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8月8日(木)

出発ゲートに行ってみるが、物凄い人混みだ。日本人らしきグループも数名いたようだ。ビジネスクラスなので最初に搭乗できると思ったのだが、搭乗のアナウンスと同時にカウンター前が混雑し、とても前にまで進める状態ではなかった。

いよいよ飛行機に搭乗。初めてビジネスクラスに搭乗する。正月時にパリからの帰りにビジネスクラスに座った事は有るが、席だけビジネスクラスで食事はエコノミーというサービスだったので、本格的なビジネスクラスは今回が初めてになる。

<機内写真>

搭乗してみると。日本人らしきCAが居た。流暢な英語を話すので、香港人かと思ったが日本人だった。早速、ウェルカムドリンクが出た。席は通路側で、座席は2−3−2の配列。通路を挟んだ中欧の席には、トランジェットカウンターにて話をした女の子2名が座っていた。どうらや、家族4人での旅行のようだ。

午前1時25分出発予定だったが、30分ほど遅れて出発。ビジネスクラスは満席だった。エミレーツ航空の制服だが、凄く良い。アラビアンチックな服装で、とても気に入ってしまった。

気になるサービス内容だが、「こんな物かな・・」という感じ。食事もそれなりに美味し、飲み物等のサービスも適度に行ってくれる。隣の席にはサウジアラビアのジェッタから来ていたそうだ。

ドバイには、ほぼ定刻の4時30分頃に到着。
14時30分のダマスカス行きまで、半日程度時間が有る。ドバイにはビザ無しで入国できるようになったので、市内観光を行う事にした。
到着ゲートからひたすら歩き、10分以上は歩いただろうか。

書類とか何も書かずに、入国審査官の前でパスポートを出すだけだった。1分ぐらいで直に終了した。特に質問とかもなく、スムーズに通り抜けられた。

時間はまだ朝5時。とりあえず、空港内のロビーで一休みすることにした。3時間程度ロビーでくつろぎ、市内観光に出かけた。タクシー乗り場に行き、ドバイ博物館に向かった。

<ドバイ博物館入り口>

20DHからメータがスタートし15分ほどで到着。ドルしか持ってなかったので10$支払った。外から見たときは、物凄く貧弱に見えた。外から見える建物の大きさがあまりにも小さいのだった。しかしながら、この博物館は地下にメインの空間があり、中は結構大きな建物になっていた。

入場料は3DHだったが、DHを持ってなかったので1$を支払った。
中身は結構面白い。最初に入ったので、他には誰もいなかった。1時間ほど中を見学して外に出た。

時間的にはまだ10時過ぎ。温度計を見ると40度近くを示している。また、湿度も高い。外を少し歩いているだけで、Tシャツが汗だくになってしまった。これほどの汗だくになったのは初めてだ。

ドバイ博物館から20分ほど歩いた所にスークが有るのだが、それほど面白い物ではなかった。適当に歩いていると、対岸まで船が出ていたのでそれに乗った。たしか0.5DHだと思ったのだが、定かではない。

地元の人で満員になり、5分少々で対岸に到着。船に乗っている間はとても心地よい気持ちになってしまった。その後、1時間程度市内を歩いたが、特に面白い物はなかった。

お昼頃になったので、空港に戻ることにした。
タクシーメータは2DHからスタートし、空港には12時前に戻ってきた。
12DHだと思うが、結構安く行けた。

ドバイのセキュリティチェックは厳しかった。トレッキングシューズを履いているのだが、金具を一部使用しているせいで金属反応に引っかかったようだ。靴もX線検査を行い、何とか通り抜けた。

ドバイ空港は入国審査の時もそうだったが、やたらと歩く。一部、動く歩道も有るのだが、とにかく歩く。出国審査後、10分ぐらい歩いて免税店に到着した。ドバイの免税店には期待していたのだが、あまり面白くない。ブランド物には興味が有れば、別だと思うが。

エミレーツ航空のラウンジに期待して行って見たのだが、エミレーツラウンジはクローズしていた。代わりに、共用ラウンジの使用になってしまった。ラウンジそのものは、とても広い。人も少ないせいか、結構くつろげる。

時間になり、飛行機に搭乗。飛行機はエアバス330なので、初めて乗る機種だ。個人的にはエアバスの方が気に入っている。エンジン音も独特の音のような気がする。

シートは2−3−2だが、5列までしかない。液晶モニターは前方の座席の後ろ側に付いているが、画面が大きくて見やすい。定刻より若干遅れて出発。途中の軽食をパスして、熟睡してしまったようだ。現地時間の夕方5時なので、日本時間だと23時になる。会社を出てから30時間後に到着した事になる。

いよいよ着陸という段階になったのだが、何故だか空港上空で一周したようだ。機内で入国用の書類が配られるので、予め記入しておく必要がある。

<到着風景> <シリアの飛行機>

空港に到着。意外にもそれなりに綺麗な空港だ。もっとボロいと思っていたのだが・・・。ビジネスクラスなので最初に降りれたので、入国審査官の所まではスムーズに進めた。

一言二言聞かれたのだが、何を言っているのか聞き取れなかったので、1Week・サイトシーイングと答えただけで通してもらった。

次に手荷物の受け取りに行ったのだが、なかなか出てこなかった。40分ほど経過してやっと出てきた。時に出てきた時には本当に安心した。関空→バンコク→ドバイ→ダマスカスなので、ロストバケージを心配していた。

空港内に出ると、物凄い人だかりになっていた。客引きかとおもっていたが、そうではないようだ。タクシーに乗ってダマスカス市内へ向かった。相場は10ドルと聞いていたのだが、15ドル請求された。これ以上は値切れなかった。

ダマスカスで一泊する予定だったが、日も明るいのでベイルートに向かうことにした。本来ならば明日の朝に移動するつもりだったが、それほど疲れてなかったので、ベイルートまで移動する事にした。

ベイルート行きのセルビス乗り場に行ったのだが、ここの客引きが凄い数がいる。タクシーの運転手に紹介されたセルビスは20$だった。値段を言うよりも先にトランクの中にバックを押し込められてしまった。

10$が相場との情報を聞いていたので、10$にしろと言うと他の運転手が10$で行くと言って来たので、トランクの中から荷物を取り出しその運転手のセルビスに乗ることにした。

車はとてもボロい。しばらくすると子供3人を連れた家族が乗り込んできた。この子供たちのおかげで、けっこう面白くベイルートにまで行けた。
デジカメで写真を撮ったり、チェキ(インスタントカメラ)で写真を撮ったりして楽しんだ。

レバノンに入国するにはビザが必要なのだが、国境でも取得できるので国境で取得する事にしていたた。48時間までのツーリストビザならば無料なのだが、日程的に厳しいと思ったので、2週間のビザを取得する事にした。

<セルビス乗り場> <子供の写真> <夫婦の写真> <国境の写真>


本来ならば2週間ビザでも14$必要のはずだが、セルビスに同乗していたオヤジに10$渡すと、係官が3ヶ月のマルチビザを押してくれた。
本来ならば60$程必要なビザである。とはいえ、このようなビザは必要ないのだが。

途中、セルビスの運転手にチャイをご馳走して貰い、約3時間半でベイルートに到着した。目的のホテルが見つからず、市内を30分以上走り回って何とか到着。

ホテルの周りのお店で簡単な食事を食べ速攻で寝た



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