南極旅行日記
- 本番編 -


2月21日


 成田着は午後3時55分の予定。

 今までに撮ったデジカメ画像をスライド・ショーで眺め始めたのだが、連続撮影機能を使いまくったせいか、枚数の割には、思ったほどのポーズ数が撮れていない。
 紙芝居GIFを作るには良いかもしれないけれど、ウーン・・・。

 空を飛ぶ鳥さんや海を泳ぐ鯨さんに関しては、全滅と言っても差し支えないほどだ。
 オリジナル画質&サイズで使えるものが、一つもない!
 たはは・・・こりゃ本当に、帰国したらビデオキャプチャーボードが欲しくなっちゃいそう!

 ビデオの方も、ちょっとなぁ。
 小型で使いやすかったのだけど、手ブレが酷く、観ていて何とも落ち着かない画面・・・。

 静止画と動画の二挺拳銃が災いしたのか、どちらも集中度の足りない結果になっている。

 まぁでもいいや。
 一番の願い、自分の目で耳で鼻で肌で、南極の風景や生き物が感じられたんだものネ!


 最後に出た機内食。

 オムレツかフライかを聞かれたのだけど、フライを頼んだら「ない」と言われた。

 だったら聞くなよなぁ〜(笑)。


 んでも、今回のフライトのスチュワーデスさんもスチュワードさんは、皆とても親身に対応してくれるので、許せる許せる!


*日本(成田)−アメリカ(ニューヨーク)への飛行機内にて



 成田空港にも無事着陸。
 これを書いている今は、大宮行きバスの中。

 長いようで短かった旅も、もうすぐ終わり。

 到着後は、行きにもお茶を飲む前に寄った荷物一時預かり所で、荷物の大半を預け、見学ラウンジに行ってきた。
 離着陸する飛行機を眺めているのって、やっぱり楽しい。

 それにしてもあんな重い鉄の塊が、よく空中に浮くよなぁ・・・。
 沢山の命、それぞれの想いを乗せて、どこに向かっていくんだろう?

 自分でも理由が分からないのだけれど、帰国後の見学ラウンジは特に好きだ。
 この時ばかりは、なーんもしないで、ひたすらボーッっと窓の外を眺めちゃうんだよネ!


 

*大宮行き直通バスの中にて


 我が家に帰宅。

 夫がいた。

 「おー、お帰り」「わーい、ただいま」と、まずは挨拶。

 旅行中、留守宅の夫は随分仕事が忙しかったらしく、寝坊を恐れてリビングで仮眠をとる毎日だったそうな。


 お土産に買ったサンドイッチを保冷パックから取り出す。
 はぐはぐ食べる夫を眺める。
 嬉しい。

 明日っからは、またゴハンちゃんと作るからネ。

 あっ!でもその前に、こまちゃん迎えに行ってくるわ。


*自宅にて

追記1
帰宅後一番の楽しみにしていたお風呂!
実はまともに入れなかった・・・。
ガス給湯の調子が突然悪くなり、お湯を沸かしても途中で止まっちゃうのだ。
精神的にも完全にキれてしまい、涙がポロポロ・・・。
バスローブをまとっただけで、共有廊下のガス湯沸かし器の様子を見に出る。
リセットしても同じ症状に陥るので、不機嫌爆発の末、ふて寝。
翌朝復帰したガス給湯にて、ようやく夢にみた長風呂に入ることが出来た。


追記2
旅行中ずっと邪魔だったカップヤキソバ一平ちゃん。
とうとう自宅まで着いてきたので、私はこれを帰国後発の食事としました。
激しい旅に耐え兼ねて、かなりにボロボロ一平ちゃん。
偉かったよ。頑張ったね。その根性には頭が下がる(笑)。


2月21日