南極旅行日記
- 準備編 -


1月26日




 職場への通勤途中、職場の方から教えていただいた釣り具屋さんに立ち寄る。
 そして防水&防寒ズボンと防寒手袋を購入。

 どうやら今の時期は、釣り具屋さんもセールらしい。
 手袋の方は、2280円、ズボンは1880円で買えてしまった。

 それにしても釣り具屋さんって、釣り具屋さんって・・・

 ワンダフル〜!!!!

 「何故最初っからここに買い物に来なかったのだろ?」と思えるほど
に、南極クルーズに良さそうなアイテムが並んでいる。
 目が、キラッキラしちゃったよぉ!!

 防水&防寒ズボンも、最初から中にインナーズボンやタイツ類を重ね着すること
を考えられた造りになってて、動きが楽そう!

 手袋は、普通の防水&防寒モノだとカメラの細かいボタン操作が難しく、実は密
かに悩みの種だったのだが、そんな時は親指・人差し指・真ん中指の第二関節から
先っぽだけ脱いでしまえるという、非常に便利な手袋を発見できたのだ!

 いやぁ〜大収穫!!

 今日は時間がなかったので、他の物に関しては見ていられなかったけど、目の端
にとらえたアイテム達は超魅力的!

 今度じっくり見に行くどー!!!



 ところで昨夜、お風呂に入りながら南極の小冊子を読んで初めて知ったこと。
 それはクジラのこと。

 哺乳類は最初、全て陸上に住んでいたのだが、メソニックス類と呼ばれる原始有
蹄類の一部で、海を生活の場と選んだ方が今のクジラの祖先となり、陸を生活の場
として残った方が、今の牛や羊、ラクダとして分化していったそうだ。

 初期のクジラの頭骨を調べると、水面での呼吸を容易にするため、鼻孔がだんだ
ん頭のてっぺんに伸びていった様子がわかるのだそう。
 早く泳ぐために強い尾びれは進化し、前足は舵をとるための胸びれに、後ろ足は
衰えていったんだそうな。


 そうかー、クジラと牛・羊・ラクダは、その昔、御親戚でいらしたのね。
 言われてみると、
(まだ実物を見たことないけど)クジラの目、牛に似ている気がし
てくる。

 どちらも少し哀しげな、そして優しい目に思える。