南極旅行日記
- 準備編 -


1月10日




 南極旅行の実現化を思い立った去年の夏頃は、「来年の2月の旅行計画を
今からたてるだなんて、いやはや、なぁんて気の長い話でしょ!」

思っていたのに、ふと気が付けば、出発日まで後一ヶ月をもきってしまった。

 スーツケースは結果としてレンタルを頼む。
 今回も購入を考慮したのだが、旅に出ていない間の邪魔臭さを考えると・・・ネ。

 ニューヨークのホテルの手配はどうなったかと言うと・・・・
 人の話では、南米系航空会社のタイムテーブルはアテにならないことが多いそう
で、また、南極ともなると、クルーズ船の運航も天候に左右される可能性大!
 そんな場合のサポートを期待し、旅行会社にお願いすることにした。

 自分で予約すれば、今日現在のレート計算で1泊\13,000のホテル・・・それが旅
行会社通しだと1泊\20,200と、かなり割高になってしまうのだけど、元々不安定要
素の高い旅なだけに、安心を優先させたい。


 旅先通信の用意
(予備知識の方)はと言うと、あれから遅々として進んでいない。
 ニューヨークはほぼ間違いなく通信できるだろうけれど、さてアルゼンチンは
如何に?
 ともあれDTIのグローバルローミングサービス登録と、GRICdialのダウンロード
とインストールを行った。
 近いうちに、日本からの国際電話で現地アクセスポイントのテストをしなけれ
ば・・・。
(ちなみに、国内のGRICアクセスポイントはテスト済み)

 南極クルーズ船からのインマルサット通信は、乗ってみなければ分からない謎
だらけ!
 インターネットのサーチエンジンでインマルサットを検索してみたが、日本語サ
イトは二個所ヒットしただけという、情報の乏しさである。

 その結果、南極半島周辺となると、発信元エリアは西大西洋か東大西洋になるら
しいこと、船舶搭載の通信機材によって通信方法が異なってきそうなこと、まず船
舶IDが分かっていなければならないこと、あーんど、目の玉ひっくり返りそうな高
額料金を覚悟しなくてはならないことが判明。
 成功率は、どうやらかなり低そうだ・・・。