらく雑談をした後、1人の警察官がイミグレーションまで案内してくれた。あっさりと出国手続きは終了。ヨルダンの場合、入国/出国はあっけない。

バスに乗り、イスラエルに向かった。途中、ヨルダン川を渡ったのだが、小さな川だった。
川幅にして、数メートルといった所。ゆっくり走りながら、途中で車体チェックも有ったりして10分程でイスラエル側に到着。心拍数が上がるのが感じ取れる。

10名ほどの乗客と共に、建物内に入っていった。
最初に、荷物検査が有った。念入りに機械による検査が行われ、自分ともう1人の男性のみ別室に呼び出された。

厳密な審査が有るのだと思ったのだが、日本語で書かれた紙を取り出してきて、YesかNoかを
問い合わせる形式だった。10分ほどで終了し、対した問題ではなかった。次にイミグレーション
に行くのだが、20歳ぐらいの女性係官だった。


色々と質問してくるのだが、ほとんど聞き取れなかった。こちらもほとんど何も答えられない。いろいろと話をしているが、ほとんど進展しない。そうこうしていると、他の女性係官が割り込んできて、自分の担当している担当官と雑談を始めた。


数分間、こちらを無視して雑談をしていたのだが、再びこちらにも質問を行い始めた。しかしながら、こちらは返事がほとんど出来ない。返事が出来ない間は雑談を始める。こういった事を繰り返しているうちに、後から来た係員にホテルの予約を行った時のメールプリントを見せると、直ぐに質問は終わった。

結構、高級なホテルを予約していたので、これが幸いしたのだろう。建物を出るとセルビスの客引きが居たので、それに乗ることとした。イスラエル通貨への両替をしていなかったので心配していたが、全ての支払いはUS$で行っても問題ないようだ。

1時間程度走ってエルサレムに到着。何処に付いたのか分からなかったが、ガイドブックと照らし会わして城壁の門を見てみると、ダマスカス門の前で降ろされたようだ。。

<到着直後>


ここからホテルへの行き方がよく分からなかったが、何とか新市街にあるホテルまでたどり着いた。ダマスカス門からは40分位歩いたが、エルサレムの町並みを堪能しながら歩いた。新市街は思ったよりも都会的だが、兵隊の数が半端ではない。


<市内の様子> <女性の兵隊>

ホテルには2時前に到着。緊張感も有り疲れたので、少し休憩を取った。
夕方5時頃に市内探索を始めた。近くに市場が有ったので、フルーツを買い込み夕食にした。

少し早いが、8時過ぎには就寝した。


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