日記過去(平成14年 7月)


平成14年 7月 1日(月)

「モーニング娘」

なにやらモーニング娘の妹分みたいな集団ができたみたいですね。
中学生がいる様なグループの妹分ですから、当然のことながら小学生ばっかで、そのテの年齢が好きな方にはたまらない団体となっております。

私はちょっと範囲外ですかねぇ。
第二次性徴がないとね〜〜。
って何書いてるんだか(笑)

でも、ミュウファイブの出演したイベントのレポートとか読むと、恐ろしいほどのカメラの数、撮影量だったらしいですから、世の中には好きな人が多いみたいですな。

しかし、アイドルになろうとする女の子ってこういう事を分かってるんですかねぇ。
アイドルなんぞは、しょせん男の欲望の発散対象だってことが(極論(笑))

モーニング娘は女の子にも人気ありますけど、やっぱりメインのファンは男でしょうし、売る側の人間にしてもそういった方向で売るんでしょうからねぇ。

男の欲望の視線にさらされて、その写真は怪しげな行為(笑)に使用される。
そういった事に耐えられないとやってられないでしょうな。

最近は、小中学生の女の子向けファッション雑誌というのがあって、その雑誌のモデルになるのが女の子たちの憧れになってるそうです。

そのモデルが出るイベントとかでは、女の子がモデルの女の子を撮影したりしてて、ちょっとしたレズ空間がかもし出されているんですな。
男では絶対にありえない、女の子ならではの異様な空間がそこには存在するわけです。

男の場合、スポーツ選手に対する憧れとかはありますけど、格好いいカッコしてるだけの人間をカメラで撮ろうとは思わないですからねぇ。
ジャニーズの写真を撮って喜んでる男なんてのがいたら、ホモだと認知されて気持ち悪がられるでしょうし。

女の子の場合はそういう事をしてもレズにならないのが面白いところで、まあ、普段友達ともベタベタしてるからそれの延長って事なのかもしれないですな。
「可愛いんだからいいじゃない」とか言われそうですし。

男同士でベタベタしてたら完全にホモだと思われますけど、女の子同士の場合はそう思われないんですな。
レズはホモより見分けにくいのかも。


「アミテージ3」

昨日スカパーでやってたんですけど、これがいいんですな。

人型ロボットが一般化した近未来の世界で、有名な歌手が殺害され、実はそれがロボットであり、人間のフリをして生活しているロボットがたくさんいる事が判明する。
てな感じの話です。

まあ、ストーリーはどうでもよくて(笑)私が良かったのは主人公というかヒロインの女の子。

警官をやってるんですけど、何やらエッチくさい雰囲気をかもし出しているんです。
結構滅茶苦茶やるキャラクターで、汚い言葉とかも言うんですけど、全然スレた様に聞こえない。

なぜって、声が笠原弘子さんだから(笑)

ひろりんの発するボケボイスが、キャラのカッコいい荒っぽい行動を可愛らしくしてしまっているんですな。

普通に作品評価したら、完全にミスキャスト。
全然キャラクターに合ってません。
松本梨香さんあたりがやられた方が合ってそうな感じのキャラです。

でもこの場合、可愛いんで良し。
可愛い女の子が無理して荒っぽい言動をしている様な、変な可愛らしさが出ているんです。
キャラの外見は、背が小さくて子供みたいなくせに、肌露出系の格好していて、それがまた変なフェロモンを感じさせます。

作品的にはあまり良くはなかったんですが、ひろりんボイスヒロインがナイスな作品でした。


「スクライド」

スカパーでまた始まったんですが、1、2話を見逃してしまいました。
私がシェリスに惚れるきっかけとなった1話が見れないとは・・・

うぐぅ・・・(T_T)


「東京ミュウミュウ」

青山くんに正体がバレる・・・

って、テレビ出た時点でバレてなかったんですか?
あれだけ顔丸出しにしててもやはりバレないんすねぇ。
やはり謎・・・

「私はミュウミュウだよ」
って、尻上げるな〜〜!
萌えるじゃねぇか〜〜!(笑)

しかし変身する時に、何で「ミュウミュウストロベリー、メタモルフォーゼ」って言うんですかね?
他のみんなは自分の名前で変身してるのに、いちごだけ英語に変換。
変身後は「ミュウいちご」なんだから「ミュウミュウいちご、メタモルフォーゼ」とすべきでは。

それか変身後の名前を「ミュウストロベリー」にしなきゃね。
言いにくいから略して「ミュウスト」
あ、武器を「ストロベルベル」って言ってるから「ミュウストロ」、もしくは「ミュウストロベ」。

・・・何者じゃい。

何だか分からないからやっぱり「いちご」に統一すべきですな。
武器も「ストロベルベル」じゃなくて、「いちごベルベル」。

・・・あんまり良くないね。


平成14年 7月 2日(火)

「お薦め小説」を作ってみました。
まあ、有名な作品しかないんで、読んでる人が多いとは思いますけど、「私はこれらの作品が好きなんだ!」という自己主張ですんで(笑)


「フルメタ」

原作の最新刊が出てたので読みました。
今回のは短編集。
いや〜〜、やはり面白いですな。
「爆熱・ゴッドカレーパン」がいいっすね。

「なぜか相良の声を思い出すのはさておいて・・・」
というクラスメートの台詞がアニメネタでナイスです(笑)
しかし、ホントに辛そうなカレーパンだ。

それから、ゆかなファン・・・じゃなかった(笑)テッサファンには涙モノの・・・

テッサの、制服姿&スクール水着姿・・・

「なんでアニメでやらないんじゃ〜〜!!」
という叫びが聞こえてきそうです(笑)

これからテッサは短編集でレギュラーになるようで、バシバシ萌え萌えなエピソードが出そうですな。
世間知らずだから色々騙されそうだし(笑)
今まで短編集では宗介を独り占めしてたかなめちゃんピンチ。


平成14年 7月 3日(水)

「最終兵器彼女」

前々日に単行本の1巻を読んで、前日にファミリー劇場に加入。
てな具合に慌ただしい状況で見ております(笑)

まあ、いい感じにアニメ化してるとは思いますけど、ちょっと展開が早いですね。
原作の呑気に高校生活を送っている部分が結構好きなんで。

原作だと納得できる「別れよう」と言い出すちせちゃんの心情が、アニメ版だとちょっと理解できないんで辛いですな。
ぎくしゃくして上手くいかない二人の心情がもうちょっと描かれないと、「やっと上手くいったね」というほんわかした嬉しさが伝わって来ないんすよ。
そういった部分があの二人の関係の良さだと思うんでねぇ。
まあ、話数が限られているからしょうがないとは思うんですけど、ちょっと残念かな、と。

番組が始まる前に宣伝番組が流れてて、そこで原作者の高橋しん先生が「この作品では名字が出ないのはなぜか?」という問いに答えてたんですけど、その理由ってのが「読者がキャラクターたちの友人の様に思える様に」てな事らしいです。

まあ、確かに納得できる説明ではあるんですけど、私の場合、友達を名前で読んでた記憶って全然ないんで、ちょっと無理ですな(笑)
あだ名か名字で「○○君」と読んでましたからねぇ。
周りでも名前で呼び合ってる人っていなかったし・・・
やはりあだ名が主流だと思うんですけど、どうでしょ。


「G−on らいだーす」

バカアニメ〜〜。

いや〜〜、ここまでバカアニメだと、かえってスッキリしますな。
まあ、全然見る気が起きない内容なんですが、メインを倉田雅世さん、南央美さんという私にとっての強力コンビが占めているので、見なければいけない状態に陥っております(笑)
檜山さんも何気に良かったりしますし。

しかし、でじこモドキや、鋼鉄天使モドキが出てましたけど、いいんですかねぇ。
でじこはかなりキツイと思うんですけど・・・


「十二国記」

杉本さん暴走。
何というか、こういう人って大嫌いなので、末路は非道い状態にして欲しいですな。
少なくともこっちの世界には戻れないで欲しいです。

この作品の素晴らしいところは、杉本さんみたいな人間が、その性格によって非道い目に遭い、そのことによって今までの自分を反省し、ちゃんとした人間として生きていこう、と決意する形になっている点なんですが、果たしてアニメ版はそこまで描いてくれるかどうか不安です。

杉本さんはこっちの世界にいる時から、自分が不幸なのは周りが悪いせいで自分は悪くない、といった態度で今まで生きてきました。
陽子に対する嫉妬にしても、自分より地位や権力を求めてない人間が、(杉本さんが見る限りにおいて)楽に手に入れてしまっているのが許せない、という自分勝手な考えに基づいています。

未だに彼女は、非道い状況になったのは他人のせいだとしか思っていません。
それを自分のせいだと理解せず、反省なしに物語から消えていってしまうのはかなり良くないでしょう。

まあ、脇役ならそれでいいんですが、杉本さんはアニメ版において準主役になっています。
そういった人間が、自分の自分勝手な行為に反省もせず、やりたいだけやりまくって、上手くいかなかったから残念でした、といった形で去っていってしまうと、この作品自体が何の成長も描かない、並の作品になってしまうと思うのです。

これが他の作品なら別にかまわないのですが、原作がそういった部分を大切にしているだけに、このままだとアニメ版が非常にどうしょもなく感じられてしまうのです。

この作品は、自分勝手な登場人物の成長を見ることによって、同じ様な我が儘を自分はしていないだろうか、していたら直さなきゃ、といった具合に、読者が疑似体験をして学べる素晴らしいモノとなっています。

オリジナルの杉本さんの存在は、かなり原作から外れる方向へ話を持っていっていますから、これで原作の最も大切な部分である「成長」を描かないでいると、オリジナルを入れたせいでこの作品が並の作品となってしまうことになると思うのです。

しかし、逆に杉本さんの成長を上手く描ければ、原作に劣らない素晴らしい作品となれるでしょう。
ただ、来週で終章ですから、果たして1話で自分の行為を反省し、ちゃんと生きていこうとする決意に説得力が持てるか疑問ではあります。

杉本さんは自分が騙されたことや、陽子が王だった事にショックは受けていますが、自分の行為を反省しているわけじゃないですからねぇ。
陽子の頼みで六太くんが日本に帰してくれる、とかいうオチだったら最悪ですな。
さて、どうなる事でしょう。
楽しみです。

再来週からの話は何になりますかねぇ。
陽子が主役のままで続くのかな?
珠晶と泰麒に出番はあるのか?
ロリ・ショタコンビが出てくれると、そういった趣味の方が見てくれて視聴率も上がると思うのですが(おぃ)

「魔性の子」もちょこっとやって欲しかったりするんですけどね。
出版社が別だから無理かな?


平成14年 7月 4日(木)

「WITCH HUNTER ROBIN」

何か最近のアニメからするとだいぶ異色な作品ですね。
落ちついた大人の作品、といった感じがします。
ただ、登場人物がみんな同じ様にしか見えないので、ちょっと惹きつけられない感じですな。

「同じ様にしか見えない」というのは、別に作画が似てるという意味ではなく、「みんな同じくらいの扱いでしかない」という意味です。
主人公らしき兄ちゃんと女の子がいるんですが、他の人間よりちょっと優秀、といった程度の能力にしか見えなかったんですよね。
これから違っていくのかも知れないですけど、とりあえず1話はそれほど差を感じませんでした。
ですんで、「ちょっと異色の警察モノ」といった印象の作品になっております。

会話が面白ければ、こういった設定でもいいと思うんですけど、それほど面白くないというか、ステレオタイプの設定、会話だったので、少々期待ハズレ。


平成14年 7月 8日(月)

「ときめきメモリアルGirl's Side」

買いました。
ええ、買いましたとも。

声優好きとしては買わなきゃアカンでしょう。
何しろ男とはいえ、人気声優さんが自分の名前を呼んでくれるのですから。

箱をパカッと開くと目に入る、美形の兄ちゃんがたそがれている説明書にもくじけず、ゲームを始めました。

いきなり流れるB'zの歌声。

人気声優に人気歌手・・・

金かかってんなぁ。
男向けのなんて、全然知らない声優さんが歌ってるだけなのに・・・

OP映像を見ていると、何だか戦闘モノのアニメのOPの様な感じがしてきて、彼らがこれから悪の組織と戦う姿を想像してしまいました(笑)

メインの恋人候補は、勉強できてスポーツ万能、無愛想だけれどもちょっとボケてて何気に優しい、といった感じの、少女漫画によくいるタイプの兄ちゃんです。

これが緑川光さま。
「優しくなったヒイロ」って感じですかねぇ。

彼を中心に主人公は男をひっかけまくるわけです。
男向けと全然変わりません。

唯一違うのは「バレンタインデーで好感度を上げることができる」という事でしょう。
男向けの場合だと、女の子の好感度が良くないともらえませんが、この作品の場合、誰にでもあげられるので、狙った相手の好感度を上げるのに便利です。

しかも義理チョコ、ちょっと高いチョコ、手作りチョコ、と3種類もあり、3人にあげる事ができます。
男向けのだと、ホワイトデーで一人にしか返せないわけで、そういった点ではちょっと楽ですね。
相手も選べますし。

さてさて、このゲームは誰かと恋人になるのが目的ですから、それを目的にプレイしなければならないわけですが、別に私は、頬染めた美形の兄ちゃんたちに「シバッチ、好きだ」とか言われたいわけではないので、何もしません(笑)

案の定、「シバッチが○○に冷たくしてる、という噂が流れた」とかいうのが出まくって、好感度下がりまくり。

しかし、男との仲がどうなろうが全然かまいません。
私の目的は別にあったので・・・

その目的とは・・・

「女の子キャラと仲良くなる」

これです。

この作品では、友人である女の子キャラも主人公の名前を呼んでくれます。
そこで彼女たちと仲良くなり、会話中に発生する萌え萌えボイスを聞く、といった楽しみ方ができるわけです。

私の狙いは無論、央美さんキャラ。
南央美さんが演じる、「ちょっとボケててドジなバスケ部のマネージャー」という、見た目も可愛い女の子を狙うことにしました。

彼女とお近づきになるために、別に入りたくもないのにバスケ部に入部。

しばらくは出てきませんでしたが、夏の合宿でついに登場。
なんと初めから「シバッチちゃん」などと、「名前+ちゃん」で呼んでくれるのです(うれぴー)
央美さんに、名前をちゃん付けで呼んでもらえる・・・
これだけでもこの作品を買った価値があるというものでしょう。

しかもこの作品には、「知り合った女の子と一緒に能力を上げる」などといったコマンドがあって、毎日の様に央美さんキャラとバドミントンをすることができます。

帰りに一緒に帰るコマンドにも、「喫茶店による」というのがあって、喫茶店で好きなスポーツだとか、好きな音楽だとかいった様に、趣味が色々探れたりします。
その会話が結構良くて、デートできない分、非常に楽しかったですね。

こちらからの呼び方も、「名字+さん」から「名前+ちゃん」に変えて、気分的に親密度アップさせたりして楽しみました。

そうやって付き合っていくうちに、央美さんキャラの心をつかみ、央美さんキャラが他校との練習試合の交渉をする時に、「側にいて欲しい」とか、「側にいてくれたから落ち着けた」などといった萌える台詞を言ってもらったりと、もうたまりません。

クリスマスで出会うのは央美さんキャラだけ。
男の好感度が下がりまくってるから当然のことです。

また、修学旅行に行けば、央美さんキャラと二人きりで京都を周り、忘れえぬ思い出を心に刻みました。

男のいない者同士、遊園地に2対2のデートを央美さんキャラが企画するのですが、「誰と一緒に乗る?」という問いかけに、央美さんキャラを指定したりして、央美さんキャラが好きだというのをどんどんアピールしていきます。

そしてエンディング。

ここまでやったかいあって、見事に央美さんキャラエンド。
「二人はいつまでも仲良く友達でいましたとさ」というエンドでしたが、私の妄想の中では、「実は男だったという事を告白して、恋人に」というエンドが広がっていました。

やってる最中も、「実は男」というつもりでやっていたので、非常に萌え萌えな展開が妄想され、非常に楽しめました(馬鹿)

ゲームの内容自体は、毎度おなじみの数値上げで面白くも何ともないのですが、「声が自分の好みの人」というだけで、かなり楽しくなりますね。
なにしろ、自分の名前を呼んでくれるのですから。

今回は女性向けということで、女の子キャラは少なく、私の好みの声優さんも央美さんだけだったので、非常に残念でした。
これが男向けになり、女性の人気声優さんがたくさん出演し、多くの萌えシチュエーションをやってくれたら、非常に楽しめる作品になると思うのですが・・・

なにしろ、脇役で、ちょっとしか台詞がないキャラクターであっても、結構楽しめましたからねぇ。


「最終兵器彼女」

全巻読みました。
まあ、私の趣味には合わない感じですね。

読んでいる間から、物語に入れないというか何か違和感があったので、ちょっと考えてみました。

この作品は、要するにシチューエーション漫画なんですな。
少女漫画によくある、人物の背景のみを説明して、主人公二人の恋愛描写を中心に話を進める、という。

中心はあくまで二人の気持ちなんで、周囲がどうなろうが特に説明はなく、とにかく二人がくっついたり離れたり、といった二人の世界を描いた作品ということです。

最初のシチュエーション「ちせちゃんはドジで可愛い。シュウジは口が悪く無愛想。だけど二人はお互いが好き」これをとにかく繰り返し、そのまま周囲の状況が流れていきます。
その中には、人間的成長、変化、恋愛感情の進展、といったモノも特になく、1巻の頃と変わらない状態が続くわけです。

よくこの作品が「泣ける」という話を聞きますが、私は全然泣けませんでした。
なぜなら、主人公二人が不幸に浸っているというか、自分たちの現状を何とかしようという努力、あがきを少しもしていないからです。

何か障害にぶつかると、それを受入れあきらめる。
そしてそれに流され、打開するための行動を何もせず、「自分たちは何と不幸なんだろう」と悲しんでいる、そんな感じがするからです。

私は何もしないくせに、現状が変わらない事に嘆く人間は嫌いです。
現状が嫌なら行動し、それが駄目だった時に初めて嘆くべきでしょう。

普通、物語において何か障害が発生した場合、それを壁に喩えると、乗り越えるか、壊すか、とにかく普通は何とかその壁の先へ進もうと努力します。
多くの名作と言われる作品は、そういった描写が上手く、読者は主人公たちが壁を乗り越えたり、ぶちこわしたりするその姿に感動し、涙するわけです。

この作品の主人公たちの場合はどうかというと、壁の前で途方に暮れ、その壁を何とかしようとする前にあきらめ、壁の向こうに向かって「悲しいよ〜〜」と呼びかけている様な印象を受けました。

とにかく何かする前に、全てをあきらめ受け入れ、そういった姿がいじらしい、可哀想だ、といった表現になっています。

不幸に浸っているわけです。

不幸というのは、その人間の受け取り方一つで、簡単に幸福へと変化します。
それは、不幸というのが主観でしかないからです。
違う人間が同じ状況に陥ってもそれを不幸と感じるかどうか分かりません。
不幸と感じるかはその人次第だからです。

彼らが不幸かと考えると、とても不幸とは思えません。
非常に幸せです。
なぜなら、結局一緒にいられたわけですし、ずっとお互いを好きでいられたわけですから。

彼らだけが、ああいった状況に陥れば非常にそれは辛いことでしょうが、周りの人間も非常に悲惨な状況にいるわけですから、彼ら二人だけを取り上げ、「可哀想だ」と考えるのは浅はかでしょう。

結局好きな相手と一緒にいられ、お互いに好き合っていられた二人は非常に幸せだと思います。

幸せな話なので、二人に関して言えば泣ける様なシーンは特になく、どちらかと言うと、彼ら以外の人々が可哀想で仕方がなかったですね。
普通ならそういった主人公以外の人たちの悲惨な描写で泣けるのですが、この作品の場合、描写が主人公二人に固定されているので、他の人間が悲惨な目に遭っても、その人物に深く入っていないため、それほど悲しみが感じられないのです。

この作品は、元々短編として考えられていたそうで、そう考えると、私が指摘する「1巻から話が進展しない」というのも仕方がないことでしょう。
何しろ長いストーリーを考えていたわけではなく、主人公二人の恋愛をああいったシチュエーションで描きたかっただけなのでしょうから。

1巻で終わっていれば、それはそれでいい作品にはなったと思うのですが、そのまま同じシチュエーションが続いてしまったのが、私的には辛かったですね。
特にこの作品で面白い部分というのは、学校生活においての友人達との関わりだったので、最終兵器や戦争の描写は蛇足で、あれが無ければもっといい作品になれたのではないかと思います。

ちせちゃんが担う悲惨さも、もっと日常的なモノにして、それだけれども、ちせちゃんは明るく生きている、とした方が純粋に感動できる泣ける作品になった気がするのです。
そういった描写は、「いいひと」を読む限り高橋先生は上手いですから、面白くなると思うのですよ。

それが何やら、ちせちゃんに悲惨な状況を背負わせるためだけに、「最終兵器・戦争」という設定が出てきたとしか思えないので、ちょっと気にくわない感じがしてしまったんですよね。

と、まあ、私なりに感じたことを色々と書きましたが、私は別にこの作品を批判しているわけではありません。
「自分の好みと合わない作品である」と主張しているだけです。

要するに物事を打開できない展開、打開しようとしない人間が嫌いなので、この作品が持つ「どうしようもない状況」「何もできない非力な主人公」「力はあるけれど人や物事に流されるヒロイン」といった設定が最後までイライラして気に食わなかっただけです。

そういった事を受け入れ、主人公たちの気持ちに共感し、素晴らしい作品であると感動している人たちを否定する気はさらさらありません。
人によって面白いモノ、面白くないモノは様々ですから。

逆に、「この作品で泣けない、感動できないなんて変な人間」とか言われるのが一番ムカツキます。
自分と価値観や趣味が違う、理解できない趣味を持っている、というだけで、その人間を否定するのは最低だと思いますんで。


平成14年 7月10日(水)

「十二国記」

オールヌード楽俊。
それを覗き見、杉本さん(ぷぷっ)

てなわけで(どんな訳だ)「月の影 影の海」終章。

いぶかしい杉本さんの改心。
あのまま憎しみに浸りまくっておかしくなっちゃったら面白かったのに(笑)

原作だと杉本さんみたいな性格の人は、自分の言動によって酷い目にあって、多くの人との関わりを経験するうちに自分がしてきた事を理解して反省する、といった流れになるんですが、それなしで反省しちゃってるのがひどく残念ですな。
そういった人間の心の動きが面白いんでねぇ。

高里くん登場。

ありゃ、「魔性の子」やるですか。
そんで、そこに杉本さん関わるですね。
まあ、ボーイズラバーな匂いがプンプンする作品ですから、「月の影 影の海」と違って、杉本さんにはどんどん介入してもらいたいですな。

この様子だと、陽子の話をメインでやっていくみたいですね。
六太くんたちの話もあれで終わりみたいだし。
珠晶とショタ泰麒の出番はちょこっとだけなのねん・・・


平成14年 7月12日(金)

「昴」(小学館 BIG SPIRITS COMICS)

バレエ漫画なんですが、何やらちょっと変な雰囲気が・・・

読む前の予想では、「バレエを頑張る主人公が、だんだん才能の片鱗を見せて活躍する」といった感じで、駄目駄目な女の子が優雅なバレエの世界で活躍する姿を想像してたんですが、実際は全然違いました。

主人公は駄目駄目ではなく天才で、バレエの世界から外れた半端モノといった感じです。
また、いわゆる「バレエの世界」を描くのではなく、「主人公を表現するのにバレエを使っている」といった風になっているんですな。

話の展開としては、「踊りに関する障害を、主人公がその天才的な才能で打ち破っていく」といった感じになっていて、その描写が爽快で読んでいて面白いのですが、いかんせん主人公が天才であるため、途中からパターン化してしまっているのがちょっと辛い感じですね。

普通の人間なら駄目なことを、特に努力もせず乗り越えてしまうので、爽快さはあっても感動が少ないのですな。

挫折というか、「乗り越えられない壁を努力して乗り越える」といった、成長モノでは付き物のエピソードが今のところ出てこないのです。

これは、同じ様に天才が主人公である「テニスの王子様」でも感じたんですが、「障害を軽く乗り越える」というのは、初めはスカッとして爽快なんですが、ある程度話が進むと物足りなさを感じてしまうんですよね。

最近は、努力を見せず、さらっと勝つ作品が増えてきた様ですが、努力努力の根性モノを読んで育った世代としては、ちょっと燃えられませんわ。


平成14年 7月14日(日)

昨日は秋葉原に行ってきました。
目的はコミケのカタログです。

しかし参りましたわ。
いえ、コミケのカタログの重さのことではありません。
この重さは毎度のことなんで別にいいんですよ。
問題はアニメイト。

店に入るなり漂ってくるカグワシイ香り・・・
昨日はクソ暑かったですし、それほど広いとは言えない店内に物凄い人数がいるわけですからしょうがないんですが、それでもキツイであります。

自分も汗をかなりかいてましたから人のことは言えないんですが、風呂入ってないヤツとかいそうで嫌っす。

換気をよくしとくれアニメイト。

で、素早くコミケのカタログと声優グランプリを手にレジへ向かいました。
これほど1階で雑誌を売ってくれていることを感謝したことはないですね。

そうそう、久しぶりに買いました声優グランプリ。
何か、最近あっちゃん(榎本温子さん)が気になりだしてるんで。

「キャプテン翼」のEDの歌声とかが何気に私の琴線に触れたのですな。
この人の高音の声って、ブリブリ系のキンキン声は聞いたことあったんですけど、押さえた感じのは聞いたことなかったんで、それを聞いたらかなり良かったんですよね。

この間「ビックバン」にゲストで出た時に、関さんのセクハラ発言に「止めてください、関さん」と言っている声でトドメ。

・・・あ、いやがらせ受けてるキャラにまた惚れてる(笑)
好きだなぁ、まったく・・・

まあ、そんなわけであっちゃんに少々惚れ始めたので、彼女が表紙になっている「声優グランプリ」を買ったわけです。

しかし、あっちゃんてフェロモン出てるよなぁ。
えっち・・・

中身を見たらファーストアルバムの広告が出てて、「ありゃ、まだ出てなかったんだ」とビックリ。
あれだけ人気あるのに今まで出してなかったんですねぇ。
「今度アルバム買おう」と思ってたんでちょうど良かったですわ。

で、まあ他にも色々と見たんですが、まーちゃんや國府田さんも出てて、私の好きな人のグラビアばっかだったので、凄くお得な号でしたわい。

それから他の店で、「満月をさがして」のOPと、「G−onらいだーす」のOP、「アコギな二人旅」のCDを買いました。

「満月をさがして」のCDは、またまたコピーコントロールCD。
てな訳で、外部入力から録音してMP3化。
しかし、これでホントにインターネットでの氾濫を防げると思ってるんですかねぇ。
「音質が下がればいい」ってのなら、MP3化してる時点で下がってるんですが。
そうじゃなくて歌自体がインターネットでやりとりできない様にしたいんでしょうから、何だかホント意味がないですな。

「G−onらいだーす」のCDには、なぜか南央美さんのソロのみが入ってて謎です(笑)
主人公のみ、とか、3人それぞれのソロが入ってるのなら分かるんですが、なんで央美さんだけ?
もしかして、買ったCDによってソロバージョンが違うとか?

そういやこの作品、シスターのカッコしてる役を央美さんがやってるんですが、央美さんってシスターがいる様な学校に通ってたそうですから、それを考えると何か笑えます。
どうせなら、本当のシスターっぽいおとなしいキャラにすれば、実物知ってるだけにナイスな演技ができたと思うんですけど。

「アコギな二人旅」は、影山ヒロノブさんと遠藤正明さんが、自分達でアコースティックギターを演奏して歌っている曲が入っているアルバムです。
ボーナストラックに「宇宙は僕らを待っている」が入っているんで買ったんすよ。
この曲は、スカパーでやっている「アニパラ音楽館」のテーマソングになっていて、凄くいい曲なんですよね。
元々は宇宙ロケット関係のイベント用に作った曲らしく、夢のある歌詞なのですな。


「feel well」

林原めぐみさんのアルバムにオマケで入ってたDVDを見たのですが、これってライブDVDなんですな。

林原さんのライブDVDってないから、かなり貴重なのでは。
初回限定だから、買い逃すともう手に入らないという。

そういや、林原さんってライブってやってないですね。
あれだけCDが売れてるのにやらないってのも珍しいですな。

しかし、上手いやね、歌(いまさら何を)


平成14年 7月18日(木)

やっと全部のCDをパソコンに入れ終わりました。
で、ハードディスクが壊れた時の用心にCD−Rに保存しておこうと思ったんですが、どうもいけません。

CD−Rにコピーすると、曲単位で保存するだけでフォルダは無視されちゃうんですよ。
複数のアルバムをコピーすると、CD−R内部では全部バラバラな状態になるんです。

1曲目は1曲目だけで固まって、どのアルバムの1曲目だかさっぱり分からない状態になるんですな。
曲の名前をアルバムタイトルから付ければいいんですが、それをやるとすると物凄い作業が必要に・・・


「覇王 愛人」(小学館 FLOWER COMICS)

表紙がチャイナ服姿の可愛い女の子だったんで購入。

・・・エッチな漫画でした(笑)

追われてる美形の兄さんを助けたら、それでなぜか惚れられた女の子が主人公。
助けた兄さんは香港のマフィアで権力者。
強いし金持ちだし美形だし、で言うことないす(笑)
そんな兄さんに関わったせいで主人公の人生狂いまくりです。
香港で犯られちゃったりして大変であります。

女の子が可愛いんで「この作者様の他の作品はどんなもんかい?」とネットで色々見てみると、どうやらこの作者様は「快感フレーズ」を描かれていた方なのですな。

この「快感フレーズ」という作品は、アニメ化もされた有名な作品ではありますが、私は観たことないんで知りません。
で、感想が書いてある様なページを見てみると、批判している人がいたりしたんですが、その内容ってのが、かなり真面目。
「こんな内容のない話なんか面白いのか」みたいな事が書かれてあるんですよ。

まあ、確かに恋愛描写的には甘い感じがしますが、この作品って、要するに「カッコいい男に惚れられた主人公に感情移入して楽しむ作品」ってことだと思うので、ストーリーがどうこう言っちゃいけないんだと思うんですよ。

私はストーリーを重視する人間ではありますが、この作品は萌え漫画だと思うので「ストーリーより、いかに萌えシーンが萌えか」を重視して読むべきだと思うわけです。
つまりは、女性向けの萌え漫画だと思うのですな。

ですから「いかに相手がカッコいいか。その相手にどれだけ惚れられているのか」がポイントになるわけで、キチンとしたストーリー展開は不要なのであります。
シチュエーションが大切なのです。
まあ、萌え漫画自体を否定している方から見れば、どっちみち駄目漫画には違いないんでしょうけど(笑)

何にせよ、主人公が幼顔のくせにナイスバディなんで結構いいっす。
えっち・・・


平成14年 7月22日(月)

「ギガビート」

買っちゃいました「ギガビート」
やはりこういった電気製品の誘惑には勝てないようです(笑)

この製品は5GBのハードディスクを内蔵していて、1000曲ほどの曲数を入れることができます。
大きさも手のひらと同じくらいで、厚みはちょっとありますが、1000曲を持ち歩けるという利便さを考えればかなり優れモノであると思われます。
Windowsで使える他のハードディスクプレイヤーが両手サイズあることを考えると、かなりポイント高いでしょう。

土日はこれに曲を入れる作業に費やしましたです。
予想通り、5GBではカラオケ部分やドラマCDを抜いても入りきらず、あまり好きでない曲を抜かしてやっと入れることができたであります。

これで、出先で突然「あ、あの曲聞きたい」と思った時や、長時間電車に乗ることがある時などに、飽きることなくいられるってものです。
ただ、次の曲にいくときにちょっと間があくのがイラつく感じではあるんですよね。
まあ、それでも利便性の高さを考えると大したマイナスポイントにはなりませんが。

ランダム演奏にすると、独りイントロ当てクイズができて楽しいっす。
何しろ500曲くらいアニソンが入っていますからねぇ。

この製品のハードディスクは、東芝が以前から出している着脱式のハードディスクで、ノートパソコンのカードスロットにピッタリとはまるものになっています。
普通のハードディスクとしても使用可能になっているので、将来的に10GBのハードディスクが出たら、それと付け替えて今まで使ってたハードディスクをパソコンのハードディスクとして使う、などといった事もできるわけです。
まあ、ちょっと高いんで、10GBが出ても買うかどうか分かりませんけど・・・(笑)


「アニゲマスター」

たまたま聞いたんですが、ゲストにうぐぅなほっちゃん堀江由衣さんが出演されてました。

この番組には、ゲストの人が演じていたキャラの言って欲しい台詞を募集して、それをドラマの中で言ってもらう、といったコーナーがある様で、ほっちゃんはうぐぅやらマルチやら透くんやらといったキャラの台詞をドラマの中で次々と 無理矢理 無理なく喋っておられました(笑)

私は無論、うぐぅの台詞に涙し(笑)喜んでおりましたが、その時改めて気づいたのが、「自分はうぐぅの事がホントに好きなんだなぁ」という事です。
というのも、他の役におけるほっちゃんの声というのは、特に私の琴線に触れることはないのですが、うぐぅに関してだけは確実に琴線にヒットしているからです。

これは完全に「キャラに惚れていて、声優さんには惚れていない」という状態になっているわけです。
こういった事は私にしては珍しく、キャラに惚れれば大抵その役をやっておられる声優さんにも惚れるものなのですが、ほっちゃんの場合は「あれ? この声優さんってどっかで聞いたことあるけど誰だっけ?」などといった具合に声を把握していない状態が未だにあったりするんですよね。

にも関わらず、うぐぅの台詞には涙する。
ひとえにうぐぅというキャラクターの強烈な魅力のせいと言えるでしょう。

買ってないCDドラマやPS2版でも買おうかなぁ。
コミケでうぐぅ本買い漁ろう(それはいつものこと)


「瞳・元気 KINGDOM」(白泉社 花とゆめCOMICS)

ロリロリで萌えな主人公と、エッチな描写がたまらない藤崎真緒先生の初期作品です。
10巻・外伝1巻が出ているのですが、なにせ古い作品なので近所の本屋には売っておらず、秋葉原の本屋でやっと見つけて買ってきました。

内容的には、相変わらずロリな主人公とエッチな描写が満載の学園モノになっております。
主人公になぜか惚れてるカッコイイ兄さんがいて、住むところがない主人公を強引に自分の家に住まわせる、などといったちょっと強引な設定になっているんですが、そこにラブラブな描写がたくさんあっていいんですな。

高校生でエッチ付きの同棲してる・・・
ほとんど夫婦の様な状態が非常に萌えです。
明るい嫌がらせに怒ったり照れたりする可愛い女の子の姿が私のサド心をくすぐって非常に宜しいですね。
やはり私はそういった女の子が好きなのだなぁ、と思うわけでありました(バカ)


平成14年 7月24日(水)

「吉田照美のやる気マンマン」

いつも仕事をしながら聞いているお昼の普通のラジオ番組なんですが、今日ゲストに遊佐未森さんが出演されてました。
遊佐さんは、普通の歌手の中で唯一私が好きな方なんですが、マイナーな方なのでこんな人気番組に出演されているのにビックリ。

どうやら、最近発売した「檸檬」というアルバムが、昭和初期のカバー曲を集めたモノだったので話題として良かったらしいのですな。

この番組は、ゲストに声優さんを呼んでくれたりするので結構いいです。
國府田マリ子さんや、椎名へきるさんを始めとする人気声優さんがちょこちょこ出たりするんですよ。

年に1回「CMコピー大賞」というのがあって、スポンサーのCMを視聴者から募集して大賞を選ぶのですが、その会場で声優さんが生で演じてくれるんですよね。
誰が出るかは決まってないんですが、國府田さんはレギュラー状態になっているんで、毎年非常に楽しみです。


「低俗霊DAYDREAM」(角川書店)

「SMの女王様をやりながら、除霊の仕事をしている」といった凄い設定の作品です(笑)
少々下品なギャグがあったりして、そういったモノが苦手な人には辛いですな。
私はギリギリってとこですかねぇ。

まあそんな事より、この作品のポイントは、ゲストキャラである女子高生のアイちゃんであります。
姉と姪が殺されたことから主人公と関わりを持つのですが、その事件をきっかけに少々まずい状態に陥ります。
ショックでカミーユ状態、要するに精神障害になってしまうんですよねぇ。

2巻では、そのおかしくなった状態で再登場するんですが、それが非常に可愛いくて萌えなんですよ〜〜(やばい趣味)
この作品はそれだけです(おぃ)


平成14年 7月26日(金)

「朝霧の巫女」

何かだんだんといい感じになってきましたな。
主人公に能力がありそうなんでいい感じです。
ただ見えるだけ、とかいうのだったら悲しいけど・・・

「鬼の目を移植されて異形のものが見える様になってしまう」とかいう話が「鬼切丸」でありましたな。
彼のもそんな感じですかね。

今週は雰囲気がギャルゲーっぽかったすな。
告白どうこうの部分ではなく、廊下を二人で歩いているシーンです。
暗い雰囲気のギャルゲーみたいだったんですよね。

「暗闇で怪しく光る片目」というシーンを何かのアニメで見た覚えがあるんですけど、何の作品だったか・・・


「天は赤い河のほとり」(小学館 FLOWER COMICS)

ついに完結しました。
古代ヒッタイトで活躍していた主人公の姿もこれで見納めです。
現代人ならではの感覚で物事に対処して上手くいく物語の流れが爽快で面白かったんですよね。

ただ最終巻に載っている本編の量が少なすぎ。
これくらいなら前の巻に入れてくれればいいのになぁ。
まあ外伝は楽しかったんでいいんですけど、まだ話があるだろうと思っていたら終わっちゃったんで拍子抜けしちゃったんですよね。
本編を載せるんだったら半分くらいまで本編にして欲しいですな。


平成14年 7月28日(日)

「東京ミュウミュウ」

絵、絵が・・・
絵が綺麗なんですけど・・・

ぶるぶる(動揺)

ビックらこきました。
何なんでしょう・・・?
やはりお話的に重要な回だったからですかねぇ。

敵の正体が分かってきましたな。
設定的にはかなり大掛かりな感じなんですけど、そのわりに工作員が子供ばかり、というのもちょっと疑問ですね。
まあ、「若いもん中心の強硬派」とかいうのなら納得いきます。

実は白金は穏健派の人間・・・とかいうオチも楽しそうなんですが、白金って何者なんでしょうねぇ。
何でエイリアンを追ってるのか未だに明かされてませんけど、エイリアンの正体を知ってかなり動揺してた感じなので、これからの彼の行動が楽しみっす。

しかし、上手い絵だと作品自体が実に良い感じになりますな。
上手いだけに萌え度もUPだし(笑)
変身シーンから戻っても作画レベルが変わらない・・・
凄いっす。

あのコスチュームも実にエッチに見えてちょっとドキドキ(笑)
キッシュに追い詰められてるのが、何かヤバゲっす。

腹のUPも最初何かと思いましたねぇ。
上手い絵で腹丸出しのUP。
サービスかと思ったら、単に風邪引く前フリだったんですな。
やけに長く映してるんで、本当にサービスかと思ってビックリしました(笑)

ボスが「ディープブルー」って名前で、新キャラが「青の騎士」・・・
同一人物ですね(笑)
キッシュたちと同じ人種だしぃ。
違ってたらナイスだけど(笑)

この青の騎士、青山くんでしょ。
見舞いに行った時に「守る」とか言ってたし、声が何気に緒方様っぽいし。
そういやディープブルーの喋り方って緒方様っぽいんすよねぇ。
ますます「青山くん=ボス」の予想に拍車がかかります。

1話でいきなりデートを承知したのも、実は最初からいちごの資質を見抜いていて、チェックを入れてたとか。
青山くんは動物保護とか興味もってましたし、どこでも突然現れてましたからねぇ。
ストーカーかと思ってたんですけど(笑)人類でないのなら納得です。

実はディープブルーと双子の兄弟とか。
「兄弟で強硬派、穏健派に分かれて争っている」などというのもナイスなオチですな。
それなら青の騎士になってるのも納得いきます。
後は二重人格ですか。
無意識に襲ったり守ったりを交互にやっているとかね。

名前「青」山だしねぇ。
青繋がり。
単に作者様が青好きなだけ、とかいうんだったらそれはそれで面白いんすけど(笑)


平成14年 7月30日(火)

「おたくらアニメ侍」

倉田雅世さんとおたっきぃ佐々木さんがやっている生放送のインターネットTVなんですが・・・

昨日の放送で・・・

昨日の放送で・・・

不気味なモノを見てしまいました・・・

同じ「itv24」内で放送している金田朋子さんの番組に、おた佐々さんがゲストで出演されたそうなんですが・・・

その時の格好が・・・

その時の格好が・・・

ミュウいちごなんですよ!

こういった場合、普通はネタとして話に出てくるだけであって、そういった話は非常に面白いです。

しかしその模様を、映像として目にするというのは・・・

画面に現れるピンクの衣装に猫耳猫尻尾を身につけ、ポーズをとるおた佐々氏・・・

・・・

かなり強烈なものが・・・

ちょっと可愛いじゃない、とか思ってみたり・・・(ああああ)

ちなみに衣装は、服が1万円で猫耳猫尻尾が4千円で、タカラさんからイベント限定で発売されたそうです。


「あずまんが」

サンタちよ父登場・・・
「メリ〜〜」が最高っす(笑)

誘拐話も出るかと期待したんですが、まだ出ないみたいですね。
あの話が一番好きなんですよねぇ。
あれは3年生になってからだったかな?

カラオケはキャラクターCDが出たばっかだからなんでしょうねぇ。
キャラの演じ方と違うから、イメージが違いますな。
やっぱり声優さんの歌ですよねぇ。

ヨミさんの歌は最高っす。


「KYO」

何かちょっとイメージ変わってきましたな。
優しいKYOさんですか。
もっとバカバカ人斬るイメージがあったんですけどねぇ。
「人質に構わず斬る」というのは、やはり少年漫画の主人公としてはマズイのでしょうか。
まあ、ヒロイン斬っちゃったら話が終わっちゃうけどさ(笑)


「G-on」

今週はやよいさん中心の話。
本当に嫌がってるのを分からずに、人の嫌がることをやる人間というのは困ったものです。
そういう意味で、今週の話はどう見てもいじめの話ですよねぇ。
それを面白可笑しく描いてしまうというのはよくないんじゃ・・・
男子寮の連中には反省をしてもらいたいものです。

しかし、オチがああくるとは思いませんでした。
一郎の明日は明るいですな(うらやましい・・・)


平成14年 7月31日(水)

「CLUBdb」

桑島法子さんのラジオ番組なんですが、ついに最終回を迎えてしまいました。
ほーちゃんのラジオ番組はこれだけなので、非常に残念であります。

あのボケた喋りが好きだったんですけどねぇ。
姉御肌かと思いきや、実は甘えん坊だということが分かったのもこの番組でしたし。
ほーちゃんのボケボケトークがもう聞けないのかと思うと寂しい限りです。
せめてインターネットラジオの方だけでも残してくれないかなぁ。

後番組は「ときメ」だそうで、「3」で失敗した分、ラジオで盛り上げようというコナミさんの戦略でしょう(上手いやねぇ〜〜)
番組が始まったころは、「桃天使」の売上を伸ばすのもあってほーちゃんが選ばれたんでしょうな。
最近ほーちゃんはコナミさんのギャルゲーに出てないですからねぇ。

私としては、下手に女性声優さんでやるより「Girl's side」の男性声優さんでやった方がいいかも、とか思ってみたり・・・
でもこういうのって、男のファンの方が声優さんをアイドル視してるから、女性声優さんの方が上手くいくんでしょうな。
男性声優さんのCD売上が凄い、ってのはあまり聞きませんからねぇ。



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