・12月31日(月)

本日も朝8時過ぎに起床。大晦日なのでエルサレムで新年を迎えたいのだが、残りの日程を考えたら北部地方に行かなくてはならない。

バスターミナルまでバスで向かい、ティベリアに向かった。バスは5-60人程度乗れる大型バスだが、そのうち8割程は軍人だった。当然の事ながら、自分の隣にも軍人が座っている。銃の型番は判らないが、これほど間近で見るのは初めてだ。周りがほとんど持っているので、思ったより迫力は無い。ちなみに弾倉は抜いているので、触ったぐらいで間違っても打たれる事はない。

バスの窓だが、顔の位置までは2重ガラスになっていた。内側にもう一枚のガラスをはめ込んであった。おそらく、防弾ガラスなのだろう。バスが襲撃されても、顔の位置のガラスは防弾ガラスなので、被害を受けないようにしているのだろう。途中までしか2重にしてないのは、上部から反撃するためなのだろうか?

ちなみに、エルサレムからティベリアに行くルートは、危険度4の地域を通るのである。ほとんど、車 は通らない。途中、軍関連の施設に何カ所も寄りながらバスは走っていった。途中で10分程度の休憩が有った。

<休憩所にて> 

3時間ほどでティベリアに到着。ホテルの場所が判らないのでタクシーでホテルに向かった。 ホテルはガリラヤ湖から少し離れているが、心地よい風が吹いてくる。高台から見ると、とても素晴らしい湖だ。チェックイン後、しばらく湖の周りを歩いた。しばらくすると、見たことのあるキャラクターの看板が有った。

そう、

ポケモンの看板である。

 <ポケモンピザの看板> 

しばらく、湖の近くで休んでいた。何とここには、マクドナルドも有った。くつろいでいると、 アラブ人らしき人物が話しかけてきた。近くの街に住んでいる人らしい。帰る時間になったので、家に帰っていった。

 <湖畔の様子1> 

 <湖畔の様子2>

しばらくすると、更に別の人物が話しかけてきた。 日本人が珍しいので話しかけてきたらしい。先ほどのアラブ人もそうだった。

今回の人物はユダヤ人で、ハンガリーから移住してきたらしい。学校の先生らしい。 何故だが車の話になり、マツダ車が一番素晴らしい車の話になってしまった。 日本では「トヨタ・ホンダ・ニッサン・マツダ」の順番だと言ったら驚いていた。

彼から、ガリラヤ湖特産のセント・ピータズ・フイッシュの話になり、魚は一匹5シュケルで漁師から買い上げてると言った。店では40シュケルで出しているとの事。今は観光客が非常に少なくなっているとの事等、ティベリアの事を色々話してくれた。

日も沈み掛けていたのでホテルに戻ろうとすると、夕食の話になった。彼によると、魚は高いのでピザなら安くて良い店を知っていると言い出した。ピザ屋の近くまで来ると、彼は去っていった。 お店自体は、「歩き方」にも紹介されている店だったので、ここで夕食を取る事にした。

ピザは美味しい。しかし、午後6時過ぎから1時間程度店にいたが、他に一人も入って来なかった。儲かっているのだろうか? 

ホテルに戻り、午後9時頃就寝。そういえば今日は大晦日だった。

何となく寂しい大晦日だが、疲れていたので直ぐに寝た。

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