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回路はこうなります。
CRD、LED、整流用ダイオードの順番は何処になっても
問題ありません。
+と−に12Vを接続すれば普通の5mm径や3mm径の
LEDならば殆ど壊れてしまうことはありません。
乗用車の場合、電源電圧は12Vと言われますが、
実際にテスターで測ると15V程度から9V程度まで
変動することがあります。
左図ではLEDを3個直列に接続しています。
11V以上あれば4個直列に接続しても点灯しますが、
CRDの分の電圧降下もあるので、目的の20mAの電流が
流せていない事が多く、電源電圧が低い時には
消えてしまう事があります。
但し、電圧が低くて壊れるような事はありません。 |
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CRD(定電流ダイオード)です。
石塚電子の商品です。
最も良く使われるE-103は電流を10mAに
制限してくれます。
E-153という15mAの商品も普通に流通しています。
単純に並列に2個接続すれば20mAになります。
大電力タイプを除けば最も市販されている
5mm径や3mm径のLEDは定格電流が20mAですので、
規格に合わせ易い構成です。
白色や青色のLEDでは要求電流が大きいので
必要なだけ並列に接続すればOKです。
プラスとマイナスを逆に接続しても車の電源電圧
程度では壊れません。 |
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購入した時の袋です。
C・R・Dが電流・調整・整流器の略だとわかります。
こういう部品はまとめ買いすると格段に安くなります。 |
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一般的なLED(発光ダイオード)です。
マイナス側がお皿になっていてその中に約1mmの
チップが乗っています。
プラス側はチップの真上にボンディングされており、
アクリルのモールドで封入されています。
熱に対しては結構繊細な部品です。
お皿の内側は反射板を兼ねているので、この角度と頭の
半球状のレンズ次第で照射角度が決まります。
電圧制御ではなく、電流制御をする必要があり、
一般的に20mA程度が定格です。
最大電流は40mA程度の物もありますが、
耐久性を考慮すると定格電流までにしておいた方が
無難です。 |
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普通の整流用のダイオードです。
LEDは逆電圧に対して壊れやすいので安全の為だけに
接続します。
絶対にプラスとマイナスを間違えて接続しないもん。
という自信がある場合には不要です。 |