Last Update 18-SEP-2001
オリンパス C1400L
でじでじ〜
olympus C1400L
なぜ、これが手元にあるんでしょう(笑)

はっきり言ってやられました。
Cool-Pix 700 を手に入れた後でなぜこれを買ってしまったんでしょう?
まさに、「ここはドコ?、わたしはダレ?」 といった状態です。

ここから言い訳、
職場でね〜、突如悪魔の囁きが聞こえたのよ。
「1眼タイプの olympus のデジカメ買わない?」 って、
一瞬 E-10 でも売ってくれるのかと思ったんだけど、話を聞くと結構な型落ちらしい。
結局 C1400L である事が判明。

しかし、何故かこの時点で猛烈に C1400L の情報収集を行っている自分が…
そーだよ、ズーム付きのデジカメ持って無いじゃん。
それだけでも、購入してみるべきだよと無理矢理理由付けして現物を手にしてしまう。
ファインダーを覗きながら撮影する事にも魅力を感じてたし。
( Cool-Pix 700 がファインダー使えないって訳じゃないよ)

こいつの特徴は、何と言ってもL型ボディーの1眼タイプである事。
141万画素 2/3 インチ原色フィルター(有効131万画素) 搭載機である事。 (でかい)
撮影時はファインダーのみ使用可能で、液晶モニターでの撮影不可である事。
夕日さえも青空に変えてしまう猛烈なオートホワイトバランス機能(笑)を有する事。
ってところでしょうか?


触ってみる。
実物は高級感のかけらも無い、
ズームの音が泣きそうなほどダサダサ、
1枚の記録時間に10秒ぐらい掛かるのは Cool Shot で経験済みなので驚かない、
ちゃんとした写真が取れればそんなことどうでも良いのさ!
(と自分を慰める)
実は1番参ったのは、スマートメディアの対応が 8MB 迄だって事。
今時 8MB のスマートメディアって何処にも売ってないもんね。
やっと見つけたと思ったら、16MB と値段変わらないし。

注) 実は C1400L でも 32MB のスマメが使えるようになります。
但し、メーカー持込みで 8000円 掛かるけど。 <-- 本体購入価格より高い (笑)

使ってて気が付いたんだけど暗い所は苦手ですねこいつ。
ISO100 相当で感度は良くないって聞いてたけどね、
カタログ上は Cool-Pix 700 よりは良いから大丈夫でしょうと思ったんだけど。
やはりカメラというよりはデジタル機器の部分が強いんですかねデジカメって。
ソフトの部分でどんどん機能向上してるんでしょうか?

それからファインダの画像が暗くて黄色っぽい。
通常の1眼レフの様にミラー跳ね上げ方式ではなくプリズムを使ってどうにかしてるせいなのか?
(良く分かってない (笑))

液晶モニタの表示品位もいまひとつ。
はっきり言ってピント確認ができるレベルじゃありません。

バッテリーの持ちに付いては、発売当時から酷評されてたんで覚悟してたんですが、
ニッケル水素を使用すれば予想以上に程持ちます。
フラッシュ焚いてズーム使って最高画質で記録しても結構持ちます。
(何回もメディアフルにできます)
ただし、あっという間に LOWバッテリー表示にはなります。
が、そこからの粘りはなかなかです。
バッテリーの振舞いと LOWバッテリー検出が上手くマッチしてないのか?
などと、素人考えを持ち出してしまいそうです。

で、肝心の画像ですが結構良いよ。
さすがに、発売当時の好インプレッションは嘘じゃなかったのね。
大きなCCDで白飛びや黒潰れが少ないかと考えたんですがこれはさほどでもない感じ。
解像力についても今となってはそれほど凄いってこともないでしょう。
手ブレはバッチリ写るけど、 (笑)
マニュアル操作はほとんど用意されてないんで試行錯誤して楽しむ余地は少ない。
それでも、やっぱりファインダー覗いて撮影してる分には楽しいね。
あと、意外だったのはテレ端で子供を撮ってるとバックが結構ボケてる。
これだけでも良い買物だったかも、と納得してます。


おまけ、
光量不足だとAFが動作できず(?) そうなるとシャッターが押せなくなっちゃう。
この仕様は PEN 辺りから受け継がれた olympus のポリーシーなんでしょうか?
写らない状況下ではシャターを切らせない、っていう。
個人的には、デジタルなんだから駄目でもシャッター押せて良いんじゃないかと思うんですがね。
駄目だったら消せば良いんだから。

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