直線上に配置

<12月31日(日)>

本来の日程ならば、今日からガダーメスに行く予定だったのですが、何と、ドライバーの都合で
キャンセルとなりました。理由は不明なのですが、今日は勝手に市内観光してくれとの事。100ドルの返金もあり、ある意味、良心的かもしれません。

まず向かったのが、「緑の広場」で通称「グリーンスクエア」と呼ばれている場所です。
旧市街の入口近くにもあり、カダフィ大佐がここから演説を行う場所でもあるようです。

 
 <リビア・グリーンスクエア>
 

イスラム教の休日は金曜日のはずなのですが、何故か、日曜日なのに旧市街の商店は閉まっていました。金曜日にN氏が訪れた時には開いていたので、他のイスラム諸国とは少し違うようです。
何件か店が開いていたので、地元民が利用している喫茶店みたいな場所に陣取りました。

 <左側は電話中・右側は水タバコ中> <モスク内で撮影・右側がモスク管理人> 
 

休んでいると、上の写真で電話している人が話しかけてきました。
60歳は超えていると思うのですが、片言の英語を話し「アメリカや日本に行った事がある」との事になりました。観光旅行で行ったとの事で、被っている帽子はニューヨークヤンキースの物でした。
他のリビア人も混じり、我々も水タバコを楽しみ、色々な話をしました。

別れ際に、彼の住所が書かれた絵葉書を渡され、日本からこの葉書を送ってほしいとの事でした。
彼は、この場所に来た外人を見つけては、絵葉書を出してほしいと楽しんでいるようでした。
N氏が帰国後に葉書を投函したところ、ちゃんと返事が返ってきたそうです。

旧市街を一通り観光し、昼食を食べに行きました。
この後の日程では、自由に歩きまわれる時間が限られるため、思い切って高級レストランに入りました。料金見本も置いてあり、それほど高くはありませんでした。たしか、コース料理で30ドル程度だったと思います。

 <前菜?> <スープ>  <サラダ>  <メインディッシュ>  <フルーツ盛合せ> 
 

サービス内容は大変良かったです。味については特別美味しかった訳ではないのですが、旅行中に食べた料理の中では一番美味しかったです。その後、市内を幾つか散策し、ホテルに戻りました。

この日は大晦日だった事もあり、日本から持参していた「年越しそば」を食べる事にしました。
カップラーメンだったので熱湯を貰いに行ったところ、コーヒーメーカーから熱湯を出しカップ麺を作りました。
熱湯を貰うにも色々と苦労しました。対応してくれた人にカップ麺をあげようとしたのですが、獲たいの知れない食べ物に困ったのか丁寧に断られました(笑)。

現地時間で年越しを行い、就寝しました。


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