南極旅行日記
- 準備編 -


11月27日





 砕氷艦“しらせ”出港時の一般公開で撮った写真のインターネット公開に関して、
密かにホームページのコンテンツを作ったのだが、その後、海幕広報室に、このま
ま公開して問題はないかのお打診をしていた。

 そして9日ほどたった今日、返信メールが届く。
(やったー!)

 一つだけ注文と、私の分からないなりの見学で分からないままに書いた文章のあ
れこれに、様々な補足説明を頂くことが出来たんです。
(^O^)/

 実は、撮影するにも改めて許可を頂くことのできる有人な場所ばかりとは限らず、
そういった場所はドアが開いている限り、“通路を歩いていれば自然に見えちゃ
う範囲”ということで、無断撮影。
 礼儀を重視するとなれば「失礼」にあたる撮影だった部分も多々ある
m(_ _)m
ので、ホームページ公開にあたっては、かなり制限をつけられたり、苦言をいただ
くのではないかと思っていたのだ。

 そんなやましさもありぃの、また「やっぱりお役所的な対応されてもやむなし」
な気持ちもありぃのだったので、思わぬフランクぶりに拍手!
 きっと大目をつぶってくれたというところなのだろう・・・。


 早速補足説明していただいた内容を取り込みつつ、コンテンツを修正。
 今日、目出度く公開とあいなりました。

 もし御興味おありの方は、南極旅行あれこれから『砕氷艦“しらせ”を覗いて
きたヨ!』を見てやってくださいませネ。


 話は変るが、今日本屋で買ってきたもの。
 それは『赤ちゃんペンギン』というタイトルの写真集と月刊エアライン。


 『赤ちゃんペンギン』は、まぁっ!まぁっ!なんて可愛いんでしょ?!
 思わず、目元といわず口元といわず、だらだらの、だらぁ〜ん!と垂れ下がって
しまいそうなほどの内容だった。
 欲を言えば、皇帝ペンギン以外の赤ちゃんも見たかった、というところかナ?


 皇帝ペンギンと言えば、数あるペンギンの中でも最大級の身長を誇るペンギンで、
背の丈1メートル以上もあるそうな。
 今はこんなに愛らしい、ひたすら保護欲をそそるばかりの赤ちゃんペンギンも、
成人
(鳥)のあかつきには、きっと人間の子供と見まごうほどの大きさなんだろな。

 だけど残念!皇帝ペンギンは、南極でも奥地に行かないと出会えない。
 私が行く予定の南極半島とその周囲くらいじゃ、隣に立って背比べなんて出来な
いかナ?