南極旅行日記
- 本番編 -


2月16日


 ホテルで朝食をとった後、添乗員さんに「ツアーのお昼御飯はパス」と伝え、Florida通りにあるインターネットカフェに直行。
 昨夜は市内への外線を開いてもらうのを忘れ、時間が時間だったので
(気が付いたのが深夜)そのままになってしまったのだ。

 このFlorida通りは、「まるで東京の渋谷か新宿か?」と言いたくなるくらいの賑やかさ!
 Tucuman通りと交差する角の大きなショッピングアーケードの2階に、インターネットカフェがある。

 早速自分のホームページを開いたのだが、ありゃ!速報ページ、4枚しか写真が表示されていない。
 急いで再度更新し、メールの送信・掲示板への書き込みを行う。

 使用料は30分で2ドル。

 ホテルで繋がるか繋がらないかとヤキモキしながら、少しづつ電話代が加算され貴重な時間も失われていくことを考えれば、安いもんだ。

 

 

Florida大通りから見たインターネットカフェの外観
 
中にはパソコンが15〜6台並んでいる。
かなりの盛況ぶり!

*ブエノスアイレスの繁華街にて


 お昼御飯は、宣言通りにツアーのものをパス。
 一人で街中散策している間に、ふらりとレストランに入る。
 美味しいパスタが食べたかったのだ。

 (この旅行中、パスタ料理というと、いつもグズグズに煮過ぎたようなものばかりで、アルデンテのものが食べたくって!)

 でも、このレストランで出てきたパスタもグズグズの茹で加減。
 無難なところでボローニャ・スパゲティーとワインを頼んだのだが、さすが肉食の国アルゼンチン!
 ミートソースの上にアサードが乗ってきた!

 うー、肉は、もういいよぉ〜〜。

 結局量的にも1/3しか食べられなかったのだが、それでも今度はパンを買って公園に行く。
 ボーッとしながら食べ残しのパンを鳩達にまいて、それから後は芝生の上でお昼寝。
(パンは鳥の場合、そのうの中で醗酵したりして病気の原因になったりするから、ホントはあげちゃいけないんだけどネ・・・)

 寝た頃は木陰にいたはずが、起きたら日当たりガンガンで、すっかり日焼けしてしまった。




夕方5時だというのに、まだ外はカンカン照りの猛暑!


 夕方の集合時間、添乗員さんの話によると「途中夕食をとりながら、そのまま空港に向かう」そうだ。
 さすがに今回はパス出来ないかぁ。
(^^ゞ

 お食事処は、行きのブエノスアイレスでも寄った和食屋。
 しかも停電だとかでエアコンなし!

 食後、外に出た時の方が、よっぽど気持ち良かったぁ〜。

*夕食は、またもや和食!


 空港に着いたら、これまた停電のせいとかで、出発が遅延。
(追記:この日を皮切りに、なんと8日間も停電したとか! 日本の新聞にも載ったそーです)


 南米の航空会社はアテにならないと言うのは、何が理由にしても本当なのね。
 この旅行中、計4回アルゼンチン航空に乗るけれど、全部が全部、遅れてるー(笑)。

 ブエノスアイレスでは、また一人、ツアーから離脱。
 空路ブラジルに向かい、リオのカーニバルを御覧になっていらっしゃるそうだ。


   

 しかし機内食は、ノースウェスト航空よりずーぅっと美味しい!


 そうそう! ディスコ号スタッフ、医者のローリーさんが同じ飛行機に乗り込んで来た。

 なんでも私達のクルーズが、ローリーさんにとっても今季最後のクルーズで、これからカナダの自宅に戻られるそうだ。

 ウシュアイアの病院では「骨など折れていない」と言われたそうだが、レントゲン写真を御覧になった限り、自分の見立てでは折れていたとか。
 今度はブエノスアイレスの病院で診ていただいたところ、やはり「折れている」と診断されたらしい。

 ギブスで固定されての約11時間のフライト、辛いだろうなぁ・・・。

 首の骨の五番目のところが骨折しているそうで、そこを怪我すると手の神経がおかしくなることがあるそうだ。
 実際少し手が痺れるとおっしゃっている。



 帰りの飛行機は、行きと違って随分空いてる。
 3席ぶんどり、膝立てスタイルで寝ることにする。

*ブエノスアイレス(アルゼンチン)−ニューヨーク(アメリカ)の飛行機内にて


2月16日