緋道の神器
第十七話 少女の山盛り
学校帰り、神治は二人の少女と会っていた。
彼女たちは亜美と真琴という名前で、年齢は十一、二歳のなかなかの美少女たちであり、神治とはちょっとした関わりがあった。
以前、神治が性欲を暴走させた時に襲ってしまった相手なのだ。
性に開放的な緋道村とはいえ強姦は許されていないため、神治は本来罰せられてもおかしくない状況になったのだが、心神喪失状態であった事を理解してもらい許してもらったのである。
それから数ヶ月の間全く関わりを持っていなかったのだが、今日不意に現れたため神治は驚いていた。
「実は当主さまにお願いがありまして……」
挨拶もそこそこに亜美は一枚の紙を差し出してきた。
「え〜〜と、『当主さまを迎える会』? 何これ?」
渡された紙に書かれているタイトルに目を丸くする。
「文字通り、当主さまをお迎えしたいという趣旨の集まりです」
「いや、それは分かるけど、どうして今頃?」
神治が村にやって来てからかなり経つのだから、今更何故そうした集まりを開くのか疑問だった。
「その……今までは当主さまをお呼びしたくても当主家に繋がりのある者がいなかったのでお呼びしようにもツテが無くできなかったんです……でも最近当主さまと知り合いの人間がいる事が分かって……」
「ぶっちゃけて言うと、私たちが当主さまと知り合いってのがバレちゃったんだよ、じゃなかった、バレたんです」
亜美が回りくどく説明しようとしているのを、真琴が簡単に告げた。
最後の方でくだけた口調をわざわざ丁寧語に言い直しているのが妙に可笑しい。
「バレちゃったって?」
「はい……あの事は二人の秘密にして誰にも言わないようにしていたんですけど、この間当主さまの話で盛り上がった時に、つい、うっかり……」
そこまで言うと亜美は真琴を横目で見た。
おそらく真琴が喋ってしまったのだろう。
「それでも初めは私たちと仲のいい友達だけの話だったんですが、その中に凄く元気な子がいまして……あっという間にクラス中に広まってしまって……私たちだけがお会いしているのはズルイという事で、希望者はみんな会おうって話になってしまいまして……」
「それで『迎える会』ってことか……」
「はい……」
亜美は申し訳無さそうに頷いている。
「でさ、前に当主さまが『何でも言う事を聞く』って言ってたから、それで頼みに来たんだよ、って、来たんです」
くだけた感じで話していた真琴は、亜美に睨まれて口調を改めた。
どうやら大人しそうに見えて亜美は結構気が強いらしい。
「いかがでしょう? もしご不快でしたら私が責任を持ってみんなを納得させますが……」
「別に構わないよ。約束だしね」
「宜しいのですか?」
亜美は申し訳無さそうにして伺うようにこちらを見つめている。
「うん。そんなに大げさに捉えなくていいから。別に大変な事じゃないしさ」
「いえ……その……結構大変かも知れないので……」
「え? どうして?」
単に小学生と会うための集まりがどうして大変な事になるのだろう。
「その……何と言いますか……」
「鷺子(さぎこ)ちゃんが企画したから亜美ちゃんは不安なんだよね?」
様子のおかしい亜美の代わりに真琴が答えた。
「鷺子ちゃん?」
「私たちの友達で、この会を企画した子なんですけど……その……ちょっと変わってまして……」
「変だもんねぇ鷺子ちゃん。この会だって一体何を企んでるのやら」
真琴が楽しそうに笑っている。
どうやらその鷺子というのは普段から変なことをしている子なのだろう。
それが真面目な亜美には不安らしかった。
「そういう訳ですから、もし気にいらなければ断って下さって構いませんので」
亜美は済まなそうに頭を下げてくる。
「いや、いいって、行くよ。君たちには申し訳ない事しちゃったしさ」
「はぁ……」
何やら乗り気で無い様子で亜美は溜め息を付いている。
本当に不安なのだろう。
それほど鷺子という子は無茶苦茶なのだろうか?
亜美は真面目に思えるので、おそらくその子のする行動に付いていけないに違いない。
神治は何やらその鷺子という子に興味を持った。
約束の日、亜美たちに案内されて向かった場所は小学校だった。
神治も四年前はこの学校に通っていたので何やら懐かしさを感じ、キョロキョロと辺りを見回しながら歩いていく。
「こちらです」
校内に入ってから少しした後、亜美たちは多目的ホールの前で止まった。
「随分広い場所でやるんだね?」
そこは百人以上が入れるスペースであったため、思ったよりも人が来ているのを感じさせた。
「その……申し訳ありません」
「いや、別に怒ってる訳じゃないからさ」
済まなそうにしている亜美に苦笑する。
それほど気にする事ではないと思うのだが、そこら辺が彼女の性格なのだろう。
「そうだよ。きっと当主さまも喜んでくれると思うしさ」
「だけどっ……」
陽気に告げる真琴に一瞬何か言いかけ、亜美は複雑な表情をしながら黙った。
「さ、当主さま。楽しんでいってよね」
真琴がドアを開くと中からムンっとした空気が感じられ、それと同時に体がある種の匂い、嗅ぎ慣れた女性特有の甘い香りに包まれた。
(こ、これは……)
目に見えた光景に驚く。
そこには数え切れないほどの少女たちが所狭しと立っており、亜美たちと同じ学年と思われる少女だけでなく、明らかに一、二年生に見える幼い少女たちも混じっていた。
だが神治が驚いたのはそのせいではなかった。
(は、裸……)
部屋に居る少女たち全員が何も衣服を身に着けていなかったのである。
少女たちの白く張りのある肌が眩しく目に映り、様々な長さの黒髪がその白さをより強く感じさせた。
無意識のうちに視線は少女たちの胸元へ動き、成長の差からくる様々な胸の膨らみに興奮が高まっていく。
視線をさらに下に向けると、当然の事ながら股間に毛の生えていない者が多く、まさに少女としての美しさを感じさせた。
(ど、どうしてこんな……)
一瞬の意識の喪失の後、何故皆が裸なのかという事を神治は疑問に思った。
問おうとして横を見ると、亜美たちも服を脱ぎ始めていたためさらに驚く。
「当主さま、いらっしゃいませぇ〜〜」
『いらっしゃいませぇ〜〜』
不意に誰かの声が聞こえたかと思うと、続けて部屋にいる全員が声を揃えて挨拶をしてきた。
視線を戻すと、頭を下げた少女たちの姿が見える。
「あ、その……どうも……」
何と返していいのか分からず、オドオドしながら答える。
「今日は当主さまに楽しんでいただくために私たち頑張りますので、宜しくお願いしま〜〜す」
『宜しくお願いしま〜〜す』
再び全員が頭を下げ、その迫力に少し体を引く。
「そ・れ・じゃ……みんなかかれぇっ、当主さまを裸にするんだぁ〜〜」
どうやらそれまで号令を担当していたらしい女の子が手を上げて振り下ろすと、その途端部屋中の女の子がこちらに向かって突進してきた。
「う、うわ……」
その予想外の展開に驚き何もできないでいると、あっという間に女の子たちに囲まれ、複数の手によって服を脱がされていってしまう。
「え、ちょっと……」
動揺して抵抗しようとするが、裸の少女たちに取り付かれているという状況のせいなのか体に力が入らない。
異常な事態だと分かっているのだが、顔がニヤついて力が抜けてしまうのだ。
何しろどこを見ても裸の女の子である。
しかも皆笑顔で触れてくるため何とも心地良くてたまらず、そうこうしている内に神治は裸にされてしまった。
「じゃ、当主さまを接待だよぉ〜〜」
先ほどと同じ声が聞こえ、女の子たちが体にしがみついてきた。
「当主さまっ」
「当主さまぁっ」
「とうしゅさまぁっ」
様々な声が耳に響き、それと同時に腕や脚、腰に小さな腕が絡みついて引き寄せられた。
少女独特のスベスベした肌の感触に肉棒がビクンと震え、呼吸が荒くなって落ち着かない衝動が押し寄せてくる。
「ぐっ……」
そう思っていると肉棒が掴まれ、軽くしごかれ始めた。
しかも一つの手でなく、複数の手でされているのだ。
視線を股間に向けると、沢山の小さな手に包まれて肉棒は全く見えなくなってしまっていた。
「当主さま、横になって下さぁ〜〜い」
聞こえた声に無意識の内に従って横たわる。
上から複数の幼い顔に覗き込まれ、少し恥ずかしくなった。
「んじゃ、みんなご奉仕開始ぃ〜〜」
号令と同時にわらわらと女の子たちが体にまとわりつき、あらゆる所からくすぐったさが伝わってきた。
少女たちが体中を舐め始めたのだ。
「はぅ、あっ……くっ……うぅっ……」
チロチロと押し寄せてくる微妙な気持ちの良さに体が自然と動いて悶える。
これまで同じようにされた事はあったが、ここまで大勢にされた事は無かったため、何とも言えないその感触に顔がだらしなく緩む。
(き、気持ちいぃ……)
あらゆる箇所が舌で弄られ、吸い付かれるのは想像以上にたまらない感触だった。
耳を甘く噛まれ舐められ、耳穴に舌が入れられて刺激される。
瞼や頬、鼻の上は舌で覆われ、腕や手、そして指の一本一本まで吸い付かれ舐められている。
胸から腹、腰に脚、足の指も全て唾液で覆われているのだ。
足の裏まで舐められているためくすぐったくてたまらない。
特に肉棒は四人、いや五人だろうか、舌が絡み付いたり突付いたり、吸い上げてくるのが何とも言えない快感を感じさせた。
唯一何故か空いている口でハァハァと荒い呼吸を繰り返していると、目の前に一人の少女が寄ってきた。
「どうですか当主さまぁ? これが私たちの歓迎の仕方ですっ。お気に召していただけましたでしょうかっ?」
声からしてどうやらずっと号令をかけていた少女らしい。
年齢は十一、二歳だろうか。
かなりの美少女で、二つに分けた腰より長い髪が印象的だった。
白い肌にその髪がまとわりついているのが何ともいやらしい。
胸はまだそれほど大きくなく、ほんのりと膨らんでいるのが少女らしさを感じさせて可愛らしかった。
「いきなりだったんで驚いたよ。でも何か凄いねこれ……こんな風にされた事なかったけど……何て言うかいいよ……うん、凄くいい……」
全身から押し寄せてくる快感に頭をぼんやりさせながら、だらしない表情をして答える。
本当は年上としてもう少ししっかりとした態度をとろうと思ったのだが、耐え切れない快感が頬を緩めてしまうのだ。
「わぁ、ありがとうございますっ。これって私が考えたんですよぉ。亜美ちゃんたちに話を聞いてから、どうやって当主さまを歓迎しようかなぁって……」
「あ、じゃあもしかして君が鷺子ちゃん?」
亜美たちの話から何となくそう思った神治は尋ねてみた。
「はい、私が鷺子ですっ。ふふっ、当主さまに名前を知ってもらってるなんて嬉しいなぁっ」
鷺子は元気良くピョコンっと跳ねると、嬉しそうに微笑んだ。
「しかしよくこれだけ集めたね。何人いるの?」
「え〜〜っと、確か百人くらいだと思います。みんな当主さまとエッチしたくて集まったんですよぉ。ですんでみんなとしてもらいたいんですけどぉ……いいですかぁ?」
「うん、いいよ……」
この状況で断れる男などいやしないだろう。
何しろ裸の少女たちに囲まれ愛撫されているのだ。
むしろ望むところといった方が本音だった。
「じゃ、これから順番にしていきますから。当主さまはそのまま楽にしてて下さい」
「分かった」
神治が答えると同時に、肉棒を舐めていた少女たちが離れ、十一、二歳くらいの少女が寄ってきた。
腰の辺りまである長い黒髪がなかなか可愛らしい女の子だ。
胸はほど良く膨らんでおり、大人びた顔立ちのせいか中学生にも見えるくらいだった。
「失礼します……」
少女はペコリと頭を下げると、ゆっくり腰を下ろしてきた。
肉棒にズブリ、といった感触が広がったかと思うとたまらない快感が体中を駆け抜ける。
先ほどまでの複数の舌に舐められていたのも良かったが、やはりこうして膣に包まれるのが最も気持ちいい。
「あっ……あんっ……」
可愛らしい声を上げて少女が体を震わせている。
「では、動きます……あっ、あっ、ああっ……」
言葉と同時に腰を振り始め、それによって快感が増していく。
膣の締まりは良く、また肉棒を包む感触は極上とも言えるほどの気持ちの良さがあった。
「玲奈ちゃんはどうですか? 私たちの中で一番凄いって学校でも評判なんですよぉ。玲奈ちゃんの家族はみんな玲奈ちゃんに夢中だし、近所のオジサンたちも玲奈ちゃんとしたがって大変なんですから」
まるで自分の事のように鷺子は玲奈を褒め称えた。
確かにそれだけの事はあるようで、実に気持ちのいい感触に肉棒は包まれている。
神治の経験でもこれほど膣の感触がいい相手はあまりいなかった。
「鷺子、あっ、ああっ……そういう事は、あんっ……言わないでって、あぅっ……」
玲奈が恥ずかしそうに呟いている。
あまりそうした事を口にするのが好きではないのだろう。
「だぁって事実なんだからいいじゃない。玲奈ちゃんは学校やご近所のアイドルなんだからさぁ。今回一番にしたのだって、当主さまをいきなり凄く気持ち良くして差し上げたかったからなんだから」
「それは、あんっ……分かってるけど、ああっ……だからって、あっ、あっ……言わな、ああんっ……」
文句を言う時も腰の動きを止めないのが面白い。
快楽を求める性格なのだろうか。
そんな事を思っていると、玲奈がこちらを見つめてきた。
目を合わせると尋ねるような瞳をして何かを訴えている。
(あ……)
そこで神治は気が付いた。
玲奈は何も自分が快感を得たいからずっと腰を動かしていた訳ではなく、神治に気持ち良くなってもらいたくて動いていたのだ。
自分の行為が果たして神治に認められているのか不安で見つめているのに違いなかった。
「当主さま、玲奈ちゃんが『気持ちいいですか?』って聞いてますよぉ?」
「馬鹿っ!」
慌てて玲奈が叫んだ。
せっかく分からないように目で尋ねたというのに、言われてしまっては意味がないだろう。
鷺子の言葉は苦笑するしかないところだった。
玲奈は顔を真っ赤にしつつ、そっぽを向いて恥ずかしそうにしている。
「玲奈ちゃん……気持ちいいよ……」
その様子を可愛らしく感じながら神治は優しく告げた。
「あ、ありがとうございます……」
玲奈はまだ視線を合わせようとせず、小さくお礼を言ってきた。
無論その間も腰の動きは止まる事はなかった。
「んじゃ、これで私たちの中で最強の玲奈ちゃんを味わってもらった事だし、そろそろ始めますかっ」
不意に鷺子が立ち上がり、胸をそらして叫んだ。
「え? 何するの?」
「ふふ、内緒です。でも気持ち良くなる事は受け合いですから楽しみにしてて下さい」
楽しげに微笑みながら、鷺子は何か空中に線を描くようにして手を動かし出した。
(え……?)
次の瞬間、突然体が熱くなったような感覚を覚えると同時に肉棒がビクンと震える。
「ああんっ、あっ、あっ……あぅっ、あんっ、ああんっ……」
玲奈も突然腰の動きを早め、激しい喘ぎを上げている。
肉棒もキュッキュッと締め上げられ、一気に絶頂に近づいたかのような切迫感を感じさせた。
(俺も……もうイきそうだ……)
先ほどまでなかった射精感が押し寄せ、今にも精を放ちたくなってくる。
「あんっ、あんっ、ああっ……当主さま、あぅっ……もうダメです、ああっ……当主さまわたしぃっ……あっ、あっ、あぁああああああああっ!」
「うぅっ!」
玲奈が絶頂に至るのと同時に神治も精を放った。
ドピュドピュドクドクドクドク……。
激しく吐き出される精液を感じながら、目の前で黒髪を揺らしながら悶えている玲奈の姿に満足感を覚える。
しばらくして射精を終えて力を抜くと、玲奈もゆっくり起き上がった。
「あ……ありがとうございました……」
荒い呼吸を吐きながら玲奈はペコリと頭を下げ、少し離れた場所でクタクタと倒れ込んでいる。
(い、今のは一体……)
鷺子が何かした途端、急に玲奈は絶頂に至り、神治にしても射精感が一気に高まった。
これは人為的な力によって絶頂を早められたのではないだろうか。
「うっ……くっ……」
しかしそうした考えは、不意に走った肉棒への刺激のため一気に吹き飛んだ。
先ほどと同じように複数の舌によって舐められ始めたのである。
いくつもの小さな頭が熱心に動き、チロチロと可愛らしい舌が刺激を与えてくるのは何とも愛らしく、幼い少女たちがそうしたいやらしい行為をしているというギャップは興奮を激しく高めた。
さらに肉棒は射精直後であるため敏感になっており、そこへそうした刺激が与えられる事であっという間に硬く大きくなっていった。
「それじゃ次々いきますよ〜〜」
鷺子が言うと同時に肉棒から舌が離れ、代わりに小柄な女の子が跨ってきた。
髪を短く切り揃えたその少女は幼く見えるせいか経験が少なそうに感じさせ、玲奈ほどの快感は得られないだろうと神治は思った。
「ぐっ……」
だが肉棒が膣穴に咥え込まれた瞬間、その思いは消し飛んだ。
グニュグニュと肉棒が揉みくちゃにされ、先ほどの玲奈に負けないほどの快感を与えてきたからである。
「この子は五年生で一番なんですよ〜〜。いいでしょ〜〜?」
鷺子は楽しげに言ってくる。
確かに肉棒は歓喜の声を上げるかのようにビクビクと反応を示していた。
玲奈と比較して駄目だろうと思った自分が浅はかだったと神治は心の中で少女に謝った。
ここは緋道村なのだ。
見た目で判断してはいけなかった。
今繋がっているこの少女は、神治が相手にしてきた女性たちの中でも滅多にいない極上の膣の持ち主だったのである。
「あっ、あっ、ああっ……」
動き出した少女の口からは可愛らしい声が漏れ、その幼い容姿と相まって興奮が高まる。
すると膣もまるで単体の生き物であるかのようにウネウネと蠢き、神治の肉棒を激しく擦り上げてきた。
それは先ほどの玲奈に負けず劣らずのたまらない快感だった。
「ああんっ、あっ、ああっ……やぅっ、やっ、やぁんっ……」
幼い顔を快楽に歪ませた少女は、そうせずにはいられないとばかりに腰をクニクニと動かし必死に肉棒を刺激してくる。
それは神治にとって強烈な快感となり、さらには体中に這い回る小さな舌の動きによって、訳の分からない快楽が体を駆け巡っていた。
「あんっ、あんっ、ああんっ……やっ、もう、はぅっ……やぁっ、ダメぇっ……」
驚いた事にまだ数えるほどしか動いていないにも関わらず、少女はすでに絶頂に至りそうなほど興奮しているように見えた。
「ぐっ……くぅっ……」
神治にしても射精感が激しく高まっており、これまでの経験から考えてそれはあまりに早すぎであると言えた。
いくらこの少女の膣が気持ち良いからと言っても、この程度ならば何十回と味わっている神治にとり、これほど早く射精したくなるのはおかしな事だったのだ。
先ほどの玲奈との状況と重ね合わせて考えてみても、鷺子が何かしたのは明らかに思えた。
「うん、順調順調。これならこの子もすぐにイく感じだね。当主さまもイきたくなったらすぐにイっていいですからね? どんどん射精してください。後が詰まってますから」
「何かしたのか……?」
射精しそうになるのを堪えながら鷺子に尋ねる。
「私たちでこの部屋に結界を張ったんです。凄く興奮するように……これって結構難しい術らしいんですけど、ちゃんと成功したみたいですね」
鷺子は得意げに胸をそらせて笑っている。
(結界をこんな子が……使えるなんて……)
以前「気」の使い方を教わった時に聞いたのだが、緋道村には一定空間を媚薬で満たしたような状況にする「媚結界」という術があるらしい。
しかしそれはかなり高度な術であるため、訓練を積んだ大人でないとなかなか上手くいかないのだと聞いた事があった。
それを年端も行かない少女、いや「私たち」と言っていたから複数人で行なったのだろうが、それにしても驚きだった。
しかしどうしてこのようなモノを張る必要があったのだろう。
別に落ち付いて順にしていけばいいだけのように思えるのだが。
神治はその事を鷺子に尋ねてみた。
「最初は必要なかったんですけど、ちょっと人数が増えちゃったもんで、早くしないと全員に回るまでに凄い時間かかっちゃうんですよ。だからできるだけ早くイくような状況を作ったって事です。じっくり楽しめないんで申し訳ないんですけど、何とか全員に当主さまとエッチしてもらいたかったんで……」
なるほど、確かにこれだけの人数だと時間がかかるだろう。
以前中学生相手に同じくらいの人数としたが、二日かかったのだ。
それを考えれば、人為的に絶頂を早められれば時間を短くできるのだからその方がいいに違いなかった。
しかしそうした術が使えるとは、最初の印象と違って鷺子は優秀なのかも知れない。
「ああっ、あっ、あぁああああああんっ!」
そんな事を考えているうちに少女が絶頂に至り、気を抜いていた神治もその瞬間精を放っていた。
それは自ら射精したというより、少女の膣の収縮によって引き出されたという感じの無意識上での行為だった。
「でも当主さまは凄いですね。この結界って男の人に対して凄く強烈にしてるのに、相手の子がイくまで耐えられるんですから」
「そうなんだ……だから今意識しないのに出しちゃったのか……」
荒い呼吸を吐きながら納得する。
不意に襲われた射精の快感は何とも言えず、その今まで経験した事のない新たな刺激に神治は面白さを感じた。
そう思っていると、再び肉棒に舌が絡み付いてあっという間に回復させられてしまう。
何ともよくできたシステムだった。
「よろしくおねがいしますぅ」
ペコリと頭を下げて、小さな女の子が腰に跨ってきた。
(え……?)
それはどう見ても十一歳には思えない少女だった。
せいぜい八歳くらいではないだろうか。
「ちょ、ちょっと……君、何歳?」
「わたし、七さいですぅ」
少女はニッコリと微笑みながら呟いた。
(な、七歳って……一年生かよ……)
驚いていると少女はそのまま腰を下ろし、肉棒を膣に含んだ。
「え?、ちょっと待、くっ……」
まだ縦筋でしかない秘所に肉棒がズブズブと入り込んでいく。
これまた何ともたまらない膣の持ち主だった。
特に幼いせいか締まりが凄く、その圧迫感だけで射精しそうになるほどだ。
その上膣襞が肉棒に完全に絡み付き、小刻みに刺激を与えてくるのだからたまらない。
動かなくても射精してしまいそうだった。
「この子は一年生の中でも凄いんですよぉ。入れた瞬間射精しちゃうんですって。でも当主さまはさすがですね。全然平気そう」
「平気じゃないけど……っていうか、どうして一年生で……七歳でしてるんだよ。十一歳にならなきゃしちゃいけないんだろ?」
「まあ、そうですけど、家族とはOKですしね。だから当主さまとしちゃってもいいかなぁって」
確かに家族の間では十一歳前にセックスしても許される暗黙の了解があるのを聞いていた。
だがそれはあくまで家族であって、他人がしては許されないはずだった。
「って、マズイだろそれ。俺はこの子の家族じゃないんだからこんな風にしちゃったら」
「私もそう思ったんですけど、当主さまとどうしてもしたいからって……他の学年の中でもそういう子が多かったもんだからつい……」
「つい、って……」
「それにみんな処女じゃないから大丈夫ですよ。経験者ばかりだからOKOK」
そう話しているうちに女の子は腰を動かし始めた。
「あっ、あっ、ああっ……」
子供らしく小さな体を前後に揺らし、幼い顔を歪めながら子供らしからぬ声を上げている。
「くっ……」
強烈に締め上げてくる膣がたまらず、神治は思わず体を震わせた。
これまで十一歳の妹とセックスしてきたが、まさかさらに幼い少女とするとは想像もしなかった。
さらに相手は緋道村であっても公に抱いてはならないとされている七歳の少女であり、そんな年齢の肉体に今自分の肉棒が収まっているのかと思うと、激しい興奮が湧き起こった。
いけないと思いつつも、その青い果実にすらなっていない蕾である肉体を貫き喘がせていると認識すると、激しい背徳感が押し寄せてたまらなかったのである。
「ああんっ、あっ、ああっ……やっ、いいよぉ、あんっ……おにぃちゃんのよりすごいぃ、あっ、あんっ……」
普段抱かれているのだろう、少女の兄と比較され、自分の方が凄いと言われた事に誇らしさと嬉しさが込み上げる。
「あぐっ、あっ、ああんっ……もうっ、もうっ、もぉっ……ダメ、あぅっ……わたしもうダメですぅっ……」
結界の力なのか、この少女も数度の動きで絶頂を迎えようとしているらしかった。
それは神治も同じであり、射精感は今にも放出しそうなほどまで高まっている。
「やっ、やっ、やぁあああああああんっ!」
「くっ、ぐっ……」
少女が絶頂の叫びを上げると同時に、先ほどと同じように意識せずとも精が放たれた。
ドクドクドクと、幼い膣に精液が注がれているのを感じ、神治は満足な思いを持った。
「あ……ありがとう……ごじゃりましたぁ……」
快楽で朦朧としているのか、少女はフラフラとしながら腰の上から退き、少し離れた場所に横たわった。
「うっ……」
すぐさま数人の少女が肉棒に舌を這わせ、見る見るうちに硬く大きくなっていく。
続けて現れた少女は、やはり一年生くらいの年齢で、何やらビクビクしているのが印象的だった。
「お、お願いします……」
少女はゆっくりと、恐る恐る腰を下ろしてきた。
だが亀頭の先がハマってもなかなか奥に入らない。
「もう少し押し込んで……」
鷺子の声に頷き、少女は腰をさらに下に動かしていく。
ズブ……。
「痛っ……うっ……」
肉棒が深く収まると同時に少女が苦痛の声を上げた。
(え……?)
少女はジッとしたまま動かない。
いや動けないのだろう。
苦痛の表情を浮かべているところからして痛みを感じているのは確実だった。
「だ、大丈夫? でも君、処女じゃ、ないんだよね?」
「……」
少女は黙ったまま左右に首を振った。
「え? じゃ処女なの?」
「……」
今度は縦に首が振られる。
「何歳?」
「……な、七さい……で、痛っ……」
その答えにガックリと力が抜ける。
視線を鷺子に向けると困ったように目を逸らしているのが見えた。
「鷺子ちゃん……処女はいないって言ったよね?」
「そ、そのぉ……初めてを当主さまで経験したいって子がいたりしてぇ、ははははは……あ、でも大丈夫ですよ、家族の許可はもらってますから」
「許可って……」
「せっかくだから当主さまに処女をもらっていただきたいって家族も結構いたりするんですよぉ」
その答えにさらに力が抜ける。
村の慣習には慣れたつもりだったが、こんな事は予想外だった。
「だから安心してして下さい。大丈夫ですから」
(そういう問題じゃないだろ……)
鷺子の言葉に心の中でツッコミを入れながら、神治はどうしたものかと思った。
村の決まりでは十一歳になるまでは手を出してはならない事になっている。
それを自分は破ってしまった。
しかも当主という責任ある立場の人間がだ。
(これってバレたら大変なんじゃないのか?)
鷺子は親も許可しているとは言うが、許可すればいいというものではないだろう。
神治が十一歳未満の少女を抱き、しかも処女を散らしたとなれば大問題になるような気がした。
(うわ〜〜、どうすりゃいいんだよ)
一瞬、すぐさま肉棒を引き抜き、この場から逃げ出そうかとも思ったが、全身から押し寄せる微妙な快感がそれを妨げた。
交わっている間もずっと数人の少女たちが体中を舐め回しているのだ。
それに周りにいる裸の少女たちの姿を見ていると、それだけで出て行く気力が無くなっていった。
男として少女たちを好きなだけ抱けるというこの状況を捨てる気にはどうしてもなれなかったのだ。
それにすでに処女を奪ってしまった事実は覆せないのだから、このまま満足するまでしてもいいのではないか?
罰せられるのならヤるだけヤってしまった方が気分もいいだろう。
(それに……処女って久々だもんな……)
神治がこれまで相手にしてきた女性は、妹の舞美以外は皆経験者であり、その舞美にしても十一歳という村の決まりには抵触していない年齢であったため、こうして許されない年齢の、しかも処女を奪ったという行為に興奮している自分がいるのも事実だったのだ。
「あぅっ……ぐっ……痛っ……」
腰に跨った少女は、動こうとしては苦痛の声を発しジッとしている。
それが何やら嗜虐心をそそってたまらなかった。
(俺……この子と繋がっているんだな……こんな小さな……まだ七歳でしかない女の子と……)
肉棒がビクンっと震え、何やら激しい興奮が湧き起こってくる。
結界の影響なのか、それとも他に理由があるのか、神治は今や村の決まりを破ってしまったことよりも、目の前の少女を十分味わう事に意識を集中させていた。
「あぐぅっ、あっ、痛っ……いや、あっ……痛い、ああっ……」
突き上げるように腰を動かすと、少女が苦痛と共に微妙な快感の声を上げた。
どうやら結界の作用のせいで、痛み以外も感じているようだ。
その事に興奮を高めた神治はさらに腰を突き上げていった。
「ああっ、あっ、ああんっ……これ、あっ……すごい、ああっ……きもち、あぅっ……きもちいい、あんっ……」
それまで苦痛で歪んでいた顔が快楽に歪み、蕩けた表情を浮かべて少女は自ら腰を動かし始めた。
「やっ、はっ、あぅっ……あんっ、やっ、やぁんっ……へん、あっ……わたし、ああっ……へんなのぉっ……あっ、ああっ、あぁあああああああんっ!」
「ぐっ、くぅっ……」
初めて味わうであろう少女の絶頂に合わせて神治も精を放つ。
ドピュドピュドクドクドク……。
多量の精液を注ぎ込みながら、神治は今までにない満足感を覚えていた。
何しろ処女を相手にしたのだ。
この少女の膣に精液を放った最初の男は自分なのだと思うとたまらない興奮を覚える。
それまで異物の入った事の無い膣に肉棒を押し込み、まだ幼い子宮に己の精液を浴びせたのだ。
何とも言えない爽快感がそこにはあった。
「じゃ、次ぃ……」
鷺子の声が聞こえてくる。
(!……)
その言葉に神治の中にある何かが反応した。
このままでいいのか。
このままされるがままで、次々と女を受け入れるだけで、それでいいのか。
これだけいる女たち……。
それをただ受け入れるだけで……。
それで自分は満足できるのか……?
頭の中に問い掛けが起こる。
確かに今の状況も気持ちがいいだろう。
多くの女に愛撫され、快感を得ているのだから。
だが……。
(そう、ヤるなら自分から……自分からだ……)
床に寝転び、ただハメられていくだけなど人形も同然ではないか。
自分が相手をする以上、もっと違った、もっと激しい、もっと荒々しい体験をさせなければいけないのではないだろうか。
彼女たちは当主との交わりを、普通の人間とは違った交尾を求めているのだ。
このままで良い訳がない。
それは少女たちに対して失礼であり、何より……。
(何より俺が納得できないんだよっ!)
そう思った瞬間、体中に力がみなぎった。
恐ろしいほどに肉欲が湧き起こり、女を欲する衝動に体が熱くなっていく。
神治は素早く起き上がると、手近にいた少女三人をまとめて抱き締めた。
「え……?」
「なに……?」
「当主さま……?」
驚いた顔をして六つの瞳が見つめてくる。
小さなクリクリとした瞳は、少女たちの幼さを感じさせて興奮が高まった。
「駄目ですよぉ、当主さまぁ。ちゃんと寝ててくれないと。これは接待なんですから何もしないで下さい」
鷺子が困ったように声をかけてくる。
だが神治の意識にはその声は小さく聞こえるだけだった。
今抱き締めている少女たちの体に意識が集中していたからだ。
小さいだけに両腕の中に三人の体がスッポリと収まっている。
幼さを示すようにスベスベとした肌と擦れる事で気持ちの良さが広がり、触れているだけで肉棒がビクンビクンと震えた。
(こんな美味しそうな体……好きなように味合わないでどうするよ……)
そう思った瞬間体が動き、三人をギュッと抱き締める。
『ああっ……』
少女たちの声が聞こえるのを心地良く思いながら、一人の少女の乳首に吸い付いていく。
「あっ……ああっ……」
チュパっと吸い上げるとその娘は体を震わせて悶えた。
「と、当主さまぁ……」
続けて隣の娘の胸をギュッと掴む。
胸とは言ってもほとんど膨らみはなく、指先で摘める程度なのだがそれに構わず指でムニムニ捻る。
「あぅっ、あっ……はぁんっ……」
三人目の娘が驚きと共に次は自分だと思っているのか、期待に満ちた目で見ているのに答えるようにして今度は唇に吸い付いていく。
「んんっ……んっ……んっ……」
白い顔の中でそこだけ桜色をした小さな唇を舐め上げ、ニュルリと舌を押し込み口内を貪る。
「んっ、んっ……んんぅ、んぁっ……」
そのまま先ほど乳首を吸った少女の尻を撫でてから秘所をいじっていく。
「あっ、やぁんっ……ああっ、当主さまぁ、はぅっ……」
「ああっ、あっ……ダメ、あんっ……そんな、ああっ……」
「あっ……ああんっ……やっ……いいよぉっ……」
三人は突然与えられた快感に体を震わせ、甘く悶えた。
「と、当主さま……」
傍では鷺子が呆気に取られた顔をして呆然としている。
神治はそのまま一人を四つんばいにさせると、一気に肉棒を押し込んでいった。
「ああんっ……あ、わたし、ああっ……わたしもう当主さまにぃ、あっ、あっ、ああんっ……嬉しい、もうしてもらえてるぅ、はぁんっ……」
おそらく順番が遅かったのだろう、少女は貫かれて歓喜の声を上げている。
ずっと神治を愛撫していたせいか少女の中は十分に濡れており、感触的ににもなかなかの良さを持っていた。
年齢も十一、二歳に見えたため、すでにかなりの経験を有しているのだろう。
「ああっ、あっ、ああんっ……もっとっ、もっとっ、もっとぉっ……ああぅ、当主さまもっとお願いしま、あんっ……凄い、ああっ……こんな凄いの初めてぇ、やっ、やっ、やぁんっ……」
少女の腰を片手で掴みつつ、神治は激しく腰を振り続けた。
そのまま脇にいる少女の乳首に吸い付きつつ、さらに他の少女の胸を揉んでいく。
そのように三つの行動を同時にすれば意識が分散しそうに思えたが、恐ろしいまでに強い集中力が発生していたため、今の神治はまるで一人を相手にする時のように全てに対して集中する事ができた。
少女の腰を掴んでいた手を放し、呆然としている鷺子の胸を掴む。
「あんっ……当主さま、あっ……駄目ですよ、はぅっ……一人ずつ順番、ああっ……私が企画して、ああんっ……せっかくぅ、やぁっ……」
それほど膨らんでいない胸を荒々しく揉むと、鷺子は神治を止める言葉を吐きながらもたまらなそうに喘いだ。
おそらく鷺子たちが張った結界の影響なのだろうが、ちょっとした刺激でも強烈な快感が押し寄せてくるのだ。
「あっ、あっ、あぁあああああああんっ!」
肉棒を押し込んでいた少女が絶頂に至った。
すぐさま引き抜くと鷺子をグイと床に押し倒し、そのまま正常位で貫いていく。
「ああんっ、当主さま駄目って、あぅっ……あっ、あっ、ああっ……」
鷺子の言葉を無視して腰を振りつつ横にいる少女に覆いかぶさり、秘所を舐め回しながら傍にいる少女の乳房を揉み、他の少女の膣に指を入れて蠢かす。
「あっ、あぅっ、ああっ……」
「やっ、やぁっ……」
「はぁっ、はぅっ、はぁんっ……」
「やんっ、あっ、はぅっ……」
複数の少女の喘ぎが部屋に響き、その事に興奮しながら激しく腰を振りまくっていく。
「当主さま駄目、ああっ……接待、あんっ……これじゃ、はぅっ……あっ、あっ、ああんっ……でも、あっ……こんな、はぅっ……こんないいの、あぅっ……こんないいなら、あんっ……もう知らない、ああっ……いいからいいよぉっ……」
初めは嫌がっていた鷺子も快楽に蕩けてしまったのか自ら腰を振っている。
その様子を満足気に見ながら、やはり女はこうして抱く方が気持ちがいいと神治は思った。
今の状況はまさに女体の山盛りと言えただろう。
好きなだけ少女たちの肌を舐め回し、肉を揉み貫き、精を放つ事ができるのだから。
それはたまらなく最高の気分であり、神治は夢中になって体を動かしていった。
「あぐっ、あっ、ああんっ……凄い、あっ……凄いのぉっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
鷺子が可愛らしく悶えるたびに膣がキュッキュッと締まり、さらにヌメヌメと膣襞が肉棒に絡んでたまらなかった。
それはなかなかに強烈な刺激であり、鷺子が先ほどの玲奈に負けない肉体の持ち主である事を感じさせた。
結界を張るほどの能力があるのだからそれも当然なのだろう。
「あんっ、あんっ、ああんっ……ダメっ、やっ、ダメなのぉっ……あっ、あっ、あぁああああああああっ!」
しばらく腰を振っていると鷺子が絶頂に至ったため、それに合わせて神治も精を放っていく。
ドピュドピュドクドクドクドク……。
「当主さまったら……私の言うこと聞いてくれない……でも……気持ち良かったからいいです……後は好きにして下さい……」
鷺子は満足したような表情を浮かべると、ニコリと笑った。
言われるまでもなくそうするつもりだったが、主催者の許可を得たという事でますますヤる気になった神治は、手近にいた少女を押し倒すと喜び勇んで肉棒を押し込んでいった。
「あっ、あっ、ああっ……はんっ、はんっ、はぁんっ……」
幼い体を震わせ、膨らみの薄い胸を微かに揺らしながら少女が悶えている。
結界の影響か少女は今すぐにでも絶頂に至りそうになっていた。
「あんっ、あんっ、あぁああああああああああっ!」
案の定絶頂に至ったのか、激しく体を硬直させた少女に合わせて神治も精液を放ち、数度射精を繰り返した後ゆっくりと肉棒を引き抜いて胡坐をかく。
するとすぐさま脇にいた少女たち数人が肉棒に群がり、数本の舌によって舐められ吸われるのに神治は心地良さと満足感を得た。
熱心に頭を動かし肉棒を舐めている少女たちの頭を撫で、髪を梳きながらもう片方の手で胸元をまさぐる。
「あっ……はぁっ……」
全く膨らみの無いペタンコの胸に幼さを感じつつ、そのような少女たちに肉棒を咥えさせている事に興奮を覚える。
続けて隣に立っている少女をグイと引き寄せると強引に唇を奪う。
まだ経験が少ないのか少し体を震わせているその少女は、舌を絡ませて吸い上げるとビクッ、ビクッ、と反応を示した。
見た目は七、八歳であり、少し青ざめているところからして処女のように思えた。
「君、処女なの?」
「……」
コクリと頷くのに興奮が高まる。
先ほども処女の少女と交わったが、やはり自ら奪うとなると興奮が違ったからだ。
「いいんだね?」
「……」
再び無言で頷くのを確認し、神治は少女を押し倒した。
「あ……んんっ……」
荒々しく唇に吸い付き、舌を絡ませながら、全く膨らみの無い胸を撫で回し、乳首を摘んでクリクリと捻る。
唇を放し、続けて首筋、胸と舐めた後、乳首をチュウっと吸い上げる。
「あっ、はぁぅっ……」
こうして経験の無い肉体を舐め回すのは最高だった。
まだ誰も触れていない幼い蕾を、自分が初めて陵辱するのだと思うと震えるような興奮があったからだ。
グイと細い両脚を左右に開き、まだ縦筋でしかない秘所を眺める。
その肉を感じさせない様子に幼い肉体を貪っている認識を高めつつ、縦筋に舌を這わせていく。
「あっ……ああっ……」
形は違っていても中身は同じらしく、神治の与える刺激にピクピクと、大人の女と同じ反応を示すのに興奮が高まる。
結界の影響なのかすでにダラダラと愛液が垂れており、今すぐにでも肉棒が入れられるのを確認すると、神治は起き上がって挿入する体勢を取った。
『あぁ……』
肉棒を舐めていた少女たちの残念そうな声を聞きながら、そのまま肉棒を処女の穴へと押し込んでいく。
「あぅんっ……あっ……ああっ……」
一気に押し込んだのだが、少女は一瞬つらそうな表情をするだけで痛みを訴えては来なかった。
「痛くない?」
「ちょっといたかったですけど……もうへいきです……」
我慢強いのか、それとも本当にそうなのか分からなかったが痛みを訴えてこないのはありがたかった。
さすが処女の膣は締め付けがキツク、さらにこの少女には才能があるのか膣内がグニュグニュと蠢いているのがたまらない。
思わず相手が処女である事を忘れて腰を激しく動かしてしまう。
「あっ、あっ、ああっ……」
だがどうやら本当に痛みを感じていないらしい少女は、初めてであるにも関わらず快感の声を上げている。
正常位で腰を動かしつつ、傍に座っている少女たちを引き寄せて抱き締め、そのまま順に乳首に吸い付き膨らみの無い胸を撫でて摘んでは捻っていく。
その間も激しく腰を振り、肉棒を挿入している少女を甘く喘がせる。
それら全てに意識が集中しており、まるで一人の少女しか相手にしていないかのようにそれらの愛撫に手抜きは全く無かった。
「あんっ……ああっ、当主さまぁっ……」
「やぅっ……やんっ、いいのぉっ……」
「はぅっ、あっ……はぁんっ……」
肌に複数の少女の肉体が絡み付き、スベスベとした肌が擦れるのに至福の想いを持つ。
大人の女性を抱く時とは違う幼さゆえの魅力は狂わんほどに心地良く、尻を撫で回し、首筋に舌を這わすだけでたまらない快感が押し寄せてくる。
さらに少女たちは自ら神治の体を舐めてくるため、攻めと受け両方の刺激が体中に満たされているのがたまらなかった。
「あっ、あっ、ああっ……もうっ、もうっ、もぉっ……やっ、やっ、やぁあああああああんっ!」
挿入していた少女が絶頂を迎えたらしく体を硬直させている。
それに合わせて神治も精を放ち、目の前にいた三人の少女たちをギュッと抱き締める。
そのまま三つの唇を順に貪りながら、他の少女の胸をまさぐりつつ射精を繰り返していく。
ドクドクドクと放出される精液を感じながら、射精中に他の女の肉体を貪っている今の状況に、神治は何とも言えない満足感を覚えていた。
まさに天国であり、極楽といえるだろう。
相手は幼い少女ばかりとはいえ、肉体的に大人のような者からまるきり子供である者といった具合にある程度多様性があり、膣の感触にしても処女のキツイ締め付けから経験豊富な大人顔負けの凄まじい蠢きをしてきたりするのまであるため何の不満も無かったのだ。
回り中全てが女女女なのだ。
(最高だ……最高だよ……)
女を陵辱しまくれる現在の状況に満足な想いを持ちながら、処女だった少女から肉棒を引き抜き、軽くキスをして微笑む。
「あ、ありがとうございました……」
少女は嬉しそうに笑顔を浮かべ、軽く頭を下げた。
それは何とも可愛らしくも先ほどと違ってどこか女を思わせる表情をうかがわせた。
やはり男根に貫かれる事で女というのは変わるのかも知れない。
(これでこの娘も俺のモノ……)
村の慣習としてこれから他の男に抱かれる事は確実だったが、こうして最初の男になるというのはたまらなく気分の良い事だった。
まるで少女のその後の性人生を方向付けたように思えたからだ。
何と言うか自分色に染めたように感じられたのである。
(他にも処女の娘はいないかな……)
最初に処女と交わった時の動揺はどこへやら、神治はまた処女を相手にしたい欲求を持ち始めていた。
多くの少女を抱く中で、特別な存在である処女を抱く事に興奮を覚えたのかも知れない。
いや、それとは別に激しい何かが神治の中で蠢いているのが感じられ、それに急かされるように興奮が湧き起こっていたのである。
激しい高ぶりがとにかく女を襲いたくてたまらなくさせていたのだ。
(処女……まっさらな、まだ誰も触れていない女を俺のモノにする……)
その想いがより幼い肉体を求めさせ、神治は目に付いた七、八歳の少女たちの手を掴むと引き寄せた。
小さな四人の体を胡坐の上に乗せるようにして抱き締めると、四つの小さな肉体全てが自分の中に収まるように感じられ、支配欲と庇護欲が刺激を受けてたまらない快感を呼び起こした。
「この中で処女の子は?」
「あ、わたし……」
「わたしも……」
「処女です……」
「はい……」
驚いたことに四人とも処女であり、その事に肉棒がそれまで以上に激しくいきり立った。
これから自分は目の前にいる幼い乙女たちを女に変える事ができるのだ。
処女喪失という一生残るであろう出来事を自分が行なえるのである。
それは男として何とも嬉しい行為のように思えた。
「じゃあ、俺がみんなの処女をもらうからね」
神治が告げると、四人は一斉にコクリと頷いた。
この場に来ている時点でそうするつもりだったのだからその返事は当然と言えただろう。
神治にしても確認をした訳ではなくいわば宣言をしたようなつもりであり、そのまま勢い良く四人を抱き締めて順に唇を重ねていった。
「んんっ……んっ、んはぁっ……」
「んっ、んっ、んぁっ……」
「んんんっ、んっ……んふぅっ……」
「んっ……んんっ……んっ……」
結界の影響か、少し舌を絡ませ唇を擦るだけで少女たちは今にも絶頂を迎えるかのように体をビクビクっと震わせた。
初めて経験するであろう愛撫に悶え、ギュッとしがみ付いてくるのが可愛らしい。
続けて膨らみの無い胸を順に舐め、荒々しく吸っていく。
「あっ、あぅっ……ああっ……」
「やっ、やぅ……あっ……」
「はぁっ、あっ、はんっ……」
「あっ……ああっ……あっ……」
続けて少女たちを向かい合わせるようにして横向きで寝かせると、脚を上げさせてベロベロと一気に四つの秘所を舐め上げていく。
「やっ、やぁっ……やぁんっ……」
「はぅっ……あっ……はぁっ……」
「やんっ、やっ……あぁっ……」
「あっ、あっ、あんっ……」
幼くも甘く可愛らしい声が部屋に響き渡る。
ピッタリとくっつく状態で横たわっているため、秘所がまるで地面に走るひび割れのように見え、それをなぞる形で舐めて指で突付いていくと、少女たちは繰り返し身悶えながら幼さに似合わない淫靡な声を上げ続けた。
「じゃ、そろそろ入れるよ……」
結界の力のせいか少しの愛撫であっても少女たちの秘所は蕩けており、十分肉棒を受け入れられる状態になっていた。
これから四人の処女を奪うのだと思うと、それまで以上に肉棒は猛り、すぐにでも女肉に包まれたいと要求しているかのようにビクビクと震えまくった。
一番左の少女の膣穴に肉棒を近づけ、そのまま一気に押し込んでいく。
「あぅっ……ぐっ……」
少女は一瞬辛そうな表情を浮かべるが、先ほどの少女と同じくやはり痛みは訴えてこない。
これも結界の影響なのだろう。
「あっ、あっ、ああっ……あぐっ、あっ、あんっ……」
そのまま激しく腰を動かし出すと、少女は幼い顔を淫靡に歪ませながらいやらしい声を上げて悶えた。
視線を下に向ければ、ペッタンコの胸が腰の動きに合わせて小刻みに揺れているのが見え、その幼い肉体を今自分が蹂躙しているのだと思うと激しい興奮が湧き起こった。
「あぐっ、あっ、ああんっ……いいっ、いいっ、いいよぉっ……」
子供らしい顔が快楽に歪み、子供らしくない喘ぎが幼い口から発せられる。
残りの少女たちを促して起き上がらせると、一人の口を貪りつつ、残り二人の秘所を指でいじっていく。
「んんっ、んっ、んぁっ……」
「はっ、はっ、はぁっ……」
「やっ、やんっ、やぁっ……」
それら全てを集中して行なうと、結界の力もあるせいか四人は幼い顔を蕩けさせながら可愛らしく喘いだ。
「あぐっ、あっ、ああっ……わたし、ああっ……なんかへん、あぅっ……なんかへんなのぉっ……やっ、やっ、やぁっ……ダメっ、ダメっ、ダメぇっ……あぁあああああああああんっ!」
肉棒を挿入していた少女が絶叫し、それに合わせて精を放つ。
全ての精を注ぎ込むとすぐさま引き抜き、キスをしていた少女を引き寄せて胡坐をかきつつ、その上に座らせると同時に挿入していく。
「あぅんっ……ああっ……とうしゅ、あっ……さまぁ、ああんっ……」
やはり痛みを感じていないようで、少女は初めから快感を得ている声を発した。
そのまま残り二人の少女を引き寄せ、肉棒を押し込んでいる少女との間に挟んで一緒に抱き締める。
腰を小刻みに動かしながら二人の少女と一度に唇を重ね、舌を絡ませていく。
「んんっ……んっ、んぁっ……」
「んっ、んんっ……んふぅっ……」
上下から押し寄せる快感に満足の想いを持ちながら、神治は体を起こして正常位の体勢になると腰の動きを強めていった。
「あっ、あっ、ああっ……すごい、あっ……すごいの、ああっ……なんかすごいよぉっ……」
激しくなった刺激に少女は子供らしい顔に子供らしからぬ淫靡な表情を浮かべて悶え狂った。
キスをしている二人がギュッと抱き付いてくるためスベスベの肌が擦れて快感が高まっていく。
「んっ、んっ、んんっ……」
「んんっ……んっ、んっ……」
二人のペッタンコの胸に手を這わし、乳首を捻るとピクピクと体を震わせるのが可愛らしい。
「あんっ、あんっ、ああっ……もうっ、もうっ、もうぉっ……わたしっ、わたしっ、わたしぃっ……やぁあああああああああんっ!」
少女の絶頂に合わせて精を放ちつつ、射精し終えると同時に左側にいた少女を押し倒し、すぐさま肉棒を押し込んでいく。
「ぐっ……あっ、んっ……あんっ、あっ、ああんっ……」
これまた一瞬痛みを感じたような表情をするものの、すぐさま快楽の喘ぎを発している。
どうやら鷺子たちの張った結界はかなり強力らしい。
『当主さまぁ……』
そんな事を考えていると、いつの間にやら数人の少女たちが傍に来ているの気が付いた。
皆潤んだ瞳でこちらを見つめており、早く自分たちにも何かして欲しいと言わんばかりの表情を浮かべているのに苦笑した神治は、少女たちを引き寄せるとまとめて抱き締めながら順に愛撫していくのだった。
どのくらい時間が経っただろうか。
神治の周囲には少女たちがグッタリとした様子で横たわっていた。
どの顔も疲れてはいたが満足げに微笑んでいる。
それだけ神治が何度も抱き、絶頂を与えてきた結果だった。
「当主さまぁ〜〜。どうもお世話様でした〜〜」
その様子を誇らしく眺めていると不意に声がかけられた。
そこには疲れた顔をした鷺子がおり、傍に亜美、真琴、そして玲奈が立っている。
「さすがは当主さまですね。私たちの結界の中であれだけされたのに、凄く元気そうでいらっしゃいます」
亜美が驚いたように褒めてくる。
「『私たち』って事は、君たち四人で結界を張ってたの?」
「さようです。私たち一人一人の能力はそれほど高くないのですが、四人で行なうとかなり高度な術が使えまして……」
「名づけて『美少女結界隊』なのですぅ〜〜」
鷺子がおどけてピョコンと跳ねる。
「もうっ、その呼び方は止めてって言ったでしょっ?」
「あぅっ」
玲奈がすぐさま肘打ちをしたため、鷺子はわき腹を押さえて縮こまった。
「そ、それじゃあ、『美少女結界シスターズ』ならいい?」
「駄目。大体私たち姉妹じゃないでしょ? それに何でいちいち『美少女』って付けるのよ、恥ずかしいじゃない」
「だって私たち美少女じゃん。美少女が美少女と名乗って何が悪いのさ?」
「恥ずかしいって言ってるのよっ」
「そんなの玲奈ちゃんの我が儘だよぉっ」
「我が儘なのはあんたでしょっ」
「玲奈ちゃんの方が我が儘っ」
「何ですってぇ〜〜」
二人は睨み合うとバチバチと火花を散らしあった。
「……いつもこうなの?」
あまりにテンポ良く繰り出される言葉の応酬に、神治は呆気に取られながら呟いた。
「ええ、鷺子ちゃんと玲奈ちゃんはいつもこうなんです」
亜美が溜め息を付きながら答える。
「ま、喧嘩するほど仲がいいって言うヤツなんだよね」
『誰が仲がいいってっ?』
真琴の言葉に二人は同時に反応して同じ言葉を発している。
「ほら、ね?」
その様子に真琴は苦笑しながら肩をすくめた。
確かに凄く仲が良さそうに見えた。
本当にいがみ合っていれば口すらきかないだろうから、こうしてじゃれ合うのは彼女たちのコミュニケーションの取り方に違いない。
「当主さまは楽しんでいただけたでしょうか?」
その事を可笑しく思っていると亜美が心配そうに尋ねてきた。
「うん、楽しかったよ。こんな風に沢山の女の子を相手にするのは久しぶりだったしね」
「それは良かったです。鷺子ちゃんが企画したことなので心配していたものですから」
「あ〜〜、亜美ちゃん酷ぉい。私は一生懸命考えたのにさぁ」
鷺子が不満そうに声をあげている。
「あんたが一生懸命考えたから亜美ちゃんは不安だったんでしょうが」
「って、何でよ〜〜? そんなに私って信用ないの? ね、真琴ちゃ〜〜ん」
すぐさま玲奈に突っ込まれ、鷺子は悲しげな顔をして真琴の体を揺さぶっている。
「ま、私は面白かったけどね。当主さまが喜ぶかどうかはまた別だから、亜美ちゃん達はそこら辺が不安だったんでしょ? 何しろみんなで襲っちゃう訳だし、そういうのが嫌な人もいるだろうからねぇ。実際当主さまは途中からジッとしてるの止めちゃったじゃん」
「え? 当主さま、嫌だったんですか?」
真琴の指摘に鷺子は不安そうに神治の顔を見た。
「いや、別に嫌だった訳じゃないよ。途中までは楽しかったし。ただまあ、どうせなら自分で思い切りしたくなっちゃったというか……」
「なるほど、バリエーションを持たせれば良かったって事ですね。それじゃ今度はそうします」
鷺子はホッとしたように息を吐き出すと、神妙な顔をしながらそのようなことを呟いている。
「って鷺子、あんたまた同じようなことするつもりなの?」
玲奈は呆れたような声を発した。
「当然当然。だって私たちもうすぐ中学生になるんだよ? そしたら当主さまに抱いていただくチャンスが増えるって事じゃない。その時に美少女結界シスターズとしては当主さまに凄く気持ち良くなっていただかないといけないしねぇ」
「だからその呼び方は止めてって」
「え〜〜? いいじゃぁん」
「私は嫌なのっ」
「私は気に入ってるんだもんっ」
鷺子と玲奈はまた言い争いを始めている。
「どうもお騒がせして済みません。鷺子ちゃんも言ってましたけど、私たち四人は四月から当主さまと同じ中学校に通うことになりますので、宜しくお願い致します」
亜美はペコリと頭を下げた。
それに頷き返しながら、神治は四人を一人ずつ順に見つめ、何とも面白い四人組だと思った。
四月から同じ中学に通うことになるのかと思うと何やら楽しくなってくる。
特に鷺子は何をするのか分からないところがあるのできっと面白いことになるに違いなかった。
他にも今日抱いた少女たちの何人かは中学校に入ってくるのだと思うと、何とも嬉しくなってくる。
男として多くの女を抱ける事はそれだけで喜ばしい事だからだ。
「鷺子ちゃん、いい企画をありがとう」
「え?……は、はいっ、どういたしましてっ」
急に褒められ、鷺子は驚いた顔をしてかしこまった。
「これだけの女の子とできたのは君のおかげだからね。中学に入ってもまた面白い企画を宜しく頼むよ」
「わ、分っかりましたぁっ。不肖鷺子、当主さまのために面白い企画を考えさせていただきますっ」
頭に手を添えて敬礼をすると、鷺子は嬉しそうに笑った。
「あ〜〜あ、当主さま、鷺子ちゃんを調子に乗せちゃったよ。こりゃ大変だぁ」
「全くです。いけませんよ当主さま、この子ったら何をするか分からないんですから」
「はぁ〜〜、心配ですわ。ご迷惑をおかけしなければ宜しいんですけど……」
他の三人は困ったように、それでいて微笑みながら呟いている。
そこら辺が鷺子の人徳なのだろう。
呆れつつも嫌いにはなれない得な性格であるに違いない。
実際知り合ったばかりの神治にしても鷺子を面白く感じているのだし、それが長い付き合いの三人ともなれば凄く惹かれているのも当然かも知れなかった。
(これから楽しくなりそうだな……)
鷺子もそうであるが、他の三人にしてもそれぞれ面白い性格をしており、そんな少女たちと四月から同じ中学に通えるのだと思うと、神治は何やら楽しくなってくるのだった。
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