12月30日
・12月30日(日)
この日も朝8時起床。昨夜は遅く寝たのだが、何故だがぐっすりと眠れた。
今回の旅で初めて「嘆きの壁」へ向かう。壁の近くには何度も行ったのだが、遠くか
ら見るだけであった。
ホステルを出て旧市街の路地を少し入ると、日本人らしきカップルが歩いてくるのが見えた。
挨拶をすると、やはり日本人だった。エジプトから死海で一泊してエルサレムに入ったとのこと。軽く話をして別れた。
嘆きの壁にいくには、セキュリティチェックを受けなければならない。危険な物を持っていたら、当然の事ながら入れない。アーミーナイフ2本と、超小型アーミーナイフ1本を持っていたのだが、バックの中に入れていたら問題はなかった。以前、ポケットに入れていたときは、リュックに入れろと注意をされた。
セキュリティチェックが終了し、値劇の壁に向かった。左が男性用、右が女性用である。男性の場合は帽子をかぶらなければならないが、持っていない場合には入口近くで小さな紙製の帽子を貸してくれる。
<嘆きの壁>
<嘆きの壁で祈る人>
<夜の嘆きの壁>
男性用の場合、壁に向かって左側にトンネルがある。この中でもお祈りが行われている。しばらく、壁に手をつきお祈りを行った。ふと周りを見ると、日本人らしき人物が2名いた。
日本人かと思って声をかけたが、韓国人だった。日本語で「日本の方ですか?」と尋ねたら、「アイム コーリヤ」と答えた。日本という言葉だけは、理解できたようだ。
嘆きの壁の周りには、何故だか非常に多くの軍人が居る。年が若いせいか、あまり迫力は感じられない。
「写真」
しばらく、壁の周りで時間を潰した。黄金のドームに行こうと思ったが、イスラム教の人以外は入れないとの事。前回も入れなかったので、悔いが残る。
その後、旧市街を歩き回った。買い物をしようと幾つか店に入ったが、前回も色々と買い物をした時と似たような物だったので辞めた。値段の相場が判らないのは辛いが、新市街で買うよりは安いだろう。
旧市街のシュワルマ屋に入ったが、値段的には新市街と変わらない値段だった。その後、イエスキリストのお墓のある教会に行こうとした。運動不足の影響なのか、足に激痛が走るようになった。それほどの距離は歩いてないはずだが、もの凄く足が痛くなった。
ゆっくりとお墓に向かった。教会の入り口の前で足を休めていると、30人程度の若者と神父が団体で出てきた。2列になって行進していく。おそらく、キリストの道を辿るのだろう。足が痛くなければ後ろを付いていったのだが、この状態では無理なので付いてい
かなかった。ちょっと残念。
その後も、旧市街を歩き回った。何となく街のイメージがつかめてきた。午後2時過ぎに旧市街を後にし、新市街に向かった。
新市街を一通り歩き、バスターミナルに向かった。実際の移動は明日なのだが、いろいろと歩いていると行きたくなってしまった。旧市街からは、結構な距離が有る。4−50分程度はかかるだろうか。
バスターミナルの入口でセキュリティチェック。建物は非常に綺麗だ。しばらく散歩した後、バスでホステルに戻った。
しばらく休憩し、午後7時頃夕食を食べに新市街に向かった。
サンドイッチ屋に行って夕食を食べたのだが、非常に美味しい。パンがとても美味しい。
少し早いが、午後9時過ぎに就寝。
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