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パナマのイモ
 
Ñame(ニャメ)
 学名:Dioscorea alata, 英名:yam
 ヤマイモの一種。日本でいえばダイジョに近い。
 世界の熱帯・亜熱帯に600種あるDioscorea属の食用種を一括してヤムイモという。yamの語源は西アフリカ。
 日本のナガイモやジネンジョもヤムの一部である。

Otoe(オトエ)
 学名:Colocasia esculenta, 英名:taro
 外見は日本のサトイモにそっくり。インド原産。やや湿地に適し乾燥地ではよく育たない。

Yuca(ユカ)
 学名:Manihot esculenta Crantz, 英名: cassava,manioc,tapioca plant
 和名:キャッサバ
 原産地はメキシコとブラジルで、ペルーでは4千年前、メキシコでは2千年前に栽培されていた。
 世界の熱帯・亜熱帯に栽培される。根は茎の基部からでた不定根が肥大し塊根となる
 青酸を含むが、加熱、水洗、乾燥でなくなる。
 


日本のイモ(参考)
 
サツマイモ
 学名:Ipomoea batatas Lam, 英名:Sweet Potatos
 スペイン語(中南米):batata,camote, (スペイン:patata dulce)
 熱帯アメリカ原産のヒルガオ科の多年草作物で、紀元前2千年前のペルー、リマの遺跡からも見つかった。
 日本には17世紀に琉球経由で渡来した。根の一部が肥大して塊根(イモ)となる。
 生育温度は15-38度で、土壌酸度やアルカリに強い。

ジャガイモ
 学名:Solanum tuberosum L., 英名:Potato, スペイン語(中南米):papa, (スペイン:patata)
 原産地は、中央アンデスのチチカカ湖付近。日本へは1601年長崎に伝来した。
 葡枝(茎)の先端に付く塊茎(tuber)が肥大してイモになる。
 世界の産地は、年平均気温が5-10度の冷涼な気候を好む。高温には適さないので、熱帯では高地で栽培される。

サトイモ
 学名:Colocasia esculenta Schott,サトイモ科コロカシア(サトイモ)属
 英名:taro
 原産地は熱帯アジアで,日本へは縄文時代後期に伝来した。
 高温・多湿に適し、生育適温は25-30度。

ダイジョ(イセイモ、イガイモ)
 学名:Dioscorea alata L., ヤマノイモ科ヤマノイモ属
 英名:greater yam, water yam
 奄美地方や九州の一部で栽培されているが、一般には出まわっていない。

ナガイモ(いちょういも、つくねいも)
 学名:Dioscorea batatas Decne., 英名:Chinese yam
 ながいもと呼ばれるものは、棒状で、関西で人気がある。
 いちょういもと呼ばれるものは、イチョウの葉に形が似ており、主に関東地方で栽培され、やまといもとも呼ばれる。
 中国原産で、Dioscorea中最も低温に適応する。イモは茎と根の中間の性質で担根体という。

ヤマノイモ(ジネンジョ)
 学名:Dioscorea japonica, 英名:
 日本原産で、山野に自生し、長いクネクネとしたいもになる。
 



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