日本万国博覧会の思い出
 
 
  

印象に残るパビリオンたち


 太陽の塔とテーマ館 : 今でも残る、故岡本太郎画伯がデザインした万博のシンボル。
   当時の大人達は「なんかけったいなもん作りよるな〜。」と思っていたらしいけど、僕たち
   子供にとっては、今まで見たこともない神秘的なシンボルタワーに心がときめいた。
   塔の内部には「生命の樹」という地球が誕生してから生まれた、色んな生き物の姿と
   進化していく過程を、最初は海に生息していた、アンモナイト・三葉虫等からやがて恐竜
   ・原始人などが生まれていく事をコンピューター制御によるロボット(といっても口や目が
   動くぐらいだった)を使って紹介していた。
   開催中に、太陽の塔の頭の部分の目の所に立てこもった「過激派」もいました。

テーマ館パンフレット02 テーマ館パンフレット01 テーマ館パンフレット03

 三菱未来館 : 動く歩道に乗って、嵐の中や溶岩が流れる火山帯・海底などをバーチャル
         体験しながら進む。当時僕らの間では一番人気があった。
         待ち時間もいつも1時間以上で、あんまり待ち時間が長いところはパスしていたけど、
         ここだけはしっかり見ました。

三菱館パンフレット01 三菱館パンフレット02 三菱館パンフレット03

 ガスパビリオン : 笑いがテーマで、そういう映画をやっていた。
           コンパニオンのお姉さんの、白いマントの様なコスチュームが
           すごく格好良かった。


 サンヨー館 : 人間洗濯機(右図)という、人の体を丸ごと洗う近未来器機が目玉。
         水着姿のモデルが実演していたのが、なんか妙にエッチで印象
         に残っていて、他に何があったのか覚えていません。


 

 東芝IHI館 : カニの様な形で、斬新なデザインが、格好良かった。
        「希望・光と人間達」というテーマに
沿った映画をやっていました。
        開催中には「サザエさん一家」も見学?に来まし
た。


 みどり館 : 球形の建物の天井と壁がスクリーンになっており、スクリーンいっぱいを
        使った巨大映像を
上映していました。
        けっこう首が疲れたのを覚えてい
ます。


 ワコール・リッカーミシン館 : 「愛」をテーマにした映画をやっていました。
        その映画はやたら女の人の裸が出てきて、当時思春期を迎えた僕たちは、
        大いに悩まされました。クラスの男子のほとんどはこのパビリオンに足を運
        んだ様です。開催中に、ここで結婚式を挙げるカップルもいました。


         

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