ACCORD WAGON
エクステリア
点火プラグ
ホンダの推奨交換時期は10万キロですが、約半分過ぎたので点火プラグを交換してみました。


2007.10.11
別に違和感は無かったのですが、
車検前でもあり、3年弱、51546Kmで
点火プラグを交換しました。

これが、外した純正プラグです。
イリジウム合金の中心電極は綺麗です。

ディーラーで10万キロ以上走行して消耗した
純正イリジウム合金電極の点火プラグを
見せてもらったのですが、
中心電極の角が欠けた様に消耗していました。
接地側にはプラチナチップが埋め込まれています。
これのお陰で10万キロの寿命を実現しています。

接地側は多少消耗している感じがします。



純正 NGK IR
IZFR6K-11
中心電極:0.6mm
接地側:白金チップ
寿命10万キロ
DENSO
SKJ20DR-M11
中心電極:?
接地側:白金チップ
寿命10万キロ
NGK IRIDIUM MAX
ZFR6KIX-11PS
中心電極:0.6mm
接地側:白金チップ
寿命10万キロ
IRIDIUM IX
該当品無
中心電極:0.6mm
接地側:テーパーカット
寿命2万キロ

DENSO IRIDIUM TOUGH
VK20
中心電極:0.4mm
接地側:白金チップ
寿命10万キロ
IRIDIUM POWER
IK20
中心電極:0.4mm
接地側:U字溝 テーパーカット
寿命2万キロ
適合プラグは上記の表の様になっていますが、
純正品はNGKとDENSOの何れかが付いています。

根拠のない先入観から、
今までは日本特殊陶業株式会社のNGKブランドを
選択していたのですが、
今回は、昔から有名なU字溝の付いている
株式会社デンソー製を使用してみました。

U字溝付きはプラチナチップが埋められていないので、
普通の点火プラグと同様に2万キロの寿命ですが、
先端が細くテーパーカットされているので燃焼の妨げは
少ないのではないかと思われます。
中心電極が外した純正点火プラグよりも
一回り細いのが解りますか?

そのまま取り付けても面白くないので、
リュータで接地側電極外側の角を落としました。
混合気がスムーズに流れてくれる様な気がしませんか?

結構柔らかい金属が使われているので、
簡単に削れます。

右側が加工前、左側が加工後です。
内側は削ると放電しにくくなるので、決して削らない様に。
早速走ってみたら、加速感が違うのを体感できました。

これ、削ったからなのか、この点火プラグだからなのかは
解りませんが結構気持ちいい感じです。

ちなみに、接地側電極は1・4気筒が排気側に、
2・3気筒が吸排気の流れからほぼ直角に付きました。
この、接地側電極の向きの違いはプラグのネジではなく、
エンジン側のネジの切り方に原因があると思われます。
点火プラグは4本共、ネジの同じ位置に接地側電極が
接合されています。
2008.10.16
68800kmで交換しました。
写真は外した点火プラグです。
約1年、17000kmです。
正電極はイリジウムなので殆ど変化が無い様です。
接地側電極はU字溝カットが曖昧になっていますし、
エッジが丸くなっています。

接地側電極が消耗した分、ギャップも広がっていますね。
負電極を削ったにしては意外と劣化していないので、
この位削っても問題無いことはわかりました。

次回の交換時にはこれの負電極の角をヤスリで立てて
ギャップを少し詰めてやれば
リユース出来るかもしれません。