緋道の神器
第五話 幼き従妹
神治は部屋で静と話をしていた。
内容は、治三郎のことだ。
精力が凄まじかったのにも関わらず近親相姦を嫌い、身内とのセックスをしないでいたため、村の娘を襲ってしまったという神治たちの先祖である。
後に性欲を抑える方法を研究していたというので、それが記載されている書物の内容の分析を静に頼んでいたのだ。
ところが昨日、静はそれがあまり効果がないと言い、その詳しい理由を今聞いているところなのだった。
「つまりね、治三郎の性欲を抑える方法ってのは、いわゆる坊さんの修行みたいなものなのよ」
「坊さんの修行?」
「うん、肉体を酷使するような……あれよ、滝に打たれたりするヤツ」
「うわっ、そんなのか……」
思わず漫画で読んだことのある激しい荒行を想像し、神治は引いてしまう。
「こういうのは要するに精神修行なんだけどね、精神力を高めて性欲に負けないようにしたってことよ」
「なるほど……」
確かに性欲が高まっても、それを強い精神力で押さえ込めば暴走することはないだろう。
「でもね、これでは駄目なの」
「え?」
静の言葉に驚く。
「だって、それで治三郎は性欲を抑えられたんでしょ……」
「確かにそう。治三郎と同じ時代なら十分だと思うわ。でも今という世の中では難しいと思うのよ」
「どういうこと?」
「彼が性欲を抑えられたのは刺激に慣れたため。村という閉鎖された空間の中で、そこにいる限定された女性に対して性欲を持たないことに成功しただけなのよ」
「限定された?」
「つまり新しい刺激には弱いってこと。治三郎が性欲を抑えることに成功して数年後、彼は再び女性を襲ってしまったそうよ」
「え?」
「ある日天女が村に現れて、その姿に今までの修行が一切無駄になってしまうほど一気に欲情したらしいわ」
「そ、そんな……天女って何なんだよ……」
「まあ、比喩でしょうね。言葉通りには取れないから多分西洋人だと思う。外見の記載があって、金髪に青い瞳、雪のように白い肌、山のように膨れた乳房となってるし。当時の人は西洋人を天狗とか言ったりしてたみたいだから、そういった外見でスタイルのいい白人女性を天女と例えてもおかしくないわ」
慣習を破ることが今より厳しかった時代に、自分の信念を貫いた治三郎の精神力はかなりのものだろう。
その修行もおそらく相当激しいものだったに違いない。
そこまで精神力を鍛えた彼であっても女体の誘惑には勝てないということなのか。
「だからいくら精神修行をしても、新しい刺激を与えられればあっさり崩れてしまうってことね。当時は普通に接してるだけなら女性に性的刺激を受けることはないけど、今は違う。目に映る女性にしても夏になれば薄着になるし、ちょっとテレビを見れば水着の女性やそれこそセックスシーンのある映画なんかもやっていたりするんだから。そんな中で一切性欲を発散させないで我慢するなんて無理よ」
静の言う通りだった。
ずっと神治はそれに悩まされていたのだ。
「それに神ちゃん、治三郎みたいな修行するほど信念持ってないでしょ」
「うん……」
自分は別に近親相姦を苦にしてる訳ではない。
ただもしセックスができなくなった時のために性欲を抑える方法が知りたかっただけなのだ。
だがこれで母たちと暮らす道は閉ざされた事になる。
性欲が抑えられないのなら、常にセックスをして発散させなければならないのだが、母とはそうそう出来る訳ではないからだ。
無理やりすれば母はさせてくれるだろうが、行為が終わった後の悲しい表情を見るのは辛かった。
「当主になるか……」
「まあ、それの方がいいと思うけどね。まだ時間はあるんだし、ゆっくり考えれば?」
「うん、そうするよ。ありがとう、しずねぇ。色々と調べてくれて」
「いいのいいの。これはお礼って言ったでしょ」
静はそう言うと部屋から出て行った。
(どうしたものかな……)
一人になった神治は、自分がこれからどうすべきなのか悩んだ。
性欲が抑えられない以上、当主になるしか道はないのだが、どうしても踏ん切りがつかない。
それというのも、やはり母の肉体の魅力がたまらなかったからである。
肉体自体は伯母とそう大差はない。
姉妹だけあって、二人とも同じくらいの美人でスタイルの良さがある。
だが、膣の感触だけは違った。
母の膣は、肉棒が溶けて一つになってしまうかのような一体感があるのだ。
あの気持ちの良さは他の誰とも経験したことのないものだった。
セックスの快感では、ある意味母が最高とも言えた。
何よりセックスを嫌がる母を無理やり犯す時、とんでもない背徳感が起き興奮するのだ。
伯母たちとするセックスは確かに気持ちいい。
だが彼女たちは近親相姦を受け入れてしまっているため、その分興奮が少ないとも言えた。
神治はいつでもできる訳ではないが凄まじい興奮を伴う母とのセックスと、中学生から熟女といつでもできる今の状況を天秤にかけ、どちらにするのか選ばなければならなかった。
(母さんがいつでもヤらせてくれればなぁ……)
そう思いつつも、母が積極的になってしまっては背徳感は減ってしまう。
それは非常に物足りないものと言えるだろう。
(そうか、たまに帰ってヤればいいのか)
当主になったからといって、別にずっと会えなくなる訳ではない。
休みの日に遊びに行けばいいのだ。
その時に母と二人きりになる機会を作り、セックスをすればいい。
(そうだよ。そうすればいいんだ)
神治は自分のアイディアに興奮し、当主になる決意を固めていった。
ただ静の言う通りまだ時間はあるのだから、早急に結論を出すのは止め、現在の状況をしばらく楽しもうとも思った。
午後は用事があるのか伯母たちは出かけ、家にいるのは神治と久美だけだった。
久美は部屋にこもったまま出てこない。
抱かれるのを警戒しての事だろうが、そこまでしなくても嫌がる相手を襲ったりはしないのにと神治は苦笑する。
そうは言っても、母、静、有希と次々に襲っている前科がある人間としては、いつ理性が無くなるか怪しいと言えば怪しいのだが。
神治はそんな事を考えながら、居間で夏休みの宿題をしていた。
「神治兄ちゃん……ちょっといい?」
不意に声をかけられ驚く。
見ると、居間の入り口に立っているのは久美だった。
「あ、うん……別にいいよ……」
避けられているはずの久美から声をかけられ、少し緊張しながら答える。
「あのね……宿題で分からないところがあるんだ……教えてくれない……?」
「あ、ああ……いいよ……」
神治の返事を聞くと、久美は近づいてきて斜め前に座った。
「ここなんだけど……」
問題集を開いてその箇所を示す。
「どれどれ……ああ、こういうのね……」
それは神治にしてみれば簡単な算数の問題だった。
「ここはさ、こうして……こうすると、ほらこうなるだろ……」
神治の説明に久美はウンウンと頷いている。
「なるほどぉ……そうかぁ……」
問題が解けた興奮か、久美は昔を思わせる元気のいい声で感動している。
「じゃ、じゃあさ、こっちは……?」
他に分からなかった問題を示してくる。
「ああ、こっちは……ほら、今の応用で……こうするんだよ……」
「あっ、ホントだぁ……なるほどねぇ……ふぅん……」
感心したように問題を解いていく。
その様子は記憶にある久美そのものであったため、神治は嬉しくなって微笑んだ。
「そのぉ……あのさ……ここで宿題していい?……また分からないのが出た時に聞きたいんだけど……」
恐る恐るといった感じで聞いてくる。
「いいよ。分からなかったら聞いてくれ」
「ホント?……ありがとう……」
久美は照れくさそうに言うと、宿題を続けていく。
過去の記憶でも見たことのなかった久美のそんな様子に、神治は何だかドキリとしてしまい、慌てて自分の宿題をやり始めるのだった。
(そうか……久美ちゃんも思春期だもんなぁ……女の子してるんだ……今まで素っ気なかったのって、抱かれたくないってのもあったろうけど、単に恥ずかしかったのかな?)
宿題をしている久美の横顔を見つめながら、神治はそんな事を思った。
それから何度か久美に頼まれ、問題を説明していく。
長くそうしていたためか、警戒心が薄れたらしい久美の位置が、だんだん近寄って来ていた。
「あっ、そうかぁ……なぁんだぁ……じゃ、じゃあこっち、こっちは?」
そんな事を言いながら、最後には腕が触れんばかりの場所まで久美は移動してくる。
興奮した久美の腕が神治の腕に触れた。
久美はタンクトップ、神治はTシャツであったため、生の肌が触れ合う。
「あっ……」
小さな声を上げると、久美は自分が必要以上に接近していた事に気が付き、心持ち距離を取った。
「その……神治兄ちゃん……」
今までとは違う、恥ずかしそうな小さな声で呼びかけてくる。
「なんだい?」
神治もそんな久美の様子にドキリとしながら返事をする。
「今まで変な態度取っちゃってごめんね……」
頭を軽く下げながら謝っている。
「いや、いいよ別に……久美ちゃんの年頃は恥ずかしくなる時期だし……俺もそんな変わらないしね……だから久美ちゃんとこうして話すのって結構緊張するんだよ……」
一応、静に言われた「抱かれないように警戒してる」という事は抜きにして、思春期の恥ずかしさのみを理由にして答える。
「そうじゃないよ……」
久美は首を激しく振って否定した。
その様子が何やら可愛らしく、神治は少し欲情してしまう。
久美の髪は短く、外でよく遊ぶのか日にもよく焼けており男の子を思わせた。
しかしタンクトップの紐がずれるたびに、唯一焼けてない肩紐の部分が白く見えるのが女の子を思わせ興奮を誘うのだった。
「私ね……神治兄ちゃんのこと、誤解してたの……」
「誤解?」
「うちに来るっていうから、当主になって私のことも無理やり抱くんじゃないかって……」
「それは……」
「でも神治兄ちゃんはそんなことしなかった……確かにお母さんたちとはしてるけど、それはお母さんたちもしたいからだし……それに、ゆきねぇには告白したんでしょ? 凄いよねぇ、セックスだけじゃなく、ちゃんとゆきねぇの事が好きってことだもんね……」
久美は歳相応の、恋愛に夢見る少女の目をして呟いている。
本当は先に襲ったのだが、それを言ったら一気に軽蔑の目に変わりそうなので黙っておいた。
どうやら有希は誰にも言わないでくれているようなので、自分からバラすこともないだろう。
「ねぇ、いつからゆきねぇのこと好きだったの? 四年前はそんな事なかったでしょ?」
いきなり恥ずかしいことを聞かれ、動揺してしまう。
「いや、まあ、一応好きは好きだったんだけどね……」
「そうなんだ。じゃ、どうしてこの間告白したの? どういうキッカケ? やっぱり離れたから想いが強くなったとか?」
久美は目をキラキラさせながら聞いてくる。
とても恥ずかしい内容であるので、あまり話したくないのだが、せっかく打ち解け始めた久美の機嫌を損ねたくなくて、神治は正直に話し始めた。
「何かこの間久しぶりに会ったら、こう、胸がドキドキして……それでずっと有希ちゃんの事が気になって……昔はそんな事なかったのに、これはどうしたんだと思ったら……有希ちゃんの事が好きだって気がついて……」
「で、告白したんだ?」
「うん……」
本当は肉欲の高まりで告白したのだが、それは言わない方がいいだろう。
「わぁ……いいなぁ……四年間離れてて、再会した途端に告白かぁ……私もそういう男の子がいればなぁ……」
久美は机に肘を付きながら、遠くを見つめるようにしている。
その時緩んだタンクトップの片紐が落ち、その色っぽさに神治は思わず唾を飲み込んでしまう。
久美は男の子のようなのだが、そのボーイッシュな部分が中性的な印象を持たせ、十二歳という年齢も相まって背徳的な興奮を高めるのだ。
「久美ちゃんも可愛いんだからさ。そのうちそういう男の子もできるよ」
伯母に似て顔立ちは良いのだから、もう少し年齢がいけば男たちが黙ってないだろう。
「……」
しかし久美は神治の言葉を聞いた途端、悲しそうな顔をしている。
「どうしたの?」
怪訝に思い声をかける。
「無理だよ……」
「え?」
「この村にいる限り、私と恋人になってくれる人なんていないもん……」
「どうしてだよ。そんなことないだろ?」
「だって、私は神治兄ちゃん以外とセックスしちゃいけないんだよ。それはみんな知ってる……そんな相手に恋愛したってしょうがないでしょ……」
神治は驚いた。
村のみんなが知っている?
この家が近親相姦しているのを村の全員が知っているという事なのか?
しかしよく考えれば、昔からそういう家なのだから知っていてもおかしくはない。
それがこういう閉鎖された村というものだろう。
「久美ちゃん……」
神治は何と言っていいのか分からなかった。
自分と有希の関係に憧れ、恋愛を夢見ている少女がそれをする事ができない。
何と酷いことか。
「お兄ちゃん……」
久美が悲しい声でボソッと呟く。
今の言葉は自分に対する呼びかけではない。
名前を抜いてただ「お兄ちゃん」と久美が呼ぶ相手は、彼女の実の兄である謙吾だけだ。
久美は謙吾のことが好きだったと静が言っていた。
それは兄というより、恋人に対する想いだったのだろう。
そう、謙吾が死ぬまで久美は幸せだったのだ。
自分の好きな相手が兄であることは、普通の家庭では不幸にしかならないが、身内としかセックスできないこの緋道家では逆に幸福な事になるのだから。
だが謙吾は死んでしまった。
死の辛さは時間が解決してくれるかも知れない。
しかし一生恋愛ができないというのは不幸すぎる。
神治は久美が不憫でならなかった。
「ごめんね、暗くなっちゃって……いいんだ、もう……それに神治兄ちゃんのことも好きだしね……そうだ、今日のお礼に抱かせてあげるよ」
急に明るくなると、いきなりとんでもない事を言い出した。
「え? な、何言ってるんだよ……だって久美ちゃん嫌なんだろ、俺とするの……」
「そんな事ないよ……神治兄ちゃんは優しいし……私は大好きだよ……」
年齢に合わない色っぽい感じで囁くと、久美は体を寄せてきた。
先ほども触れた生の肌が熱い。
未だに肩紐が外れたままで、日焼けの跡がまぶしい肌が見えている。
その様子に神治はゴクリと唾を飲み込んでしまう。
「ふふっ……神治兄ちゃん興奮してる……」
股間に小さな手が置かれ、ズボンの上から肉棒を擦り始めた。
「あ、駄目だよ……久美ちゃん……」
「いいの……ほらほら、オチンチンは私としたいって……」
短パンがパンツと共に引きおろされ、肉棒が表に顔を出す。
「わぁ……元気ぃ……」
先ほどからすでに興奮している神治の一物は、早く精を吐き出したいと言わんばかりに脈打っている。
「ふふっ……楽にしてあげるね……」
そう言うと久美はパクリと肉棒を口に含んだ。
途端に凄まじい快感が押し寄せてくる。
「うぅ……久美ちゃんっ……」
「神治兄ちゃん、気持ちいい……?」
久美が見上げている。
小さな手が添えられ、その幼い唇から醜悪な肉棒が出入りする様は、神治にとてつもない興奮を与えた。
「久美ちゃん……凄いよ……凄い……」
神治が悶えながら答えると、久美は嬉しそうに激しく舌を絡ませ始めた。
「うぁっ……そ、それっ……」
いきなり一番感じる部分を責められ、神治は仰け反った。
「んんっ……んぐっ……んっ……」
舌の動きを早め、口をすぼめるとシュボシュボと激しく出し入れを始める。
久美が肉棒を咥え愛撫している様は、その姿に幼さが残っているだけにたまらない快感があった。
しかも舌の動きは伯母たちに負けないほど卓越している。
「ううぅっ……だ、駄目だっ……出るっ、出るよっ……」
耐え切れなくなった神治は、一気に精を放った。
ドクドクドクと激しい精液が可愛らしい口に注がれていき、久美はそれを全て飲み込んでいる。
ビクビクと肉棒が最後の射精を終えると、愛おしそうに肉棒を舐め上げていく。
「うぅっ……」
放出したばかりの敏感な肉棒を舐められため、神治は快感に震え、肉棒も再び大きくなっていった。
「ふふっ……神治兄ちゃん、良かった?」
ようやく口を離した久美が笑顔を浮かべながら尋ねてきた。
「あ、うん……凄く良かったよ……」
「そうなんだ? 良かったぁ……」
はしゃぐ久美の姿に、神治は何か不自然なものを感じていた。
ずっと自分とのセックスを避けていた久美がここまで積極的なのは変であるし、しかも、先ほど兄を思い出す話をしたばかりだというのに、すぐに他の男の肉棒を咥えているのはおかしすぎる。
「久美ちゃん……どうしたんだ……?」
「どうしたって何が?」
久美は不思議そうな顔をしている。
「だって、急にこんな……俺としたくなかったんだろ?」
「だからそれは……もうっ、いいから私を抱いてっ……私とセックスしてよっ……それとも私は魅力的じゃないっ?」
そう叫ぶと久美はタンクトップを一気に脱いだ。
「く、久美ちゃん……」
「ほら、どう? まだお姉ちゃんたちには及ばないけど、ちゃんと胸もあるんだよ……セックスだってできるんだから……」
久美はそう言いながらショートパンツとパンティも脱いでしまう。
そこには、十二歳の少女の裸があった。
スクール水着の部分だけが白く残る日焼け跡が眩しい。
胸はまだオッパイと言うには小さすぎるが、それでも女であることを主張するようにふっくらと山を描いている。
周りの日焼けが胸の白さを強調して興奮を誘い、男の子のような印象があるだけに、その肉体の魅力はたまらないものがあった。
神治は生唾を飲み込む。
「神治兄ちゃん……お願い……抱いて……」
悲し気に呟く久美の様子が、年齢にそぐわない色っぽさをかもし出し、我慢できなくなった神治は久美に抱きついていった。
「久美ちゃんっ……」
優しく手を背中に回し、顎をクイと上に持ち上げる。
切なげな表情を浮かべているのがたまらず、唇を激しく合わせ舌を絡ませていく。
「んんっ……んっ……んんっ……」
久美も背中に手を回し、ギュッと抱きついてくる。
薄く目を開けると、至近距離に久美の顔があり、口では小さな舌と唇が擦り合っている。
それは、久美が幼い少女であるだけにとてつもない快感をもたらした。
唇を離し久美を横たえると、Tシャツと短パンを脱ぎ、のしかかっていく。
「やぁっ……ひゃんっ……」
首筋に舌を這わせ、吸い付くと、久美が可愛らしい声を上げた。
その子供らしい声に、自分が幼い少女を犯していることを改めて認識し興奮が高まる。
肩に舌を持っていき、日焼け跡にそって下へと動かしていく。
「ふぅんっ……はぁっ……」
つつましい膨らみに到達すると、指で揉み込みながら、舌で小さな乳首を舐め上げ、吸っていく。
「やんっ……やっ、ひゃぁぅんっ……あんっ、やぁっ、ああぅっ……」
久美は体をピクピクと震わせ、快感に悶えている。
乳首をチューっと吸い上げ、レロレロと舌で弾く。
桜色をしたその小さな突起は、幼いながらも快感に答え、ツンと立ち上がっていた。
「やっ、やぁんっ……あっ、やんっ……はぁっ、いやぁんっ……」
久美は頬を上気させ、目をギュッと閉じている。
その様子はまさに女の子であり、ボーイッシュな久美から男の子の印象を無くしていた。
だがそれでも中性的な部分は残っており、それが微妙な魅力として神治を興奮させる要因となっていた。
舌をさらに動かしすべらかな腹を通りすぎる。
そして久美の女の部分に至ると、神治はその美しさに見惚れた。
まだ少女の印象を与えるそこは、肉棒を押し込んでいいのかと思えるほど幼かったが、それでいてすでにヌルヌルと濡れており、久美が女である事を表している。
つつましげなクリトリスが見え、神治はそこに吸い付いていった。
「やんっ、ひゃぅっ……うぅっ、ああんっ……」
久美の体が跳ねる。
幼い少女が自分の愛撫で悶えている。
その何とも言えない背徳感は、神治を激しく興奮させた。
「あぅっ、あんっ、やっ……はぅっ、やぁっ、あぁんっ……」
舌を絡ませ、吸い上げていく。
「やぁっ、はぅんっ、ひゃぅっ……あんっ、ああんっ、あああっ……」
悶える久美の姿を見ているうちに、神治は我慢ができなくなった。
すでにギンギンに硬くなっている肉棒を持つと膣穴に向ける。
「久美ちゃん……入れるよ……」
はぁはぁと息を切らしている久美は、神治の顔を見上げるとコクリと頷いた。
その様子が可愛く、たまらなくなった神治は勢いよく肉棒を押し込んでいった。
久美の膣穴は、神治の肉棒がとても入りそうもない大きさだったが、亀頭の先がにゅるっと入り込むと、後は一気に膣の中に収まった。
「うぁっ……!」
神治は叫びと共に体を硬直させた。
(な……なんだ……これ……?)
久美の中は、今までの経験で無かった感触だった。
肉襞がヌメヌメと蠢き肉棒に吸い付いてくるのだが、その吸引が凄まじく、まるで掃除機に吸い込まれているかのように肉棒が奥へ奥へと引き寄せられているのである。
「うっ、うぅっ……」
神治は体を仰け反らせて悶え、少しでも動くとすぐに射精してしまいそうな吸引に歯を食いしばって耐えた。
「神治兄ちゃん……?」
いつまで経っても動かない神治を不思議に思ったのだろう、久美が声をかけながら微妙に体を動かした。
それがとてつもない快感を肉棒に与えた。
「うぁっ! 出るっ……!」
叫びと同時に一気に精が放たれる。
ドクドクと凄まじい量の精液が久美の膣内に流れ込んでいく。
射精の間も肉襞は吸引を止めず、まるで体の全てを持っていかれるのではないかというその快感に神治は震えた。
「うぅっ……うぁっ……うっ……」
全てを出した後も吸引は止まらない。
耐えられなくなった神治は肉棒を引き抜こうと腰を引く。
(!……)
ところが抜けない。
膣がガッチリと肉棒を掴み、腰がそれ以上動かないのだ。
ハマったままの肉棒にジワジワと刺激が送られ、硬さが蘇ってくる。
肉棒が完全に復活し大きくなったため、膣の固定が強まりますます抜けなくなってしまう。
さらに吸引が強くなり、神治は再び射精感が高まるのを感じた。
「うぁっ……また出ちまうっ……」
ブルブルと体を震わせるとドクドクと精を放つ。
だがやはり膣の吸引は治まる様子を見せず、肉棒は小さくなる事を許されず再び大きくなっていく。
(くっ……このままじゃ……)
「神治兄ちゃん……」
久美が驚いたような顔をしてこちらを見ている。
それは当然だろう。
入れた途端に射精し、しかもそれが二回だ。
まるで早漏の童貞みたいではないか。
神治は年上の面子としても、これ以上射精してなるものかと歯を食いしばった。
「ぐっ……がっ……」
だが久美の膣は容赦なかった。
神治の我慢などせせら笑うように激しい吸引を行い、それに耐え切れずやはり射精させられてしまう。
(くそっ……このままじゃ駄目だっ……)
腰に力を入れ、一気に肉棒を引き抜く。
しゅぽんっといった感じで抜け、勢い余った神治は尻餅をついた。
抜ける瞬間に膣襞が逃すまいと激しく絡みつき、その快感によって肉棒は再び硬くなっていた。
しかも射精感まで高まり、今すぐにでも精を放ちそうな感覚が押し寄せてきている。
ようやく快感から開放された神治は、荒い息を吐きながら久美の秘所を呆然と眺めた。
なんという膣だろうか。
ここまで凄まじい快感を与える膣を今まで経験したことがない。
何しろ一度も動かず三度も放ってしまったのだ。
「こ、神治兄ちゃん……?」
久美は顔をこちらに向け、驚いた表情をしている。
「く、久美ちゃん……凄すぎるよ……」
「え?」
「久美ちゃんの中って……気持ち良すぎる……こんなに気持ちいいのは初めてだ……」
「嘘ぉ……」
久美は信じられないといった顔をしている。
「嘘じゃないよ……俺……三回も出しちまった……一度も動かないうちにだぜ……久美ちゃんの中って入れてるだけでイかされちゃうんだよ……」
神治の言葉に久美は顔を赤くしている。
「そ、そんなに気持ちいいの……?」
「ああ……スゲー気持ちいい……」
「お母さんたちよりも……?」
「うん……ここに関しては誰も勝てないと思う……」
神治は正直に答えた。
伯母たちの肉体はそれぞれ魅力的だが、こと膣に関する限りは久美に勝てるものはいないだろう。
「そうなんだ……」
喜ぶのかと思いきや、久美は沈んだ表情をしている。
「どうしたの……?」
「うん……あのね……お兄ちゃんのこと思い出してたの……」
「謙ちゃんのこと……?」
「お兄ちゃん、私とする時にね……凄く気持ちいいって、お前のここは最高だって……さっき神治兄ちゃんが言ったみたいに誉めてくれたの……」
それはそうだろう。
謙吾は自分より経験があったとはいえ、あの気持ちの良さは格別に違いないと思うからだ。
「でも私……それをお世辞だと思ってた……私がお兄ちゃんを好きなこと知ってたから、喜ばせるために言ってたんだと思ってた……お兄ちゃん、優しかったから……だって、こんな子供の体で、そんなに気持ち良くなれると思えないもんっ……」
久美は感情が高まったのか涙を流し始めた。
「久美ちゃん……」
神治は久美を抱き寄せると、優しく頭を撫でる。
「ううっ……お兄ちゃんごめんねぇ……信じてあげられなくて……お兄ちゃんホントに気持ちよかったんだね……私……私……」
「大丈夫だ……大丈夫だよ……謙ちゃんは分かってるさ……そういう優しい人だったろ……だから大丈夫……そんな泣かなくていいんだよ……」
ギュッと抱きしめる。
「おにいちゃぁん……!」
久美は、赤子が母親にしがみつくように強く神治に抱きつき泣きじゃくる。
「大丈夫だ……大丈夫だよ……」
優しく頭を撫でながら、神治は泣き止むのを待った。
(久美ちゃん……ホントに謙ちゃんの事が好きだったんだなぁ……)
久美の謙吾に対する想いに、神治は少し感動した。
しばらくすると、涙が止まったらしい久美が頬にキスしてきた。
「久美ちゃん……?」
「ありがとう……神治兄ちゃんってやっぱ優しいね……お兄ちゃんと一緒だ……」
久美は二コリとまぶしい笑顔を浮かべている。
「いや、その……」
そのあまりに可愛い表情に動揺し、神治は何も言えなくなってしまった。
「それとごめんね……実は神治兄ちゃんに抱いてもらおうとしたのって、ヤケだったんだ……お兄ちゃんのこと思い出して辛かったから……神治兄ちゃんを利用してふっきろうと思って……」
「そうだったの……」
急に積極的になった理由が分かった。
他の男に抱かれることで想い人を忘れようとする。
まるで大人の女性のようなその行動に、まだ幼くても久美は十分女なのだと神治は思った。
「でもこれからは違うよ……私、神治兄ちゃんのこと好きだし……もうヤケじゃないから……だから……そのぉ……抱いて欲しいなって……」
久美は顔を赤くしてモジモジしている。
(か、可愛い……)
その今まで見せたことのない様に、神治の肉欲は一気に盛り上がった。
小さな体を勢い良く抱き寄せると唇に吸い付いていく。
「んんっ……んっ……んんっ……」
舌を絡ませ激しく吸い上げる。
顔を左右に入れ替え唇を擦り合わせた。
口を離すと、久美は顔を上気させトロンとした表情を浮かべている。
「もう……いきなりなんだから……前言撤回、神治兄ちゃんは優しくな〜〜い……」
「ご、ごめん……あんまり久美ちゃんが可愛かったからつい……」
怒らせてしまったかと慌てて謝る。
「ふふんっ……しょうがないなぁ……じゃあ、いきなりキスしたお詫びに、ちゃんと私を満足させてよね……」
「え?」
呆気に取られて久美の顔を見ると楽しそうに笑っている。
どうやら冗談のようだ。
「了解、頑張って久美ちゃんを満足させていただきます」
神治も笑いながらかしこまって答える。
とは言ったものの、入れたらすぐにイってしまう状態をどうすればいいものか。
「そうだっ……久美ちゃん上になってくれないか?」
「上?」
「自分で動こうとすると、気持ち良すぎてすぐにイっちゃうから、久美ちゃんが上になって動いて欲しいんだよ」
「そんなんで平気なの?」
「多分俺はすぐにイっちゃうと思う。でもそれを無視して動いて欲しいんだ。そうすればそのうち慣れて動けるようになるんじゃないかと思うんだよ」
「なるほどねぇ……分かった、じゃあ私が上になって動いてあげる」
久美は神治を押し倒すと腰の上に跨った。
「じゃあ、入れるよ。覚悟はいい?」
「あ、ああ……頼むよ」
にゅるんといった感触と共に肉棒が収まる。
「ぐぁっ……」
とてつもない快感が押し寄せ、神治は歯を食いしばった。
久美の膣は、再びやって来た肉棒を歓迎するかのようにヌメヌメと蠢き吸い上げてくる。
「うぅっ……」
すぐさま射精感が込み上げてきた。
「動くよぉ……」
久美が動き出し、肉棒と膣が擦れ始める。
「うぁっ……出るっ……」
倍増した快感に耐え切れなくなった神治は射精してしまう。
「え? もう出ちゃったの? 四回目なのに……」
久美は驚いた表情をしながら腰を動かし続けている。
その感触に、射精を終えた肉棒がみるみる力を取り戻していく。
「あぅっ……大きく、あんっ……なったぁっ……」
快感を感じ始めたのか、悶えながら久美が呟いた。
「がっ……ぐぅっ……」
だが大きくなるとすぐに快感が増し、射精感も押し寄せてくる。
「駄目だっ……」
再び射精してしまう。
「嘘ぉっ、またぁ?……どうしてこんなになっちゃうのぉ……だって神治兄ちゃん、お母さんたちと毎日してるんでしょ?」
あまりに早い射精に、久美は信じられない顔を浮かべている。
「だから……久美ちゃんのここが……凄いんだってば……」
息を切らしながら神治は答える。
そうしている間にも、膣襞の刺激によって肉棒は回復していく。
「あんっ……そんなに凄いのぉ、あぅっ……私のここって、はぁんっ……」
大きくなった肉棒の刺激に悶えながら久美が呟く。
「だ、だから言ったろっ……久美ちゃんのここは凄いってっ……がぁっ……出るっ……」
精液が放たれる。
「うわっ、ちょっと出しすぎだよぉっ……神治兄ちゃん大丈夫ぅ……?」
あまりにも連続で出していることを心配したのか、久美が腰を止めようとした。
「駄目だ、止めないでくれ……大丈夫だから続けて……」
「で、でも……」
久美は不安そうな顔を浮かべる。
「大丈夫だから……これくらいいつもしてるんだよ……気絶するまでした事だってあるんだから……」
「え〜〜? 気絶したのぉっ? それ凄すぎだよぉっ……」
久美は可笑しそうに笑った。
「だから続けて……慣れないと久美ちゃんを満足させられないだろ……」
神治の言葉に久美はハッとした顔を浮かべた。
「神治兄ちゃん……いいよ、そんな無理しなくても……私別にいいから……」
自分の言葉が神治を追い詰めていると思ったのだろう、久美は悲しそうな表情をした。
「良くない……俺は久美ちゃんに満足して欲しいんだ……これは俺の我儘なの……大体、久美ちゃんに一方的に出させられたままじゃ我慢できないよ……絶対久美ちゃんをヒィヒィ言わせてやるんだからな……」
挑戦的に言うと、久美は一瞬驚いたような顔を浮かべた後、可笑しそうに笑った。
「そう、分かったよ……じゃあ、私も絶対ヒィヒィ言わないことにした……負けないんだから……このまま上にいて神治兄ちゃんに参った、止めてくれって言わせてやるぅ……」
そう言うと、今までより激しく腰を動かし始めた。
「ぐぁっ……いきなりっ……」
その刺激に耐え切れない神治は射精してしまう。
「ほらほらぁ、頑張らないと私が勝っちゃうよぉっ」
いつの間にか勝負になってしまった事に苦笑しながらも、ようやく久美らしくなったのを神治は嬉しく思った。
何しろ久美は、昔から神治に勝負を挑んでは負けて泣いていたのだし、そしてそんな久美が神治は可愛かったのだから。
「あふっ……あっ、ああんっ……」
腰の上で悶える久美は、その姿が幼いだけに余計淫らさを感じさせた。
体が動いてもほとんど揺れ動くことない小さな乳房が、まだまだ子供だという事を思わせ、神治は自分がしている背徳的な行為に興奮する。
「ぐぁっ……出るっ……」
もう何度目か分からない射精が行われた。
だがその間隔はかなり長くなっている。
「神治……兄ちゃん……だいぶ……慣れたんじゃない……?」
「ああ……慣れた……みたいだな……」
二人は息を切らしながら呟いた。
「じゃあ……そろそろ……代わって……私……疲れちゃったよぉ……」
久美はそう言うと横に倒れこんだ。
肉棒がにゅるりと抜け、その時に擦れた事により一気に硬くなる。
慣れたとは言え、それでも久美の膣は気持ち良すぎた。
(この子はとんでもないな……)
隣ではぁはぁと息を切らしている幼い少女を見つめながら神治は思った。
男の子のように短い髪に中性的な顔、そして膨らみのほとんどない胸。
体にはスクール水着の日焼け跡があり、肌の白さを強調しているのが艶かしい。
その幼い体は肉欲に上気し、小さな唇からはせつない吐息を漏らしている。
たまらない。
わずか十二歳、小学六年生の少女の肉体に神治はハマりつつあった。
伯母を始め、女である事がハッキリと分かる肉体を相手にしてきた神治にとって、久美の中性的な体の魅力は新たな興奮となっていた。
しかも幼い顔が快感に歪み、まだ子供である肉体が揺れ動く様は、嗜虐心を刺激し伯母たちとするのとは違う快感があった。
(俺ってロリコンの気があったんだな……)
久美のような年齢の子には欲情するまいと思っていたのだが、実際肉欲に悶えている姿を見てしまうと、成人女性とするのとは比較にならない勢いで肉欲が湧き上がってくる。
もっと悶えさせたい。可愛い声を上げさせたい。
そんな思いが神治の心を占めていた。
「じゃあ、久美ちゃん入れるよ……」
神治は起き上がると久美の股間に肉棒を向けた。
「うん……頑張ってね……」
久美は明るく笑うと脚を広げた。
ぬぷっと肉棒が入り込む。
「ぐぅっ……」
もう慣れたはずであったが、やはり気持ちの良さは凄かった。
(ヤってやるぅっ……ヤってやるんだぁっ……!)
神治は気合を入れると腰を振り始めた。
「あんっ、あっ、はぁっ……あっ、ああっ、ああんっ……」
久美が気持ち良さそうな声を上げる。
「がっ……ぐっ……」
動いてもらうのと自分で動くのとではこれほどの差があるのか。
慣れたと思ったのはまやかしではないかと思えるほど射精感が込み上げてくる。
(ま、負けるかよぉっ……)
「やっ、はぅっ、はぁんっ……あっ、やんっ、あぅっ……」
神治の腰の動きが早まり、久美の悶えが激しくなる。
「やぁっ、あんっ、ああんっ……はぁっ、いやぁっ、ああっ……神治兄ちゃぁん、あっ……いいよ、いいっ……気持ちいいよぉっ……」
久美は頭を左右に振り、送られてくる快感に悶えている。
それは先ほどまで上で動いていた時には見られなかった姿だ。
久美も自分で動いていた時より神治に動いてもらっている今の方が気持ちの良さが増しているのだろうか。
確かに神治の腰の動きの方が遥かに激しいのだから、快感が増えるのも当然なのかも知れない。
「あっ、あんっ、やぁんっ……はぅっ、あはぁっ、ひゃぅんっ……神治、あんっ……にぃ、ああっ、はぅんっ……凄い、やんっ……凄いよぉっ……ああぅっ、やぁっ……こんな、あんっ……こんな凄いのぉっ……」
久美が激しく感じている。
興奮した神治はさらに腰を早く動かす。
(ぐっ……もう駄目か……?)
動きを早めたためか、射精感が高まる。
だが神治は何とか久美を先にイかせたかった。
久美の悶え具合からして、絶頂はもうすぐだろう。
「やぅっ、はっ、ああんっ……いいよぉっ、いいっ……あぅっ、あっ、いやぁんっ……凄い、やっ……すご、はふんっ……私、はぁっ……もう、あっ……駄目ぇ、やぁんっ……」
目の前で幼い体が動いている。
激しい突き込みに、日焼け跡に強調されている白い微かな胸の膨らみが、乳首を中心に揺れ動いていた。
それを見た瞬間、神治の我慢は限界に達した。
最後の動きとばかりにそれまで以上に腰を動かす。
「あはぅっ、やんっ、ひゃぁんっ……ひぅっ、あっ、やぁんっ……こぅ、あふっ……にぃちゃ、やぁっ……あんっ、やはぁっ、ああぅんっ……駄目、あんっ……駄目ぇ、ああっ……やんっ、あっ、はぁっ……イく、あぅっ……イっちゃう、やぁっ……イっちゃうよぉっ……ああっ、やぁんっ、ああんっ……こぅ、あぅっ……こうじ、やんっ……にぃちゃぁんっ……ああああっ……!」
絶叫と共に久美が上半身を仰け反らせ、ビクビクと体を震わせた。
その瞬間、肉襞が激しく動きまくり、それまでとは比べ物にならない吸引が肉棒を襲う。
「がっ……がぅっ……がぁぁっ……!」
獣のような声を上げながら、神治は精を放った。
ドクドクドクと凄まじい勢いで精液が放出されていく。
久美の膣は肉棒に絡みつき、残らず精を搾り取ろうと締め上げてくる。
射精はいつまでも続き、まるで膣が吸引しているかのように精液が放出されていく。
神治は体の全てが持っていかれるような凄まじい吸い込みに、目は虚ろになり、口からは涎を垂らして体を震わせ続けた。
ビクビクと肉棒が最後の放出を終えても、吸引は止まらず肉棒はしごかれていく。
そうして擦り上げられているうちに力を取り戻した肉棒は、再び精を放ちたいと言わんばかりに快感を伝えてきた。
腰が勝手に動き出す。
未だに意識を朦朧とさせているのにも関わらず、腰が勝手に動いているのだ。
「あっ、ああっ、ああんっ……はぁっ、やっ、ひゃぁんっ……」
久美が悶え始めた。
その声に意識を取り戻した神治は、引き続き送られている快感に驚く。
(な、何だ?……俺、出したんじゃなかったっけ……?)
射精前と変わらぬ行為の継続に頭が混乱した。
「やっ、あんっ、はぁうっ……こう、ああっ……にぃちゃ、やぁっ……すご、ああぅっ……凄いよぉ……やんっ、ああっ、はぅっ……こんなの、あっ……こんなのぉ、ああんっ……凄すぎるぅっ……」
久美は頭を激しく左右に振り、口からは涎を垂らして悶えている。
(確か出したんだよな……そうか、またしてるのか……)
自分の体がとんでもない事をするのは伯母たちとの経験で理解している。
今回も意識のないうちに何かあったのだろう。
そう納得すると、神治は腰の動きに力を入れた。
何しろ久美がかなり悶えているので、このままいけば満足させられそうだと思ったのだ。
「やんっ、はぁっ、ああんっ……ああっ、あぅっ、いやぁんっ……駄目、あっ……駄目だよぉっ……ああんっ、あぅ、やんっ……またイっちゃう、ひゃぁんっ……イっちゃうよぉっ……あんっ、やぁっ、ああんっ……」
久美は両腕を伸ばすと抱きついてくる。
同時に肉棒も奥に引き込まれ、これまで以上の快感が押し寄せてきた。
それに耐え切れなくなった神治は精を放とうと激しく腰を動かした。
「ひゃぁうんっ、やっ、やぁんっ……こうじ、あっ……にぃちゃぁん、ああっ……あっ、はぁっ、いやぁんっ……私だめぇ、はぅっ……はぐぅ、あっ、ああんっ……またイくよぉっ……やんっ、あっ、はぅっ……イくのぉっ……にぃちゃぁんっ……ああああっ……!」
久美が背中に爪を立て、ギュッと抱きしめてきた。
その瞬間、肉棒も締め上げられ、肉襞がヌメヌメと絞り上げてくる。
「がぅっ……がぁっ……」
再び咆哮すると精を放った。
ドクドクドクと凄まじい量の精液が膣に流れ込んでいく。
終わりがないと思われる射精は、再び凄まじい吸引により神治の体から精液を引き出していく。
神治はガクガクと震えながら、たまらない快感に悶えていった。
そうしていると肉襞によってしごかれた肉棒が、また硬くなっていく。
腰も勝手に動き始めた。
(こ、これか……)
今度は意識を無くさなかった神治は、自分の体の行為に驚いていた。
肉棒が硬くなるのは久美の膣のためだとしても、腰が動くのはどういうことか。
これではまるで、神治の肉体が精をもっと吐き出したくて仕方がないように思える。
(俺の体って……変すぎるぅ……)
自分の体に苦笑しながら、神治は自らの意思で腰を振り始めた。
「あぅっ、あっ、はぁんっ……嘘ぉっ……神治兄ちゃん、あっ……凄すぎだよぉっ……あっ、はぅっ、いやぁんっ……」
連続で行為を続ける神治に久美は悲鳴を上げた。
(このまま行けば俺の勝ちかな……)
神治は悔しそうにする久美の姿を想像して楽しくなりながら、さらに腰の動きを激しくしていくのだった。
「あっ、あぅっ、ああんっ……」
目の前で久美が弱々しく悶えている。
あれから何度も放出したが、すぐに回復する神治に久美はすでにヘロヘロだった。
今はバックでしているのだが、すでに腕を立てる力すらなくなった久美は、頭で体を支えるようにして床に伸び、腰だけを上に突き出した形で横たわっていた。
スクール水着の跡が残る小さな背中が腰の動きに合わせて動く様は、幼い少女としている思いを強くさせて興奮を誘う。
「あぅっ、やっ、はぁんっ……」
腰の動きを強めると微妙に反応して面白い。
相変わらず久美の膣の中はとんでもなく気持ち良かったが、もう何度も放ったせいかある程度我慢できるようになった。
それに射精したとしても、膣の動きによってすぐに復活させられ続けることが可能なのだ。
逆に久美はそろそろ限界が近いようだった。
まだ子供の体であるため体力的にもたないのだろう。
「こう、あっ……にぃ、あぅっ……もう、やっ……だめ、あっ……」
「なんだっ?……じゃあっ……俺の勝ちでっ……いいのかっ……?」
腰を激しく動かして尋ねる。
「ああんっ、あっ、やめっ……だめ、あぅっ……わた、あっ……私の、ああんっ……負けだよぉっ……あああっ……!」
絶叫と共に肉棒が締め上げられる。
「そうかっ……じゃあっ……これでっ……最後っ……」
勢い良く腰を動かした後、一気に引き抜き精を放った。
入れたままだとまた復活させられると思ったからだ。
ドピュドピュと久美の背中に精液が放たれていく。
幼い少女に精液がかかる様は、何ともいやらしい図だった。
放出を終えた神治は、そのまま久美の横に倒れた。
二人の荒い息が重なる。
「神治……兄ちゃん……凄かったよ……」
「ああ……満足……したか……?」
「うん……満足……した……」
久美は嬉しそうに微笑んでいる。
「そうか……」
悔しがらない久美に拍子抜けしながらも、ここまで激しくしてしまってはその気力もないのだろうと納得する。
「でも……次は……負けない……からね……」
しかしすぐに久美らしく挑戦してきた。
「ああ……いいぞ……受けて立つよ……」
(やっぱり久美ちゃんはこうじゃないとな……)
そんな事を思いながら頷く。
「じゃあ……今度から……私も……お母さんたちと……同じように……毎日……抱いてよね……」
息を切らしながらとんでもない事を言ってきた。
「毎日……それは……」
伯母たちを含めると四人相手にすることになる。
しかも久美相手では複数を相手にするほどの精力が必要になるのだが、果たして大丈夫だろうか。
「あ〜〜……逃げるの?……それは……ずるいよぉ……」
久美は悲しそうに呟く。
「神治兄ちゃん……私のこと……嫌い……?」
「そ、そんなこと……あるわけないだろ……」
久美のしおらしい態度に慌ててしまう。
「じゃあ、いいでしょぉ……お願いぃ……私ともしてよぉ、ねぇ?」
今まで聞いたことのない甘えた声で久美が抱きついてくる。
クリクリとした真っ黒な瞳がジッとこちらを見つめてきた。
(久美ちゃんって……こんなに可愛かったんだ……)
神治は久美が愛らしくてたまらなくなった。
「もちろんだよ……するよ……俺、久美ちゃんのこと好きだもん……」
そう言うと優しく口付ける。
「あんっ……ありがと……あのね、今だから言うけどね……私……神治兄ちゃんのこと……好きだったの……」
「え?」
いきなりの告白に動揺する。
「久美ちゃんは謙ちゃんのことが……」
言いかける神治の口を久美が指で塞いだ。
「そりゃあお兄ちゃんの事は好きだったよ……だけど神治兄ちゃんも好きなの……一番じゃなかっただけだよ……ずっと好きだった……いつも勝負挑んでたのも相手をしてもらいたかったからだよ……」
「そ、それは……」
神治は胸がドキドキしていた。
たった今可愛いと思った相手から好きだと告白されたのだ。
「奥さんにはなれなくてもいいから……だからその代わり毎日抱いて……私の体、気持ちいいんでしょ?……まだ子供だけどそのうち胸も大きくなるし、きっと神治兄ちゃん好みの女になるから……」
久美は必死に訴えてくる。
その姿に神治は胸を打たれた。
「ああ、毎日抱いてやる。久美ちゃんみたいに可愛い女の子を放っておけるわけないだろ」
「神治兄ちゃん……」
久美は嬉しそうにギュッと抱きついてきた。
「それに子供だからって言うけど、今のままでも十分久美ちゃんは魅力的だよ」
気にしているようなのでフォローしておく。
実際、子供の体だからこそ伯母たちにはない魅力があっていいのだ。
「やだぁ、神治兄ちゃんロリコン?」
見透かされたように言われてしまう。
「そうかもなぁ……なんせ久美ちゃんの体にメロメロだから。久美ちゃんの体を見てると凄く興奮してくるんだ」
「ホントにぃ? じゃあこのままの方が神治兄ちゃんは嬉しいの?」
「どうだろ……成長した久美ちゃんともしてみたいしなぁ……胸もきっと大きくなるだろうし」
そう言いながらつつましい膨らみを摘み上げる。
「やんっ……神治兄ちゃんのエッチ……」
「きっと美人になるだろうしね……」
そう言って口付ける。
「んっ……私美人になるかなぁ」
「なるに決まってるだろ。こんな可愛い女の子が美人にならない訳がない」
「えへへ……ありがと……」
久美は嬉しそうに笑うと、神治の胸に顔を押し付けた。
神治はその可愛らしい体をギュッと抱きしめる。
久美のすべらかな肌の感触がたまらない。
(あ〜〜あ、俺、完璧にロリコンになっちまったなぁ……でもま、別にいいや……久美ちゃん可愛いし……)
抱きしめていると肉棒が硬くなっていくのを感じた。
「あ……大きくなってる……」
「久美ちゃんが可愛いから、また大きくなっちまった」
「ええ〜〜? しょうがないなぁ。じゃあ私が小さくしてあげないとね」
久美は嬉しそうに笑うと、起き上がって肉棒を握った。
小さく柔らかな手が包んでくるのが気持ちいい。
「体は疲れちゃったけど、まだ口は元気だから……」
そう言うとパクリと肉棒を咥え込む。
「うぅ……」
膣とは違う感触に悶える。
舌が絡みつき、一番敏感な部分を刺激してくる。
(どうしてこんなに上手いんだ……)
神治は体を震わせながら久美の顔を見つめた。
幼い少女が己の醜悪な肉棒を口に含み、せつなげな表情でしごいている様は、とんでもない興奮を呼ぶ。
「んぐっ……んっ……神治兄ちゃん気持ちいい……?」
口を離して聞いてくる久美が愛らしい。
「ああ……もうイきそうだよ……」
神治が返事をすると、久美は嬉しそうに笑って舌を激しく絡めていく。
十二歳の少女が一生懸命肉棒を咥える様子にたまらなくなった神治は一気に射精感が高まった。
「うっ……出るっ、出るよっ……久美ちゃん出るぅっ……」
叫びと同時に精を放つ。
久美は吐き出されてくる精液を美味しそうに嚥下していくと、最後にチューっと吸い上げた。
「がっ……」
その膣の吸引を思い出させるような吸い込みに、神治は体を仰け反らせ最後の射精を終えた。
「ふふっ……美味しい……」
大人しくなった肉棒を離し、唇を拭いている久美の姿は何ともいやらしく、肉棒に再び力がみなぎってくる。
「嘘ぉ……何で大きくなっちゃうのよぉ……」
久美はその様子にビックリして肉棒を見つめている。
「いや、その……久美ちゃんがあんまり可愛いから……」
「もうっ、神治兄ちゃんはそればっかりぃ……」
呆れたように言われる。
「ご、ごめん……」
自分でもあまりに節操がないと思った。
「だけどぉ……あんまり私が可愛いからいけないんだよねぇ……」
久美は上唇を舐め上げる。
その仕草は、伯母とセックスした時に見るものだった。
やはり親子なのか、肉欲に満ちた目で久美は肉棒を見つめている。
「こうなったら、立たなくなるまで私が口でしてあげるぅ」
そう言うやいなや、再び肉棒を口に含んだ。
「お、おい……そこまでしなくても……」
「んぐっ……いいの……んぐっ……私がするんだからぁ……」
久美は熱心に舌を絡めている。
「うっ……」
やはり上手い久美の舌技に悶える。
(何だかとんでもない事になっちゃったなぁ……)
神治は途方に暮れながら、己の肉棒を咥える久美の可愛らしい顔を見つめた。
(でも久美ちゃんと仲良くなれたし、いいか……)
あのまま久美に避けられているより遥かにいいのだから。
そう思いながら、神治は久美の頭を優しく撫でるのだった。
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