南極旅行日記
- 準備編 -


1月15日





 今までは全く眼中になかったアルゼンチンはブエノスアイレス。
 もしオプショナルツアーに参加しないとなると、空き時間の全てを自分の責任で
ウロチョロしないといけない。
 そこで外務省のホームページを検索。
 特に治安面について調べることにする。
(市販のガイドブックにも海外旅行者向けの危険情報は載っているけど、レアな情報を得たいとなると、
更新速やかな外務省の海外危険情報ページもあたっておきたいもんネ)


 ・・・と、あれー?アルゼンチンについては載っていなーい。
 ということは、今のところ、どの地域においても、まぁ安心な国ってこと?

 (ちなみに、危険度1=注意喚起、危険度2=観光旅行延期勧告、危険度3=渡航延期勧告、
  危険度4=家族等待避勧告、危険度5=待避勧告)


 ついつい興味が湧き、アフリカや中近東、アジア、欧州、大洋州も見てみたのだ
が、やはりあるなぁ・・・3どころか、4や5のとこ。
 それに比べて南米は、載っている地域を見ても全て1か2のどちらかなので、今は
全体的に安定していると言ったところなのだろう。


 また、海外安全情報FAXサービスというのがあったので、それを利用してみた。
 家のFAXが運悪く紙切れを起こしてしまったので、職場のFAXを失敬 
(^^ゞ

 ふーむ。ブエノスアイレス市内では、凶悪犯罪の発生は少ないものの、置き引き、
引ったくり、アイスクリーム泥棒等の軽犯罪は多発しているって?

 その他の注意事項として、入国時のこと
(不法入国者防止対策の導入に関するもの)、主
な犯罪手口、健康上の留意事項・・・。
 そして最後に緊急時の連絡先が、流れてきたFAX用紙に記されていた。


 まぁ、一人歩きの時間帯に地方へ出るようなことはないから、野犬に噛まれて狂
犬病!なんて可能性は薄そうだし、北部国境付近にもいかないからコレラの心配も
なさそう。
 客引きタクシー
(客引きタクシーには悪質なのが多いそうな)に乗る可能性も薄そうだし、
特に“アルゼンチンだから”や“ブエノスアイレスだから”という理由で気を付け
なければならない注意事項はなさそうだ。


 それにしても本当に日本って、犯罪に対して無防備なんだなぁ、いや、無防備で
いられるんだなぁ・・・。
 外国と比べると、まるで無菌室のようなイメージが強い。
 いつものことだが、外国に行って初めて、自分達の住まう国の治安の良さが実感
させられる。

 あ、いかん、追憶モードに突入しそう!(笑)
 今日はここら辺で、やーんぺ!