緋道の神器


        第六話  姉の思い



 神治は実家に戻ってきていた。
 当主になる決意をし、その事を家族に伝えるためである。
 あれから色々考えた結果、やはりそうする事にしたのだ。
 母と離れるのは辛かったが、結局「休みの日に遊びに行く」という方法で妥協した。
 ハーレム状態の伯母の家を出るのはどうしても嫌であったし、何より気持ちを確かめ合った有希と会えなくなるのは耐えられなかった。
 実家に戻るとなると、性欲を抑えられなくなる不安があったが、それは母とする事で防ぐつもりだった。
 実際、駅に迎えに来た母とはすでにしている。
 このまま家に帰ったら妹の舞美を襲うかもしれない、と脅したのだ。
 汚い方法だったが、こうでもしないと母はなかなかさせてくれないのだから仕方がない。
 その後家に帰り、当主になることを家族に告げたのだが、特に反応は無く拍子抜けを感じた。
 まあ、両親は元々慣習について理解しているのだし、姉たちとは、離れて暮らすのが辛いと思うほど仲が良いわけでもないのだから、当然の反応なのかも知れなかった。
 逆に伯母たちの方が、数日離れることを辛そうにしていたくらいである。
(伯母さんたちは俺にメロメロだからなぁ……)
 まるで恋人のような状態になっている伯母たちを思い浮かべると、そこまで夢中にさせている自分を誇らしく感じる。
(ちょっと前までは、こんな風に女の人とできるなんて思わなかったもんね……)
 今となっては、セックスしない状態など考えられない。
(あっちに戻ったら、また沢山できるんだ……)
 そんな事を考えながら、伯母の家に引っ越すための準備をしていた時だった。
「神ちゃん、ちょっといい?」
 開け放してあるドアから姉の佳奈が声をかけてきた。
「あ、うん。いいよ」
(あれ? でもそういや、今日は出かけたんじゃなかったっけ?)
 姉は学校に用事があるとかで、朝早々に出かけていたのだ。
 今日は自分以外家にいないはずだったのである。
「姉ちゃん、出かけたんじゃないの?」
「うん、出かけたよ」
 確かに制服姿をしている。
 しかしまだ午前中なのだから、用事が終わって戻ったにしてもあまりに早すぎた。
「忘れ物?」
「うん、そう言えるかもね……」
 姉のよく分からない返事を聞きながら、布団に座ろうとした時だった。
「神ちゃぁん〜〜」
 突然姉が首に腕を巻きつけ抱きついてきた。
「姉ちゃん、どうし、んんっ……」
 顔がアップになったかと思うと、唇に柔らかいものが押し付けられ、口内に何かがにゅるりと進入してくる。
 それは姉の舌だった。
 神治の舌を捉えると、絡めながら吸い付いてくる。
(ね、姉ちゃん……)
 姉の行動に驚きながらもその甘美な感触に酔い、力が抜けていく。
 布団の上に押し倒された神治は、そのまま姉と舌を絡め激しく唇を擦り合わせた。
 胸に柔らかい感触がある。
(姉ちゃん、結構大きいんだ……)
 姉の意外な乳房の豊かさに神治の興奮は高まった。
 しばらくして姉が唇を離し、快感に息を乱しながら神治を見つめている。
「姉ちゃん……どうしたんだよ……何でこんな……」
 神治は訳が分からず尋ねる。
「今まで我慢してたの……ずっと神ちゃんとこうしたかったんだから……」
 今にも泣きそうな目をしている。
「え? 何でさ、どうして……」
「伯母さんの所に行ったって事は、もう知ってるんでしょ。うちがどういう家だっていうのも」
「う、うん……」
 それは近親相姦のことだろうか。
 しかしどうして姉がその事を知っているのだろう。
「私はあっちにいる頃、伯父さんと謙ちゃんに抱かれてた。だけど母さんがこっちで暮らすって言い出して……本当は来たくなかったの。だって伯父さんたちとのセックスを止めるなんて嫌だったから……でも神ちゃんがいたから……神ちゃんとできるからいいと思ってた……」
 そこで姉は一旦口を閉じると下を向いた。
(そうか……姉ちゃんはもうあっちで……)
 自分より年上なのだから、引っ越す前に緋道の慣習を始めていてもおかしくない。
「でも母さんったら、神ちゃんとするなって……セックスするなって言ったのよ。神ちゃんは普通に育てたいなんて言って……私はどうしたらいいのよ……」
 姉は顔を神治の胸に押し付けた。
「だけど、神ちゃんが当主になるんならもう我慢しない。神ちゃんとするの……今までしなかった分も沢山……ね、神ちゃんしよ。お姉ちゃんとしよう……」
 神治は姉の思いに驚いた。
 そんな事を秘めながらこの四年間生きていたというのか。
「で、でも俺と姉ちゃんは姉弟……」
「そんなの関係ない……当主は身内としなきゃいけないんだよ……それにあっちで伯母さん達としてきたんでしょう?……だったら私ともしてよ……」
 姉はグイグイと胸を押し付けてくる。
 気持ちの良さに思わずその部分を見つめてしまう。
「神ちゃん……お姉ちゃんの胸、触って……」
 視線に気づいたのか、姉は起き上がるとブラウスのボタンを外し始めた。
(デ、デカイ……)
 現れた姉の乳房は高校生にしてはかなり豊かで、母や伯母よりも大きそうだった。
 ブラジャーが外されると、プルンっといった感じでその巨大な乳房が揺れ、圧倒的な存在感を持って神治の目の前に迫ってくる。
 大きくても形は崩れておらず、その白い塊はまるで雪で作ったかのように美しい。
 姉は動揺する神治の手を掴むと乳房に当て、そのまま上から揉みしだき始めた。
「あんっ……どう? お姉ちゃんのオッパイ……いいでしょ?」
 手のひらから伝わってくる感触が非常に気持いい。
 たまらなくなった神治は手に力を入れた。
「あっ、あんっ……神ちゃんいいよ、はぅっ……もっと揉んでぇっ……」
 言われるまでもない。
 神治はすでに姉の乳房の魅力にハマってしまっていた。
 大きいくせに弾力が強く、柔らかそうなその外見とは裏腹に、ギュッと握ると強い勢いで押し返してくる。
 ゴムマリを掴むようなその感触に、神治は夢中になって揉み込んでいった。
「はぁうっ、ああんっ……神ちゃんいいっ……いいよぉっ……」
 手の動きに合わせて形を変え、しかしすぐに元に戻る姉の乳房は面白いおもちゃのようだ。
 乳房の大きさにピッタリな、これまた大きな乳首がすでにハッキリ分かるくらい勃起している。
 激しく存在を主張する乳首に興奮した神治は、体を起こすと吸い付いていった。
「ああっ……いい、あぅっ……もっとぉっ……」
 姉の要望に答えるべく、舌の動きを激しくしていく。
 乳首に舌を巻きつけるように絡ませ、チュっと吸い上げる。
 それを左右の乳首に交互に行いながらも乳房を両手で力強く揉む。
「あっ、ああっ、ああんっ……神ちゃんいいよぉっ……あぅんっ、あっ、はぅっ……」
 姉は神治の頭をギュッと抱きしめ、胸に押し付けてくる。
 神治は巨大な乳房にうずもれ苦しさを感じながらも、その柔らかな感触に包まれる幸福感に浸った。
 舌を伸ばしてペロペロと舐めると、姉は体を震わせ腕の力を抜いた。
 乳房に圧迫される天国とも地獄とも言える状態から開放された神治は、そこで自分が相手にしているのが実の姉である事を思い出した。
「姉ちゃん……もう止めよう……」
 顔を逸らしながら呟く。
「なっ……どうしたのよ? 何で止めるの?」
 姉は驚いたようにこちらを見ている。
「だって、俺と姉ちゃんは姉弟だよ……こんな事しちゃいけないよ……」
 神治の中では、母との事はともかく、姉妹達とだけはセックスしてはいけないという思いがあった。
 それだけが近親相姦という異常な行為をする中で、唯一神治を常識に結び付けていてくれている命綱のように思えていたのだ。
「今更何を言ってるのっ? 伯母さんたちとはしまくって来たんでしょうっ? それでどうして私とはできないのよっ」
 姉は怒りに体を震わせ、神治を睨んでいる。
「姉ちゃんとはしたくないんだ……姉ちゃんとはそんな関係になりたくない……だって、姉ちゃんはずっと姉ちゃんでいて欲しいから……」
 すでに母に対しては女としての見方もしてしまっている。
 セックスした事により、母の女の部分を知ってしまい、純粋に母親には見えなくなってしまっていたのだ。
 同じ事を姉にしたくない。 
「何よそれ?……意味が分からないわ……私は神ちゃんの姉でしょ? その事実がどうして変わるのよ?」
 姉は理解できないようだ。
 当然だろう、確かに姉は姉でしかない。
 これは神治の問題なのだ。
「セックスしたら……姉ちゃんを女として見ちゃうと思うんだ……そしたらもう前みたいに姉として見れなくなっちゃう……それが嫌なんだよ……」
 分かってもらおうと噛み砕いて説明する。
「どうしてそんな事が分かる……って、まさか……」
 姉は何かを思いついたように黙るとジッと考えるようにしている。
 その様子を見ながら、何とか納得してくれることを神治は祈るのだった。
「神ちゃん……もしかして母さんとしたの……?」
 しばらくした後、とんでもない事を言ってきた。
 その予想外の言葉に神治は激しく動揺してしまう。
「し、したって……な、何を……?」
 したと言えば、セックスの事だろう。
 だが姉には母との事は内緒にしておきたい。
「やっぱり……したのね……何で……」
 しかしその態度だけで姉には分かってしまったようだ。
「ね、姉ちゃん……」
 何とか誤魔化そうと呼びかける。
「私には……私にはするなって言っておいて……自分だけちゃっかり……何て母親なの……」
 姉はすでに母との関係を事実として認識してしまっている。
 そして母に対する怒りをあらわにしていた。
「違うんだ……母さんは悪くない……悪いのは俺なんだよ……」
 母が姉の怒りにさらされては申し訳なさ過ぎる。
 何しろ常に神治が無理やりしているのだから。
「どういう事? それに、いつからしてるの?」
 真剣な表情で問い詰めてくる。
「それは……」
 神治は伯母に誘惑された事から、今までの事を姉に語っていった。
「なるほどね……治三郎……そんな人と神ちゃんは同じなんだ……」
 どうやら納得してくれたようだ。
「そうなんだよ……だから母さんは悪くない……俺が無理やりしちゃったんだから……」
 母への怒りを抑えてもらおうとする。
「そうか……じゃああの日、遊びにさえ行かなければ神ちゃんとできたかも知れなかったのね……何てこと……」
 微妙に違った方向へ姉の思考は動いているようだ。
「あの、姉ちゃん……?」
 恐る恐る声をかける。
「でもいいわ。これから沢山すればいいんだし。母さんもしちゃってるのならもう止められないものね」
 姉は自分の考えに浸り、何かとんでもない事を呟いている。
 そしてジッと神治を見つめてきた。
「神ちゃん……母さんとしてるくせに、どうして私とはできないって言うの? 母さんとしたのなら別にいいじゃない」
 先ほどの問題に話題を戻してきた。
「だ、だから……姉ちゃんを女として見たくないって……」
「そんなの神ちゃんの勝手よ。母さんとはしてるくせに、何で私だけは駄目なんて言うのよ」
 姉は泣きそうな表情を浮かべている。
「だって、俺……そうじゃないと、何だか嫌なんだよ……」
 頭の中では「常識への命綱」という思いがあるのだが、それを姉に上手く説明する言葉が思いつかない。
「分からないわ。そんなの分からない……四年間我慢してきた私が、そんな曖昧な理由で止められる訳ないでしょう? もう母さんとしてるくせに何言ってるのよっ」
 姉はそう言うと、神治の短パンに手をかけパンツと一緒に引きおろした。
「あ、姉ちゃん何を……」
 神治が止めるのも聞かず、姉は一物を握りしめた。
「うぐっ……」
 急所を押さえられては逆らうことはできない。
 体を硬直させる。
「するわよ……絶対するんだから……」
 姉は呟きながら肉棒を口に含んでいく。
「うぁっ……うぅっ……」
 亀頭に舌が絡みつき、ジットリと舐め上げていく。
 姉はまるで、知っているかのように弱い部分を的確に責め、それに耐え切れない神治は、体を激しく跳ね上げて悶えた。
「ふふっ……神ちゃん気持ちいい……?」
 肉棒から口を離して姉がいやらしく問いかけてくる。
「ね、姉ちゃん……駄目だよ……こん、うぁっ……」
 再び肉棒を舐め上げる事により、止めようとする神治の言葉をさえぎる。
(ううっ……何て上手いんだ……)
 神治は、姉のあまりに上手い舌技に翻弄され、その技術の高さに驚いていた。
 今まで経験した誰よりも上手いのだ。
 口だけでここまで追い詰められるとは思わなかった。
「んぐっ、んっ……んぐっ……んんっ……」
 姉は激しく舌を絡め、舐め上げていく。
 そのたびに快感が激しく押し寄せ、神治は今にも射精しそうになった。
 その様子に気がついたのか、姉は精を引き出そうとするかのように口をすぼめ、チュボチュボと激しく肉棒を出し入れし始めた。
「うぅっ……うぁっ……ね、姉ちゃぁんっ……」
 強烈な刺激に神治は体を悶えさせる。
「んぐっ……神ちゃん、出しちゃいな……んっ……出しちゃいなよ……」
 姉はニヤリと笑いながらさらに激しく口を動かしていく。
 はだけたブラウスから豊かな乳房が揺れるのを見せながら、肉棒を口から出し入れしている姉の姿はあまりにいやらしすぎた。
 上目遣いにこちらを見ている姉と目が合い、その切なげな表情に神治の我慢は限界に達した。
「うぁっ……だ、駄目だぁっ……出るっ……出るよぉっ……!」
 叫びと同時に精を放つ。
 ドクドクドクと、物凄い勢いで精液が吐き出されていく。
 姉はそれを逃すまいと嚥下していき、射精が終わると尿道に残っている精液を引き出そうとするかのようにチューっと吸い込んだ。
「うぅっ、うぁっ……ね、姉ちゃ、うぅっ……」
 その吸引に悶え、神治は布団のシーツを握り締めた。
 最後にぺロリと亀頭を舐めると、姉はようやく肉棒から口を離した。
「ふふっ……美味し……」
 唇を舐める姿がいやらしい。
 姉の桜色の唇が己の醜悪な肉棒を咥え込み、赤い柔らかそうな舌が亀頭を擦り上げたのかと思うと、神治の興奮は高まり再び一物に力がみなぎっていく。
「神ちゃんいいよね?……お姉ちゃんと、しよ……?」
 パンティを脱ぎながら問いかけてくる。
 ヒラヒラとしたチェックのスカートから伸びる白い太ももが艶かしい。
 思わずむしゃぶりつきたくなって、神治は慌ててその思いを払った。
「だ、駄目だよ……俺と姉ちゃんは姉弟なんだから……」
 自分にも言い聞かせるように呟く。
「まぁだそんなこと言っちゃってぇ……神ちゃんのここは……こんなにお姉ちゃんとしたがってるのにぃ……」
 姉に肉棒をつつかれ、腰をピクッと動かす。
「それでも駄目だよ……しちゃいけないんだ……」
 己の中の最後の防波堤に土嚢を積んでいくつもりで姉の誘惑に逆らう。
「ほら……お姉ちゃんのオッパイは気持ちいいでしょう……?」
 手を乳房に添えられる。
「うぅ……」
 手のひらから伝わる感触を感じないよう、慌てて手を離す。
「脚はどう? まだ触ってなかったよね……結構自信あるんだよ。綺麗でしょ……」
 今度は太ももに手を置かれ上下に動かされる。
 スベスベとしたたまらない感触が手のひらに押し寄せてくる。
「うぁっ……」
 もっと触りたい、頬を擦りつけたい、むしゃぶりつきたい……
 そんな思いに頭が侵されていく。
 姉が脚を動かすたびにスカートがヒラヒラと微妙に動き、そのまるで誘う様子に神治の心臓はバクバクと脈打った。
「お姉ちゃんと気持ち良くなろう……ね? 神ちゃん……きっと凄く気持ちいいよ……」
 ゆっくりとTシャツが脱がされていく。
 姉の体が倒れこみ、裸の胸に柔らかな乳房が押し付けられる。
「うっ……」
 擦り付けるような動きによって乳房が歪み、硬い乳首の感触がくすぐったさを伝えてきた。
(あの大きなオッパイが押し付けられてる……ああ、姉ちゃん気持ちいいよ……)
 神治の頭はすでに朦朧とし始めていた。
 制服姿のまま自分の上にまたがり、はだけた乳房を胸に擦りつけ、上気したいやらしい目で上目遣いにこちらを見つめている姉の姿はたまらなかった。
 スカートで隠れて見えないが、肉棒は何かヌルヌルとした柔らかい所に擦り付けられている。
 そこと触れる感触がするたびに、はぁはぁと姉の吐息が熱くなっていく。
(姉ちゃんのアソコ……)
 姉の中に入れたい。
 肉欲が神治の理性を奪っていく。
 その証拠に、手のひらは未だに太ももを擦ることを止めない。
「んふっ……神ちゃぁん……」
 姉の顔が迫り、唇が奪われる。
 入り込んできた舌は、まるで残った理性を駆逐するかのようにヌメヌメと口内で蠢いた。
 その快感に思わず舌を絡ませてしまう。
「んんっ、んっ、んんっ……」
 姉の体をギュッと抱きしめ、唇を激しく擦り合わせる。
 胸でつぶれる乳房の感触が気持ちいい。
「んっ……ぷはぁっ……神ちゃん、キス上手ぅ……」
 トロンとした目で囁かれる。
(ああ……姉ちゃん……俺の姉ちゃん……)
 たまらない。
 早く姉の中に入りたい。
 姉の肉体と一つになりたい。
 それだけが神治の頭を占めていた。
 常識という杭に繋がれた命綱が音も無く解けていく。
「神〜〜ちゃん……お姉ちゃん入れるね……神ちゃんのオチンチン、食べちゃうよぉ……」
 姉が耳を舐め上げながらいやらしく囁く。
「ね、姉ちゃぁん……」
 肉欲に朦朧とする神治はそれしか言うことができなかった。
「ふふっ……かぁ〜〜わいい〜〜……いただきま〜〜す……」
 姉は少し腰を上げると、すでに何度も擦り付けていた肉棒を、ついに己の中に取り込んでいく。
 その様は、姉が言った通り、まさに「食べる」という表現がピッタリだった。
「うぅっ……」
「あぅんっ……」
 姉弟の吐息が重なる。
 神治の体にそれまで以上の快感が押し寄せた。
 ヌメヌメと蠢く肉襞が、ようやく入ってきた肉棒から精を吐き出させようと絡み付いてくる。
 その快感に浸ろうとする神治は、姉の体が微妙に痙攣しているのに気がついた。
「あぅっ……うぅっ……ふぁっ……」
 姉は顔を歪め、体中に力を入れているようだ。
「ああんっ……ああああっ……!」
 そしてビクビクっと大きく体を震わせると、体の力を抜いていく。
 はぁはぁと姉の荒い息が胸にかかる。
「嘘ぉ……」
 しばらくすると、そう呟きながらゆっくりと体を起き上げる。
「あっ……ああっ……はぁんっ……」
 しかしすぐに体を仰け反らせ、体を硬直させる。
「あぁうっ……ああんっ……ああああっ……!」
 再び力を抜くと、上半身を前に倒して手を付いて体を支えている。
「何で……こんな……」
 そしてまたゆっくりと起き上がり一度深呼吸をすると、ようやく腰を動かし始めた。
(?……)
 神治は姉の様子を奇妙に思ったが、肉棒に送られる刺激が増してきたため、その事を考える余裕が無くなっていった。
「あふっ、あっ、ああっ……ああんっ、あっ、はぁんっ……」
 体の上で、腰の動きに合わせて揺れる姉の豊かな乳房が何ともいやらしい。 
 肉棒を通じてその振動が伝わり、自分が姉と繋がっているのだという思いを強くする。
 それは本来望んでいなかった状態なのだが、肉欲に脳を侵されている今の神治には快感にしかならなかった。
(姉ちゃん……姉ちゃん……姉ちゃんの中って何て気持ちいいんだ……それにオッパイだってこんなに揺れて……たまらない、たまらないよ……)
 姉の膣は久美のような凄まじい吸引はないが、母と似たような一体感があり、とろけるような気持ちの良さがあった。
 ジワジワと肉棒自体に入り込み、直接神経に快感を与えてくるようなその感触に、神治は限界が近いのを感じた。
「あっ、ああっ、ああんっ……あふぅっ、はぁっ、ああっ……」
 姉も今にもイきそうな悶えを見せている。
 髪を振り乱して動いている姉の姿に興奮した神治は、自らも腰を動かし始めた。
「あっ、駄目ぇっ……神ちゃんが動いたら、あぅっ……イっちゃうぅっ……」
 姉の言葉に一瞬腰の動きを止めるが、動いたことにより発生した快感に引きずられるように腰を振り始める。
「ああっ、駄目だってっ……ああんっ、駄目なのにぃ、あっ……イっちゃう、あんっ……イっちゃうよぉっ……ああああっ……!」
 言葉通り、動いた途端に姉は絶頂に達した。
 だが、神治はまだイかない。
 限界は近いがまだ射精するほどでは無いのだ。
 力を抜いた姉を上に乗せたまま腰を動かし続ける。
 姉の体は、まるで全身が乳房であるかのようにブルンブルンと揺れ動く。
「あっ、ああっ……また、あんっ……もう、はぅっ……嘘ぉ、ああっ……」
 力を戻した姉は、再び快感に悶えながら神治を見つめてくる。
 その今にも泣きそうな表情にたまらなくなった神治の我慢も限界に達した。
 激しく腰を突き上げる。
「あんっ、あっ、ああんっ……変、あっ……変だよぉっ……ああっ……私の体、あぅっ……へぇ〜〜んっ……」
 姉は叫びながら頭を振っている。
「あっ、ああんっ、はぅっ……やっ、やだぁっ、凄いよぉっ……こんなの凄いぃっ……」
 腰の動きが加速する。
「姉ちゃんっ……俺出るっ……出るよぉっ……出るぅっ……」
 絶叫と共に姉の体の中に精を放った。
 ドクドクドクと肉棒の中を精液が駆け抜けていく。
「ああぅっ……神ちゃんのぉ、ああんっ……神ちゃんの精液ぃっ……あっ、ああっ、はぁんっ……ああああっ……!」
 注がれる精液に快感を刺激されたのか、姉も再び体を仰け反らせ絶頂に浸っている。
 その途端、肉棒がギュッと締め上げられ、精をさらに取り込もうと肉襞が蠢く。
「うぐぁっ……」
 その快感に神治は体を震わせながら最後の精液を放った。
 脱力感を感じながら荒い息を吐いていると、姉が横に倒れこんできた。
 神治の隣に寝転ぶと、同じように荒い呼吸をしている。
(姉ちゃんとしちゃった……)
 ついにしてしまった。
 あれほどするまいと思っていたのに。
 姉の魅力的な肉体と、その淫らな誘惑に抗する事ができなかったのだ。
 己の中の大事な物が壊れていくのを感じる。
(俺は……もう……この世界で生きていくんだ……)
 近親相姦……
 その淫靡な世界で生きていく。
 母も姉もない。
 自分にとって女は、全て襲うもの。
 唇を合わし、舌を絡ますもの。
 乳房を揉み、吸っていくもの。
 肌に舌を這わせ、舐め上げるもの。
 肉棒を押し込み、擦り合わせるもの。
 精を注ぎ込み、子を生させるもの。
 それでしかない。
 神治の中で何かが変わっていた。
「神ちゃん……」
 姉の声に我に帰る。
 視線を向けると、姉は不思議そうな表情をしながらこちらを見ている。
「神ちゃん……あの……神ちゃんのって……凄いのね……」
「え?」
「だって……入れただけで……その……イっちゃうんだもん……」
 言っている意味が分からない。
「入れただけってどういう事……?」
 神治の問いに、姉は顔を赤くしてモジモジしている。
 その様が何やら可愛くて、神治は再び肉棒が硬くなるのを感じた。
「だからぁ……最初に入れた時にぃ……それだけでイっちゃったのぉ……」
 小さな声で呟く。
「え〜〜?」
 あまりの事に驚く。
 入れただけでイってしまう、そんな事があるのだろうか。
 いや、それは自分も経験している。
 久美の凄まじい膣の感触に、入れた瞬間射精してしまった。
 だが同じことが女性にも起こるとは思えない。
 男の場合は早漏ならばありえるが、女性の早漏というのは聞いたことがないからだ。
「嘘じゃないよぉ……その後も入れてるだけで……その……イっちゃったし……」
 相変わらず小さな声で呟いている。
 何とも凄い話だった。
 動いてもいないのに、二回もイってしまったというのだ。
「う〜〜ん、そりゃ凄いね……でも俺、今までそんな事なかったよ」
「え?」
「今までそんな風に、入れただけでイっちゃった人はいないってこと」
「嘘ぉ〜〜」
 姉は驚いた顔をしている。
「嘘じゃないよ」
「じゃ、じゃあ、何で私は入れた途端イっちゃったのよ……私だってそんなの初めてだったんだから……絶対神ちゃんのオチンチンが凄いんだと思ってたのに……」
 確かにそれは疑問だった。
 姉にも経験がないことだとすれば、一体何が原因なのか。
 そう考えながら、神治は隣で同じように考え込んでいる姉を見つめた。
 白いブラウスに緑色のタイを付け、チェック柄をした深い青色のスカートにルーズソックスといった、典型的な女子高生の夏の制服姿をしている。
 ただ高校生らしくないのは、ブラウスの前をはだけ、そこから豊かな乳房をさらし、スカートで隠れているとはいえ、めくればパンティをはいていない股間がさらけ出される状態だということだ。
 顔も未だに快感に上気し、潤んだ瞳がトロンとした表情を見せている。
 いやらしい。
 あまりにもいやらしい姿だった。
 女子高生好きの中年親父ならば、涎を垂らして飛び掛らんばかりの肢体がそこにあった。
 姉の太ももが神治の脚に触れる。
 スベスベとした感触が気持ちいい。
(そういや、さっきは触ったけどまだ舐めてないんだよね……)
 太ももを触った時に、むしゃぶりつきたい衝動が生じた。
 今それを実行したくなった。
 もう先ほどのように、姉との行為を否定する気持ちは無くなっている。
 逆に、このいやらしい肉体をもっと舐め回し、肉棒を押し込み、快感にむせび泣かせたい思いが強くなっていた。
「う〜〜ん、何でなんだろう……?」
 姉はまだ、自分がすぐにイってしまった原因を考えている。
 神治はゆっくり起き上がると、姉の太ももに手を触れた。
 すべらかな感触がたまらない。
 改めて見ると、太すぎず細すぎず、実にいい形をした太ももだった。
「姉ちゃん、考えてもしょうがないよ……いいじゃんそんな事……それよりもっとしよう……俺、姉ちゃんともっとしたい……」
 そう言いながら顔を太ももに擦り付ける。
 ジワ〜〜と快感が頬に押し寄せ、そのたまらない感触に神治は舌を這わせていく。
「あんっ……神ちゃん、どうしたの急に……?」
 先ほどまでと違う態度に姉は戸惑っているようだ。
「姉ちゃんがいけないんだよ……俺を誘惑するから……せっかく姉ちゃんは姉ちゃんのままにしておいてあげようとしたのに……こんなんじゃ俺もう我慢できないよ……」
 揉むと弾力があり、チューっと吸い付いてはポンッと放すのを何箇所かに繰り返す。
「ああっ、やんっ……な、何言ってるの? よく意味が分から、はぅんっ……あんっ……」
 スカートを巻くり上げ、丸出しの股間に舌を這わす。
 クリトリスを見つけると、集中的に舐め上げていく。
「ああんっ、あっ、ああぅっ……神ちゃんどうし、ああっ……やっ、はぅんっ……そこ、あっ……そこいい、ああっ……そこいいのぉっ……やぁぅっ、はぁっ、ああんっ……もっと、あぅっ……もっと舐めてぇっ……」
 股間を突き出し、手で頭をグイグイと押してくる。
 姉の悶える様に興奮した神治は、気合を入れて舐めていった。
 指を膣穴に差し込み、激しく出し入れする。
「いやぁんっ、やっ、やぁんっ……いい、あっ……いいよぉっ……はぅっ、ふぅっ、はぁんっ……神ちゃぁん、あっ……神ちゃんちょうだいぃっ……あぐぅっ、あっ、はぁんっ……神ちゃんのオチンチン、あんっ……欲しいのぉっ……」
 言われるまでもなく、すでにギンギンに硬くなっている肉棒を入れたくなっていた神治は、姉の脚をガバっと開くと、丸見えとなった膣穴にグイっと押し込んだ。
 瞬間、とてつもない気持ちの良さが広がっていく。
(あぁ……やっぱ姉ちゃんのここって気持ちいい……)
 母に似て一体感のある感触がたまらない。
 ジワジワと絡み付いてくる肉襞が、まるで溶け込んでくるように快感を送ってくるのだ。
「あぅっ、はぁんっ……ああっ、嘘ぉっ、またぁっ……あぐぅっ、はぁっ、やぁんっ……ああっ、ああっ、ああああんっ……!」
 一方姉は、すぐに絶叫を放つと体を震わせ悶えている。
 力を抜いて荒い息を吐いている姿に呆気にとられながら、神治は腰を動かし始めた。
「やっ、はぅっ、ああんっ……また、あっ……また来ちゃう、ああっ……また凄いのが来ちゃうよぉっ……やぁっ、ああんっ、はぁうっ……ああああっ……!」
 その途端、体を仰け反らせた姉は、再び脱力して横になっている。
 これでは久美とする時の自分と全く同じだ。
 神治はその事を思い出しながら腰を動かし続けた。
「あっ、あっ、ああんっ……神ちゃん凄いよぉっ……あふっ、あっ、やぁんっ……もう私、はぅっ……気持ち良すぎて、ああっ……訳が分からないぃっ……」
 絶頂に至ってからまだ数度しか腰を動かしていないのに、もう姉は限界の声を上げ仰け反っている。
 またイったようだ。
 神治はそれに構わず腰を動かし続ける。
「やんっ、ああっ、またぁっ……何だか、あっ……凄すぎて、ああんっ……死にそうっ……」
 再び姉は喘ぎ声を上げ始めた。
 自分はまだ一度しか射精していないのに、姉は何度イったのだろうか。
 まさに久美の時の自分と同じだと思い、とにかくセックスを続けるしかないだろうと、神治は腰を動かす。
 何しろ自分はまだまだ満足できてないのだから。
「やぁっ、はぅんっ、はぁっ……いやぁんっ、あっ、やっ……あぅんっ、やんっ、はふぅっ……」
 姉はもう何が何だか分からない様子で、頭を左右に激しく振りながら悶えている。
 神治はそんな姉を見つめながら、己の中からある種の感覚が湧き上がってくるのを感じていた。
 目の前で女が悶えている。
 自分が送る快感にその肉体を震わせている。
 これまで姉として敬い、従ってきた存在が、今やただの女として自分の思う通りに喘ぎ声を上げている。
 しょせん姉と言えど女。
 どんなに取り繕おうと、肉棒を押し込まれ動かされれば、体裁なく涎を垂らして悶え、もっと突き込んで欲しいと懇願してくる。
 それを今まで姉だという理由だけで抱かなかったとは何と愚かなことか。
 もっと早くセックスすれば良かったのだ。
 これだけ自分の肉棒に喘ぎ、乱れ狂う女はいない。
 何しろ入れただけでイってしまうのだ。
 今も数度動かすだけで絶頂を迎えている。
 この女は自分のモノだ。
 もう自分以外の男の肉棒では満足できまい。
 だからもっと激しく突き込み、自分に従うようにしてやる。
(そうだよ……姉ちゃ……佳奈は俺のモノだ……)
 ニヤリと笑いながら心の中とは言え姉の事を呼び捨てにし、激しく腰を動かし始める。
「やぁっ、はぅっ、いやぁんっ……はぐぅっ、はんっ、ふぁっ……やぁんっ、はぁんっ、ああっ……」
 突然勢いを増した腰の動きに、姉の体が激しく跳ねる。
 その様子に神治の支配欲が刺激される。
(もっとだ……もっと乱れろ……)
「ひゃぁうっ、あふぅっ、やぁんっ……あっ、はぅっ、いやぁっ……あっ、ああっ、ああああんっ……」
 姉が再び体を震わせている。
 その絶頂に達しているらしい様子を見ながら、神治はますます腰の動きを早めていった。
「佳奈っ……佳奈っ……気持ちいいだろっ?……俺とセックスして気持ちいいだろっ……」
 姉を呼び捨てにする。
 体の中から湧き起こる衝動がそうさせているのだ。
 姉はそれが聞こえた瞬間、体を震わせて潤んだ瞳でこちらを見つめてきた。
「ああんっ……いいっ、いいよぉっ……神ちゃん、もっと呼んでぇっ……私を呼び捨てにしてぇっ……」
 快感が姉としての尊厳よりも、女として支配されるのを望ませるのか、呼び捨てにされた事を喜んでいる。
「佳奈っ……どうだっ?……俺に抱かれてっ……チンポ押し込まれてっ……最高だろっ……?」
 グイっと腰を強く突き込む。
「やぁんっ、やっ、いいのぉっ……神ちゃんの最高、あんっ……あふっ、ああっ、いやぁんっ……」
 姉は可愛い声を上げながら、神治をギュッと抱きしめてくる。
「もうお前はっ……俺のものだっ……俺の言う通りにするんだっ……いいな? 佳奈っ……」
「あふぅっ、あっ、あんっ……佳奈は、あっ……佳奈は神ちゃんのモノぉっ……やぁんっ、あっ、はぁっ……神ちゃんの言う事なら、やんっ……何でも聞くぅっ……あっ、あんっ、ああっ……だから、はぅっ……もっと突いてぇっ……」
 自分の事を名前で呼び、まるで幼児化したような姉の言葉は、まさに従順さを表すものと言えよう。
 快感を与える神治に対する甘えがそれを促しているのかも知れない。
「ふふっ……佳奈は可愛いなっ……可愛いからっ……俺はもっとっ……佳奈を気持ち良くさせたくなるっ……」
 腰の動きが早くなり、それに合わせて姉が仰け反る。
 再びイったようだ。
 だが神治の動きは止まらない。
 何しろ自分は精を放っていないのだから止める理由がないのだ。
 だが別に神治の耐久力が上がった訳ではない。
 射精の間隔は普段と変わりが無い。
 ただ姉の絶頂が早すぎるのだ。
「あふぅっ、あっ、やぁんっ……神ちゃん凄いよぉっ……やっ、あんっ、はぁぅっ……佳奈、ああんっ……佳奈ぁ、やんっ……またイっちゃうのぉっ……」
 思っているそばからまた姉が絶頂を迎えている。
 神治の限界も近づいていた。
 何しろ姉がイくたびに肉襞がギュッと締め上げてきて、精を搾り出そうとしてくるのだ。
 ただでさえ気持ちのいい膣にそうされては、我慢もできなくなる。
「佳奈っ……佳奈っ……俺もイくっ……俺もイくぞぉっ……」
 最後とばかりに腰を激しく動かし、姉の体が飛び跳ねるほど肉棒を叩きつけていく。
「やぁっ、はんっ、ああっ……佳奈、ああんっ……佳奈もイく、やっ……ああああっ!……ああっ、やぁっ、はぁっ……嘘ぉっ……あっ、やんっ、ああんっ……佳奈、ひゃふぅっ……佳奈おかしいのぉっ……あふっ、はぁっ、やぁんっ……イったのに、あっ……イったのにぃ、ああんっ……またイっちゃ、ああああっ……!」
「俺もぉっ……イくぞ佳奈ぁっ……うぁっ……!」
 あまりに激しい突き込みのせいか、神治が射精する前に姉は二度イってしまったようだ。
 その事に興奮しながら精を放つ。
 ドクドクドクと激しい勢いで精液が姉の中に注がれていく。
「ああんっ、神ちゃんの、あっ……神ちゃんの精液ぃっ……あっ、やあっ、ああああっ……!」
 ビクっ、ビクっ、と脈打つ肉棒の動きと、流れ込んでくる精液に快感を刺激されたのか、姉は射精の間に再びイってしまっている。
 自分の肉棒でここまで乱れる姿に、神治は姉が可愛くて仕方が無かった。
(佳奈……俺の……俺の女……)
 ゆっくりと姉の体の上に身を横たえながら、神治は姉を自分の物にした快感に浸った。
「あふっ、やっ、あっ……はっ、ふぅっ、あんっ……」
 姉が甘い声を上げている。
 肉襞がジワジワと肉棒を締め上げ、その快感に硬さを回復していく。
「ああんっ、ああっ、やぁっ……あぅっ、はっ、あぅんっ……」
 姉は大きくなった肉棒の感触に再び悶え始めている。
 ピクピク体を震わせているのを見つめながら、神治は桜色の唇に吸い付いていった。
「んんっ、んっ……んんっ……」
 舌を入れると、姉が嬉しそうに絡ませてくる。
 口を左右に動かし、唇を擦り合わせながら口内を蹂躙していく。
「んはっ……神ちゃん、あっ……また突いてぇ、あぅっ……佳奈ぁ、もっと突いて欲しいのぉ、はぅんっ……」
 姉が甘えた声でおねだりしてくる。
 その様子には、もう姉としての威厳はなく、まるで幼女が父親に甘えるような幼い口調でしかなかった。
「ああ、佳奈は可愛いからな。突いてやる。思いっきり」
「ああんっ……神ちゃん大好きぃ、はぅっ……早くお願いぃ、あんっ……早くぅっ……」
 待ちきれないように抱きつき頬を擦り付けてくる。
 そのまるで猫のような行為に、神治はますます姉を可愛く思った。
「じゃあ、次はバックでやるか」
 起き上がると、そのまま四つんばいにさせる。
 スカートを捲くると、ツンとした形のいい白い尻が丸出しになった。
「佳奈の尻は綺麗だな。脚もいいし、ホントいい体だよ」
「やぁん、嬉しいぃ……」
 嬉しそうに腰を振る姿にたまらなくなった神治は、一度抜けた肉棒を再び膣穴に押し込んだ。
 ズブズブっといった感じで奥へ入り込んでいく。
「あぁんっ、あっ、やっぱいいぃ……神ちゃん素敵ぃっ……あふっ、やんっ、やぁっ……ああぅっ、あっ、ああああんっ……!」
 体を支える腕をプルプルと震わせて姉は快感に痺れている。
 再びイったようだ。
「なんだぁ? またイったのかよ。佳奈はホントすぐイくなぁ」
 円を描くように腰を動かしながら姉をからかう。
「あんっ、だってぇ、はぅっ……神ちゃんのって、あっ……凄くいいんだもぉん、やぁんっ……」
 その動きに今までと違った快感を感じているのか、腕を崩すと顔で上半身を支えながら姉は悶えている。
「そんなにいいのか? 俺のって」
「あぅっ、はぁっ、いいよ、あぅっ……凄くいいのぉっ……私の弱いところにぃ、やんっ……ピッタリハマる感じぃ、ふぅっ……それがずっとなのぉっ……」
 確かに弱いところをずっと刺激されてはたまらないだろう。
 姉がすぐにイってしまう理由が分かったような気がした。
 そんな状態を続けたらどうなるのか。
 その事に興味を持った神治は、徹底的に姉を責め抜いてみようと思った。
「じゃあ、いくぞ。佳奈をスゲー気持ち良くさせてやる」
 宣言すると共に腰を激しく突きこんでいく。
「ああっ、あっ、ああんっ……神ちゃん大好きぃっ……」
 背後から姉の豊かな乳房を掴み、強く揉む。
「はぁうっ、はっ、やぁんっ……オッパイ、あぅっ……やっ、はぅっ、いやぁんっ……」
 姉が頭を振ると、髪が乱れて艶かしい。
 神治は腰をしっかり支えると、膣穴をさらに深くしようとするかのように激しく肉棒を打ち込んでいった。
 パンパンパンといった乾いた音が部屋に響く。
「あぅっ、はぅっ、ひゃぁんっ……あんっ、ああっ、やぁっ……あぐぅ、あっ、いやぁっ……あっ、あぅっ、ああああんっ……!」
 その凄まじい突き込みに姉が体を仰け反らせている。
 再びイったようだ。
 だがそれには構わず腰の動きを早めていく。
「ああっ、はふっ、いやぁんっ……あっ、はぁっ、ふぅっ……」
 姉は送られてくる快感に息を荒くしながら悶えている。
(このまま射精するまでに、十回はイかせてやる……)
 神治は普通では無理な目標を立てると、気合を入れて腰を振っていった。


「ああぅ、はぁっ、ああんっ……やぁっ、あぅっ、やんっ……」
 神治はまだ姉とセックスしていた。
(何て凄いんだ……)
 姉の精力の強さに驚く。
 あれから数度射精したのだが、神治が一度射精する間に何度も絶頂に至っているにも関わらず、姉は未だに満足した様子を見せないのだ。
(底なしかよ……)
 女は男と違ってずっとセックスができる、そんな事を思い出しながら、神治はもう自分の方が限界であるのを感じていた。
 性欲はまだあるのだが、体力が無くなってしまったのだ。
 何せ腰をずっと動かしているのだから、かなりの運動量である。
(くそっ、女はずるいぃ……)
 動かずに横たわって悶えている姉の姿を見ながら毒づく。
「あぅっ、ああんっ、はぁっ……はぐぅっ、やっ、はぁんっ……」
 だが可愛い声を上げながら、潤んだ瞳で切なげに見つめられてしまうと、その自分に甘えている姿にたまらなくなり、腰の動きを激しくしてしまうのだ。
(うぅっ、やっぱずるいよ……)
 許してしまう自分を情けなく思う。
「はぁぅっ、ああっ、いやぁんっ……やっ、ああぅっ、はぁんっ……ああっ、やんっ、はぁぅっ……あっ、ああっ、ああああんっ……!」
「うっ……出るぅっ……!」
 姉の絶頂に合わせて精を放つ。
 ドクドクドクと凄まじい勢いで精液が姉の体内に注がれていく。
 ビクンビクンと脈打つのを感じながら、力を振り絞って肉棒を引き抜いた。
 このまま入れていると再び硬くさせられてしまうと思ったからだ。
 肉棒を再生させるという点で、姉と久美の膣は共通していた。
 だから止めるにはどちらも引き抜く必要がある。
 そのまま隣に倒れこみ、荒い息を吐く。
 姉は気持ち良さそうな顔をしながら横たわっている。
 呼吸に合わせて上下に揺れる豊かな乳房が何ともいやらしい。
 それを見ているうちに肉棒が硬くなっていくのを感じた。
(嘘だろ?……って、俺はしょっちゅうか……)
 死ぬほど精力があるのにはいい加減慣れた。
(という事は、体力付けたらもっとできるんだな……)
 体を鍛えようか、などと思っていると、姉が体をピッタリとくっつけてきた。
 腕に感じる乳房の感触がたまらない。
「神ちゃん……素敵……」
 姉は頬を擦り付けるようにしている。
「姉ちゃんも良かったよ……」
 興奮が冷めたためか、前の呼び方に戻っている。
「いやぁん……佳奈って呼んでぇ……」
 姉は甘えた声で囁く。
「いや、でも何かその……照れくさくて……」
「いいじゃない。ね、呼んで。佳奈って呼んでぇ」
「う……か、佳奈……」
 姉に懇願され、小さな声で呟く。
「はぁい、佳奈だよぉ……」
 姉は嬉しそうに頬を擦り付けてくる。
 先ほどは興奮状態にあったため気にならなかったが、改めて姉を名前で呼び捨てると恥ずかしい事この上ない。
 だが逆に自分のモノにしたような興奮があり、姉に対する可愛さが増すのだった。
「ねぇ、これからずっとそう呼んでぇ……」
「え? これからって、普段もずっと?」
「うん、そう……」
 姉は微笑みながらコクリと頷く。
「でもさ……その、母さんたちに聞かれたら変だろ……」
 長年「姉ちゃん」と呼んでいた神治が、突然姉を呼び捨てたら何かあったと思われるに違いない。
「別にいいじゃない。どうせ私たちがセックスしたのなんてすぐに分かるんだしぃ……」
「な、何でさ?」
 黙っていればそうそう分かるはずがない。
「だってぇ、私がこんな態度取ってたら、すぐに分かっちゃうでしょぉ……」
「え? これからいつもそんな風にしてるの?」
「当たり前よぉ……私ぃ、もう神ちゃんに夢中なんだからぁ……ホント神ちゃんが弟で良かったぁ……神ちゃんったら凄いんだもん……こんなに満足できたのって初めてぇ……」
 まだ満足していないように見えたのだが、どうやら杞憂のようだったらしい。
「そうなんだ、満足できたのか……」
「うんっ……伯父さん達には悪いけど、いつも物足りなかったんだ……私って少ない回数だと満足できないんだよね……でも神ちゃんとするともう何度もイっちゃって、凄いのぉ……神ちゃんありがと……」
 姉はそう言うとギュッと抱きついてくる。
 その様子を可愛く感じながら、この姉の態度は何とかならないものかと神治は思った。
 二人きりの時はいいが、他の人間がいる時にやられては恥ずかしすぎる。
「あ、あのさ、姉ちゃん……」
「かぁなぁ……佳奈って呼んでって言ったでしょう」
「あ、うん。佳奈、その……」
「なぁに?」
 姉を呼び捨てる事に加え 潤んだ瞳で見つめられると恥ずかしくて思わす目を逸らしてしまう。
「やだぁ、ちゃんと見て。佳奈を見てよぉ……」
 グイっと強引に顔を引き寄せられる。
 唇が塞がれた。
「んんっ、んっ……」
 姉の舌が絡みつき吸い上げていく。
「んはぁっ……ね、ちゃんと佳奈を見てぇ……」
 姉の行動に目を白黒させながら顔を見つめる。
「その、やっぱり皆には内緒にしよう」
「え〜〜? どうしてぇ」
 姉は納得できないようだ。
「だって、その……ここは緋道村じゃないし……普通の家なんだから……」
「別にいいじゃんそんなのぉ……」
「駄目だよ。姉と弟が必要以上に仲良くしてたら変な風に見られちゃう。そしたら暮らしてくのに辛いでしょ」
「私は平気だけどなぁ……」
 口ではそう言うものの、あまり強く言ってこないのは、姉もそれが大変な事だというのは分かっているのだろう。
「じゃあさ、私も村に行くことにする。神ちゃんと一緒に伯母さんの所で暮らすの。そうすればこうしてもいいでしょ?」
 ギュッと抱きついてくる。
「そ、そりゃ、伯母さんの所ならいいけど……でも許してもらえるかなぁ」
 母が許すとは思えない。
 何しろ姉に、自分とセックスするなと釘を刺していたくらいなのだから。
「なに言ってるの。神ちゃんは当主なんだよ。当主の言うことに逆らえる訳ないじゃない」
「そうなの?」
 それほど権限があるとは思えなかった。
「母さんがこっちに来れたのだって、伯父さんが許可してくれたからなんだよ。それが無きゃ来れなかったんだから」
「そうなんだ」
 家の権威というものに意識がない現代っ子の神治としては、当主に親以上の権限があるというのはどうもしっくりとこなかった。
「でも、家族が離れて暮らすのって嫌だしなぁ」
「そんなこと言ったら、神ちゃんが離れちゃうのも駄目じゃない」
「それはそうなんだけどね」
 だが自分の場合は仕方の無い理由がある。
「取りあえずその事はしばらく保留にしといてよ。少し考えるから」
 安易に姉の進退を決めるわけにはいかなかった。
「う〜〜ん、まあいいか。神ちゃんの頼みじゃしょうがないよね」
 姉は頬を擦り付けて甘えてくる。
(あ〜〜、姉ちゃんがこんな風になるとはなぁ……こんな可愛いんじゃ、もう姉としては見れないよ……)
 横で嬉しそうにしている姉を見つめていると、ただの可愛い女の子にしか思えない。
 母の場合は、母親という態度を崩していないので大丈夫だが、姉の場合、丸っきり恋人に甘える女の子の態度でしかなかった。
 年上でありながら、まるで年下のような態度を見せる可愛い女の子。
 それが姉、佳奈に対する神治の思いだった。
(これって、姉ちゃんがいなくなったようなもんだな……)
 それを寂しく思いながらも、可愛い女の子に好かれている状態に、男として満足しているのも確かだった。
 今まで経験した事のない、女を自分の物にしたという興奮があったのだ。
 それを意識した途端、心臓がバクバクと脈打ち激しい肉欲が湧き起こった。
「佳奈……お前って可愛いな……」
 セックスしている時にあった高揚感が復活し、荒々しく唇を押し付ける。
「んんっ……んっ、んんっ……」
 すぐ嬉しそうに姉は舌を絡ませてきた。
(こいつは俺のモノだ……俺の……俺の女……)
 姉を支配したい強烈な欲求が精神を侵していく。
 疲れ切っているはずの体に力がみなぎり、姉にのしかかると今まで以上にいきり立っている肉棒を膣穴に押し込んだ。
「ああんっ……神ちゃん、まだするの? 嬉しいぃっ……」
「神ちゃんじゃない。神治だ。神治さまと呼べ」
 自分が主人となり、姉を下僕にしているような錯覚が起こる。
「あっ、やぁんっ、カッコいいっ……神治さま、神治さまぁ……佳奈をもっと激しく犯してぇっ……」
 姉は嬉しそうに悶えている。
 乱暴に扱われるのが興奮するのだろうか。
「ふんっ、いいだろうっ……佳奈っ……たっぷり可愛がってやるぞっ……」
 激しく腰を動かし始めながら、神治は体の中から湧き起こってくる得たいの知れない何かに精神と肉体を高揚させられ、姉の肉体を貪っていくのだった。












あとがき

 何か凄い事になっちゃいました(笑)
 まさか佳奈があんなになるとは……
 最初は単に「姉に襲われる」というだけだったんですけどね、書いていく内に立場逆転。
 奴隷的な感じになって……
 神治もあんなになって……(笑)
 何というか全くの予定外。
 こんな展開になるとはビックリです。
 まあ、私の好きな「上の存在を従える」というのが出せたので嬉しい誤算なんですが。
 好きなんですよ。
 女上司とか王女さまとかいった自分より目上の存在が甘えてくるのって。
 年下より年上を落とす時の方が燃えるのもそのせいでしょうな。
(2004.9.3)



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